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物理のおすすめの参考書を17個ランキング形式で紹介します。
物理の初心者向けのおすすめの基礎固めの参考書から共通テストや東大、旧帝などの大学受験で物理を使う人まで難易度別におすすめの物理の参考書から参考書の選び方を解説します。
定番の漆原シリーズの特徴や物理のおすすめの参考書ルートも解説します。
【この記事の監修者:逆転合格専門塾塾長あき先生】
これまで東大京大をはじめとした難関大への合格者を多数輩出してきました。物理から化学から生物まで見事に苦手科目を克服して超難関大に合格した実績をもとに共通テストで高得点をとった生徒が使っていた参考書を中心に紹介します。
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いきなり結論!物理のおすすめ参考書TOP3
受験生の中で、物理の参考書はたくさんあり過ぎて、どれを使っていいか分からない人は多いのではないでしょうか。僕も受験生時代、周りが使っている参考書をとりあえず買って使っていた記憶があります。
そこで、実際僕が使ってみて良かったと感じた参考書TOP3を紹介します!3冊の参考書は、しっかりと取り組めば確実に力がつくものになっているので、ぜひ参考にしてください。
【2023年最新版】物理の参考書ランキング17選
物理参考書ランキング1位は“良問の風”で定番の物理の参考書ですが、物理はこの参考書に始まると言っていいほど大人気の参考書となっています!
順位 | 参考書名 | 物理におすすめポイント |
---|---|---|
1位 | 物理の良問の風 | 良問の風は物理を使う受験生なら絶対は一度は見たことある参考書ですが、物理を始めたての人から入試前の復習すべてにおすすめ |
2位 | 物理の名門の森 | 良問の風が終わってから取り組む人が大半だと思いますが、名門の森もかなりハイレベルな問題集なので難関大志望向けの物理の参考書 |
3位 | 物理の重要問題集 | 物理の問題集ですが化学と同様、基礎から応用まで幅広くそろえており手ごたえのある問題がしたい人におすすめ |
4位 | 物理のエッセンス | 良問の風の前に解く人が多いですが良問の風よりも解説が丁寧になされており基礎から学びたい人はこの物理の参考書がおすすめ |
5位 | 物理基礎問題精講 | 物理の基礎問題精講シリーズは基本的におすすめですが他教科で使っている人などにはおすすめしています |
6位 | 漆原の物理最強の99題 | この参考書は共通テストの物理を終え二次試験に向けてこの参考書を進めていくような参考書になります |
7位 | 物理の道標 | 難問ぞろいのこの参考書ですが、東大京大を目指すような人や物理が得意な人以外はお勧めしないような参考書です |
8位 | 優しくわかりやすい物理基礎 | 物理基礎の参考書になりますが、物理を基礎から理解したい人にはこの参考書で基礎から学びなおすことをおすすめします |
9位 | 一度読んだら絶対に忘れない物理の教科書 | 学校の教科書をより分かりやすくしたような参考書で、全体的に概要が解できていない人におすすめ |
10位 | 難問題の系統とその解き方 | 通称“難系”と言われる参考書で、名門の森を終えた人が進めるもので東大、京大志望の受験生におすすめの参考書 |
11位 | 高校物理の発想法 | 高校物理の問題は最初の問題の見方が重要でここでつまづく人にこの参考書はおすすめ |
12位 | 物理の解法フレーム | この参考書は高校物理を始めて授業はついていけるけど問題を解くのに時間がかかる人におすすめ |
13位 | 宇宙1わかりやすい高校物理 | 高校物理が苦手で全く内容がつかめない人はこの参考書を使うのをおすすめします。 |
14位 | チャート式新物理・物理基礎 | 主に問題演習が中心の参考書で物理を段階を踏んでしっかり点数を伸ばしたい人におすすめ |
15位 | 短期攻略・物理共通テスト | 共通テストに向けて物理の点数を底上げしたい人はこの参考書を使うのをおすすめします。 |
16位 | 一人で学べる秘伝の物理講義 | この参考書は難問を初めたが難しい物理の問題が全く解けない人におすすめ |
17位 | 物理 共通テスト実践模試 | 共通テストの物理の問題集ですが簡単な問題から予想問題まで幅広く |
いかがでしょうか?7冊の参考書の中でしっかり進めていけばどれを選んだにしてもしっかり知識と点数は比例してついてくるでしょう!
物理の参考書選びなら!
物理の参考書選びは受験の勉強計画の中でも重要事項の一つです。物理やその他の参考書選びで迷ったらスタディチェーンの無料受験相談で相談してみよう!
スタディチェーンでは生徒一人一人に合わせた参考書選び、勉強計画を第一志望の講師が正確に行ってくれます!第一志望合格のメゾットや経験をいかした早慶合格率89%のオンライン塾になります。
質問対応も一人の生徒に対し複数人の講師が行い迅速かつ丁寧な解答を届けています。少しでも受験に対して不安や質問がある高校生は是非スタディチェーンの無料受験相談で相談してみてください!
MARCH・地方国公立レベルにおすすめの物理の参考書
ここではMARCH・地方国公立レベルの物理の参考書ルートについて解説していきます!高得点を狙うことが必要とされるこのレベルでしっかり点数が取れるような物理の参考書ルートとなっています!
物理の基礎を理解する参考書なら“宇宙一わかりやすい高校物理”
この参考書は、物理を0から学びたいという人にとてもオススメの参考書です。目に見えない力や概念を扱う学問であるため、とっつきにくく苦手意識を持っている受験生は多いはずです。図解がとても多く用いられているため、直感的に物理現象を理解することができます。
早い段階でこの参考書で物理の基礎固めを終わらせてしまいましょう!
分野別で進めるなら“ 漆原晃の物理基礎・物理が面白いほどわかる本”
この参考書は講義部分と問題部分の二つのパートから構成されています。講義部分では、物理の基本的な考え方がイラストを通してわかりやすく解説されています。物理が苦手な人でもわかりやすく解説されています。その後の演習問題は直前の講義部分のエッセンスが詰まっているため、必ず演習問題までみっちり解いて、問題の定着をはかってください。
先ほど紹介した宇宙一わかりやすい高校物理と少し被っているところがあるため、物理に慣れてきた人は、この参考書をサックっと終わらせてしまいましょう。この問題集を解き終わる頃には、MARCHの簡単な問題はすぐに解けるようになるでしょう。
物理の基礎を確実にする“良問の風”
この参考書は簡単な公式が章の初めに載っていて、その後に、物理の問題が載っているような構成になっています。先ほど紹介した二つの参考書で十分基礎固めが終わった人が、演習用の問題集として取り組むのに打ってつけです。
問題数が少ないため、何周もして全ての問題が見た瞬間に解法が浮かぶくらいに仕上げてください。この問題集が完璧になる頃には、MARCHレベルなら解けない問題は無くなります。このレベルだと、良問の風を完璧にすることを目標にしてください!
短期攻略大学入学共通テスト物理は共通テストに向けた演習用の参考書におすすめ
共通テストに向けて物理のもんだいしゅうを探している人は多いと思います。中には共通テストのみ物理を使う人もいると思います。
そこで共通テストの物理で9割をねらう人はこの参考書がおすすめです。共通テストの物理で一番成績が伸びるのはやはり演習を進めたときです。
MARCHや地方国公立を目指す人も共通テストの物理がしっかりでいれば問題なく点数を取ることができるのでまずは共通テストの物理を完璧にすることを目標にしましょう!
確実に基礎の問題を取るなら“物理基礎問題精講”
共通テストやMARCH、地方国公立で合格するためには物理は基礎の問題をどれだけ完璧にできるかが合格のカギになります。
ですので物理の問題集や参考書も基礎を固めることのできるものを選ぶべきでこの参考書は物理の基礎の問題を多く扱い点数を底上げするような参考書です。
基礎問題精講は数学や化学などの教科でもありますが特に物理の基礎問題精講はより共通テストで頻出の問題を取り扱っているのでMARCH、地方国公立の問題を完璧にしたい人にはおすすめです。
早慶・難関国公立レベルにおすすめの物理の参考書
ここでは早慶・難関国公立レベルにの物理の参考書ルートを紹介します。難問は基礎をどれだけ確実にできているかにかかっているので早めに物理の基礎を完璧にしましょう!
基礎の基礎は“物理のエッセンス”
この参考書は章の初めに物理法則の解説が載ってあり、問題の解法が書いてあります。そこに書かれた解法に従って、その後の演習問題を解き進めていく学習方法になります。
問題は割とシンプルな問題が多く、全て完璧に仕上げると、共通テストで7割くらいは安定して取れるようになります。
この参考書のデメリットは解説が少し少ないと言われていることです。
しっかり読み込めば、困ることはないと思うのですが、もし講義系の物理の参考書が欲しくなれば、先ほど紹介した、宇宙一わかりやすい高校物理や大学入試 漆原晃の 物理基礎・物理が面白いほどわかる本と併用するのもいいと思います!
問題演習を始めるなら“物理重要問題集 物理基礎・物理”
この参考書は基礎が固まった後に演習問題に取り組みたい人にオススメです。逆にいうとこの問題集に取り組んでみて、問題が解けないなと感じることがあれば、基礎を固めることを徹底してください。この問題集は、A問題とB問題に分かれていて、A問題には少し優しめの問題が、B問題にはかなり難しめの問題が載っています。オススメの使い方はA問題を何周かして完璧に定着させるやり方です。
早慶レベルの問題の導入は“一人で学べる秘伝の物理講義”
一人で学べる秘伝の物理講義の特徴としては分野別に分かれている点で自分の弱い分野の補強が可能ができます。早慶レベルの問題を演習をする際には徹底的に対策をするので、頻出の分野を強くすることが重要になります。
ですのでこの参考書を使って早慶レベルの物理の問題にも対応できるように自分の弱い分野をしっかりカバーできると早慶レベルの問題でも合格点を取ることができます。
MARCHからステップアップするなら“物理の標準問題精講”
先程紹介した物理の基礎問題精講よりもワンステップアップしたこの標準問題精講は難関大受験生には必須の問題集で、標準と書いていますがかなりレベルの高い問題とそれに沿った解説がなされていて難関大の物理を解くならこの参考書でしょう。
標準問題精講は一周で終わらせるのではなく何周もしてしっかり完璧にしないと成績が伸びにくいです。基礎の問題から実際の早慶レベルの問題まで幅広く揃っているので何周もして確実な力をつけていきましょう!
難関国公立の記述の参考書なら“一人で学べる秘伝の物理問題集”
難関国公立では物理の記述が必須になります。特に旧帝大といった難関大では物理は記述ができないと点数を大幅に落としてしまいます。
ですので物理の記述力をつけないとと考えている受験生はこの参考書でどのような記述をすれば減点されないのか最大限点数を取ることができるのかを知ることが重要です。さらにこの参考書は先ほど紹介した秘伝の物理参考書と合わせて進めることで効率的に物理の点数を伸ばすことができます!
国公立医学部・東大京大レベルにおすすめの物理の参考書
ここでは国公立医学部・東大京大レベルのトップレベルの物理の参考書ルートを紹介します!難問は当たり前そのさらに先で点数を取るにはこの参考書ルートは必須です!
難問は解けて当たり前の“名門の森”
この参考書は基礎が十分に固まった難関大学の受験生が、演習用の参考書としてうってつけの参考書です。シンプルな構成になっていて、図解による説明や別解の紹介など、難関大学でも通用する応用力が身に付きます。
名門の森の問題の難易度は、かなり難しいものになっているので、集中して取り組んでください。
私もこの参考書に取り組んで、物理の点数がかなり高得点で安定するようになりました。
ただし、この参考書を完璧にするだけでは、国公立医学部・東大京大レベルだと物理で平均点くらいを取れるようにはなりますが、アドバンテージを取ることは難しいです。
自分がどの教科で点数を取りたいのかを考えて、次の参考書に取り組むか否かを決めてください。
物理の難問を解くなら“難問題の系統とその解き方物理”
難問題の系統とその解き方物理は名門の森を終えた後にこの参考書を解く受験生が多く、東大京大の理系受験生であれば解くべき参考書の一つです。
物理の問題集の中でも特に難問の接し方、解き進め方について詳しく丁寧に解説してくれる参考書になります。難関大の頻出パターンをしっかり抑え難関大に合格するための解法を習得できると思います。難関大に合格するためにはこの参考書は必須と言えるでしょう
大学レベルの物理の考え方を鍛える“理論物理の道標”
理論物理の道標は受験物理の参考書のなかで一番難しい参考書だと思います。
この参考書の構成は初めに微分積分の概念を用いて、物理の公式が導出され、丸暗記せざるを得なかった物理の公式が手に取るようにわかるようになります。
その後、演習問題が多数収録されているのですが、難関大学で頻出のパターンから、その場で誘導に乗って解かなければいけない問題まで多岐にわたって収録されています。
私もこの参考書を用いて、物理の本質から高校物理の問題を解けるようになりました。ただ、この参考書はとてもとても重いものになっています。物理が好きで無双したいという気持ちがない限り、手を出すことはオススメしません。
しかし、この参考書を完璧にすれば、高校物理で解けない問題は文字通りゼロになります!
また、演習問題だけでも質の高い問題が集められているので、講義は読まずに、問題部分だけ解くのもありだと思います。
物理の難問に対応するなら“東大の過去問”
東大の過去問は東大を受ける受験生だけでなく京大東工大を受験する受験生にもおすすめです。東大の物理の問題は東大ならではと言うわけでなくしっかりロジックに沿って問題がつくられているのでお勧めです。
東大レベルの受験生は物理で点数を取ることが重要になってくるので東大の過去問や第一志望の過去問をといてしっかり対策と傾向を抑えて物理の勉強を進めましょう!
物理の参考書のおすすめの選び方
物理の参考書は多くありますが、受験生は物理の参考書の一冊で大きく成績が変わってきますので物理の参考書の選び方は重要になります。そこで物理の参考書のおすすめの選び方を紹介します!
物理の参考書は自分のレベルに合った参考書を選ぶ
物理の参考書の選び方の中で一番重要なのは自分のレベルにあった参考書を選ぶことで自分に合った参考書でないといくら演習を重ねても成績を伸ばすことはできません。
物理の参考書を進める中でステップアップできるような解き進め方をしないと最短で点数を伸ばすのは厳しいので自分の物理偏差値や受験までの日数、目標としている第一志望を考えて参考書を選ぶことが大事です。
講義系の参考書と演習系の参考書は使い分ける
物理の参考書は大きく分けて2種類あって講義系の参考書と演習系の参考書です。物理を根本から理解できておらず全く問題に手が付けられない人は問題演習より物理を理解できるような講義系の参考書を選ぶべきです。
逆に偏差値50代で伸び悩んでいる人は問題演習が圧倒的に不足しているので問題演習系の参考書を選ぶと成績が一気に伸びます。
物理の参考書を選ぶ際に一度自分が物理で伸び悩んでいる原因をしっかり分析し実際に参考書を手に取りどれが自分が進めやすいのか、取り組みやすいのかを考えて物理の参考書を選ぶことをおすすめします。
物理の参考書を使う時のおすすめのポイント
物理に参考書を使う際に何点か気を付けなければならないポイントがあります。物理の参考書を使って成績を伸ばすためのおすすめのポイントを紹介します!
物理の参考書を使う時のポイント1 わからなければ答えを見よう
物理は数学とは違い、パターンを暗記することがかなり重要になってきます。一つの問題に30分取り組むよりも、この問題はわからなかったと割り切って、答えを見ましょう。
そして、その問題に×印をつけてしっかり復習をしてください。どこでわからなくなったのか、何か公式を忘れてしまっていたのか。そこを明確にすることで、同じ間違いを繰り返さないようになります。
何周も何周も同じ参考書を繰り返して学習することで、物理の問題が見た瞬間解法がわかるというものにしていってください。
物理の参考書を使うときのポイント2 1周だけでは終わらせない
物理の参考書を進める際に他の教科と同じ使い方で一冊を終わらせたらすぐに次の参考書に取り組む受験生を見かけますが、それは大きな間違いです。
物理の参考書は一冊に物理の点数を上げてくれるポイントが多くあるので一周でその参考書が終わることはなく何周もしてやっとその参考書をフル活用できたと言えます。
物理の解き方は多くあるので2周目以降で別解などの解き方も習得できると1段階上の物理の勉強ができ、難問を解き進める際に大きく役立つでしょう!
物理を参考書を進めるときに微分積分は必要?
これは多くの受験生が物理を解いていく中で、一度くらいは思う疑問ではないでしょうか。結論から言うと、超難関大学を目指す人ではない限り必要ではないです。ほとんどの大学受験の物理の問題は、微分積分の概念を使わなくても解けてしまいます。
しかし、東大京大や早慶レベルを目指している受験生は、物理の背景に微分積分が隠れているということを理解してほしいです。実際に問題を解くときに微分積分をバンバン使用することはあまりないですが、問題の背景となっている知識がわかるため、問題の本質を見抜くことができるようになります。
このレベルの大学の問題の中には、微分積分を使わなけば解けない問題があるため、微分積分の概念を理解することで更なる得点アップが期待できます。
東大生直伝!やっててよかった物理の勉強法
物理を勉強していく中で、私がやってよかったと思う物理の勉強法を力学、熱力学、波動、電磁気、原子の五つの分野に分けて紹介します。
物理の特徴
理系受験生で一番差がつきやすい科目は物理だと私は考えます。物理は勉強した時間分だけ点数に直結する科目であるからです。数学は覚えなければいけない公式や、問題のパターンが全部で数百個もあると言われていますが、今回紹介する物理は、公式や覚えなければいけないことは100個程度しかありません。
つまり、それさえ覚えてしまえば、受験で物理で解けない問題は無くなります。物理を勉強することで大学合格への道がグッと近づきます!
高校物理は力学、熱力学、波動、電磁気、原子に分類することができます。
物理の初歩の初歩“力学”
力学は物理の中で一番メジャーな分野です。どこの大学も大体大問1は力学を出題してきます。力学で大事なことは、力を正しく書き込めるかということと、運動方程式を正しく立てることができるかということです。
初めの方の簡単な問題はこの二点を意識せずとも解けるのですが、大学入試で実際に出題されるレベルになると、一気に解けなくなるという現象が起きてしまいます。面倒くさがらずに、力の書き込みと運動方程式の立式は完璧にできるようにしておいてください。
物理の最初の難関“熱力学”
熱力学は物理の中で一番パターンが少なく、得点しやすい分野と言えます。大きく気体分子運動論と熱学の二つに分かれています。
気体分子運動論はパターンを覚えなければまず問題を解くことはできないです。有名な問題は、立方体の中で一分子の理想気体を考える問題です。どの問題集にも載っているのでその問題を誘導なしでも解けるレベルまで演習してください。
熱学もパターンは少ししかないので自分のお気に入りの問題集で周回して問題の解き方を暗記していってください。
出題される数は少ないが難問ぞろいの物理の“波動”
波動分野は光と波の二つの分野に分かれています。光の屈折や反射の問題は割と簡単で得点源にもなるのですが、この分野には干渉という物理を勉強している受験生が最も苦手としている分野の一つがあります。
干渉の問題は問題を解く上での近似の仕方を覚えなければならず、1個の問題あたりに覚えなければいけない事が多いです。ヤングの実験やニュートンリングなど、問題ごとのパターンを一つ一つ丁寧に覚えていってください。
難関大で出題必須の“電磁気”
電磁気分野は電気分野と磁気分野の二つに分かれています。物理を勉強している受験生は電磁気を最も苦手としている傾向があります。つまり、電磁気を完璧にすると物理で大きく差をつける事ができます。
電磁気分野は電子などを扱うため、スケールが小さく、電場や磁場など概念的なものを考えるため、難しいと思われがちです。基礎の概念をサボらずに理解することが電磁気分野を極める近道です。
オススメはコンデンサーの分野を完璧にする事です。覚えることは多いですが、物理の中で最頻出の分野なので、得点源になります!
ごく稀に出題される“原子”
原子分野はあまり頻出ではありません。ですがここ最近、原子分野を一つの大問として出題する大学が増えています。全く対策しておかないとごっそり減点されてしまうため、受験期直前に対策することをお勧めします。
原子分野は難しい概念を扱うため、独学しようとするとわからないことがたくさん出てきます。私のおすすめの勉強法はYou Tubeで解説動画を見ることです。最近はYou Tubeも質の良い動画がたくさん上がっているので、活用して勉強するのもありだと思います。
まとめ
理系の大学を受験するときに理科は得点源になります。物理の参考書は多くありますが、その中でもおすすめの15選を紹介させていただきました。物理は少し詰め込んで、演習問題をたくさん解けば、かなり安定して取れるようになる教科です。たくさん問題演習を重ねて志望校の合格に近づいていってください!
物理を含め受験の中で時間がある人も時間がない人も第一志望合格のために勉強計画は欠かせません。大学受験を専門としている塾の中で勉強計画に特化した塾は少なく、受験で一番重要なところにかけている塾が大半です。
しかし逆転合格専門塾はその大学受験で一番重要なところを全力でサポートする塾です。生徒の第一志望の大学の現役生、卒業生が講師を担当し、生徒が第一志望に合格するまで全力でサポートしていきます!
化学のおすすめの参考書ランキング11選を東大生が解説!【大学受験】