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現代文のおすすめの参考書をランキング形式で17冊紹介します。
小説、読解、キーワードの習得など分野別にかつ東大志望からMARCH志望から共通テスト対策から初心者の基礎レベルまでレベル別に現代文のおすすめの参考書を詳しく解説します。
現代文のおすすめの参考書ルートから私大の現代文対策におすすめの参考書も紹介します。
【この記事の監修者:逆転合格専門塾塾長あき先生】
これまで東大京大や早慶をはじめとした難関大学への合格者を300名以上輩出してきました。その中で今回は現代文の参考書の中でも特に合格者が多く使っていた参考書を中心に紹介します。
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現代文のおすすめの参考書ランキング17選
現代文のおすすめの参考書ランキング17選を紹介します。
順位 | 参考書名 | 画像 | 出版社 | 公式URL |
---|---|---|---|---|
1位 | 入試現代文へのアクセス 基本編 | 河合出版 | 詳細はこちら | |
2位 | 大学受験Nシリーズ 船口のゼロから読み解く最強の現代文 | 学研 | 詳細はこちら | |
3位 | 田村のやさしく語る現代文 | 代々木ゼミナール | 詳細はこちら | |
4位 | 入試現代文へのアクセス 発展編 | 河合出版 | 詳細はこちら | |
5位 | 現代文 キーワード読解[改訂版] | Z会 | 詳細はこちら | |
6位 | 入試現代文へのアクセス 完成編 | 河合出版 | 詳細はこちら | |
7位 | 大学入試問題集 柳生好之の現代文ポラリス[3 発展レベル] | KADOKAWA | 詳細はこちら | |
8位 | 現代文読解力の開発講座 〈新装版〉 | 駿台文庫 | 詳細はこちら | |
9位 | きめる! 共通テスト現代文 | 学研 | 詳細はこちら | |
10位 | 共通テスト 現代文 集中講義 | 旺文社 | 詳細はこちら | |
11位 | イラスト図解でよくわかる!現代文読解のテーマとキーワード | 学研 | 詳細はこちら | |
12位 | ことばはちからダ!現代文キーワード | 河合出版 | 詳細はこちら | |
13位 | 現代文と格闘する | 河合出版 | 詳細はこちら | |
14位 | 新版完全征服 頻出 入試漢字コア2800 改訂版 | 桐原書店 | 詳細はこちら | |
15位 | 大学入試 銀の漢字 必須編 | 水王舎 | 詳細はこちら | |
16位 | 漢字一問一答【完全版】 | 東進ブックス | 詳細はこちら | |
17位 | 入試漢字マスター1800+(プラス) -四訂版- | 河合出版 | 詳細はこちら |
現代文の読解におすすめの参考書3選
「現代文は日本語で書かれているんだから、できて当たり前」こんな風に思っている受験生は非常に多いです。
しかし、現代文は日本語で書かれているからこそ、文章の難易度がそもそも難しく、難易度の高い文章の中で「日本語のルールを本当にわかっているか」ということを質の高い状態で問われます。
ですので、「言われてみればわかる」日本語のルールを本当に自分が読解・解答のときに意識することができているかがとても大切です。
それを確認するためにも、実際に問題を解いて解答力を上げていく必要があります。
現代文の読解におすすめの参考書を5つ紹介します。
入試現代文へのアクセス 基本編
現代文が苦手な人におすすめの現代文の読解の参考書は入試現代文へのアクセス 基本編です。
この現代文の参考書・問題集は、基礎をしっかりと身につけるのに適していると言えます。
問題の難易度は比較的低く設定されており、本文解説が詳細に行われているため、答え合わせだけでなく、自身の読解とのずれを確認するのにも役立ちます。
「入試現代文へのアクセス 基本編」は、わかりやすい現代文の参考書であり、苦手な人にもおすすめです。全体で16問の問題が掲載されており、文章の構造や問題の解き方などが非常に詳細に解説されています。現代文の偏差値が40台など、苦手意識のある人でも取り組むことができるため、最初の参考書として最適です。
現代文の問題に苦手意識を持つ場合、いくつかの原因が考えられます。
多くの人が苦手と感じる箇所は、読解力の不足です。本文の内容を理解することも重要ですが、さらに重要なのは各問題で何を求められているのかを正しく読み取るための読解力です。
読解力が不足していると、得点を獲得することが難しくなります。
また、現代文で頻繁に取り上げられる概念や考え方についての知識が不足している場合も、問題の意図を理解しにくくなる可能性があります。
これらの苦手の原因を解消するのに役立つのが、「現代文へのアクセス」シリーズです。
- 現代文がぜんぜん読めない。点数が取れないという受験生
- 高校基礎レベルの現代文ですでにつまづいてしまっている受験生
におすすめしたい現代文の参考書です。
入試現代文へのアクセス 発展編
「入試現代文へのアクセス発展編」は、比較的簡単な問題が多いため、基礎を確実に身につけるのに最適な参考書です。詳細な本文解説が提供されているため、単に答え合わせをするだけでなく、自身の読解方法との差異を確認することも重要です。問題の難易度は標準私立大学レベルに向上しています。
この現代文参考書には記述問題も含まれており、選択問題のみが出題される私立大学の入試を受ける人にも役立つ内容です。したがって、一通り解くことをおすすめします。
「入試現代文へのアクセスシリーズ」は、解説がわかりやすく、簡潔にまとめられています。そのため、現代文の読解問題が苦手な人でも、回答を導き出すまでのプロセスを正しく理解することができます。
掲載されている問題は、入試問題そのままではなく、ある程度加工されて解きやすい形式になっています。入試問題をベースにしながら解き方を学ぶために最適な直截な形式です。
現代文へのアクセス発展編は、
- 現代文の波をなくして、高得点を取り続けたいという受験生
- 要約をしてみたいが、方法論がよくわかっていない受験生
におすすめしたい現代文の参考書です。
難関私大志望におすすめの現代文の参考書
難関私大志望におすすめの現代文の参考書を2つ紹介します。
船口のゼロから読み解く最強の現代文
この参考書は代々木ゼミナールで大人気の現代文の授業そのままの軽やかな語り口で、現代文読解の「正しい基本」をていねいに講義します。スポーツでも勉強でも、まずは「正しい基本」を知ることが必要です。「現代文の読み方がわからない」「現代文はフィーリングで解いている」という人にぴったりな1冊です。
- 実践を交えて、現代文の読解力を上げていきたいという受験生
- 読解法をある程度インプットしたのに、それを意識して演習ができていないという受験生
といったような受験生におすすめしたい参考書です。
入試現代文へのアクセス 完成編
入試現代文へのアクセス 完成編は、難関私大であるMARCH以上を志望している方におすすめの現代文の参考書です。
特に現代文が得意な人、現代文を自分の武器科目にしたいという人向けの参考書です。
「入試現代文へのアクセス完成編」の特徴は、16題の問題に記述形式を含む高度な現代文が収録されていることです。さらに、各問題の解き方や重要な語句について詳細な解説がされています。
「入試現代文へのアクセス完成編」は、難関大学レベルの記述問題を練習するための現代文の参考書です。
同じ出版社から発売されている「入試現代文へのアクセス」シリーズの中で、最も難しい問題が含まれています。本文の読解方法や設問の解き方がわかりやすく解説されているため、現代文のスキルを向上させたい人には特におすすめです。
最初に、姉妹編の「入試現代文へのアクセス基本編」や「入試現代文へのアクセス発展編」などから取り組んでみてください。そして、その後に「入試現代文へのアクセス完成編」に挑戦しましょう。
また、志望する大学の過去問に取り組んだけれども解き方がわからなかったという人にも役立つでしょう。
「入試現代文へのアクセス完成編」は難易度が高い現代文の参考書ですので、取り組む前に同じ出版社から発売されているより簡単な姉妹編教材である「入試現代文へのアクセス基本編」や「入試現代文へのアクセス発展編」を解いてから、着手することをおすすめします。
- 現代文はそこそこ得意だが、難しい文章・問題になると点数が安定しないという受験生
- 読解法をある程度勉強したので、ハイレベルな文章・問題をガシガシ取り組んでいきたいという受験生
におすすめしたい現代文参考書です。
現代文と格闘する
『現代文と格闘する』は、早慶や旧帝大レベルの難関大学に対応できるハイレベルな現代文の参考書です。
扱われている問題の難易度が高く、問題を解くというよりは筆者の主張や言いたいことを読み取ることに主眼が置かれています。
掲載されている長文読解のボリュームが多いことや、内容が難しいといった要素があるため、繰り返し学習して身につけていくことが前提の参考書です。また、MARCHの入試レベルの現代文の実力は身に付けた上で取り組むことようにしましょう。
現代文の基本的な解き方が分からない段階で『現代文と格闘する』に取り組んでしまうと、難しすぎて学習効率が低いです。基本的な問題は解けるようになってから『現代文と格闘する』に挑戦するようにしましょう。
この現代文参考書は、大きく分けて3つのパートに分かれています。
第一部では「語句のイメージ」、第二部では「文章の読み方」、第三部では「演習」と、基礎から実践まで網羅されているのがこの現代文参考書の特徴です。
- 現代文の圧倒的な力を身につけたいと考えている受験生
- 基本的な読解力・解答力は身につけたのに、点数が伸び悩んでいるという受験生
におすすめしたい現代文参考書です。
現代文の漢字のおすすめの参考書4選
現代文の漢字問題は配点が少ないとはいえ、周りの受験生はは基本的に点を落とさない分野なので、差をつけられないようにしっかり学習しておきましょう。
入試漢字マスター1800+
この現代文の漢字の参考書には、大学受験で必要な約1800語の漢字が収録されています。その中には、「書き取りが1200語」「読みが400語」「四字熟語が200語」というカテゴリに分けられた漢字が含まれており、大学受験で出題される漢字のほぼ全てを網羅しています。
つまり、この一冊だけで大学受験における漢字の対策は十分にできる内容となっています。ただし、収録されている語数が1800語とやや多いため、必要な範囲まで徹底的に対策する必要はないかもしれません。
漢字一問一答【完全版】
<特徴>入試頻出漢字を厳選して収録
入試問題を分析し、特に頻出の漢字を厳選して収録。問題はすべて「横書き」で出題。出題漢字とともに「語句の意味」「漢字の訓読み」「類義語・対義語」を掲載。
この現代文の漢字参考書は実際に入試に出題された問題から、特に頻出の漢字を厳選して収録されており共通試験形式問題にも完全対応しているため、共通試験対策で漢字の勉強がしたいという人にはこの参考書に取り組んでもらいたいです。
銀の漢字ー必須編
この現代文の漢字参考書は、実際の入試問題を分析し、特に頻出する漢字を厳選して収録しています。すべての問題は「横書き」で出題されており、出題される漢字に加えて、「語句の意味」「漢字の訓読み」「類義語・対義語」も掲載されています。
この参考書は、実際の入試問題から頻出の漢字を重点的に取り上げ、共通試験の形式にも完全に対応しています。そのため、共通試験の対策として漢字の勉強をしたい人には、ぜひこの参考書を取り組んでもらいたいです。
新版完全征服 頻出 入試漢字コア2800 改訂版
<頻出入試漢字コア2800の特徴>
この現代文の漢字参考書は、漢字を「書く」や「読む」だけでなく、語の意味もしっかり学習できるように工夫されています。漢字の横には、その例文における語の意味を簡潔に掲載しているため、漢字の意味を覚えることもできます。さらに、例文の中に語の意味を織り込んだ「分かる」コーナーや、意味から考えるテストも用意されています。
この現代文の漢字参考書の一番の特徴は、その「網羅性」の高さです。書く・読む・分かるといった基本的な要素だけでなく、同音・同訓漢字や似た形の漢字、間違いやすい漢字、特定の言葉に結びつきやすい漢字、対義語、類義語、四字熟語、入試問題、新しい常用漢字など、非常に多岐にわたる内容が網羅されています。
そのため、この参考書は、志望する大学の漢字の配点が高いか、難しい漢字が多く出題される場合や、時間に余裕のある浪人生に特におすすめです。
現代文のキーワード習得におすすめの参考書3選
現代文の参考書を解いていると、普段聞かないようなキーワードの意味を問われることが多くあります。「小説は読めるけど評論文を理解するのが難しい」と感じている人ほど、国語を学ぶ上で必要なキーワードを抑える必要があります。
ことばはちからダ!現代文キーワード
この現代文の参考書は、1つのキーワードに対する解説や例文が豊富に掲載されている点が大きな特徴です。難易度の高いキーワードでも、詳しく学ぶことができるように例文や解説が提供されています。
『ことばはちからダ!』は、現代文の読解に不可欠なキーワードが掲載されている参考書です。
皆さんの中でも現代文では単語や語彙の学習が軽視されており、語彙の勉強をしている人は少ないように思います。ことばはちからダ!現代文キーワードを使ってしっかりとキーワード知識を備えていきましょう。
現代文キーワード読解
この現代文キーワード読解という参考書は、現代文の評論問題に苦手意識を持つ人々を助けるために最適なツールとなり得ます。さらに、評論文を読むことに対する抵抗感も軽減されます。
この参考書は、現代文を解く上で必要不可欠なキーワードと知識を、たった1冊で習得することができます。構成は、右側に簡潔な文章が掲載されており、その下に要約が記載されています。また、左側のページには語句とそれに関する説明が書かれています。
イラスト図解でよくわかる!現代文読解のテーマとキーワード
この現代文の参考書「イラスト図解でよくわかる!現代文読解のテーマとキーワード」は、評論文の読解に必要な「背景知識」と「キーワード」を豊富なイラスト図解と共に分かりやすく解説しています。
現代文で頻繁に取り上げられるテーマやキーワード(例えば言語、文化、経済など)を学ぶことで、複雑な文章をスムーズに読み解く基礎をしっかりと身につけることができます。
また、この参考書を使用することで、現代文特有のキーワードを学ぶだけでなく、評論文の読解を容易にするための頻出のテーマについても学ぶことができます。つまり、一石二鳥の効果がある現代文の参考書となっています。
現代文の初心者におすすめの基礎レベルの参考書3選
志望校に合格するために必要な現代文の読解力を身につける上で初心者におすすめの参考書を紹介していきたいと思います。
田村のやさしく語る現代文
現代文に苦手意識を持っている人には、『田村のやさしく語る現代文』という参考書がおすすめされています。この参考書は、代々木ゼミナールから出版されており、大学入試の現代文読解に特化した入門書であり問題集でもあります。
大学入試の現代文は、高校の授業とは大きく異なるものです。そこで、この参考書では入試の現代文読解方法を初歩から学ぶことができるように、特に現代文が苦手な人を対象に編集されています。
この現代文の参考書は、現代文が苦手で読解力に自信のない方に最適な参考書です。
基本的な文法に触れながら、例えば助詞の使い方が文章の意味をどのように変えるのかなど、丁寧に解説しています。
- 「現代文はそこそこフィーリングで解けてしまうけど、点数の波が激しい」
という人は、先ほど紹介したものよりも1つ上のレベルの読解法をインプットして、問題演習に取り組みながら、自分の足りないところを分析していくという勉強法をおすすめします。
現代文の解法 読める!解ける!ルール36
『現代文の解法 読める!解ける!ルール36』は、初めて現代文を学習する人向けの参考書です。この参考書では、正しい読み方をわかりやすくまとめており、全4章にコンパクトにまとまっているため、勉強しやすい特徴があります。
この参考書には、評論が9つ、小説が3つの文章題がありますが、自分が志望する大学の入試形式で小説の問題が出ない場合は、小説の3題に取り組む必要はありません。
現代文の解法 読める!解ける!ルール36をAmazonでみる
東大など難関大志望におすすめの現代文の参考書
- 「現代文はフィーリングで解けてしまうし、得点も安定しているけど、正しい読解法を学習しておきたい」
- 「現代文を自分の武器にしたいため詰めるとこまで詰めて勉強したい」
という人は、難易度の高い読解法をインプットできる参考書を活用するのがいいと思います。
そのために、活用できる難関大志望におすすめの現代文の参考書をいくつかご紹介します。
現代文読解力の開発講義
この現代文参考書は駿台文庫から出版されている『現代文読解力の開発講義』という参考書です。
「開発講義」という参考書名ですが、東大や阪大の問題も掲載されていることから、このレベルで紹介しています。
この参考書の最大の特徴は、「しかしが来たらマーカーを引く」のように、方法論がとにかくはっきりしているので学習しやすいという点です。
他の参考書であると、「逆接に注意」のような記述ですが、試験で実際にどう読んでいけばいいかという部分がルール化されているので、実際に解くときに方法論を運用しやすいです。
ただ、マーカーをつけることが目的化してしまう危険性があるので、読むためにマーカーを付けているということは忘れないでください。
- 現代文はそこそこフィーリングで解けてしまうし、得点も安定しているけど、正しい読解法を学習しておきたい受験生
- 現代文におけるハイレベルの読解法を学習したい受験生
といった受験生におすすめしたい参考書となっています。
大学入試問題集 柳生好之の現代文ポラリス[3 発展レベル]
この現代文の参考書は偏差値60の壁を破りたい人におすすめの現代文参考書問題集です。
偏差値60台の方はさらに力を伸ばすために、柳生好之の現代文ポラリス[3 発展レベル]でよりレベルの高い問題文にチャレンジしてみましょう。
偏差値60台になると、すでに基本的な読解力は身についていると思われます。ここからさらに偏差値を伸ばすためには、現代文の参考書に取り組む際、難易度の高い問題も取りこぼさないようにすることが大切です。
そのためには論理的思考力が鍛えられるような現代文参考書・問題集がおすすめです。また現代文の問題を確実に解くためのテクニックに言及した問題集もあります。偏差値を70台まで押し上げたいけど伸び悩んでいるという方は、そういったテクニックを身につけるのも一つの手です。
- 現代文で偏差値60の壁を破りたい人
- 難易度の高い問題も取りこぼしたくないという人
といった受験生におすすめしたい参考書です。
現代文のおすすめの参考書の選び方
現代文のおすすめの参考書の選び方を解説します。
現代文には読解およびキーワード対策および漢字の3種類の参考書がある
現代文の参考書を選ぶ上で種類としては、読解およびキーワード対策および漢字の3種類の参考書が存在ます。
受験における現代文の参考書学習のメソッドというのは中々確立されていないのではないかと感じることがあります。
英語であれば、単語帳や英文法書、英文解釈の参考書から英語長文の参考書まで、さまざまな参考書が種類豊富に展開されており、ある程度この偏差値帯の人はこの参考書を、ここまで偏差値を挙げたいという人はこの参考書を、英単語帳はこの数種類の中から選ぶことをおすすめします。
といったようにある程度体系化されているのは受験生であれば理解できるかと思います。
しかし、現代文の参考書学習に限っていえば、そうではありません。英語の学習とは違い、どんな参考書をどのような順序で取り掛かればいいのかといったことが中々体系化されていません。
そこで現代文においては、読解およびキーワード対策および漢字の3種類の参考書があると覚えておいてください。
自分のレベルに合っている現代文の参考書を選ぶ
自分のレベルにあっていない現代文参考書を選んでしまうと、お金の無駄になってしまうどころか学習進捗に大きな影響を及ぼしてしまいます。現在の実力が偏差値50あたりの実力しかないにもかかわらず、背伸びをして偏差値70の実力を持つ人が使うような参考書に手を出してしまうと学習効率が格段に落ちてしまいます。
自分が志望校合格に向けて、力をつける・足りないものを埋めるために使うのが参考書です。
現代文参考書を選ぶ際には、絶対に自分のレベルにあっている現代文参考書を選ぶようにしましょう。
あくまでこの記事に載せてある情報はあくまでも参考でしかありませn。「この記事に載っていない参考書には取り組んではいけないんだ」という風に考えるのだけは、絶対にしないようにしてください。
志望校と自分の距離を測り、当記事などを参考にしつつ、最終的には自分で必要な参考書を判断してください。
本屋で参考書を選ぶのは絶対にだめ
よく本屋で現代文の参考書を選んでいる人を見かけますが、できるだけその行為は控えた方が良いです。
その理由は、時間が無駄になる可能性があることと焦って現代文の参考書を選んでしまう可能性があることです。
現代文の参考書を選ぶには時間がかかりますし、他の教科の参考書や漫画コーナーにも気が向いてしまいます。
そのため現代文の参考書ルートについて事前にある程度知っておくことも重要です。
現代文のおすすめ参考書ルートを徹底解説!おすすめの参考書も紹介!【大学受験】また、本屋によって置かれている現代文の参考書は様々ですので、自分が欲しい参考書がその本屋にない場合は、無理に参考書を購入するよりも、自分の現在のレベルと志望校の特徴を考慮して現代文の参考書を選ぶことが一番です。
もし自分ひとりでは現代文の適切な参考書がわからない場合は、スタディチェーンという勉強計画を立ててサポートしてくれる塾を調べるのもおすすめです。
現代文の参考書選びのコツ
- 「現代文の参考書はどれを選んだらいいのかわからない」
- 「現代文ってセンスで解くものだから勉強する必要はないんじゃないの?」
- 「大学受験における現代文の勉強を独学で最速で終わらせたい」
このような悩みを持つ受験生は数多くいるのではないかと思います。
現代文はセンスではなく参考書を通して解き方を習得する
そのため、多くの受験生は現代文の参考書学習をどのように勉強すればいいのかがわからず後回しにしてしまい、結果として「現代文はセンスで解くもの」だ。といった間違った結論に至ってしまうのです。
私自身も、現役の受験生のころは現代文の参考書選びはすごく悩みました。なぜなら、どういう参考書を使って、どのような勉強法をしたら、現代文参考書で点数があがるのかというイメージが中々持てなかったためです。
ただ結果的には独学で十分に早稲田や慶応レベルの問題がサクサク解けるようになりました。
現代文の参考書学習の前に現代文に必要な力を確認しましょう。大学受験における現代文に必要な力には、具体的には「3つの軸」をしっかりと勉強する必要があります。それは、
- 漢字
- 現代文のキーワード
- 文章の読み方・論理展開
の3つとなります。
この3つを段階的にマスターすれば現代文はだんだんと解けるようになります。
現代文の参考書で必要な語彙力(漢字・キーワード)を身に着けよう!
大学受験の現代文では、参考書学習でしっかりと語彙力をつける必要があります。現代文が苦手な受験生はこの現代文の語彙の部分をないがしろにしている傾向があります。
現代文は日本語で、文章自体は読むことができるわけだからわざわざ語彙の勉強をする必要がないと考えてしまう受験生がとても多いです。しかし、大学受験の現代文は日本語ではなく別の言語ととらえて、しっかりと参考書学習に取り組みましょう。
評論文を読むに当たってキーワードの暗記は早慶、旧帝大以上を目指すなら今すぐ
高校生、浪人生含め受験生の中には、読書好きな人もいることと思いますが、現代文の「評論文」を読んでいる人はほぼいないに人でしょう。また、普段から本を読んでる人は、現代文評論文特有のキーワードと呼ばれる「蓋然性」「イデオロギー」「アイロニー」といった単語が正しく理解できますか?
そもそも出てこないと思います。
なぜなら、現代文の評論文というのは、小説のように筆者→読者に読ませるために作られた文章ではありません。
筆者が学者であったり、哲学者だったりします。学者などが「環境問題」や「宗教」「近代」といったものについて書いた論文から抜粋され問題が作られる、といったことも非常に多く、専門用語が散見される場合がとても多いです。
例えば、Twitterでいうと、リムる、フォロバする、ツイートするなどの専門用語がありますがこれらは、知っていないと意味が分からない単語ですよね。Twitterになじみがない人には意味が分かりません。Twitterをやっているから、知っているから、背景知識があるからわかるのです。
現代文の評論文というのは、その文章のテーマに精通した人にしか読まれない前提になっている場合が多く、その文章の一部を抜粋したもので問題が作られているといえます。
つまり、文章は普通の学生が聞いたこともないような専門用語ばかりです。そもそも学生に読まれるように作った文章ではないので当然ともいえます。現代文で語彙の参考書学習をおこたると悲惨な目にあうことがわかるかと思います。