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大学受験において文系であれば日本史の勉強法は共通テストの対策のためにも早めにかつ正確に押さえておきたいです。そこで日本史の共通テストで9割を取るための勉強法を徹底会せるします。また、共通テスト対策におすすめの日本史の参考書、そして参考書ルートについて徹底解説していきます。
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独学での日本史の共通テストの勉強法とは
日本史は暗記量が多い科目のため、色々な参考書や問題集が出版されています。共通テストの範囲だけでもかなりの量の暗記が求められます。
ですので、自分が何をやるべきかということと共通テスト対策の勉強法がわからないという人も多いことでしょう。この記事を読んで、共通テストの対策のために自分に合う参考書・問題集はどれかをしっかりと判断し、選択していただけると高得点がとれると思います。ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
日本史では「ゴールを設定する」ことが最短の勉強法
ゴールをどこに置くか、共通テストであれば1月、私大なら2月中旬、国立なら2月下旬。ゴールまでに日本史を完成させる、つまり入試問題で合格点を取る実力をつける勉強法を立てる必要があります。
大学受験ので問われる日本史の範囲は広くて問題も難しいです。早稲田、上智などの日本史が難しい難関大となればなおさらです。共通テストでもそれは同じです。きっちりと細かく計画を立てて目標の大学・学部に照準を向けた対策と勉強法を実践しなければ、例え暗記が得意な人でも合格点を取ることができません。
共通テスト対策にやみくもに取り組む前にまず、いつまでにどれくらい完成させる必要があるのかという「日本史の戦略」を立ててみましょう。
共通テストの日本史の勉強法と過去問はいつ進める?
早稲田、東大など難関大志望であれば日本史は高3の11月までに少なくとも共通テストもしくは私大試験の日本史の過去問に入れるかどうかがとても大切です。
そのためには、8月、つまり夏休みの終わりには演習を始められる準備(=基礎固め)を終わらせ、そこからもしくは夏休み中から応用レベルの参考書ができていないといけないです。
また共通テストのみ日本史が必要な人は、夏休みの終わりまでに基礎レベルを固めて、そこから演習および過去問に入る必要があります。
このように、勉強のスタート時期や進捗はそれぞれの受験生によって異なる思います。
日本史の勉強法は独学での共通テスト、2次の勉強が一番おすすめ
そのため、どの段階で一通りの学習を終えている必要があるのか、共通テストまでにどれだけの勉強を繰り返したいのか、などの事情を総合的に逆算しながら考慮すると、予想以上に一度目の日本史通読を終わらせていなければならないことに気が付くでしょう。これにスタディサプリなどの動画授業を受けていると間に合うと思いますか?
結論、間に合わないでしょう。
とすると、どうしても参考書のみの独学で日本史を勉強せざるをえないのです。まずは姿勢をはっきりさせ、「周りがそうしているから」ではなく、「最短で合格するにはどうすべきか」を考えるべきです。
その結果は、共通テストであれ、二次試験であれ独学で日本史を勉強するのが最も効率が良いのは明らかでしょう。
共通テスト対策の日本史の勉強法において最初に重要になること
日本史を勉強する際、まず決めなければならないのが「いつまでに一周目を終わらせるのか」ということでしょう。日本史=歴史、ですから、まずはゼロから通読しきることが大切です。
これについてはそれぞれのライフスタイルや学校の進捗事情、どの段階から本格的な受験勉強を開始するのかという点を考慮せざるを得ないので「必ず」という訳ではないのですが、理想は「夏休みが終わるまで」に、一通りのゼロからの学習をまずは終えているのが理想でしょう。
受験生全体に当てはまるように言うならば、3か月で通史やノート作りは終わらせましょう。時間がある夏休みの間に、毎日少しずつでも教科書を読み進めることが必要です。そして、10月、11月までには共通テストの過去問を解いても7〜8割程度戦える状態のノートを完成させを早慶MARCHレベルを目指す人は必ず作りましょう。
日本史の通史の勉強法が重要な理由
一周終わらせることがどうして必要か、それは、どの分野の比重が重いのか、という全体像を知ることが目的です。
単純に「教科書のページ数=暗記量」「進行年度数=暗記量」ではないのが日本史の勉強法の特徴。
具体的に、縄文時代などは日本史勉強の始めのころにやりますが、明治時代以降は勉強するのが後になってきます。
日本史の範囲を分野ごとに分けると以下になります。
- 古代・・・平安まで
- 中世・・・鎌倉〜室町
- 近世・・・江戸
- 近代・・・明治〜戦前
- 近現代・・・明治〜現代まで
大学受験の日本史の勉強法では近代と近現代の2分野だけ問題だけで5割を超える年もあります。
そのため、早めにゼロからの日本史を一周し、自分はどの分野が苦手なのか、近代、近現代をどう効率よく勉強していくかといった計画をノートと共に二周目のために立てていきます。
日本史の共通テストの過去問の勉強法について
日本史の共通テストの勉強法について過去問はいつ始めるべきかと言う疑問が多く上がっています。そこでスタディチェーンの講師陣がいつ日本史の過去問を進めどのような勉強法をすればよいのか徹底解説していきます。
日本史は独学の勉強時間に比例して成績が上がっていきます。
そのため日本史の基本的な内容はできるだけ早めにゼロから暗記しておくうようにしましょう。
内容の範囲はかなり広いので、後回しにしているとセンターや共通テスト直前になっても間に合わなくなってしまうことがあります。そうならないためにも計画的に日本史の勉強法は確立しておきましょう。
理想の日本史の独学としては受験の夏までにある程度教科書の内容は覚えており、過去問を解きながらノートを通してさらに知識を確実なものとしていきます。
日本史に限って言えば、独学でも比較的早い段階で過去問に触れ始めることは無駄なことではありません。英数国の勉強法では、どうしても一度解いてしまった問題を何度も解くことから得られる成果が少なくなりがちです。
しかし、日本史の勉強法の場合には、記憶の定着が終局的な目標である以上、これが達成されるまでは何度でも共通テストなどの問題をとく価値があります。
様々な観点から日本史を理解する癖をつけるという意味でも定期的に過去問をやっていくことは無駄にはなりません。
早慶志望の日本史の独学での過去問の勉強法
早慶を狙う場合、最も重要なのは英語であるので、勉強法的に日本史の過去問演習は10〜11月に始められれば良いでしょう。演習の目標は第一志望学部10年分、第二志望学部以下5年分、滑り止め2年分。英語の場合は夏休みごろに一度直近の過去問を解いて形式を確認する必要がありますが、日本史の場合は夏休みごろにノートが未完成のまま解いても全く歯が立たないです。
そのため、記述の有無と出題される時代の比率を赤本で調べるのがよいでしょう。
独学での日本史の復習の仕方としては、知らなかった語句の中で、重要度が高いと判断したものは実況中継または用語集で確認する。過去問を目標年度分解き終え、まだ入試までに時間があれば、得点率の低かった年度の日本史の問題からもう一度解く、と言う勉強法が効果的でしょう。
日本史の過去問演習において大切なことは過去問の分析です。どの分野が出やすいのかといった傾向の分析はもちろん、自分はどの分野が弱いのか、今の勉強の仕方のままでいいのかといった自己分析が何より重要です。
共通テストに向けた日本史の通史の勉強法
独学でやる日本史の通史の独学での勉強法と参考書ルート
日本史の通史やノート作りには日本史実況中継や金谷の東進の参考書を活用することをおすすめします。日本史の定番の参考書である山川の教科書でもいいですが、実況中継の方が自然な語り口で、図表なども多いため日本史が得意でない人には実況中継をおすすめします。通史のノート作りは高3の四月までには始めるようにしましょう。
日本史の共通テストのためにどのような勉強をすればよいか迷っている人は上記のような勉強法で十分高得点をねらえると思います。
日本史の通史をゼロからする勉強スタート期の勉強法
1周目は1日2章ずつ進めると良いが、無理に覚えようとする必要はなく、軽く読むだけの勉強法で良い。2周目〜4周目で日本史の流れと重要語句を頭に入れていく。進める目安は1日2章。実況中継を回すだけの勉強に飽きてきたら、適宜問題集(下記参照)に取り組む。ここまでが夏休み終わりまでに終わり、日本史の実況中継の理解度が6〜7割になっていれば順調。
日本史の共通テストの過去問直前期までの勉強法
早慶志望であればさらに日本史の細かい知識を詰め込む必要がある。実況中継を読みながらまだ覚えられていない部分や細かいところを覚えていき、問題演習で出会った知らない語句を用語集で調べる。。その際、記憶しづらい知識、年号は語呂合わせをネットで調べたり自分で作ったりすると良い。1日3、4章が目安で、覚えた部分は飛ばし読みをして良い。日本史の実況中継の理解度の目標は80パーセント。
日本史の通史の勉強法で大切なのは、情報の一元化、つまり同じ教材を何度も読み込み、調べた知識はその教材に書き込むことです。そして一度で覚えようとしないこと。何度も語句に触れる中で、覚え、忘れることを繰り返すことで定着していく。ゆえに、記憶定着の効率から考えて、ゼロから日本史のまとめノートを作るというような勉強は高3以上ならばしない方が良い。
日本史の通史のインプットの勉強法は問題集が重要
日本史の通史のインプットが順調に進んでいれば、夏休みごろから問題集を用いてアウトプットをしていくのが独学での夏休みのおすすめの勉強法です。日本史問題集ヒストリアに取り組んだり、他にも実力をつける日本史100題、センター試験および共通テストの過去問もおすすめの勉強法です。夏休みから10月にかけて3周はしたいです。1周目にできた問題は次の周でやる必要はありません。
ここで日本史を独学で進めていく過程で気をつけるべきは、マルとバツの基準です。根拠を持って出した答えがあっていた場合のみ丸にする。もし日本史の問題に正解していても、うろ覚えのものや勘のものはバツにする。この勉強王法で日本史の独学での問題演習をすれば、確実に身についた知識が正確に可視化され、自分の実力を正確に知ることができます。
共通テスト、難関大の日本史の勉強法におすすめの参考書ルート
日本史の共通テスト、私大対策、二次試験対策と別々に分けて日本史の勉強法を解説します。共通テストをまず何割取りたいかによって勉強法は大きく変わりますが、最初の通史の勉強法などは大きくは変わりません。
日本史の文化史は語呂合わせの勉強法が有効
日本史の文化史は実況中継の通史をやる際に一緒に覚えていく。文化史は他の分野に比べて流れが見えないので単純に暗記していくしかない。独学で日本史の文化史を勉強していく中で暗記が苦手ならば語呂合わせが有効です。また、語句にイメージを持たせるために学校で配布される資料集も利用する。
日本史の共通テストは通史、問題集の勉強法次第で決まる
センター試験から共通テストになって傾向が変わり、問題形式に慣れているかが点数を左右するようになった。そのために、本番までに独学で過去問、予想問題を5年分解く。その勉強法の過程の中で知らない日本史の知識があれば実況中継を見返して覚える。
日本史の勉強法には必須のインプット参考書・教科書
独学で初期からでも共通テストの日本史対策に向けてゼロからスタートダッシュをうまく切れるようにする上でおすすめの日本史の参考書を2つ紹介します。
独学での日本史の勉強法の王道は“詳説日本史B”
山川出版社の『詳説日本史B』は、大学受験を志したすべての受験生におすすめの教科書です。入試に必要な日本史の知識がゼロから100まで1冊に凝縮されています。文部科学省検定済教科書。
共通テスト・2次試験突破に必要な日本史知識が網羅された『詳説日本史B』は、難易度の高い国公立大学や早慶といった私立大学入試にも対応することができます。一方で、堅い言葉で書かれた各出来事の説明文は、日本史学習初心者には理解しにくい点もあります。
また、山川の教科書・山川の用語集・山川の一問一答の3つを使うことで非常に無駄のない勉強法を実践することができます。
講義系の勉強法には“一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書”
この参考書の内容紹介
現役公立高校教師として、初めてYouTubeに日本史や世界史などの社会科目の授業、勉強法動画を公開し、たちまち大学受験生や社会人、教育関係者から「神授業!」として話題沸騰の現役・公立高校教師が書いた、新感覚の日本史の教科書です。
学生時代、人名や出来事をひたすら暗記するばかりで日本史が苦手になってしまった人も、小説を読むように一気に読むことができます。
この教科書は現役受験生だけでなく、高校1年生や高校2年生にもおすすめできるゼロから学べる日本史の教科書です。
- 序 章 日本列島と日本人
- 第1章 縄文時代・弥生時代・古墳時代
- 第2章 飛鳥時代・奈良時代
- 第3章 平安時代
- 第4章 鎌倉時代
- 第5章 建武の新政・室町時代
- 第6章 戦国・安土桃山時代
- 第7章 江戸時代
- 第8章 明治時代
- 第9章 大正時代・戦争への道
- 第10章 戦後の日本
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日本史の漫画は独学の勉強法の導入にピッタリ
日本史を学びたいけど、教科書のような固い内容だと勉強する気にならない。範囲が膨大すぎて中々手を付けづらい。という気持ちになる方はとても多いと思います。
そういった悩みを持つ日本史の受験生は少なからず毎年います。そんな受験生におすすめしているのが、日本史の漫画を読むということです。
『日本史を学べる漫画』は私も受験生の時に実際に読んで日本史に対してのイメージを膨らませていました。
日本史の漫画といえば“マンガで一気に読める! 日本史”
日本史の勉強法に漫画を用いるのは珍しくないことです。塾の本棚に並べられてるような漫画を一度は読んだことあるのではないでしょうか。
漫画で日本史を学ぶことでわかりやすくそして日本史に抵抗なく流れを掴めるようになります。高校一年生や受験を考えているがいまいち日本史の勉強が進まない人は一読してみてはいかがでしょうか。
- 1章 日本のあけぼの
- 2章 仏教と律令国家の形成
- 3章 仏教政治と貴族の隆盛
- 4章 武士政権の成立と鎌倉幕府
- 5章 南北朝廷と応仁の乱
- 6章 戦国の世の幕開け
- 7章 太平の世の到来
- 8章 明治維新と武士の世の終結
- 9章 大日本帝国の誕生と近代化
- 10章 近代日本のあゆみ
- 巻末付録 サラッとわかる日本史年表
幕末維新が好きな人には“日本史 近現代 パワーアップ版”
問題集もついた、入試勉強向けの一冊です。非常にシンプルな日本史の解説漫画であり、多くの人に読まれているシリーズです。日本史の受験勉強において最も出題問題が多い近現代がまとめられた1冊です。近現代に苦手意識がある受験生もおおいためそういった人にはおすすめできる日本史マンガとなっています。
あくまで日本史勉強の導入なのでこれを読んだからといって点数が上がるといったような期待はしないことです!ただし独学での日本史の受験勉強の導入には非常におすすめです。
日本史の共通テストにおける流れを理解するノートを使った勉強法
日本史の共通テスト対策に非常に重要となってくる流れを捉えるためのノートの作り方を紹介します。
日本史の流れを効率よく把握するための勉強法は“ノートが大事”
結論として、ノートは日本史をただ暗記するのではなく共通テストで高得点を取るために避けては通れない流れを覚えるために非常に重要です。
独学で日本史を勉強する中では流れをしっかりと整理しながら理解し、暗記するということがとても大切です。
ノートを活用して、しっかりと複雑な日本史のテーマだけで大丈夫なので、ぜひ覚えるようにしてください。
日本史の流れを独学で習得する勉強法
大学受験の日本史を独学で勉強する上では日本史の事象の因果関係の流れをつかむことが高得点へのカギとなってきます。日本史という科目は「流れ」をしっかりと把握することが共通テスト対策の大幅な得点アップにつながります。
日本史の「流れ」とは端的に言うと「因果関係」のことです。
独学での日本史の流れの理解に必要な参考書は下記に述べている参考書です。ぜひ確認してみてください。
日本史の共通テストの勉強法におすすめ参考書:通史編
学校で一定の日本史学習を進めた人や、マンガで大枠を理解したという人は、つぎに通史のインプットを進めていきましょう。
通史学習とは、歴史の流れおよび人名・事件名を学習していくことをさします。
独学で日本史の通史を勉強していく際に、漫画ではざっくりとした学習がメインになりますが、ここからはいよいよ実際の日本史の試験で点数をとるための学習となってきます。
内容を分かりやすく読むなら“教科書よりやさしい日本史”
教科書よりやさしい日本史の特徴をまとめると以下のようになります。
- 1冊にコンパクトに日本史の知識がまとめられている
- テーマが細かく分かれており、図や写真なども豊富
4人の生徒キャラクターと先生が会話形式の紙面構成となっているため、日本史が苦手な人でもすらすら読むことが出来ます。独学での日本史学習の導入本としては最適な一冊でしょう!
金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本
『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』は大学受験の日本史参考書の中でもバイブルといっていいほど、優秀であり毎年数多くの受験生が利用する参考書です。
この日本史の参考書の特徴は、
・初学者でもわかりやすい日本史講義の解説
・まるで黒板に書かれているような学習事項のまとめ「表解板書」
また、初学者にもわかりやすく日本史が説明されているためつまいづいて学習ペースが乱れたりといった心配がありません。
金谷先生のかなりわかりやすい解説がされているので、読んでいてほとんどつまづくことはありませんし、独学で一人で勉強する際にもこれ一冊あれば分からない問題の数はかなり減ります。
また、学習事項が表解板書と呼ばれる実際に東進の授業中に金谷先生が黒板に書かれている内容がまとめられているので、復習もかなりしやすいです。
1つ注意なのがこの日本史の参考書は本当に基礎中の基礎のため、これだけで難関大レベルの通史完璧!というには少し厳しいものがあるので注意が必要です。
ただ、独学で勉強を進めていくうちに基礎の部分を忘れてしまった、少しうろ覚えだなと感じた際、この参考書を持っていると復習が簡単にできるので非常におすすめな参考書です。
金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本をAmazonでみる
独学で早慶レベルを目指したいなら“日本史B講義の実況中継”
河合塾の人気講師・石川先生が執筆した『日本史B講義の実況中継』は、日本史参考書の超ベストセラーです。
この日本史の参考書の特徴は、とにかくわかりやすい解説と圧倒的情報量。
正直な話、かなり難易度が高い日本史の参考書ではあります。ですが、参考書に載っている情報量はかなり多いため、早慶レベルの知識にも独学でも十分対応可能といえます。
ただし、実況中継はかなりの難易度と情報量のため、日本史が苦手もしくは嫌いという人が1冊目として用いるのはかなりきついので、そこは注意が必要です。
日本史の共通テストの文化史の独学での勉強法と参考書
よく、日本史勉強をする受験生の中にも文化史に取り組みたがらない人がいます。しかし、文化史は通史の勉強と同じくらい重要なんです。
むしろ日本史で得点差がどこでつくのかといったら、日本史の文化史です。より注意して勉強しなきゃいけないのが文化史ということです。
文化史は、数多くの私立大学の入試試験で出されており、大学によっては30%近く文化史の問題という大学もあります。
・攻略日本史 テーマ・文化史 整理と入試実戦
この問題集は文化史の重要ポイントと実践問題がセットになっている参考書です。文化史の問題がたくさん掲載されており、解説も1問1問詳しく書かれています。論述問題も出てきますので、論述形式の問題演習もできます。
テーマ史と文化史の2部構成となっています。テーマ史を扱う第1部では、交渉史・経済史・社会史・政治史・地方史から22テーマを取り上げ、文化史を扱う第2部では各時代の文化のほか、時代横断型の文化総合を取り上げています。
これにより、入試頻出ながら苦手意識も高いテーマ史・文化史を、1冊で効率的に学習することができます。ただし、共通テストのみ受験する人はこの参考書はよほどの余裕がない限りはやる必要はないと考えた方がよいでしょう。
このように文化史では、しっかり「理解」→「暗記」→「演習」の3ステップを踏んで効率よく独学で勉強を進めていきましょう。
攻略日本史 テーマ・文化史 整理と入試実戦をAmazonでみる
日本史の独学での共通テスト対策におすすめ問題集
日本史は暗記科目であるため、実際におぼえているかどうかを確認しなければ、本番で点数をとれるほど暗記できているかどうかを判断することができません。日本史の共通テスト対策を独学での勉強ではインプットとアウトプットのバランスはとても大切です。
しかも、同じ人名・事件名でも違う聞き方をされたら答えられないという場合もあるため、1問でも多くの問題を完璧にしていく必要があります。
そのため、日本史の問題集は実際におぼえた知識を点数に結びつけるという重要な役割を担っているわけです。
はじめる日本史 要点&演習
『はじめる日本史』は扱われている問題はすべて基礎的な内容なので、基礎用語を一通り覚えた後にきちんと覚えているかのチェックとして使いましょう。日本史の入試問題を解くために最低限押さえておきたい知識が抑えられているので、他のアウトプット系の問題集や過去問を使った演習に入る前の1冊としておすすめです。
基礎的なレベルの問題集であり、ある程度インプットを終えた人であれば、自分の基礎的な穴を見つけることができるという点でもおすすめです。
実力をつける日本史100題
この日本史の参考書の特徴は、圧倒的レベルの問題数と良質な解説です。
問題と解説が別冊になっており、また問題よりも解説が2倍程度の厚さを誇っているくらい、解説が詳しい問題集になっています。
また、テーマ史までカバーしているため、入試レベルの問題形式にも十分対応できると言えるでしょう。
扱われている問題が難しいことに加えて、記述・論述形式の問題も載っているのが特長となっています。また、難しい問題でもしっかりと理解ができるよう、解説も詳しいです。
MARCHや関関同立、早慶、国公立大学の入試レベルの問題集となっていますので、日本史の用語など基礎知識が仕上がった人にお勧めの教材となっています。
時代別75題、テーマ史20題、論述5題が収録されています。
独学での共通テスト対策におすすめの日本史の一問一答と使い方
日本史を勉強する受験生ならほとんどの人が使うであろう一問一答の参考書はたくさん種類があります。あなたにあった一問一答の選び方や一問一答の勉強法などを紹介しています。
詳しくは下記の記事で述べています。ぜひ参考にしていただけたらと思います。
【大学受験】日本史の一問一答のおすすめランキング7選を紹介!共通テスト対策にも!日本史の勉強の年表と語呂合わせ
日本史勉強の上で、日本史の歴史の年表を語呂合わせで覚えたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。独学で日本史を勉強する上で定期的に日本史の年表を確認するのは日本史の勉強を始めたばかりのころは非常に効果的です。
すべての日本史年表は東進の歴史データベースをおすすめします
【大学受験】日本史文化史の勉強法って?おすすめ参考書は?
大学受験の日本史で対策が甘くなりがちな文化史ですが、考え方を理解すると、成績大幅UPが可能です!文化史がわかることで、日本史全体の理解も深まり、合格がグッと近くなります。複雑な暗記を楽に理解する現役合格者おすすめの参考書も紹介!
ここで、「日本史」の点数を上げるための勉強法を紹介しましたが、「もっと効率的に最短で教科を習得したい」という方がいらっしゃいましたら、その方には勉強計画を立てて学習を進めることがおすすめです。受験という大きな目標に向かって走るためには年間、月間、週間と大きな期間から今何を勉強するべきなのかという小さいところまで、しっかりと計画を立てることが必須です。
独学で日本史を勉強しようと思っている人には勉強計画を一緒に立ててくれるスタディチェーンがおすすめです。
詳しくは以下から志望校の先輩が無料相談による計画を立ててくれるので、ご覧になってみてください!