【大学受験】日本史の文化史の勉強法とおすすめ参考書を早稲田生が紹介!

【大学受験】日本史の文化史の勉強法とおすすめ参考書を早稲田生が紹介!

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大学受験の日本史の文化史で高得点を取るための勉強法まとめやおすすめの参考書を徹底解説します。文化史の語呂合わせでの覚え方や文化史のまとめサイト、文化史は捨てるべきかなど最短で共通試験、二次試験の合格ラインを超える勉強法を早稲田生が紹介します。

そもそも日本史の勉強で文化史って必要なの?捨てるべき?

今回は、日本史の勉強の中で意外と忘れられがちな「文化史」について解説していきます。授業で通史は丁寧に扱ってくれるけど、文化史の解説は少なくてどうすればいいのかわからないという人は多いのではないでしょうか?この記事ではそんな疑問を解決するために日本史の文化史の勉強法を解説していきます。

文化史は日本史の中でもコスパの良い分野

よく、日本史勉強をする受験生の中にも文化史に取り組みたがらない人がいます。しかし、文化史は通史の勉強と同じくらい重要なんです。

むしろ日本史で得点差がどこでつくのかといったら、日本史の文化史です。

より注意して勉強しなきゃいけないのが文化史ということです。

文化史は、数多くの私立大学の入試試験で出されており、大学によっては30%近く文化史の問題という大学もあります。文化史は日本史においては「頻出」テーマです。

たとえば、センター試験が廃止となり、大学入試共通試験へと切り替わりましたが、センター試験では文化史は毎年出題されていました。

しかもセンター試験の中でも2割は文化史が出題されています。さらに、大阪大学や青山学院大学など旧帝大、MARCHでは頻出の分野となっています。

もし文化史を対策しないで本番の入試に臨むと約20%分は勉強せずに試験に臨むことになります。

よく文化史で得点差が出ると言われるのはこのためです。文化史はとてもコスパの良い範囲といえますので、暗記しておかなければ絶対的に損です。

文化史はどこで勉強すればいい?

日本史の文化史は食文化や儀式儀礼など様々な文化の歴史が問われるようになっています。そこで、入試の中で大学受験の日本史科目では、文化史が出題される可能性が高いのに、教科書に載ってないものもでたりしない?という声をよく聞きます。

結論としては、大学受験で問題として出される文化史の問題の多くは、教科書に載っている範囲で答えられる問題であることが多いです。

文化史は用語を覚えるだけではだめ

日本史の文化史は用語の理解、習得をしておく必要があります。

日本史の文化史を覚える上でのポイント

まずはなぜその文化が生まれたのか?誰がその文化を広めたのか?など用語集や資料集を活用して用語の理解を進めることがとても大切です。

早稲田など文化史の最難関問題が出る大学以外は基本的には教科書レベルの文化史のみ習得できていれば大丈夫です。

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日本史の文化史を最短で習得できる勉強法

日本史の文化史のおすすめの勉強法を紹介します。

①まずは文化史の基礎をできるだけ早く仕上げよう

日本史の文化史は狭く深く学ぶのがミソです。まずは文化史全体の一覧やまとめを見て、自分がどこが苦手で、どこが覚えられていないのか見つけてください。その後、問題集や参考書を活用して、自分の穴を埋めていくのが一番効率的な流れになります。

記事の後半で日本史の文化史の一覧やまとめを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

②文化史は各文化の特徴を把握しながら覚えるのが大事

日本史の文化史で一番大切なのは「その文化の担い手となった人物、その文化の中心地であった場所、その文化が生まれた背景」を理解し、その上でそれぞれの用語を覚えていくことが大切です。みなさん、実況中継や教科書を通して通史を勉強している最中だと思うので、通史で出てくる重要人物や事件と関連付けて覚えると効率はとてもあがります。

③資料集などを活用し文化史は関連語も一緒に覚えていく

日本史の文化史は資料集を使い、単語や用語だけ覚えるのではなく、関連ある用語などもセットで勉強することが重要です。写真による問題なども頻繁に出てくるため、何度も何度も頭に写真をインプットすることがとても大切です。

④文化史は頻出分野に注力して、珍しい分野には拘らないことが大事

日本史は古代~近代史まで走り切るように網羅する勉強が必要なため、多い用語が勉強しても抜け落ちやすいです。そのため、まずは頻出分野に原点してから完璧に覚えるようにしましょう。日本史の文化史は完璧にしようとするとなかなか進みません。スピード重視の勉強がおすすめです。

忘れてもいいように復習の回数を稼いで短期間で毎週何十回も学習するといった勉強法が正しいです。問題は3秒以内に答えられなかったら×、一瞬で回答できるようにスピード感を鍛得ましょう。

日本史の文化史は語呂合わせで覚えるのもおすすめ

日本史の文化史は自分が受験生で早稲田対策をしていた時は、なかなか覚えられず苦戦していましたが、語呂合わせを活用した途端にこれまで苦手だった分野もすぐに習得することができました。今回は自分がやった語呂合わせの勉強法を紹介したいと思います。

難関大対策にもつながる文化史の語呂合わせの勉強法のコツ

文化史の語呂合わせのやり方は例えば室町時代の文化であれば以下のようにすいれんでお茶をのみましょうかというように語呂合わせでその時代の要点をまるっと習得するのに特におすすめです。自分で語呂合わせを作るのもよし、語呂合わせを時代ごとにまとめると効果的だと思います。

○ 「すいれんでお茶を飲みましょうか」  
すい…水墨画・雪舟  れん…連歌・蓮如(浄土真宗)
お …お伽草紙    茶 …茶の湯
の …能楽(観阿弥・世阿弥)  しょ…書院造り・銀閣
か …狩野派

他サイトから引用

【日本史の通史の語呂合わせの勉強法について知りたい方はこちら!】日本史を語呂合わせで乗り切る勉強法

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大学受験の日本史の文化史のおすすめ参考書

日本史の文化史対策におすすめの参考書を紹介します。

攻略日本史 テーマ・文化史 整理と入試実戦

この日本史の文化史対策の問題集は文化史の重要ポイントと実践問題がセットになっている参考書です。文化史の問題がたくさん掲載されており、解説も1問1問詳しく書かれています。論述問題も出てきますので、論述形式の問題演習もできる日本史の文化史のおすすめの参考書となっています。

「攻略日本史 テーマ・文化史 整理と入試実戦」の中身は、テーマ史と文化史の2部構成となっています。テーマ史を扱う第1部では、交渉史・経済史・社会史・政治史・地方史から22テーマを取り上げ、文化史を扱う第2部では各時代の文化のほか、時代横断型の文化総合を取り上げています。

文化史は三週間以内に終わらせられる参考書がおすすめ

これにより、入試頻出ながら苦手意識も高いテーマ史・文化史を、1冊で効率的に学習することができます。具体的には、通史をやりながら3週間程度でサクッと終わらせるのが日本史の参考書の使い方としてとても大切です。

このように日本史の文化史では、しっかり「理解」→「暗記」→「演習」の3ステップを踏んで効率よく勉強を進めていきましょう。

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日本史の文化史のまとめが載っているおすすめの教科書、サイト

日本史の文化史のまとめが知りたいのであればこの2冊をおすすめします。インターネットのサイトなどもありますが、毎回サイトを見るのは効率が悪いため、参考書一冊をどう完璧にできるかを考えた方が良いです。今回は、共通テスト日本史〔文化史〕 (赤本ポケットシリーズ)「カゲロウデイズ」で日本文化史が面白いほどわかる本の2冊を紹介します。

共通テスト日本史〔文化史〕 (赤本ポケットシリーズ)

「カゲロウデイズ」で日本文化史が面白いほどわかる本

大学受験で対策の遅れがちな「日本史の文化史」が、メカクシ団とフルカラーのマンガ+図解で効率的に学ぶことができます。この日本史の参考書はサクサクっと読み進めることができるため、いま何から文化史を勉強しようと思っている方にも、一旦勉強し始めたけど効率悪いなと悩んでいる方におすすめの参考書です。

「カゲロウデイズ」で日本文化史が面白いほどわかる本

共通テスト日本史〔文化史〕 (赤本ポケットシリーズ)

共通テストの日本史の文化史を最速で習得したいと考えている人にはこの参考書がおすすめです。

学校の通学や塾に行く途中などでも勉強することができるため、この1冊は時間はあまりかけたくないけど、移動時間なら勉強したいという方におすすめの参考書です。単元ごとに頻出テーマがまとまっているので、インプットもしやすいです。

共通テストで9割取るための通史の日本史のおすすめの勉強法

最後に日本史の文化史対策だけではなく大学受験の日本史通史はどのように勉強していけばいいのかを紹介していきます。

日本史の通史をやる上で最初に決めるべきこと

日本史を勉強する際、まず決めなければならないのが「いつまでに教科書もしくは参考書の通史の一周目を終わらせるのか」ということでしょう。日本史=歴史、ですから、まずは通読しきることが大切です。

これについてはそれぞれのライフスタイルや学校の進捗事情、どの段階から本格的な受験勉強を開始するのかという点を考慮せざるを得ないので「必ず」という訳ではないのですが、理想は「夏休みが終わるまで」に、一通りの学習をまずは終えているのが理想でしょう。

受験生全体に当てはまるように言うならば、3か月で通史は終わらせましょう。

時間がある夏休みの間に、毎日少しずつでも教科書を読み進めることが必要です。

通史はなぜ一周終わらせることが重要か?

一周終わらせることがどうして必要か、それは、どの分野の比重が重いのか、という全体像を知ることが目的です。

単純に「教科書のページ数=暗記量」「進行年度数=暗記量」ではないのが日本史の特徴。

具体的に、縄文時代などは日本史勉強の始めのころにやりますが、明治時代以降は勉強するのが後になってきます。

日本史の範囲を分野ごとに分けると以下になります。

  1. 古代・・・平安まで
  2. 中世・・・鎌倉〜室町
  3. 近世・・・江戸
  4. 近代・・・明治〜戦前
  5. 近現代・・・明治〜現代まで

大学受験の日本史では近代と近現代の2分野だけ問題だけで5割を超える年もあります。

そのため、早めに日本史を一周し、自分はどの分野が苦手なのか、近代、近現代をどう効率よく勉強していくかといった計画を二周目のために立てていきます。

まとめ

大学受験コーチング「スタディチェーン

ここで、「日本史」の点数を上げるための文化史を紹介しましたが、「もっと効率的に最短で教科を習得したい」という方がいらっしゃいましたら、その方には勉強計画を立てて学習を進めることがおすすめです。

受験という大きな目標に向かって走るためには年間、月間、週間と大きな期間から今何を勉強するべきなのかという小さいところまで、しっかりと計画を立てることが必須です。

もし「今やっている勉強が後々何に繋がっているか確信が持てない・・・」

「モチベーションを持って勉強に取り組むことができていない・・・」

「来週何すればいいかはわかっているけど、来月何をしたら良いかわからない・・・」

という方がいたら、勉強計画を一緒に立ててくれるスタディチェーンがおすすめです。

詳しくは以下から志望校の先輩が無料相談による計画を立ててくれるので、ご覧になってみてください!

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