創業からわずか3年で速読全国大会優勝を果たし、その後12回の日本一を達成。さらに、計算力養成プログラム「そろたっち」でも2年連続世界一に輝いた個別指導Q。その圧倒的な実績の裏には、「教える」のではなく「見せる」という独自の指導哲学があった。成功の鍵を握る革新的な学習環境づくりと、新しい時代の学びのあり方について、笠木塾長にお話を伺った。
能力開発から受験指導まで、幅広い年代をサポート
ー個別指導Qの具体的な指導内容について、詳しく教えていただけますか?
笠木:当塾では小学1年生から高校3年生までを対象に、個別指導を軸とした多彩な学習プログラムを展開しています。特に小学校低学年では、将来の学習の基礎となる能力開発に力を入れています。
具体的には、文章を効率的に読み解く「速読解」プログラムや、iPadを活用した計算力養成プログラム「そろたっち」などを提供しています。これらのプログラムは、単なる学習支援ツールではなく、思考力や処理能力を根本から鍛え上げるために開発された独自のシステムです。
塾長自身の経験から生まれた、独自の指導メソッド
ー教室を始められたきっかけを教えてください!
笠木:元々学習塾で働いていた経験があり、予備校時代に自分で確立した学習法が成果を上げた経験から、その指導法を活かしたいと考え独立しました。特に1カ月ごとの計画を立てて着実に実行していく方法は、現在の指導システムの核となっています。
圧倒的な実績と徹底的な個別最適化
ー他の教室にはない特徴やアピールポイントを教えてください!
笠木:速読の全国大会で13年という短期間で12回の日本一を達成し、そろたっちでも世界一を2年連続で獲得しています。また、通常の個別指導においては、生徒一人ひとりに合わせた計画表の作成を徹底しています。この計画表は、学校の進度や各種テストの範囲を考慮して個別に作成され、これにより様々な学校の生徒に対応できる体制を整えています。
革新的な学習環境と独自の指導システム
笠木:90分の個別指導がメインコースとなっていますが、特筆すべきは「弱点克服システム」です。全ての問題にバーコードが付いており、間違えた問題のバーコードをスキャンすると類似問題が出題される仕組みです。本当に理解し、できるようになるまで繰り返し学習できる環境を整えています。
また、学習ブースは、ラーメン店「一蘭」のカウンター式個室をヒントに設計しました。集中できる環境と周囲の活気を両立させた独自の空間づくりを行っています。
「面白い」から始まる学びの革命
笠木:私たちは「分かる・できる・面白い」をキャッチフレーズにしています。特に「面白い」という言葉には深い意味があります。漢字で書くと「面白い」は「面が白い」。これは、霧が晴れて景色がクリアに見えてくるような、理解が深まった時の感覚を表現しています。
多くの場合、学習は「成績を上げるため」「進学のため」など、何かの手段として捉えられがちです。しかし、私たちは学習自体の面白さ、分からなかったことが分かるようになる喜びこそが、最も重要だと考えています。将来の目標のためだけでなく、今この瞬間の学びを楽しむ。そんな姿勢で、生徒一人ひとりの可能性を引き出していきたいと考えています。
「教える」から「見せる」へ:新しい指導のかたち
笠木:速読指導から学んだ重要な気づきがあります。それは、上手な人と一緒に取り組むことの重要性です。例えば野球であれば、イチローや大谷翔平と一緒にプレーすることで上達が加速するように、学習においても「できる人の解き方を見せる」ことを重視しています。
従来の教育では「ティーチング(教える)」や「コーチング(導く)」が主流でしたが、私たちは「ショーイング(見せる)」という方法を採用しています。先生が一方的に説明するのではなく、実際に問題を解く過程を見せることで、生徒は自然に効果的な学習方法を吸収していきます。これにより、プレッシャーを感じることなく、自発的な学習意欲を引き出すことができています。
ー最後に、入塾を検討されている方へメッセージをお願いします!
笠木:私たちは、成績向上の最大の要因は「環境」にあると確信しています。どんなに優れた教材や指導法があっても、生徒自身が「もっと頑張りたい」と思える環境がなければ、真の成長は望めません。
個別指導Qでは、独自の空間設計、効果的な学習システム、そして「ショーイング」による指導を通じて、生徒一人ひとりが持つ可能性を最大限に引き出せる環境を用意しています。少しでも可能性を伸ばしたい、変わりたいという気持ちをお持ちの方は、ぜひ一度見学にいらしてください。きっと、新しい学びの形を発見していただけると確信しています。