英語は文化理解の入り口!シンク・アウトサイド・ザ・ボックスな学びを提供する「Thomas English」

Thomas EnglishのMaiko先生に、独自の英語教育アプローチについてお話を伺いました。アメリカでの20年の経験を活かし、単なる英語学習にとどまらない、文化体験や思考力育成を重視した指導を展開しています。好奇心旺盛な子どもたちや、自己成長を目指す大人まで、幅広い年齢層に対応した魅力的なプログラムをご紹介します。

Thomas Englishの特徴的な指導方針

ーどういった方を対象にどのような指導をされているのか、概要を教えていただけますか?

Maiko:Thomas Englishでは、小学1年生から中学3年生までのグループレッスンと、年齢を問わない個別指導を提供しています。グループレッスンは対面式で、個別指導はオンラインと対面の両方に対応しています。

小学生向けのグループレッスンでは、英検のような一般的な内容だけでなく、文化学習や考え方の違いを身につけることに重点を置いています。フォニックスなどの基本的な英語学習に加え、イベントを通じて異文化体験の機会を多く設けています。

中学生の個別指導では、学校の英語カリキュラムに沿った指導を行っています。高校受験や大学受験を見据えた内容となっていますが、できる限り生徒一人ひとりのニーズに合わせた指導を心がけています。

大人向けのクラスも用意しており、会話中心の授業を行っています。また、プライベートレッスンでは、英検対策など、生徒さんの希望に合わせた内容をカスタマイズしています。

現役米国空軍日本語講師が教える!グローバル視点で差がつく革新的英語教育

ーMaiko先生がこの教室を始められたきっかけについて教えて下さい!

Maiko:私は20年間アメリカのワシントン州に住んでいました。大学ではバイリンガル教育を専攻し、現在も米国空軍の日本語講師を務めています。アメリカの教育システムで学んだ最新の語学教授法や、幼稚園から中学までの教員免許の知識が、英語教育に大いに役立っています。

帰国後、これらの経験を活かして英語教育に携わりたいと考え、Thomas Englishを設立しました。単なる英語学習ではなく、文化理解や思考力の育成を重視したアプローチを取り入れています。

「シンク・アウトサイド・ザ・ボックス」な学びの実践

ー他の教室にはない特徴や、一番のアピールポイントを教えて下さい!

Maiko:Thomas Englishのモットーは「Think outside the box(枠にとらわれない考え方をしよう)」です。日本人は「こうでなければならない」というレッテルを貼りがちですが、そのレッテルを外すことで、新しい見方や選択肢が広がります。

英語はそのための道具に過ぎません。英語を教えることよりも、その先にあるものを見てほしいと考えています。例えば、イベントを通じて異文化体験をする際も、単に楽しむだけでなく、そこから学べることを大切にしています。

ーすごく面白いですね!具体的にどのような取り組みをされているのでしょうか?

Maiko:例えば、7月に行った「お買い物ごっこ」イベントでは、子どもたちがショップの店員役になり、親子で英語を使って買い物をする体験をしました。これは単なる英語の練習ではなく、自主的に考える力や、他人への配慮を学ぶ機会にもなっています。

また、ハロウィーンの時期には、本格的なカボチャのランタン作りを行います。日本式の借り物文化ではなく、アメリカの本物の文化体験を大切にしています。カボチャを彫る過程で、子どもたちは創造力を発揮し、腐っていく様子を観察することで、自然の循環も学びます。

これらの活動を通じて、英語を使うだけでなく、考える力や文化理解を深めることができるのです。

年齢や目的に合わせた多彩なコース展開

ー提供されているコースやプランについて、詳しく教えていただけますか?

Maiko:小学生向けのクラスは、1・2年生、3・4年生、5年生、6年生と学年ごとに分かれています。ただし、生徒の英語力に応じて、上の学年のクラスに参加することもあります。中学生は週1回1時間の個別指導を行っています。

大人向けのクラスでは、単なる英会話ではなく、自分の意見を述べる力を養うことを重視しています。日本人は自分の考えを表現することに慣れていない傾向がありますが、アメリカ人はプレゼンテーションやエッセイ、ライティングに慣れています。そこで、考えを深く掘り下げ、異なる視点から物事を見る練習をしています。

また、プライベートレッスンでは、英語コーチングの要素を取り入れています。生徒さんの目標に合わせて、具体的な学習プランを立てたり、モチベーション維持のサポートをしたりしています。

生徒一人ひとりの成長を大切に

ー今後、さらに強化していきたい点や新しい取り組みはありますか?

Maiko:最近、保育園での英語指導を始めました。これは私にとって新しいチャレンジです。また、開校して3年目を迎え、新規生徒の獲得よりも、現在の生徒さんたちを大切にすることに重点を置いています。一人ひとりの生徒さんが満足し、成長できるようにすることが私の目標です。

ー最後に、入会を考えている方へのメッセージをお願いします。

Maiko:大人の方には、強い意志と明確な目標を持って入会していただきたいと思います。「英語をやりたいな」程度では続かないかもしれません。ただ、その目標を強化したり、明確にしたりするのも私の役目だと考えています。

子どもたちには、英語という「異文化」を一緒に楽しんでほしいです。「こんな違った見方もあるんだ」という発見を大切にしてほしいですね。

ーMaiko先生、貴重なお話をありがとうございました!最後に、講演活動についても教えていただけますか?

Maiko:はい、昨年、地元の旭川市で女性起業家として登壇する機会がありました。その後、市役所職員向けのワークライフバランスに関する研修も行いました。このような講演や研修の依頼も、可能な範囲で受け付けています。英語教育だけでなく、起業やキャリアに関する話もできればと思っています。

編集後記

Maiko先生の情熱的な語りから、Thomas Englishの魅力が伝わってきました。単なる英語学習にとどまらず、文化体験や思考力の育成を重視する姿勢は、グローバル社会を生きる上で非常に重要です。英語を通じて世界を広げたい方、新しい視点を得たい方は、ぜひThomas Englishの門を叩いてみてはいかがでしょうか。