共通テストの近代以降の文章って?古文の勉強は必要ない?

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共通テスト利用入試での国語の範囲で「近代以降の文章」という指定があった場合は古典の点数は反映されません。ですので、「近代以降の文章」と指定をしている大学のみを受験する場合は古典の問題は解かずに試験時間すべてを現代文を解いて良いことになります。

大学受験によくある国語の近代以降の文章とは?

結論として、近代以降の文章とは、国語の中でも古文および漢文を除いた現代文のみのことを指します。

近代以降の文章とは古文と漢文を除いた現代文のみのこと

共通テスト利用入試での国語の範囲として、「近代以降の文章」という指定があった場合は、古文、漢文の点数は評価されないこととなります。

ですので、「近代以降の文章」と指定をしている大学の受験だけを考えるのであれば、古文、漢文の問題は解かずにおき、国語の試験時間すべてを現代文を解くのにまわしてしまっても良いことになります。

共通テストでは古文、漢文の点数は反映されない

そのため、共通テスト利用入試で、必須科目:国語「近代以降の文章」のみと書かれていた場合は現代文の点数のみで合否が判断されるため、古文と漢文の点数は実際には必要のないこととなります。

なので、共通テストを受験する受験生は近代以降の文章=国語の現代文ととらえていただいて構いません。

特に注意が必要なのは、「近代以降の文章」が条件となる大学と「近代以降の文章以外の古文、漢文」も条件として求められる大学の両方を出願する時です。

その場合は、必ず現代文、古文、漢文の3つを全て対策を積んで、全て制限時間内に解くことが求められます。

近代以降の文章、国語の勉強法

国語の近代以降の文章(現代文)の勉強において大切なのは、「読み方」と「知識」です。(漢字はまた別です)

現代文という科目をほとんどの受験生が「そんなに勉強しなくていい」「現代文はセンス」という風に捉えています。

「現代文なんて日本語だから、勉強する必要ない」と誤解してしまっています。

現代文の勉強はセンスではなく知識次第

しかし、そう言った考え方は高校受験までの話であって、大学受験の現代文となると話は変わってきます。 

現代文はきちんと勉強すれば安定して高得点が狙える科目です。

よく、現代文を感覚やセンスで解くものだと勘違いしている人がいます。だから現代文は点数が安定しない。そう考えて現代文に時間をかけない人が多いのです。

「現代文には正しい読み方が存在し、その通りに読むことが出来さえすれば得点することができる」という意識を現代文が苦手な学生は必ず持つようにしましょう。また他の受験生はあまりきちんと勉強してこないので、他とも差がつけやすい科目です。

現代文の語彙の勉強法とおすすめキーワード参考書を紹介!

現代文のやってはいけない勉強法

多くの人がはまる落とし穴があります。それは「とりあえず問題集を買って解きまくる」という間違った勉強法です。

探せば探すほど、おすすめの現代文の問題集がたくさん出てきますが、それをとりあえず買って、とりあえず問題を解いておくというような勉強法をしていても点数は安定しません。

参考書を使って勉強するのは良いことですが、復習がおろそかになりがちです。あるいは解説が丁寧ではない参考書を選んでしまったせいで復習をしない場合があります。現代文はただ解きまくるだけではなく。一題解いたら徹底的に復習しましょう。

今から紹介する現代文の参考書は、ただ漠然と解くだけではなく、解説が詳しく記載されており正しい現代文の解き方も教えてくれます。

参考書選びに困った場合は、以下の中から自分のレベルに合ったものを選ぶことをおすすめします。

【大学受験】現代文のおすすめの参考書ランキング17選を東大生が徹底解説! 現代文のおすすめの参考書ランキング17選を東大生が徹底解説!【大学受験】 現代文の独学におすすめの参考書ルートを東大生が徹底解説! 現代文のおすすめ参考書ルートを徹底解説!おすすめの参考書も紹介!【大学受験】

国語(近代以降の文章)のおすすめ参考書

近代以降の文章を国語の共通テスト利用や共通テストを受験する必要がある受験生におすすめの参考書を紹介します。

現代文の解法 読める!解ける!ルール36

<特徴>

現代文の解法 読める!解ける!ルール36は現代文を初めて学習する人向けの「読み方」がまとまった参考書です。

現代文を初めて学習する人向けの「読み方」がまとまった参考書で、正しい読み方が癖なく1冊(全4章)になっているのでとても勉強しやすい参考書となっています。

現代文キーワード読解

<特徴>

現代文キーワード読解は、いま、現代文の評論問題ができない子を救う最強の参考書となりうる参考書です。

また、評論文を読むことに対して、抵抗感がなくなります。

構成は右側に簡単な文章。その下に要約があり、左側のページには語句とその語句の説明が書かれている、という形になっています。

現代文読解基礎ドリル

<特徴>

現代文読解基礎ドリルは、評論12章、小説2章の全14章で構成され、実際の入試問題から抜粋した文章が使用されれています。

読み方、解き方を説明してから問題を解くと言うような形で進んでいき「論と例」「対比」を中心に現代文読解のポイントを示し短めの類題で反復することで読者に定着していくように作られています。

入試現代文のへのアクセス 基本編

<特徴>

入試現代文へのアクセスは、比較的簡単な問題が多いので基礎を定着させるのにぴったりの参考書です。

入試現代文へのアクセスは本文解説が詳しいので、ただ答えあわせをするのではなく、自分の読み方とのズレを確認して下さい。

漢字一問一答【完全版】

<特徴>入試頻出漢字を厳選して収録

漢字一問一答は、実際に入試に出題された問題から、特に頻出の漢字を厳選して収録されておりセンター試験形式問題にも完全対応しているため、センター試験対策で漢字の勉強がしたいという人にはこの参考書に取り組んでもらいたいです。

現代文の文学史の覚え方を早稲田生がまとめて徹底解説!【大学受験】

まとめ

他にも国語の受験勉強を進める中で役立つ情報を知りたいという方はぜひ以下もチェックしてみてください。

【大学受験】現代文のおすすめの勉強法を評論と小説ごとに東大生が徹底解説! 独学で逆転合格できる古文のおすすめ参考書ランキング23選を東大生が徹底解説! 古文のおすすめ参考書ランキング15選を東大生が徹底解説!【大学受験】
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