英検5級のリスニング対策!効果的な勉強法とコツと過去問の使い方も解説!

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英検5級のリスニング対策としておすすめの勉強法を解説します。また英検5級のリスニングで短期間で高得点を取るためのコツから聞き方や解き方のコツも合わせて解説します。また英検5級のリスニングが聞き取れないという状態から実際に9割点数が取れるようになった練習方法も解説します。

竹本明弘
竹本明弘

【この記事の監修者:英検コーチ塾長の竹本明弘

これまで英検2級に合格者を900名以上、英検準一級に合格者を1200名以上輩出してきました。英検合格のために効果的な実際にやってよかった勉強法をいくつか紹介します。また短期間で高得点を取るコツやおすすめの参考書も合わせて解説します。

英検5級のリスニングで9割取れる勉強法

英検5級のリスニングで9割取れる勉強法を解説します。

初期の基礎固めトレーニング

英検5級の基本単語の確認(1日15分)

  • 英検5級のリスニングでよく出る基本単語を1日20個確認します。
  • 特に英検5級で頻出の疑問詞(what、where、when、who、how)と前置詞(on、under、by)は完璧に覚えましょう。
  • 英検5級のリスニングで出題される曜日、時刻、場所を表す単語も重点的に確認してください。
2ヶ月目の勉強内容

英検5級リスニング音読トレーニング(1日30分)

  • 英検5級の過去問または数学社の英検5級赤本シリーズを使用して、英検5級のリスニング問題を1日3問だけ解きます。
  • 英検5級の1問解くごとに必ず7回音読を行います。7回目には人生で一番速い音読ができることを目標にしてください。
  • 英検5級の合計で1日21回の音読を行うと1ヶ月目の終わりには音読スピードが英検5級の音声を上回るようになります。
  • 英検5級の音読の際は音声と同時にスタートして、できるだけ英検5級の音声より先に読み終わることを意識しましょう。
1ヶ月目の勉強内容

英検5級の1ヶ月目は音読の質を維持しながら英検5級の過去問演習の量を増やし、英検5級の先読み技術とテクニックを完璧にする期間です。

英検5級の過去問演習の強化(1日30分)

  • 英検5級の1日に解く問題数を3問から7問に増やします。
  • 英検5級の1問解くごとの音読は1回に減らしますが、正しい発音とリズムを意識して丁寧に音読してください。
  • 英検5級のこの段階では音読のスピードよりも、接続詞(because、and、but)や結論を示す表現(so、then)に注目しながら聞き取る練習をします。

英検5級の先読み技術の完成(1日10分)

  • 英検5級の大問2の選択肢から質問内容を予想する訓練を毎日行います。英検5級の選択肢が時刻なら「いつ?when?」、場所なら「どこ?where?」とメモする癖をつけましょう。
  • 英検5級の大問3のイラストを見て、物、何をしているか、場所、位置、数字の5つのポイントをチェックする練習を繰り返します。
  • 英検5級の先読みの際に予想した単語や疑問詞を必ず英検5級の問題用紙にメモする習慣を徹底してください。

英検5級の解答テクニックの習得

  • 英検5級の大問1では質問文の文頭の疑問詞だけで正解を選ぶ練習を行います。英検5級の疑問詞と正解パターン(Whatなら物や事、Whereなら場所)を完璧に覚えましょう。
  • 英検5級の大問2では最後に聞こえた選択肢を選ぶテクニックを実践します。英検5級の過去問で検証すると87%正解できることを確認してください。
  • 英検5級のリスニングでわからない問題があっても10秒以内に適当にマークして次に進む練習を繰り返し、失敗を引きずらない訓練をします。
当日のリスニングを聞き取るコツ

英検5級の解答中の実践テクニック

  • 英検5級の音声確認の時間に音量が適切か確認し、聞き取りづらい場合は英検5級の試験監督に挙手して調整を依頼してください。
  • 英検5級の各問題の音声は2回流れるため、1回目で全体を把握し2回目で確認するという意識で英検5級のリスニングに臨みましょう。
  • 英検5級の大問1では1人目の質問文の文頭(疑問詞またはDo、Does)だけに全神経を集中させてください。
  • 英検5級の大問2では会話中に選択肢の単語が聞こえたらすぐにメモし、最後に聞こえた選択肢を選びます。
  • 英検5級の大問3では先読みでメモした単語が聞こえるかどうかに集中し、英検5級のイラストと一致するものを選びましょう。

英検5級のリスニングで独学で高得点を取るためのコツ

結論から述べると英検5級のリスニングで独学で高得点を取るコツは、数学社の英検赤本シリーズを使った音読練習と問題パターンの把握です。

リスニング対策に使う参考書は英検の過去問集のみで十分です。特におすすめなのは数学社の英検赤本シリーズで、これ1冊を徹底的にやり込むことで合格レベルに到達できます。

独学で高得点を取るための具体的なステップは、まず大問1では質問文の文頭に集中することです。疑問詞だけ聞き取れれば正解を選べる問題がほとんどです。Whatなら物や事、Whereなら場所、Whenなら時間が正解になります。

大問2では最後に聞こえた選択肢を選ぶことで87%正解できます。これは過去6回全30問を分析した結果、そのうち26問が正解できたデータに基づいています。全5問中少なくとも4問は正解できる計算になります。

独学だからこそ自分のペースで音読練習を重ねられます。海外経験がない状態でも、過去問を1問解くごとに音声と同時にスタートして10回ずつ音読を進めた結果、1ヶ月でリスニングで8割取れるようになった事例もあります。

英検5級のリスニングの過去問を使ったおすすめの勉強法

結論から述べると英検5級のリスニングの過去問を使った勉強法は、段階的に音読回数と問題数を調整していく方法が最も効果的です。

過去問演習は2つのステージに分けて進めます。第1ステージは音読強化期間で、最初の1ヶ月間は1日3問だけ解いて各問題を7回音読します。この期間は問題数を増やすことよりも音読のスピードを上げることに集中します。

第2ステージは演習強化期間で、1ヶ月経過後は1日7問に問題数を増やして1問につき1回の音読に切り替えます。この段階では正しい発音やリズムを意識しながら過去問演習の量を増やしていきます。

過去問を使う際の重要なポイントは、1問解いたらすぐに答え合わせをして間違えた部分を確認することです。間違えた問題は特に重点的に音読練習を行い、なぜ聞き取れなかったのかを分析します。

数学社の英検赤本シリーズには過去6回分の問題が収録されているため、これを活用して繰り返し練習することで確実に実力がついていきます。過去問は1回解いて終わりではなく、何度も繰り返し音読することで定着します。

英検5級のリスニングは何割とれば合格?合格点を解説

結論から述べると英検5級のリスニングは素点で84%以上取ることが理想的ですが、実際の合格基準はCSEスコアで419点です。

英検5級の一次試験はリーディングとリスニングの合計で判定され、CSEスコアと呼ばれる採点方法が採用されています。各技能の満点スコアは425点で、合格基準スコアは419点となり満点の49%に相当します。

ただし各設問の配点は公表されていないため、正確な合格基準点は把握できません。そのため過去問や模擬試験を自己採点するときは1問1点で計算して正答数で判断するのが一般的で、これを素点と呼びます。

実際の指導経験から受講生の過去の受験結果をもとにすると、リスニングの素点での目標点を84%と設定することで安全圏に入れます。英検が公表した合格基準スコアは満点の50%ですが、より確実に合格するために高めの目標を設定することをおすすめします。

リスニングの問題数は全25問なので、84%だと約21問正解する必要があります。つまり4問までなら間違えても合格できる計算になります。

英検5級のリスニングの問題構成と時間配分

英検5級のリスニングの問題構成と時間配分を解説します。

英検5級のリスニングの問題構成

結論から述べると英検5級のリスニングは3つの大問で構成され、全部で25問が出題されます。

大問1は会話の応答文選択で10問出題されます。イラストを参考にしながら2人の会話を聞いて、2人目の発言として適切な応答を3つの選択肢から選びます。選択肢は音声で読み上げられます。

大問2は会話の内容一致選択で5問出題されます。男女の会話を聞いた後に質問が流れ、その答えを問題用紙に印刷された4つの選択肢から選びます。この大問では選択肢が問題用紙に書かれているため先読みが可能です。

大問3はイラストの内容一致選択で10問出題されます。問題用紙に載っているイラストを見て、そのイラストを最も適切に表現している英文を3つの選択肢から選びます。選択肢は音声で読み上げられます。

英検5級のリスニングの時間配分

結論から述べると英検5級のリスニング試験は約20分間で、筆記試験の後半に自動的に開始されます。

英検5級の一次試験は全体で約45分間です。前半の約25分間で筆記問題を解き、後半の約20分間でリスニングの音声が流れます。リスニングは時間が来ると自動的に開始されるため、筆記問題を時間内に終わらせる必要があります。

各設問の音声は2回ずつ繰り返し放送されます。解答時間は各問題につき約10秒が設けられており、この間にマークシートを塗りつぶします。リスニング音声は会場のスピーカーから一斉に流れるため、個別に調整することはできません。

筆記試験を早めに終わらせることができれば、余った時間を使ってリスニング問題の選択肢やイラストを先読みできます。この先読みの時間を確保するためにも、筆記問題の時間配分を意識することが重要です。

まとめ

今回は英検5級のリスニングで高得点を取るための勉強法とコツについて解説しました。

英検5級のリスニングについてのまとめは以下のようになります。

まとめPOINT
  • 英検5級のリスニングは素点で84%以上、つまり25問中21問正解が理想的な目標です
  • 最初の1ヶ月は1日3問を7回音読して、音読スピードを音声より速くすることが合格への最短ルートです
  • 大問1は質問文の文頭だけ、大問2は最後に聞こえた選択肢を選ぶことで高得点が狙えます

英検5級は中学初級レベルで、身近な話題について簡単な語句で情報を理解し、短い文で自分の考えを伝えられることが求められます。

リスニング対策は継続が何より重要です。1日100回音読して3日サボるよりも、毎日20回を継続する方が確実に力がつきます。今日から音読練習を始めて、英検5級合格を目指しましょう。

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