偏差値40はどのくらい?上位ナンパーセント?大学と高校一覧も解説

本サイトの表記には、一部プロモーションを含みます

偏差値40はどれくらい頭がいいのかを上位何%(パーセント)なのかから偏差値40の大学や偏差値40の高校一覧も合わせて紹介しながら解説します。偏差値40からどの大学に行けるのかや偏差値40からどの高校に行けるのかも合わせて解説します。

偏差値40は上位〜%

結論として、偏差値40は上位84%です。

偏差値は平均を50として設定されており、偏差値40は平均より10低い位置になります。正規分布に基づいた計算では、偏差値40は下位16%の位置にあり、上から数えると上位84%となります。100人いる集団で考えると、84番目の成績に該当する位置です。

偏差値の分布を見ると、偏差値50を中心に多くの人が集まっています。偏差値40から60の範囲には全体の約68%が含まれており、偏差値40は平均よりやや下のグループに位置します。この数値は受験を考える上で重要な指標となります。

▽偏差値40の位置

偏差値上位%(パーセント)上位順位(100人中)上位順位(1000人中)
80約0.1%約0.1人約1人
75約0.6%約0.6人約6.2人
70約2.3%約2.3人約22.8人
65約6.6%約6.7人約66.8人
60約15.8%約15.9人約158.7人
55約30.8%約30.9人約308.5人
50約50%約50人約500人
45約69.1%約69.1人約691.5人
40約84.1%約84.1人約841.3人
35約93.3%約93.3人約933.2人
30約97.7%約97.7人約977.2人
25約99.38%約99.49人約993.8人

偏差値40はどのくらい頭がよい?

偏差値40は中学受験、高校受験、大学受験でそれぞれ意味が大きく異なります。同じ偏差値40でも、受験する母集団のレベルによって実際の学力は変わってきます。ここでは各受験における偏差値40の位置づけを詳しく解説します。

偏差値40は中学受験では上位75から90%

中学受験における偏差値40は、私立中学受験者の中では上位75から90%程度に位置します。ただし、これは全国の小学生の中で見ると上位に入る学力です。中学受験をする小学生は全国の約8%から20%程度で、勉強意欲の高い層が受験するため、母集団のレベルが高くなっています。

四谷大塚の偏差値で40前後の学校は、入試倍率が0.5倍から1倍程度のところが多いです。偏差値40の学力があれば、これらの学校に合格する可能性は十分にあります。中学受験における偏差値40は、決して低い学力ではないと理解することが大切です。

全国の小学生全体で見れば、中学受験で偏差値40を取れる子どもは学力が高い方に入ります。小学校のテストでは満点近くを取れる子も、中学受験の模試では偏差値40になることも珍しくありません。これは受験する集団のレベルが高いためです。

偏差値40は高校受験では上位84%

高校受験における偏差値40は、受験者全体の中で上位84%程度に位置します。高校進学率は約98%であるため、ほぼ全ての中学3年生が受験することになり、母集団は中学受験や大学受験と比べて幅広い層になります。

偏差値40の高校は、基礎学力の定着が不十分な生徒が多い傾向にあります。クラスで35人いる場合、30番目くらいの成績が偏差値40に該当します。定期テストでは5教科合計300点前後が目安となることが多いです。

高校受験で偏差値40の高校に進学した場合でも、その後の努力次第で大学進学は十分可能です。指定校推薦を活用すれば、日東駒専レベルの大学に進学できる可能性もあります。高校での頑張りが将来を大きく左右するのです。

偏差値40は大学受験では上位84%

大学受験における偏差値40は、受験者全体の中で上位84%程度に位置します。ただし、大学受験は高校受験と異なり、進学を希望する生徒のみが受験するため、母集団のレベルは高校受験より高くなります。

偏差値40の学力では、日東駒専の一部学部や、それ以下のレベルの私立大学が選択肢になります。国公立大学や早慶上智、MARCHといった難関大学に合格するには、偏差値を大幅に上げる必要があります。ただし、基礎から徹底的に学習すれば、逆転合格も十分可能です。

大学受験における偏差値40は、中学レベルや高校1年生の基礎的な内容に抜け漏れがある可能性が高いです。伸びしろが大きいとも言えるため、適切な学習方法で取り組めば、短期間で偏差値を上げることができます。

偏差値40の大学一覧

偏差値40前後の大学には、地方の私立大学や都市部の小規模大学が多く含まれます。ベネッセの進研模試によると、偏差値35から45の範囲には多くの私立大学の学部が該当します。

関東地方では、東京都や神奈川県、千葉県、埼玉県などに偏差値40前後の大学があります。これらの大学の中には、特定の分野で実績を上げている学校や、就職に強い学部を持つ大学もあります。偏差値だけで判断せず、自分が学びたい分野や将来の目標に合った大学を選ぶことが重要です。

偏差値40台の大学でも、千葉工業大学のように有名企業への就職実績がある学校も存在します。また、学部によっては日東駒専レベルを目指せるケースもあります。大学選びでは偏差値以外の要素も十分に考慮すべきです。

偏差値40の高校一覧

全国には偏差値40前後の高校が数多く存在します。これらの高校は公立高校と私立高校の両方があり、地域によって学校の特色は大きく異なります。高校偏差値ネットによると、偏差値40から44の範囲にはランクFとして分類される高校があります。

東京都には立川女子高等学校の総合コースなど、偏差値40の高校が約25校あります。ManaWillの調査によると、全国では偏差値40の高校が611校存在します。これらの高校の中には、部活動が盛んな学校や、資格取得に力を入れている学校もあります。

偏差値40の高校でも、推薦入試を活用すれば有名私立大学への進学が可能です。高校での成績を維持し、定期テストで上位に入ることで、指定校推薦の枠を獲得できる可能性が高まります。高校3年間の過ごし方が大学進学に大きく影響します。

偏差値40の高校から行ける大学一覧

偏差値40の高校からは、偏差値40から50程度の私立大学への進学が現実的な選択肢となります。ただし、高校での成績次第では、より上位の大学を目指すことも十分可能です。指定校推薦を活用することで、日東駒専や産近甲龍レベルの大学に進学できるケースもあります。

一般入試で挑戦する場合、高校の偏差値から10を引いた数値が大学の偏差値の目安になると言われています。つまり、偏差値40の高校からは、偏差値30から40程度の大学が標準的な進学先となります。しかし、これはあくまで目安であり、努力次第で上位大学への合格も可能です。

高校1年生から定期テストで上位の成績を維持することが重要です。評定平均を高く保つことで、推薦入試での選択肢が広がります。また、基礎学力をしっかり固めることで、一般入試でも逆転合格を狙えるようになります。

偏差値40の大学に行くために必要な勉強時間

偏差値40の大学に合格するために必要な勉強時間は、現在の学力レベルによって大きく異なります。現在の偏差値が30台であれば、1日3時間から4時間程度の勉強時間を確保することが望ましいです。高校3年生の春から夏にかけては、基礎固めに集中する時期となります。

受験生の平均的な勉強時間は、平日で3時間から4時間、休日で5時間から7時間程度です。偏差値40の大学を目指す場合でも、最低限この程度の勉強時間は確保すべきです。夏休みなどの長期休暇では、1日8時間から10時間の勉強時間を目標にします。

勉強時間だけでなく、勉強の質も重要です。基礎的な内容を確実に理解し、問題演習を繰り返すことで学力が定着します。苦手科目を克服しながら、得意科目を伸ばすバランスの取れた学習が大切です。

偏差値40の高校に行くために必要な勉強時間

偏差値40の高校に合格するためには、中学3年生で平日2時間から3時間、休日4時間から5時間程度の勉強時間が必要です。偏差値40から50に上げるには約270時間の勉強が必要と言われており、これを日割りにすると1日の勉強時間の目安が分かります。

中学1年生と2年生の時期から、1日1時間から2時間程度の勉強習慣をつけることが重要です。早めに勉強習慣を確立することで、中学3年生になってからの負担が軽くなります。定期テストでは5教科合計300点以上を安定して取れるようにすることが目標です。

塾や家庭教師を活用することで、効率的に学習を進められます。特に苦手科目については、専門の講師に教えてもらうことで理解が深まります。自宅での自主学習と塾での学習を組み合わせることが、成績アップの近道です。

偏差値40の中学校に行くために必要な勉強時間

偏差値40の中学校に合格するために必要な勉強時間は、小学4年生から本格的に始める場合、1日2時間から3時間程度が目安です。中学受験は高校受験や大学受験と異なり、早期からの準備が必要になります。小学6年生になると、1日4時間から5時間程度の勉強時間を確保することが望ましいです。

中学受験における偏差値40は、全国の小学生の中では上位に入る学力です。塾に通って基礎をしっかり固めることで、合格の可能性は十分にあります。算数と国語の2科目受験ができる学校も多く、この場合は勉強の負担を軽減できます。

復習を重視した学習方法が効果的です。塾で習った内容をその日のうちに復習することで、知識が定着しやすくなります。長期的な学習計画を立て、コツコツと勉強を続けることが合格への鍵となります。

まとめ

今回は、偏差値40についてその意味や位置づけ、各受験での違いを解説しました。

偏差値40についてのまとめは以下のようになります。

  • 偏差値40は上位84%
  • 偏差値40は母数が100人の場合、100人中84番目の成績
  • 偏差値40からの逆転合格は基礎固めと計画的な学習で十分可能

偏差値と上位◯%の関係について徹底解説!偏差値55は上位何%?

大学受験の偏差値40から70に上げる徹底管理の塾
今なら無料受験相談実施中!
大学受験の偏差値40から70に上げる徹底管理の塾
今なら無料受験相談実施中!