偏差値70はどのくらい?上位ナンパーセント?大学と高校一覧も解説

本サイトの表記には、一部プロモーションを含みます

偏差値70はどれくらい頭がいいのかを上位何%(パーセント)なのかから偏差値70の大学や偏差値70の高校一覧も合わせて紹介しながら解説します。偏差値70からどの大学に行けるのかや偏差値70からどの高校に行けるのかも合わせて解説します。

偏差値70は上位2.3%

結論から述べると偏差値70は上位約2.3%です。

100人の受験生がいた場合、偏差値70を取得できるのはわずか2人から3人程度となります。偏差値は平均点を50として設定されており、偏差値70は平均から大きく上回った成績を示す指標です。統計学的には標準偏差の2倍上に位置する成績となっており、まさに最上位層の学力レベルといえます。

偏差値70を達成するということは、周りの受験生と大きな差をつけている状態を意味します。学校では常に上位をキープし、学習塾でもトップクラスの実力を維持している可能性が高いです。この学力を維持できれば、東京大学や京都大学をはじめとする難関大学を十分に狙える位置にいるといえます。

▽偏差値70の位置

偏差値上位%(パーセント)上位順位(100人中)上位順位(1000人中)
80約0.1%約0.1人約1人
75約0.6%約0.6人約6.2人
70約2.3%約2.3人約22.8人
65約6.6%約6.7人約66.8人
60約15.8%約15.9人約158.7人
55約30.8%約30.9人約308.5人
50約50%約50人約500人
45約69.1%約69.1人約691.5人
40約84.1%約84.1人約841.3人
35約93.3%約93.3人約933.2人
30約97.7%約97.7人約977.2人
25約99.38%約99.49人約993.8人

偏差値70はどのくらい頭がよい?

偏差値70はどれくらい頭が良いのか、中学受験、高校受験、大学受験の場合それぞれ上位何%になるのかも含めて解説します。

偏差値70は中学受験では上位2.3%

中学受験における偏差値70は、受験者全体の上位約2.3%に位置します。

中学受験は小学生の段階から高い学習意欲を持つ家庭の子どもが受験するため、母集団のレベルが高いです。その中で偏差値70を達成するということは、非常に優秀な学力を持っていることを意味します。御三家と呼ばれる最難関中学校を目指せる水準であり、将来的に東京大学などの難関大学への進学も視野に入る学力レベルです。

中学受験で偏差値70を達成している生徒は、知的好奇心が旺盛で学ぶことを楽しんでいます。親御さんや先生のアドバイスを素直に受け止め、新しい知識を吸収することに喜びを感じているケースが多いです。将来の夢や目標を明確に持ち、その達成に向けて計画的に学習を進める自己管理能力にも優れています。

偏差値70は高校受験では上位2.3%

高校受験における偏差値70も、受験者全体の上位約2.3%に相当します。

全国の公立高校や私立高校の中でも最難関校に合格できる学力レベルです。東京都であれば開成高校や筑波大学附属高校、全国各地の県立トップ校に合格できる実力を持っています。定期テストでは常に450点以上を取得し、各教科で90点以上をキープしている生徒が多いです。

高校受験で偏差値70を達成するには、中学1年生のうちから基礎固めを行い、中学2年生から本格的な受験勉強を始める必要があります。平日は4時間から5時間、休日は6時間から8時間の勉強時間を確保することが求められます。応用問題の得点率を80%以上にすることも必要です。

偏差値70は大学受験では上位2.3%

大学受験における偏差値70は、受験者全体の上位約2.3%に位置します。

共通テストを受験する約50万人の受験生の中で、偏差値70以上は約12000人程度となります。東京大学や京都大学をはじめとする旧帝大のどの学部学科でも合格を狙うことができる学力レベルです。私立大学では慶應義塾大学や早稲田大学などの最難関私立大学も十分に合格圏内に入ります。

大学受験で偏差値70を達成するには、基礎固めを徹底的に行い、質の高い学習を継続する必要があります。人に説明できるレベルまで理解を深め、知識を増やしていくことが重要です。復習にも十分な時間をかけ、知識の抜けやもれがないようにすることが求められます。

偏差値70の大学一覧

偏差値70以上で目指せる国公立大学は、東京大学の全学部が該当します。

東京大学は全ての学部で偏差値70を超えており、日本最難関の大学です。文科一類から文科三類、理科一類から理科三類まで、すべての類で偏差値70以上が必要となります。京都大学も多くの学部学科で偏差値70前後の水準となっており、法学部や医学部医学科などは特に高い偏差値が求められます。

大阪大学や東北大学、名古屋大学などの旧帝大も医学部医学科では偏差値67.5以上が必要です。一橋大学の経済学部や社会学部なども偏差値70前後の水準となっています。国公立大学の医学部医学科は、多くの大学で偏差値65以上が必要となり、地方の国公立大学でも医学部は非常に高い偏差値が求められます。

偏差値70以上で目指せる私立大学は、慶應義塾大学と早稲田大学が中心となります。

慶應義塾大学では医学部をはじめ、法学部や経済学部などの看板学部で偏差値70前後が必要です。早稲田大学も政治経済学部や法学部、国際教養学部などで偏差値70前後の水準となっています。関西地方では同志社大学の一部学部も偏差値70に近い水準があります。

偏差値70の高校一覧

全国の偏差値70以上の高校は、各都道府県のトップ校が中心となります。

東京都では開成高校が偏差値77で都内1位、筑波大学附属高校が偏差値76、東京学芸大学附属高校が偏差値75となっています。早稲田大学高等学院や早稲田実業学校高等部も偏差値70以上です。神奈川県では慶應義塾高校や横浜翠嵐高校、埼玉県では浦和高校や大宮高校が偏差値70以上となります。

北海道では札幌南高校や札幌北高校が偏差値70以上です。東北地方では仙台第二高校や秋田高校、山形東高校などが該当します。関西地方では大阪星光学院高校や西大和学園高校が偏差値70以上となっており、全国的に見ても各地域のトップ校が集まっています。

偏差値70の高校から行ける大学一覧

偏差値70の高校から進学できる大学は、東京大学や京都大学などの旧帝大が中心です。

開成高校や筑波大学附属高校などの偏差値70以上の高校からは、毎年多くの生徒が東京大学や京都大学に合格しています。一橋大学や東京工業大学への進学実績も豊富であり、医学部医学科への合格者も多数輩出しています。これらの高校では高い学力を維持するための指導体制が整っており、進学実績も全国トップクラスです。

私立大学では慶應義塾大学や早稲田大学への進学が中心となります。上智大学や東京理科大学なども多くの合格者を輩出しています。偏差値70の高校に通う生徒は、そこでさらに学力を伸ばし、最難関大学への合格を実現しているケースが多いです。

偏差値70の大学に行くために必要な勉強時間

偏差値70の大学に合格するために必要な勉強時間は、4000時間以上です。

超難関大学や医学部を目指す場合はさらに多くの勉強時間が必要となります。この4000時間という数字は、大学受験対策を本格的に始めてからの累計時間であり、1年以上前から計画的に学習を進める必要があります。平日は最低でも5時間以上、休日は8時間以上の勉強時間を確保することが求められます。

ただし勉強時間だけでなく、勉強の質も非常に重要です。基礎固めを徹底的に行い、人に説明できるレベルまで理解を深めることが必要となります。復習にも十分な時間をかけ、知識の抜けやもれをなくすことが大切です。スキマ時間も有効活用し、1日1時間のスキマ時間学習で年間360時間の勉強時間を確保できます。

偏差値70の高校に行くために必要な勉強時間

偏差値70の高校に合格するために必要な勉強時間は、平日4時間から5時間、休日は6時間から8時間です。

中学1年生から2年生の段階では、平日2時間から3時間、休日は4時間程度の勉強時間が必要となります。定期テストでは450点以上を取得し、各教科で90点以上をキープすることが目標です。中学2年生の春休みから本格的に受験勉強を始め、夏休みは毎日8時間以上の勉強時間を確保する必要があります。

秋から冬にかけては平日4時間、休日は8時間の勉強を継続します。長期休みには毎日10時間ほど勉強することで、目標に近づくことができます。偏差値70の高校を目指すには、年間で1000時間以上の勉強時間が必要となり、計画的な学習スケジュールを立てることが不可欠です。

偏差値70の中学校に行くために必要な勉強時間

偏差値70の中学校に合格するために必要な勉強時間は、小学4年生から本格的に始める場合で年間800時間から1000時間以上です。

小学4年生から中学受験対策を始める場合、週に15時間から20時間程度の勉強時間が必要となります。小学5年生では週20時間から25時間、小学6年生では週30時間以上の勉強時間を確保することが求められます。夏休みや冬休みなどの長期休暇期間には、毎日6時間から8時間の勉強時間を確保する必要があります。

中学受験で偏差値70を達成するには、基礎学力の定着だけでなく、応用問題への対応力も必要です。塾での授業に加えて、家庭学習での復習や問題演習を徹底的に行うことが重要となります。知的好奇心を育て、学ぶことを楽しむ姿勢を持つことも、偏差値70達成への近道です。

まとめ

今回は、偏差値70のレベルと必要な勉強時間について解説しました。

偏差値70についてのまとめは以下のようになります。

まとめPOINT
  • 偏差値70は全体の上位2.3%で100人中2人から3人の優秀な学力レベル
  • 偏差値70で東京大学や京都大学などの旧帝大や慶應義塾大学や早稲田大学を目指せる水準
  • 大学受験で偏差値70を達成するには4000時間以上の勉強時間が必要
  • 基礎固めを徹底し復習を繰り返すことで偏差値70への到達が可能

偏差値と上位◯%の関係について徹底解説!偏差値55は上位何%?

大学受験の偏差値40から70に上げる徹底管理の塾
今なら無料受験相談実施中!
大学受験の偏差値40から70に上げる徹底管理の塾
今なら無料受験相談実施中!