本サイトの表記には、一部プロモーションを含みます
文系数学の良問プラチカのおすすめの使い方と勉強法を徹底解説します。
文系数学の良問プラチカのレベルや難易度についても具体的に解説します。また実際にやってみておすすめの文系数学の良問プラチカの参考書としての進め方や順番についても紹介します。
【この記事の監修者：逆転合格特化塾塾長竹本明弘】
これまで個別指導塾の塾長として早慶に現役生および浪人生を含めて合計で300人以上の合格者を輩出してきました。参考書の使い方や各教科の勉強法について紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
文系数学の良問プラチカのレベル
文系数学の良問プラチカのレベルを段階的に解説します。
文系数学の良問プラチカのレベルと難易度
結論として、文系数学の良問プラチカのレベルや難易度は東京大学や京都大学、一橋大学を受験する文系受験生向けの応用レベルの参考書です。Focus Goldや青チャートの星3個レベルまでを習得した受験生が、さらに上位校の過去問演習に入る前の橋渡しとして使用する位置づけになります。
この参考書は数学1A、2B、Cを扱っており、難易度の高い入試問題を中心に149問が収録されています。偏差値でいうと65以上の受験生が対象となり、さらに偏差値を伸ばしたい場合に取り組む参考書といえます。
ただし、文系数学の良問プラチカは必須の参考書ではありません。Focus Goldの星3個問題まで固めることができれば偏差値65まで到達できるため、東大や京大、一橋以外の受験生は本書を使用しなくても過去問演習で十分合格点に達することができます。
【この記事の監修者：逆転合格特化塾塾長竹本明弘】
文系数学の良問プラチカは上位校受験生には評判が良い参考書ですが、Focus Goldや青チャートの基礎がしっかり固まっていない状態で取り組んでも効果は薄いです。まずは網羅系問題集を完璧にすることが最優先です。
文系数学の良問プラチカの習熟度別のレベル
文系数学の良問プラチカの習熟度別のレベルを解説します。
レベル1は、収録されている問題の5割以上を自力で解ける状態です。この段階では、問題を見て解法の方向性は掴めるものの、完答できない問題も多く残っている状態といえます。Focus Goldや青チャートで培った解法のレパートリーを、より難易度の高い問題に適用できるようになり始めた段階です。
レベル2は、収録されている問題の8割以上を自力で解ける状態です。この段階まで到達すれば、文系数学の良問プラチカに収録されている難易度の高い問題に対しても、適切な解法を選択して完答できる力が身についています。上位校の入試問題にも十分対応できる実力がついた状態といえます。
ただし、このレベルに到達するためには相当な演習量が必要です。Focus Goldや青チャートの例題レベルが8割以上手を止めずに解ける状態が前提となります。基礎が固まっていない状態でレベル1やレベル2を目指しても、時間を無駄にしてしまう可能性が高いため注意が必要です。
▽文系数学の良問プラチカと他の数学の参考書のレベルを比較
▽数学のおすすめの参考書をもっと知りたいという方はこちら
数学のおすすめの参考書ランキング20選を徹底解説！【大学受験】 
文系数学の良問プラチカのおすすめの使い方
文系数学の良問プラチカのおすすめの使い方を解説します。
まず各問題に対して5分ほど自分で考えて手を動かしてみることが重要です。この段階では完答することにこだわる必要はありません。どの解法を使えば解けそうか、どのようなアプローチが有効かを考える時間として活用してください。
5分経ってもわからない場合は、すぐに解答を読んでください。文系数学の良問プラチカのレベルは高いため、無理に長時間考え込むよりも、解答を読んで理解する方が効率的です。解答を読む際には、自分に足りなかった知識は何だったのか、どの解法のパターンを使えば解けたのかを見抜くことに集中しましょう。
この段階では、解けなかった問題にバツマークなどのチェックをつけておくことをおすすめします。後で復習する際に、どの問題を重点的に見直すべきかが一目でわかるようになります。文系数学の良問プラチカの使い方として、このチェック方式は非常に有効です。
チェックをつけた問題を中心に復習していきます。文系数学の良問プラチカの問題は難易度が高いため、1回解いただけでは定着しません。最低でも3回は繰り返し解くことをおすすめします。
2回目以降は、問題を見た瞬間にどの解法を使うべきかが判断できるかを確認してください。解法の選択が瞬時にできるようになることが、文系数学の良問プラチカの使い方における重要なポイントです。もし迷ったり、解法が思い浮かばない場合は、再度解答を読んで理解を深めましょう。
また、似たような問題がFocus Goldや青チャートにないか確認することも大切です。文系数学の良問プラチカは応用問題集ですが、基本となる解法は網羅系問題集に載っています。この参考書を通して、網羅系問題集の理解を深めることも使い方の一つといえます。
文系数学の良問プラチカの8割以上の問題が自力で解けるようになったら、過去問演習に移行する準備が整った状態です。この段階では、難易度の高い問題に対する対応力がついているため、志望校の過去問にも安心して取り組めます。
ただし、文系数学の良問プラチカに時間をかけすぎるのは得策ではありません。上位校受験生であっても、英語や社会に勉強時間を配分する必要があります。この参考書の使い方として、完璧を目指すよりも、ある程度解けるようになったら過去問演習に移ることをおすすめします。
過去問演習に入った後も、苦手な分野や解けなかった問題のパターンがあれば、文系数学の良問プラチカに戻って類題を確認するという使い方も有効です。この参考書はあくまで過去問演習の補助として位置づけると良いでしょう。
文系数学の良問プラチカの習得にかかる時間
文系数学の良問プラチカの習得にかかる時間を解説します。
この参考書には149問が収録されています。1問あたりの所要時間を考えると、初見で解く場合は10分から15分程度、解答を読んで理解する時間を含めると20分から30分程度かかります。
1日2時間の勉強時間を確保できる場合、1日あたり4問から6問程度進めることができます。この ペースで進めると、1周目は約1ヶ月から1ヶ月半かかる計算になります。復習を含めて3周すると考えると、トータルで2ヶ月から3ヶ月程度の時間が必要です。
ただし、Focus Goldや青チャートの習得度によって、文系数学の良問プラチカにかかる時間は大きく変わります。基礎がしっかり固まっている受験生であれば、もう少し短い期間で習得できるでしょう。逆に基礎が不十分な状態で取り組むと、理解に時間がかかり非効率になります。
上位校受験生の場合、受験までの残り時間を考慮して、この参考書に時間を使うかどうかを判断する必要があります。英語や社会の勉強時間とのバランスを考えながら、計画的に進めていくことが大切です。
文系数学の良問プラチカを使う時の注意点
文系数学の良問プラチカを使う時の注意点を解説します。
最も重要な注意点は、Focus Goldや青チャートの星3個までの問題が自力で解ける状態になっていなければ、この参考書に入っても意味がないということです。文系数学の良問プラチカは応用レベルの参考書であり、基礎が固まっていない状態で取り組んでも効果は期待できません。
また、この参考書は上位文系受験生に評判が良いという理由だけで使用を決めないようにしてください。東大や京大、一橋以外の受験生は、Focus Goldの星3個まで固めた後は過去問演習に入れば十分です。文系数学の良問プラチカを使わなくても合格点に達することができます。
さらに、この参考書より1対1対応の演習の方がベターという意見もあります。1対1対応の演習の方が解説が詳しく、Focus Goldや青チャートの理解が深まるためです。文系数学の良問プラチカは難易度の高い問題が載っていますが、これが解けたからといって直接的に得点アップにつながるわけではありません。
文系数学という名称がついていますが、数学1A、2B、Cを扱っている問題集というだけなので理系受験生も使用できます。ただし、理系受験生は他の参考書を優先した方が良いでしょう。あくまで上位校文系受験生向けの参考書として位置づけることが注意点です。
文系数学の良問プラチカの特徴
文系数学の良問プラチカの特徴をいくつか解説します。
まず、難易度の高い入試問題を厳選して収録している点が特徴です。東大や京大、一橋などの上位校で実際に出題された問題や、それに準ずるレベルの良問が149問集められています。過去問演習に入る前の実践的な演習教材として活用できます。
次に、河合塾シリーズの参考書として信頼性が高い点も特徴です。多くの受験生が使用しており、上位校受験生の間で評判が良い参考書として知られています。ただし、評判が良いからといって必ずしも自分に合っているとは限らないため、慎重に判断する必要があります。
また、解答解説が付いている点も特徴の一つです。難易度の高い問題に対する解法が示されているため、自力で解けなかった問題でも解答を読んで理解することができます。ただし、1対1対応の演習と比較すると解説の詳しさでは劣るという意見もあります。
最後に、数学1A、2B、Cの範囲を網羅している点も特徴です。文系数学という名称ですが、この範囲を扱う問題集というだけなので、理系受験生も使用可能です。ただし、理系受験生にとっては他の参考書の方が効率的な場合が多いでしょう。
文系数学の良問プラチカのメリット
文系数学の良問プラチカのメリットをいくつか解説します。
難易度の高い問題に触れることができる
文系数学の良問プラチカの最大のメリットは、難易度の高い問題に触れることができる点です。Focus Goldや青チャートで基礎を固めた後、いきなり過去問に入るのではなく、この参考書で実践的な演習を積むことで、上位校の入試問題に対する対応力を養うことができます。
実際に使用した受験生からは、難しい問題が出てもビビらなくなったという感想が多く聞かれます。文系数学の良問プラチカで鍛えた経験が、本番の試験での精神的な余裕につながるというメリットがあります。
ただし、このメリットは過去問演習でも十分得られるものです。あえてこの参考書を使わなくても、志望校の過去問や類似校の過去問で難易度の高い問題に触れることは可能です。
解法のレパートリーを増やせる
文系数学の良問プラチカを使うことで、解法のレパートリーをさらに増やすことができます。応用レベルの問題では、基本的な解法を組み合わせたり、応用したりする必要があります。この参考書を通して、そうした解法の使い方を学ぶことができます。
特に、どの解法を使うべきかの判断力を養うことができる点がメリットです。複数の解法が考えられる問題に対して、最も効率的な解法を選択する力は、入試本番で大きな武器になります。
ただし、このメリットも1対1対応の演習や過去問演習で得られるものです。文系数学の良問プラチカ特有のメリットとは言い切れない部分があります。
上位校受験生の間で評判が良い
文系数学の良問プラチカは、東大や京大、一橋を目指す受験生の間で評判が良い参考書です。多くの先輩受験生が使用しており、実績のある参考書として知られています。このような実績があることで、安心して使用できるというメリットがあります。
また、河合塾シリーズの参考書として、信頼性が高い点もメリットです。出版社の知名度や実績は、参考書選びにおいて一つの指標となります。
ただし、評判が良いからといって必ずしも自分に合っているとは限りません。自分の学力レベルや残りの勉強時間を考慮して、この参考書を使うかどうかを判断する必要があります。
文系数学の良問プラチカのデメリット
文系数学の良問プラチカのデメリットをいくつか解説します。
必須の参考書ではない
文系数学の良問プラチカの最大のデメリットは、必須の参考書ではないという点です。Focus Goldの星3個問題まで固めれば偏差値65まで到達できるため、東大や京大、一橋以外の受験生はこの参考書を使わなくても合格点に達することができます。
実際に使用した受験生からも、結局必須ではないという声が多く聞かれます。難易度の高い問題に触れておくことができるという点は評価されていますが、それは過去問演習でも十分達成できるものです。時間をかけてこの参考書に取り組むメリットは、実は大きくないかもしれません。
また、英語や社会の勉強時間を削ってまでこの参考書に時間を使うべきかは慎重に判断する必要があります。総合的な得点力を上げるためには、バランスの取れた学習計画が重要です。
解説が1対1対応の演習より劣る
文系数学の良問プラチカのデメリットとして、解説が1対1対応の演習より劣るという点が挙げられます。指導経験上、東大や京大、一橋を受験する受験生には、この参考書より1対1対応の演習の方がベターと言えます。
1対1対応の演習の方が解説が詳しく、Focus Goldや青チャートの理解が深まるためです。数学の軸足はあくまでFocus Goldや青チャートといった網羅系問題集にあります。これらの理解を深めるために、他の参考書を位置づけるのが一般的ですが、文系数学の良問プラチカはその役割を十分に果たせていない可能性があります。
解説の質は参考書選びにおいて非常に重要な要素です。自力で解けなかった問題を理解するためには、詳しい解説が不可欠です。この点でデメリットがあることを認識しておく必要があります。
理解が深まったかどうか不明確
文系数学の良問プラチカを使った受験生からは、この問題を通して理解が深まったかと言われると微妙という感想が聞かれます。難易度の高い問題が少数載っていて、これが解けたから何になるのか、この類題が出題されることってめったにないという意見もあります。
このデメリットは、この参考書の位置づけが曖昧であることに起因しています。Focus Goldや青チャートのような網羅系問題集ではなく、かといって過去問演習の代わりにもならない中途半端な存在になってしまっている可能性があります。
難易度の高い問題に触れたり、捨てるかどうかの判断は過去問演習で十分です。過去問演習の目的の一つはそれですので、あえてこの参考書を使う必要性は低いかもしれません。自分の学習計画において、この参考書がどのような役割を果たすのかを明確にしてから使用することをおすすめします。
文系数学の良問プラチカに関するよくある質問
文系数学の良問プラチカの使い方や選び方に関するよくある質問を紹介します。
- 文系数学の良問プラチカと1対1対応の演習の違いは何ですか?
- 文系数学の良問プラチカと1対1対応の演習の最も大きな違いは、解説の詳しさです。1対1対応の演習の方が解説が詳しく、Focus Goldや青チャートの理解を深めることができます。文系数学の良問プラチカは難易度の高い問題が載っていますが、解説の質では1対1対応の演習に劣ります。また、1対1対応の演習の方が網羅系問題集の理解を深める役割を果たしやすいため、指導経験上は1対1対応の演習の方がベターと言えます。ただし、どちらを使うかは個人の好みや学習スタイルによって異なります。
- 文系数学の良問プラチカはいつから始めるべきですか?
- 文系数学の良問プラチカは、Focus Goldや青チャートの星3個までの問題が自力で解ける状態になってから始めるべきです。具体的には、例題レベルが8割以上手を止めずに解ける状態が目安となります。この段階に達していない場合は、まず網羅系問題集を完璧にすることを優先してください。基礎が固まっていない状態でこの参考書に入っても効果は薄く、時間を無駄にしてしまう可能性が高いです。また、東大や京大、一橋以外の受験生は、この参考書を使わずに過去問演習に入っても十分です。受験までの残り時間を考慮して判断しましょう。
- 文系数学の良問プラチカは理系受験生も使えますか?
- 文系数学の良問プラチカは理系受験生も使用可能です。文系数学という名称がついていますが、これは数学1A、2B、Cを扱っている問題集というだけです。理系でも数学1A、2B、Cの範囲を学習する必要があるため、内容的には使用できます。ただし、理系受験生はこの参考書を使用しなくても良いでしょう。理系には他により適した参考書があり、この参考書は上位校文系受験生に評判が良いから使ってもいいという程度の位置づけです。理系受験生は理系向けの参考書を優先することをおすすめします。
- 文系数学の良問プラチカと過去問演習のどちらを優先すべきですか?
- 基本的には過去問演習を優先すべきです。文系数学の良問プラチカは必須の参考書ではなく、難易度の高い問題に触れたり、捨てるかどうかの判断は過去問演習で十分できます。過去問演習の目的の一つは、志望校の傾向を把握し、難易度の高い問題への対応力を養うことです。この参考書を使わなくても、10年分から15年分の過去問演習で十分な実力がつきます。ただし、時間に余裕がある場合や、過去問演習だけでは不安という場合には、補助的にこの参考書を使うという選択肢もあります。英語や社会の勉強時間とのバランスを考えながら判断しましょう。
- 文系数学の良問プラチカを完璧にする必要はありますか?
- 文系数学の良問プラチカを完璧にする必要はありません。この参考書の8割程度が解けるようになれば、上位校の入試問題にも十分対応できる力がついています。完璧を目指して時間をかけすぎるよりも、ある程度解けるようになったら過去問演習に移行することをおすすめします。上位校受験生であっても、数学だけに時間を使うわけにはいきません。英語や社会にも勉強時間を配分する必要があります。また、この参考書は必須ではないため、時間をかけすぎることで他の科目の学習がおろそかになるのは本末転倒です。バランスの取れた学習計画を立てることが大切です。
| ▽おすすめの数学の勉強法をもっと知りたい方はこちら |
| 定期テスト対策におすすめの数学の勉強法 |
| 【大学受験】数学の超効率的な勉強法を徹底解説！ |
| 共通テストの数学のおすすめの勉強法 |
| 大学受験向け数学のおすすめの勉強法 |
| ▽おすすめの数学の参考書が知りたい方はこちら |
| 数学のおすすめの参考書ランキング20選を徹底解説！【大学受験】 |
| 【大学受験】文系の数学におすすめの参考書ルートと進め方を徹底解説！ |
| 数学の独学で逆転合格できる参考書ルートを東大生が徹底解説！ |
