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共通テストの生物で高得点を狙うための勉強法を詳しく解説します。
共通テストの生物で満点を目指す人向けの学習法から、安定して9割を取るための勉強法、さらに8割を目指す段階の勉強法まで、それぞれのレベルに応じた最適な進め方を紹介します。
あわせて、共通テストの生物対策に役立つおすすめの参考書もわかりやすく解説します。

【この記事の監修者:逆転合格特化塾塾長「竹本明弘」
これまで早慶に現役生および浪人生を含めて合計で300人以上合格者を輩出してきました。その中で生物の共通テストで9割以上を取った受験生もたくさんおり、実際に指導する中でゼロからでも偏差値70まで到達した生物の勉強法や使ってよかった生物の参考書およびおすすめの生物の勉強の順番を解説したいと思います。
共通テストの生物で9割取れる勉強法
共通テストの生物で9割取れる勉強法を解説します。
- 共通テストの生物で9割を取るためには、まず全範囲の基礎知識を正確に理解することが最優先です。この時期は講義本として「高校これでわかる生物」(文英堂)と「高校これでわかる生物基礎」(文英堂)を毎日1テーマずつ進めながら、知識をノートに整理します。講義内容を理解したら、「高校これでわかる基礎問題集 生物・生物基礎」(文英堂)で対応範囲の問題を解き、アウトプットを習慣化します。
- 特に図と用語をセットで覚えることを意識し、なぜそうなるのかを自分の言葉で説明できるようにしましょう。共通テストの生物は知識の断片暗記では得点できないため、仕組みや因果関係を理解しておくことが重要です。
- 基礎が終わったら、共通テストの勉強法として重要なのはアウトプット中心の演習です。この時期は「リードLightノート生物」(数研出版)を使い、単元ごとの演習を通して、知識を使う練習を行います。問題を解きながら、なぜ間違えたのか、どの原理が関係しているのかを「大森徹の最強講義126選」(文英堂)で確認します。講義本を再読しながら、グラフや表の読み取り問題にも慣れていきましょう。
- 共通テストの生物では、用語の定義やグラフの関係性を問う設問が多いため、日々の演習で視覚的な整理を習慣にすることが得点アップの鍵です。時間がある日は1日2時間の学習を確保し、分野横断的な復習も取り入れましょう。
- 共通テストの生物で9割を目指す勉強法の3ヶ月目は、応用問題に慣れることがテーマです。基礎が固まった人は「生物の基礎問題精講」(旺文社)と「理系標準問題集 生物」(数研出版)を使い、思考力を鍛える演習を始めましょう。特に間違えた問題は放置せず、「大森徹の最強講義126選」(文英堂)で原理の確認を徹底します。
- また、時間を計って解くことで共通テストの制限時間内に正確に処理する練習も開始します。知識を覚えた状態から、使いこなせる段階へ移行することを意識し、図・表・グラフの解釈を中心にしたアウトプットトレーニングを続けることが重要です。
- 共通テストの生物では、実験考察や遺伝、計算問題が得点差を生みやすいです。この時期は分野別対策を行い、「大森徹の生物実験・考察問題の解法」(文英堂)、「大森徹の生物遺伝問題の解法」(文英堂)、「大森徹の生物計算・グラフ問題の解法」(文英堂)の3冊で、典型問題を解き方ごとに整理していきます。問題演習では「なぜそう解くのか」「他の選択肢がなぜ違うのか」を言語化しながら、再現性のある思考法を定着させましょう。特に遺伝・進化・生態系の3分野は複合問題が出やすいため、共通テスト形式の総合問題を意識して演習するのがポイントです。
- できれば「共通テスト生物 実践対策問題集」(Z会)を活用して、同じ形式の共通テスト生物の問題も解けるとより良いです。
- 最後の1ヶ月は、共通テストの生物本番を意識した過去問演習と実戦形式の問題演習に集中します。使用する問題集は「決める共通テスト生物」(学研プラス)と「共通テスト生物 実践対策問題集」(Z会)の2冊です。この2冊を通して、共通テスト特有の思考問題や資料問題、グラフ問題に慣れながら、本番同様の時間配分と得点戦略を身につけていきましょう。
- 間違えた問題や迷った選択肢は「大森徹の最強講義126選」(文英堂)で原理や知識の背景を再確認し、その日のうちに理解を補強することが重要です。知識の再確認と実戦演習のバランスを意識して勉強を進めることで、共通テストの生物で安定して9割を取る力が完成します。
この5段階を1つ1つ進めていくと、これまで私自身が個別指導しながら共通テストの生物で9割以上取れた受験生と同じ学習方法で共通テスト生物に挑むことができるので、間違いなく共通テスト生物で8割以上が取れると思います。
▽もし共通テストの生物も含めて全体の勉強計画を知りたいという方はぜひ下記もチェックしてみてください。

共通テストの生物で8割が取れる参考書ルート
共通テストの生物で8割が取れるおすすめの参考書ルートを紹介します。
まずは共通テスト生物および生物基礎の範囲で出てくる基礎知識を習得したいので、高校これでわかる生物(文英堂)と高校これでわかる生物基礎(文英堂)を講義本として使いつつ、高校これでわかる基礎問題集 生物・生物基礎(文英堂)を問題集としてアウトプットしながら覚えてない知識がないようにどんどん知識を詰め込んでいきましょう。
期間の目安 | 学習の目的 | 使用参考書・問題集 | 学習ポイント |
---|---|---|---|
1〜2ヶ月目 | 共通テスト生物で問われる基礎知識を正確に理解する | 高校これでわかる生物(文英堂) 高校これでわかる生物基礎(文英堂) | 1日1テーマを丁寧に進め、図や用語をノートにまとめて整理する。暗記ではなく「なぜそうなるか」を言語化する。 |
2ヶ月目 | インプットした知識を問題演習で確認・定着 | 高校これでわかる基礎問題集 生物・生物基礎(文英堂) | 各章の基礎問題を解き、理解が浅い分野は講義本に戻って復習。選択肢の正誤を根拠付きで判断する練習をする。 |
3ヶ月目 | 知識を「使える形」にし、資料・グラフ問題に慣れる | リードLightノート生物(数研出版) 大森徹の最強講義126選(文英堂) | 問題を解いた後に解答の根拠を確認し、グラフや図の読み取り方をマスター。自分のミスを分析してノートに整理する。 |
4ヶ月目 | 共通テスト生物特有の思考問題に対応する力を養う | 生物の基礎問題精講(旺文社) 理系標準問題集 生物(数研出版) | 図表・資料をもとに考える設問を重点的に練習。制限時間を意識して解くことでスピードと精度を上げる。 |
5ヶ月目 | 本番形式の演習で得点力を完成させる | 決める共通テスト生物(学研プラス) 共通テスト生物 実践対策問題集(Z会) | 本番と同じ60分で解き、時間配分と正答率のバランスを調整。間違えた問題は必ず「なぜ間違えたか」を言語化する。 |
共通テストの生物で8割取れる勉強法
共通テストの生物で8割が取れる勉強法を解説します。
共通テストの生物で8割が取れる勉強法①応用問題で得点力を伸ばす共通テストの生物の勉強法
共通テスト生物で8割を取るには、応用問題での得点が欠かせません。

これまで共通テストの生物で9割以上の得点を取った生徒を200名以上輩出してきましたが、共通テストの生物は共通テストの過去問演習なども大事ですが、それよりも志望校が上の方には応用レベルの問題が載っている「理系標準問題集 生物」(数研出版)の進捗度や理解度に応じてかなり得点率が変わる印象があります。
それは単なる知識ではなく使える知識として覚えられているかが原因として挙げられます。
だからこそ、ぜひ応用レベルの問題演習こそ共通テスト生物の高得点をとるカギだと覚えておいて欲しいです。
おすすめは「生物の基礎問題精講」(旺文社)と「理系標準問題集 生物」(数研出版)です。特に基礎問題精講は、教科書知識をどう使えば問題が解けるかを考える練習に最適です。
問題を解くときは、まず自分の言葉で問題文を要約し、「問われている知識は何か」「根拠はどこにあるか」を明確にします。間違えた問題は、「なぜ誤答を選んだのか」「どの思考過程が違ったのか」を分析し、次に同じタイプの問題が出ても迷わず解けるように整理しましょう。
共通テストの生物で8割が取れる勉強法②問題演習を通して知識を定着させる勉強法
共通テスト生物では、理解した知識を実際の問題の中で使いこなせることが求められます。
おすすめの参考書は「高校これでわかる基礎問題集 生物・生物基礎」(文英堂)です。1テーマを学習したらすぐに対応する問題を解き、理解度を確認します。間違えた問題はすぐに講義本に戻り、どの知識や原理を使えば解けたのかを整理します。
選択肢の正誤を「感覚」で判断するのではなく、必ず「根拠」を持って答える練習をしましょう。共通テスト生物では細かい正誤判定が多いため、この習慣が得点力の安定につながります。
共通テストの生物で8割が取れる勉強法③共通テスト生物の基礎を理解する勉強法
共通テスト生物で8割取れる実力をつけるために大事なのは共通テスト生物の形式に慣れながら得点力を完成させる勉強法です。
「決める共通テスト生物」(学研プラス)と「共通テスト生物 実践対策問題集」(Z会)を使い、60分の本番形式で演習を重ねます。時間を計って解くことで、どの問題に何分使うべきかの感覚を掴みます。
解き終わった後は、間違えた問題を放置せず、「どの知識が抜けていたのか」「なぜ選択肢を誤ったのか」を分析します。すべての問題に対して根拠を持って解答できるようになれば、共通テスト生物で8割を安定して取れるようになります。
共通テストの生物で満点を取るための勉強法
共通テストの生物で満点を取るためのおすすめの勉強法を紹介します。
基礎を理解して整理する勉強法
共通テスト生物の満点を目指すためには、まず基礎を正確に理解することが必要です。
最初のステップでは「高校これでわかる生物」と「高校これでわかる生物基礎」(文英堂)を使い、共通テスト生物で問われる全範囲を毎日1テーマずつ丁寧に学びます。知識をただ暗記するのではなく、ノートに要点と図をまとめ、自分の言葉で説明できるようにするのがポイントです。
演習には「高校これでわかる基礎問題集 生物・生物基礎」(文英堂)を使い、共通テスト生物の基本問題を通して理解を定着させましょう。
思考力を鍛える演習中心の勉強法
共通テストでは資料やグラフを読み取る思考力が必須です。「リードLightノート生物」(数研出版)で演習を重ね、知識を使う練習をします。分からない問題は「大森徹の最強講義126選」(文英堂)で確認し、根拠を理解して覚え直しましょう。
応用力をつけたい人は「生物の基礎問題精講」(旺文社)を活用し、資料問題やグラフ問題の解き方を身につけます。
間違えた問題はそのままにせず、どの考え方が違ったのかを整理しておくと得点力が安定します。
共通テスト生物の分野別の得点力を伸ばす勉強法
共通テスト生物で満点を取るには、苦手分野を徹底的に潰すことが重要です。特に差がつきやすいのは実験・遺伝・計算の3分野です。
「大森徹の生物実験・考察問題の解法」「大森徹の生物遺伝問題の解法」「大森徹の生物計算・グラフ問題の解法」(文英堂)を使い、典型問題の考え方と手順を整理します。
さらに「決める共通テスト生物」(学研プラス)と「共通テスト生物 実践対策問題集」(Z会)を使って本番形式の演習を行い、すべての分野をまんべんなく仕上げていきましょう。
共通テストの生物で7割取れる勉強法
共通テストの生物で7割取るための勉強法を解説します。
共通テスト生物の7割を取るための基礎固め勉強法
共通テスト生物で7割を目指すためには、まず教科書レベルの知識を正確に理解することが重要です。最初の勉強法としては、高校これでわかる基礎問題集 生物(文英堂)を使って、基礎的な内容を1テーマずつ丁寧に確認していきます。
共通テスト生物の問題は暗記だけでは対応できないため、用語や現象の意味を自分の言葉で説明できるように練習しましょう。問題を解いた後は、なぜその答えになるのか、どの知識を使ったのかをノートに整理します。
共通テスト生物の7割を取るには、知識を「覚える」ではなく「理解する」姿勢が最も大切です。
共通テスト生物の7割を狙うための思考力演習勉強法
共通テスト生物では、資料やグラフをもとにした思考型の出題が増えています。この形式に慣れるための勉強法としては、大森徹の最強講義126選(文英堂)を使い、各分野の原理を因果関係とともに学ぶことが効果的です。
理解した内容を理系標準問題集 生物(数研出版)で確認し、共通テスト生物の典型的な考察問題やグラフ問題を繰り返し練習します。間違えた問題はすぐに講義本に戻って、なぜ違ったのか、どの原理を見落としたのかを言語化して整理します。共通テスト生物の7割を安定させるには、根拠をもって選択肢を判断する習慣をつけることが必要です。
共通テスト生物の7割を確実に取るための分野別対策勉強法
共通テスト生物では、実験、遺伝、計算の3分野が得点差の出やすい重要分野です。7割を取るための勉強法としては、大森徹の生物実験・考察問題の解法(文英堂)を使って実験問題の読み取り方を学びます。
次に、大森徹の生物遺伝問題の解法(文英堂)で配偶子の組み合わせや遺伝様式を整理し、計算問題の手順を定着させます。共通テスト生物の7割を取るには、これらの分野で失点しないことが鍵となるため、毎日少しずつでも繰り返し演習を行い、問題の型と解放のレパートリーをしっかりと覚えることが重要です。演習後は大森徹の最強講義126選に戻って原理を再確認し、知識を理解のレベルに引き上げましょう。
共通テストの生物対策におすすめの参考書一覧
生物の共通テスト対策におすすめの参考書を5つ紹介します。
高校これでわかる基礎問題集 生物

「高校これでわかる基礎問題集 生物」(文英堂)は共通テスト生物の基礎固めに最適な一冊です。教科書の内容に完全対応しており、各章の要点を押さえながら、共通テストレベルの基本問題に取り組むことができます。
1問ごとに図や用語が丁寧に整理されており、インプットした知識をすぐにアウトプットできる構成になっています。基礎の理解があいまいな分野を早期に発見できるため、「高校これでわかる生物」「高校これでわかる生物基礎」とセットで使うと、知識の定着が格段に早まります。初学者でも取り組みやすく、共通テスト生物の基礎演習として最もおすすめです。
大森徹の最強講義126選
「大森徹の最強講義126選」(文英堂)は共通テスト生物の「理解」を「使える知識」に変える講義本です。大森徹先生による126のテーマ構成で、生物の仕組みを原因・結果・原理の流れで体系的に解説しています。教科書よりも一歩踏み込んだ説明が多く、資料問題や考察問題の背景理解にも役立ちます。
図やイラストも豊富で、重要な生物現象を視覚的に捉えることができるため、暗記ではなく納得して覚える勉強が可能になります。特に、問題演習後に「なぜこうなるのか」を確認する復習用の一冊として効果的です。
理系標準問題集 生物
「理系標準問題集 生物」(数研出版)は共通テスト生物の思考力・応用力を鍛えるための標準レベル問題集です。
知識の暗記ではなく、資料やグラフをもとに考える力を養う構成になっており、教科書知識を応用して得点する力を身につけることができます。
問題は単元ごとに整理されており、章末には入試頻出の考察問題も掲載。解説では、どの知識をどう使えばよいか、思考のプロセスを丁寧に示してくれます。基礎が固まった受験生が、8割以上を目指して共通テスト生物の実戦力を鍛える際に最適な一冊です。
大森徹の生物実験・考察問題の解法
共通テスト生物で差がつく「実験・考察問題」に特化した一冊です。
グラフ・表・実験手順などをもとに、どのように考えれば正答にたどり着けるかを体系的に解説しています。単なる解答暗記ではなく、実験データを読み解く視点や、仮説と結果のつながりを理解するための思考の順序が示されている点が特徴です。共通テストで頻出する新傾向の考察問題や、未知の資料を扱う問題への対応力を身につけたい受験生におすすめです。
大森徹の生物遺伝問題の解法
共通テスト生物の中でも苦手とする受験生が多い「遺伝分野」を克服するための専門書です。配偶子の組み合わせ、遺伝様式の見分け方、表の作り方などを、段階的にわかりやすく解説しています。
特に出題頻度の高い遺伝の計算問題や、複雑な交雑問題に対しても、解くための手順が具体的に示されているのが特徴です。自分で図や表を書きながら手を動かして理解することで、共通テスト本番でも落ち着いて処理できる実力がつきます。苦手を得点源に変えたい受験生に最適な1冊です。
▽おすすめの生物の参考書一覧

▽生物基礎のおすすめの参考書が知りたい方はこちら

▽共通テスト対策のおすすめの勉強法一覧