共通テストで9割取れる地学基礎の勉強法を東大生が徹底解説!【大学受験】

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共通テスト試験の地学基礎の勉強法、おすすめの参考書を共通テスト地学基礎にて高得点を取りたい大学受験生向けに解説します。

地学基礎の知識や模試の成績や地学基礎の共通テストの点数をあげるために必要な勉強法、勉強計画を共通テスト地学基礎で9割を取った東大生が徹底解説します。

共通テストで9割取れる地学基礎の勉強法

共通テストの地学基礎で9割取れる勉強法を段階ごとに解説します。

地学基礎の基礎理解と基礎インプット
(時間配分:講義40分・ノート40分・復習20分)

共通テストの地学基礎を攻略する第一歩は、全範囲を「現象の理由」まで理解することです。最初の1ヶ月は、青木の地学基礎をはじめからていねいに(技術評論社)を使い、毎日1テーマを丁寧に読み進め、図や要点を自分の言葉でノート化していきましょう。理解した内容を整理する際は、きめる!共通テスト地学基礎(学研プラス)を使って、同範囲の要点をチェックしながら用語と因果を定着させます。

特に天文・気象・地震・地質の基礎(南中高度、P波S波、気団と前線、火山・岩石など)は「図→現象→理由」で説明できるように練習し、声に出して復習するアウトプット勉強法を習慣化することが、共通テストでの得点力を高めるカギです。

2ヶ月目:体系化と演習導入
(時間配分:演習50分・復習40分)

2ヶ月目は、理解を「使える知識」に変える段階です。改訂版 共通テスト 地学基礎の点数が面白いほどとれる本(KADOKAWA)を使い、章ごとに共通テスト頻出テーマを体系的に整理します。きめる!共通テスト地学基礎の要点を自分の言葉でまとめ直し、声に出して説明できるか確認しましょう。章末問題や例題を演習として取り入れ、間違えた箇所は青木の地学基礎をはじめからていねいに(技術評論社)の講義部分に戻って原因を分析します。誤答ノートには「単位換算ミス」「読取不足」「用語混同」などの原因タグを残して、再発を防ぎます。この時期は、等圧線と前線の読み取り、走時曲線、HR図、示準化石の分布、鉱物識別などを重点的に演習することで、共通テスト特有のデータ読解問題に強くなれます。

3ヶ月目:過去問による実戦トレーニング(時間配分:過去問60分・復習60分)

3ヶ月目からは共通テスト本番形式の演習に突入します。過去3〜4年分の共通テスト本試・追試・共通テスト対応模試を使用し、制限時間内で解く練習をします。採点後は、間違いの原因を必ず分析し、改訂版 共通テスト 地学基礎の点数が面白いほどとれる本(KADOKAWA)→きめる!共通テスト地学基礎→青木の地学基礎をはじめからていねいに(技術評論社)の順で復習して「なぜ間違えたか」を明確にします。特に「南中高度と昼の長さ」「月齢と見え方」「時角と地方時」「P-S差」「露点と湿度」「断層と地層の重なり」などは得点差がつく分野なので、同形式の問題を3問連続で解いて定着を図りましょう。

4ヶ月目:分野別特訓と得点パターンの確立(時間配分:演習70分・復習50分)
  • 4ヶ月目は出題傾向ごとの「解法テンプレート」を完成させる時期です。改訂版 共通テスト 地学基礎の点数が面白いほどとれる本(KADOKAWA)を交互に使い、頻出分野を4ブロックに分けて短サイクルで回します。①天文計算(南中高度、月の位相、影の長さ)②地震(走時曲線、震央、マグニチュード)③気象(前線、湿度、気団、天気図)④地質(示準化石、地層構造、火山岩・深成岩)を日替わりで演習し、出題形式ごとに「見るポイント→判断基準→答え」の3ステップを定着させます。特に計算系は手順を固定化することが重要で、問題を解くたびに根拠をノートに書き残し、理解を言語化する勉強法が共通テスト高得点につながります。
  • 最後に共通テスト過去問・共通テスト予想問題集を使い、時間配分や出題パターンを最終確認します。誤答は改訂版 共通テスト 地学基礎の点数が面白いほどとれる本(KADOKAWA)で解法を再確認し、きめる!共通テスト地学基礎で要点を整理し、青木の地学基礎をはじめからていねいに(技術評論社)で原理に立ち返る三段復習で知識を完全に定着させましょう。

共通テストにおける地学基礎の特徴

共通テストにおける地学基礎という科目は理科基礎四科目の中で知識を覚えることに比重が高い科目になります。 とはいえ知識の深さや広さは極めて限られているので、 知識を覚える負担がそう大きいわけではありません。

また、地学基礎は他の理科基礎科目と比べて点数が取りやすいと言われています。共通テストの地学基礎の平均点を見ると、化学基礎と生物基礎と物理基礎が6割弱で、地学基礎が6割5分程度となっています。

共通テストでの地学基礎は意外に穴場

共通テスト、共通試験直前に対策する受験生が多いということも踏まえると他の教科と比べて明らかに点数が取りやすいと言えます。

注意すべきなのが、地学基礎を共通テストの受験科目として使える大学や学部が限られているということです。地学基礎を選択する場合は自分の行きたい大学、学部の入試で地学基礎が使えるのかということをしっかり確認しておきましょう。

共通テストにおける地学基礎という科目は暗記量、計算量ともに少ない

地学基礎に必要な暗記量や計算については理科基礎科目の中では非常に少ない方となっています。ただし、共通テストの地学基礎対策におけるポイントは暗記重視や演習重視などどちらか一方に傾倒してしまうような勉強法や参考書の使い方をしてしまうとなかなか点数が取れないという特徴があります。

受験生必見!共通テストの地学基礎の特徴は?

共通テストの地学基礎の特徴を解説します。

地学、地学基礎とは

地学とは、地球や宇宙について学ぶ科目です。例えば、「地質」「気象」「海洋」「地震」「地球史」「天文」といった分野を高校地学では学びます。地球の内部や表面、さらに周辺空間の現象に関する学問といえますね。

地学基礎、地学の特徴

地学基礎の特徴は、主として以下の3つが挙げられます。

  • 計算量も暗記量もそれほど多くない⇛短期間で仕上がる
  • 地学選択で受験できる大学がかなり少ない
  • 参考書や問題集が非常に少ない
共通テストの地学基礎の問題形式
第1問24点(7問)
第2問13点(4問)
第3問13点(4問)
第4問
合計50点満点

共通テストの地学、地学基礎のメリット

共通テストの地学および地学基礎のメリットを紹介します。

共通テストの地学基礎は短期間で対策が可能

地学は、他の理科3科目に対して、比較的計算量が少なく、暗記寄りの科目だと言えます。かといって、暗記量も生物よりは少ないため、短期間の対策でも共通テストで高得点を取るまで仕上げることが可能です。

当たり前ですが、文系の大学受験生は、理系科目より文系科目に時間の重きを置きます。共通テストでしか使わない理科は余計に時間の手間を取られたくないはずです。短期間で対策可能な地学は、文系の大学受験生にとって最もコスパの良い科目だと言えますね。

共通テスト対策の地学基礎の対策には勉強法が重要

共通テストの地学基礎はインプットの時間とアウトプットの時間のバランスが非常に重要になります。なぜならただ用語や事象を理解するだけではなく、なぜそうなるのか?例えば、地震や地層の分野で力の加わり方によってどういう現象が生まれ、どう変化するのか?などまで正しく理解する必要があります。

その上で使う参考書の種類と地学基礎の基礎部分と演習における時間の使い方と勉強法が非常に大切になります。

共通テスト形式の地学基礎の勉強法は後ほど詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみてください。

共通テストの地学、地学基礎のデメリット

共通テストの地学および地学基礎のデメリットを紹介します。

地学基礎は受験できる大学が少ない

地学は物理・化学・生物と比べると、国公立大の二次試験や私大入試で地学を使える大学・学部が圧倒的に少ないです。私大の理系学部は理科1科目で受験できる大学が大半なので、私大に絞ている大学受験生であれば地学を選択しても、選択しているもう一方の科目で受験できます。

ですが、国公立の理系学部は理科2科目で受験する大学大半なので、国公立志望の大学受験生には地学選択はおすすめできません。

地学、地学基礎は参考書や問題集が少ない

①で述べたデメリットにより、参考書や問題集が非常に少ないです。センター試験対策や地学基礎の参考書や問題集はある程度揃っていますが、二次試験対策のような発展的な参考書や問題集は絶滅危惧種くらい存在しないです。

共通テストで9割取りたい受験生!地学基礎の勉強法を紹介

共通テストの地学基礎の勉強法を紹介します。

地学基礎はまず教科書をしっかり覚える

やはり暗記寄りの科目なので、まずはしっかりインプットすることが大切です。共通テストの地学は、ほとんどの問題が教科書に書いてある内容から出題されます。そのためまずは地学基礎の教科書を隅々まで読みましょう。

地学基礎の基礎レベルをある程度インプット出来たら次は参考書を使ってアウトプットするのが勉強法のおおまかな流れになります。特に地学基礎はインプットよりもアウトプットすることで知識の定着度が大幅に向上します。また青木の地学基礎をはじめからていねいにをインプットの教材として使用するのは非常におすすめです。

参考書を用いた地学基礎の勉強法

一つ目の共通テストの地学基礎の勉強法として、解答を見ずに問題を解き、それぞれの解説までしっかり読むことが挙げられます。当たり前のことですが、多くの学生が実践できていません。

特に、地学基礎の問題を解いてる途中に解答を見がちです。共通テストの地学基礎で高得点を取りたいならまずは自力で解いて、そのあとに解説を読んで自分の知識に落とし込みましょう。最低3周はしましょう。

一回目に解けなった地学基礎の問題を二回目で解き、二回目でも解けなかった問題を三回目で解くようにしましょう。間違えた問題を反復学習することで解法が定着します。以上が参考書を用いた地学基礎の勉強法です。

共通テストの地学基礎は頭でのイメージがとても大切

共通テストの勉強法ではただ地学基礎を暗記するのではなく、なぜこの写真の状態もしくは表になるのか?といったことを理由からしっかりと理解することが大切です。そのため、一問一答などで用語や条件などを暗記するのではなく、グラフィックを通して理解できる地学基礎の参考書を選ぶことがとても大切です。

そのため、共通テスト 地学基礎の点数が面白いほどとれる本などは自分自身も使っていましたし、非常におすすめの参考書です。

また共通テストの地学の勉強法がもっと具体的にどういう参考書を使って、それをいつまでに終わらせるなどの受験勉強のスケジュールが知りたいという方にはコーチング塾の逆転合格特化塾がおすすめです。地学基礎の勉強法やどの参考書をやって、それをいつまでにやればいいかなどを細かく教えてくれます。

共通テストで9割取るための地学基礎の勉強法

共通テストで9割取るための勉強法としては、全体を3ヶ月と考えてGW終わりあたりから夏休み中にかけて一気に点数を上げていくような勉強のスタンスがまず重要になってきます。その上で大切にしてほしいこととしては以下になります。

  • 青木の地学基礎をはじめからていねいにで基礎知識をインプットする。
  • 本番までに20~30回演習をこなして、共通テスト形式の問題になれる。

以上の2点が勉強法としての肝になりますが、先ほども話したような知識以外の思考問題や計算問題にも対応できるように演習問題も並行してこなすというやり方でしっかりとインプットの質と共通テスト対策の演習もこなしていくことが重要になってきます。

大学受験の共通テストにおすすめの地学基礎の参考書

共通テスト対策におすすめの地学基礎の参考書を紹介します。

①青木の地学基礎をはじめからていねいに

青木の地学基礎をはじめからていねいに (東進ブックス 大学受験 名人の授業)

特徴として、地学基礎の参考書の中でも比較的イラストが多くてカラフルな紙面構成になっていることが挙げられます。共通テストの地学基礎で出題される問題には、グラフや天気図などの写真やイラストを活用した問題が多いです。

そのため、青木の地学基礎をはじめから丁寧にはイラストや写真が豊富にあるため、地学の初心者レベルから共通テストの少し前のレベルまで対策することができます。共通テストの地理では頭の中でしっかりとイメージできるかどうかがとても大切です。

②新しい高校地学の教科書―現代人のための高校理科

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『新しい高校地学の教科書』は高校理科の内容の羅列でなく、「これだけは」というものにしぼったものになります。途中にクイズやコラムも掲載されており、最後まで読みやすく構成されています。

共通テストの地学基礎の問題形式

共通テストの地学基礎は50点満点で試験時間は二つの理科基礎科目、合わせて60分です。マーク数は15個で毎年、分野に偏りなく出題されています。難易度としては教科書の内容から大きく逸脱することは、ありません。

そのため特に地学基礎は暗記量が他の科目に比べてそこまで多くないからこそ共通テスト形式の問題の演習量を増やすことが大切です。

共通テストの地学基礎の平均点は以下となります。

年度平均点
2021年度33.52
2020年度27.03
2019年度29.62
2018年度34.13
2017年度32.50

地学、地学基礎のおすすめの参考書を知りたい共通テストの地学基礎で9割以上を目指している受験生はこちらの記事も参考にしてみてください。

地学基礎の共通テストにおすすめの参考書を紹介!【大学受験】

共通テストの地学基礎の勉強法の実践に必要なおすすめ参考書・問題集

ここからは地学基礎の共通テスト対策の学習を進めるために必要となってくるおすすめの地学基礎の参考書を紹介します。

地学基礎一問一答【完全版】

有名な東進の一問一答シリーズ、実は地学基礎もあるんです。共通テストの地学基礎の対策としても非常におすすめの参考書です。構成は地学基礎も世界史や日本史のそれとほとんど一緒で、文章の穴を埋めていく式の問題が、重要度に応じて様々に出題されます。

地学基礎一問一答の使い方は、1周目は最も★の数が多い問題だけ覚え、それ以外は2周目以降に覚える、というように優先順位づけをはっきりしましょう。参考書を読んで間もないうちに、該当範囲の重要用語を一問一答で暗記するようにすると、理解も促進され、より効果的な学習ができます。

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改訂版 共通テスト 地学基礎の点数が面白いほどとれる本

地学基礎の勉強をしたことが無い人でも共通テストで高得点を目指すための参考書です。そのため、学校の授業だけでは不安だという人やさっさとこれらの科目を終わらせたいという人向けの参考書となります。

共通テストの地学基礎の頻出分野の各事項の説明記述が多く、かつ図にまとまっている等、理解しやすいつくりとなっています。また、重要事項は赤字、太字、ポイントとしてまとめ、としてまとめてあり見やすいつくりになっています。

地学基礎で高得点を取りたい受験生に非常におすすめの一冊です。

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きめる!共通テスト地学基礎

共通テストの地学基礎の内容が完全に網羅されている参考書です。図やグラフが大きくカラー印刷なのでとても見やすいです。簡潔なまとめがついているのでその日勉強した内容を最後におさらいすることができ、共通テストの地学基礎を勉強する上でとても効率が良いです。

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地学基礎早わかり 一問一答

この参考書は「地学基礎」を学習する上で必要な用語を一問一答形式で確認できる参考書です。もちろん単純記憶だけでなく、用語を理解するための知識や関連用語も学習できます。

学校の授業のレベルから地学基礎の共通テストレベルまでしっかり網羅されています。他の地学基礎の講義系の参考書と並行で行ってください!

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地学基礎講義の実況中継

地学基礎の教科書に完全準拠し、地学基礎の全範囲を講義しています。また、共通テスト地学基礎に関連してくる部分の「中学理科」の内容も扱っています。そのため、中学理科の部分を忘れてしまっていている人でもも大丈夫です。

地学基礎の教科書にある「発展」の内容は原則なく、4単位「地学」の内容である「発展」部分は共通テストで出題されません。地学基礎講義の実況中継は効率よく共通テストの地学基礎の範囲が学習できるよう絞った内容となっています。

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これまで地学基礎の勉強法と勉強法の実践に必要なおすすめの地学基礎の参考書を紹介してきましたが、勉強計画を立てて、いざ地学基礎の勉強をしようと思っても難しい点も多々あると思います。

具体的にどういう勉強をすれば地学基礎の効率的な学習につながるのかなど悩んでいる方はぜひ一度無料受験相談にて今悩んでいる部分を相談してみてください。

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