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英検の検定料から受験するためにかかる費用と料金を解説します。また英検のscbt型、準会場で受ける場合、本会場で受ける場合、s-interviewで受ける場合のそれぞれの費用と料金と値段をそれぞれ紹介します。英検の実際に受験するためにかかる検定料から費用を紹介します。
英検の各級の検定料
英検の検定料は受験する級によって大きく異なります。2025年度の検定料は1級が最も高く12500円で5級が最も安く2500円から4100円となっています。英検では級が上がるほど検定料も高くなる仕組みとなっており英語力のレベルに応じた価格設定がされています。
英検の検定料を考える際には受験方法によっても金額が変わることを理解しておく必要があります。同じ級を受験する場合でも従来型の本会場で受けるか準会場で受けるか、またはS-CBTで受けるかによって検定料が数千円も違ってきます。大学受験を控えた高校生にとっては検定料の違いは重要な選択ポイントとなります。
2025年度から新設された準2級プラスは準2級と2級の間のレベルに位置する級です。準2級から2級へのステップアップが難しいと感じる受験生のために設けられた級で検定料は本会場が8700円準会場が6400円S-CBTが9300円となっています。準2級と2級の間には約2年の学習期間が必要とされていましたが準2級プラスの導入により段階的な学習が可能になりました。
英検の各級のS-CBTの場合の検定料・値段・料金
英検S-CBTは全国のテストセンターでコンピューターを使って受験する方式です。準1級の検定料は10600円2級は9700円準2級プラスは9300円準2級は9100円3級は7800円となっています。S-CBTは準1級から3級までが対象となっており1級4級5級は実施されていません。
S-CBTの検定料は従来型の本会場受験と比較すると各級で600円から800円程度高く設定されています。しかしS-CBTには毎週土日に受験できる柔軟性や1日で4技能すべてを受験できるメリットがあります。大学受験で英検のスコアが必要な高校生にとっては受験機会が多いS-CBTは魅力的な選択肢となります。
S-CBTでは同一の検定期間内に同じ級を最大3回まで受験することができます。従来型と併用すれば1つの検定期間で最大5回の受験が可能になります。検定料は1回ごとに必要となりますが確実に合格したい受験生にとっては複数回受験できるシステムは大きな利点です。
英検の各級の従来型受験の場合の検定料・値段・料金
従来型の英検では本会場と準会場で検定料が大きく異なります。本会場での検定料は1級が12500円準1級が10500円2級が9100円準2級プラスが8700円準2級が8500円3級が6900円4級が4700円5級が4100円です。本会場は日本英語検定協会が全国47都道府県に設置する公開試験会場で個人受験者が主に利用します。
準会場は学校や塾などの団体が設置する試験会場で本会場よりも検定料が安く設定されています。準会場の検定料は2級が6100円準2級プラスが6400円準2級が6100円3級が5000円4級が2900円5級が2500円となっています。3級の場合本会場と準会場では1900円の差があり複数回受験する場合は大きな節約になります。
準会場での受験は1級と準1級では実施されておらず4級と5級は一次試験のみの実施です。2級から3級を受験する場合一次試験は準会場で受けることができますが二次試験は全員が本会場での受験となります。一次試験免除者も同額の検定料が必要となる点に注意が必要です。
英検の各級のS-Interview型の受験の検定料・値段・料金
英検S-Interviewは障がい等のある受験者で英検S-CBTの受験が難しい方を対象とした特別な受験方式です。1級の検定料は12600円で準1級から3級まではS-CBTと同じ金額となっています。S-Interviewは合理的配慮が必要な受験者のみが対象となり受験には事前の配慮申請が必須です。
S-Interviewでは聴覚障がいのある受験者に対してリスニング試験の音声を文字でモニターに表示するなどの配慮が行われます。スピーキング試験は対面形式で実施され受験者の状況に応じた環境が整えられています。検定料は通常の受験方式と同等かやや高めに設定されていますが必要な配慮を受けながら4技能を測定できる重要な選択肢です。
S-Interviewは年3回の検定回で実施され従来型の英検とは異なり一次試験の合否に関わらず一次試験受験者は二次試験を受験できます。受験上の配慮申請がない場合や不備がある場合には受験できないため事前の準備と確認が重要です。
英検の各級の受験方法ごとの検定料・値段・料金を徹底比較
英検の検定料を受験方法別に比較すると最も安いのは準会場での従来型受験です。例えば3級の場合準会場が5000円本会場が6900円S-CBTが7800円となり準会場と本会場では1900円S-CBTとは2800円の差があります。2級では準会場が6100円本会場が9100円S-CBTが9700円となり準会場を選ぶことで3000円以上節約できます。
検定料の差は受験回数が増えるほど大きくなります。2級を準会場で2回受験する場合の検定料は合計12200円ですが本会場で2回受験すると18200円となり6000円の差が生まれます。大学受験で複数回の受験を予定している高校生にとって準会場での受験は経済的な負担を軽減する有効な選択肢となります。
ただし準会場での受験には制約もあります。1級と準1級は準会場では実施されず本会場のみとなります。また準会場は学校や塾などの団体が設置するため外部の一般受験者を受け入れている会場を探す必要があります。日程の柔軟性を重視する場合はS-CBTが検定料は高めですが毎週受験できるメリットがあります。
英検の各級の受験料を安くする方法とコツ
英検の検定料を安くする最も効果的な方法は準会場での受験です。学校や塾に通っている受験生は所属団体に準会場受験の可否を確認しましょう。外部生を受け入れている準会場もあるため日本英語検定協会のウェブサイトで近隣の一般受験者受け入れ準会場を検索できます。
4級と5級の受験者には準会場での英検4級5級チャレンジキャンペーンが実施されています。このキャンペーンでは不合格の場合に次回と次々回の検定回で同じ級を無償で再受験できます。2025年度は再受験の回数が増えて継続実施されており初めて英検に挑戦する小中学生にとって心強いサポート制度となっています。
受験料を節約するもう一つのコツは計画的な受験です。十分な準備をせずに受験すると不合格の場合に再度検定料が必要となります。過去問を活用した学習や英検対策講座の受講など確実に合格できる実力をつけてから受験することで結果的に総費用を抑えることができます。
よくある質問
英検の検定料は級によってどのくらい違いますか
英検の検定料は級によって大きく異なります。2025年度の本会場での検定料は最も安い5級が4100円最も高い1級が12500円となっており8400円の差があります。中間レベルの準2級は8500円2級は9100円となっており級が上がるごとに検定料も段階的に高くなる仕組みです。大学受験で必要となる2級以上を目指す場合は1万円前後の検定料を想定しておく必要があります。
準会場と本会場ではどちらが検定料が安いですか
準会場の方が本会場よりも検定料が大幅に安く設定されています。例えば3級の場合本会場が6900円に対して準会場は5000円で1900円の差があります。2級では本会場が9100円準会場が6100円となり3000円もの差が生まれます。ただし準会場は学校や塾などの団体が設置するため一般の個人受験者が利用するには外部生を受け入れている準会場を探す必要があります。
S-CBTの検定料は従来型よりも高いですか
S-CBTの検定料は従来型の本会場受験よりも600円から800円程度高く設定されています。例えば2級の場合従来型本会場が9100円に対してS-CBTは9700円です。しかしS-CBTには毎週土日に受験できる柔軟性1日で4技能を受験できる効率性同一検定期間内に最大3回受験できる利便性があります。大学受験で早期に英検のスコアが必要な場合はS-CBTの受験機会の多さは検定料の差以上の価値があります。
英検の検定料はいつ支払う必要がありますか
英検の検定料は申込時に支払う必要があります。支払い方法はクレジットカードコンビニ払い郵便局ATMのPay-easyから選択できます。申込受付期間内に検定料の支払いを完了しないと受験申込が確定しないため早めの手続きが重要です。一度支払った検定料は返金されないため受験日程や会場を慎重に確認してから申し込みましょう。
2026年度の英検検定料はどうなりますか
2026年度の英検検定料は全級一律100円引き下げられることが決定しています。これは日本英語検定協会がAIやICTを活用した業務効率化により財務基盤が改善されたことを受けて生涯学習支援と英語力向上を後押しする目的で実施されます。例えば2級の本会場は現在9100円ですが2026年度は9000円になる予定です。受験を検討している方は2026年度の試験日程も確認しておくと良いでしょう。
一次試験免除者の検定料はどうなりますか
一次試験免除者も通常の受験者と同額の検定料が必要です。二次試験のみを受験する場合でも一次試験と二次試験の両方を受験する場合と同じ検定料を支払う必要があります。英検では一度合格した一次試験の結果は次回と次々回の検定回まで有効となりますが検定料の減額はありません。ただし一次試験の準備時間を二次試験対策に充てられるため時間的なメリットは大きいです。
複数の級を同時に受験する場合の検定料はどうなりますか
英検では隣接する2つの級を同じ検定回で受験するダブル受験が可能です。ダブル受験の場合はそれぞれの級の検定料が必要となり割引などは適用されません。例えば3級と準2級を同時に受験する場合本会場では6900円と8500円で合計15400円の検定料が必要です。ただし2025年度からは同一検定回でも本会場と準会場の組み合わせで同じ級を受験できるようになり受験機会が増えています。


