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英検準二級の2次試験で落ちる原因を解説します。また実際に英検準二級の2次試験に不合格になる原因を実際にこれまでの受験生のデータをもとに具体的に解説します。さらに実際に英検準二級の2次試験で不合格になった場合の対処法も合わせて解説します。
いきなり最終結論!英検準二級の2次試験に落ちる原因TOP3
結論から述べると英検準二級の2次試験に落ちる原因の第1位は音読での発音ミスと詰まりです。第2位は質疑応答で沈黙してしまうことであり、第3位はイラストの状況説明で内容が不足することです。
英検準二級の2次試験は合格率が約80%と比較的高いものの、落ちる受験生には共通した原因があります。面接官の前で緊張してしまい、準備してきた実力を発揮できないことが最大の問題となります。
特に音読では単語の発音を間違えたり、文の途中で止まってしまったりすることで減点されます。また質疑応答では答えを思いつかず沈黙してしまうと大きく点数を失います。イラストの状況説明では簡単な文しか言えず内容点が取れないケースが多いです。
これらの原因は事前の準備不足と練習不足によるものです。英検準二級の2次試験は正しい対策を行えば確実に合格できる試験なので、この記事で紹介する原因と対策をしっかり理解して実践してください。
英検準二級の2次試験に落ちる原因(リスニング編)
面接官の質問を正確に聞き取れない
英検準二級の2次試験で落ちる原因の1つは面接官の質問を正確に聞き取れないことです。面接官は標準的なスピードで質問しますが、緊張していると耳に入ってこなくなります。
特にWhatやWhyやHowなどの疑問詞を聞き逃すと、何を答えればよいのかわからなくなります。また質問の最後まで集中して聞かないと、細かい条件を見落として的外れな回答をしてしまいます。
リスニング力不足で質問を理解できないと、どんなに英語力があっても点数が取れません。日頃から英検準二級の2次試験の過去問音声を聞いて、質問のパターンに慣れておくことが重要です。
質問の意図を勘違いして答えてしまう
質問は聞こえたものの、その意図を勘違いして答えてしまうことも英検準二級の2次試験で落ちる原因です。たとえばDo you like〜で始まる質問に対して、YesかNoで答えず理由だけ述べてしまうケースがあります。
面接官がWhy do you think so(なぜそう思うのですか)と聞いているのに、What do you think(何を思うか)と勘違いして答える受験生もいます。疑問詞の聞き分けができないと、全く違う内容を話してしまいます。
質問の意図を正確に理解するには、疑問詞ごとの答え方を事前に練習しておく必要があります。WhatならWhat以降の内容について、WhyならBecauseで始める理由を述べるという基本パターンを身につけてください。
英検準二級の2次試験に落ちる原因(音読編)
単語の発音を間違える
英検準二級の2次試験の音読パートで落ちる原因の最大のものは単語の発音を間違えることです。特にthの発音やrとlの区別ができないと減点されます。
知らない単語が出てきた時にカタカナ読みをしてしまう受験生が多いですが、これは大きな減点ポイントです。またアクセントの位置を間違えると、単語として認識されず得点になりません。
音読は英検準二級の2次試験の最初のパートなので、ここで失敗すると後の質疑応答にも悪影響が出ます。日頃から音読練習を行い、正しい発音とアクセントを身につけることが合格への近道です。
文の途中で詰まってしまう
音読中に文の途中で詰まってしまうことも英検準二級の2次試験で落ちる原因の1つです。長い文章を読んでいる時に、どこで区切ればよいかわからなくなり、不自然な間ができてしまいます。
また読むスピードが遅すぎると、制限時間内に読み終わらない可能性があります。逆に速く読もうとして単語を飛ばしたり、文の意味を無視した読み方をしたりすると減点されます。
スムーズに音読するには、事前に英文の構造を理解しておくことが大切です。主語と動詞がどこにあるか、どこで息継ぎをすればよいかを把握してから読み始めてください。
イントネーションが平坦すぎる
音読でイントネーションが平坦すぎることも英検準二級の2次試験で落ちる大きな原因です。日本語のように棒読みをすると、英語らしさが失われて得点が伸びません。
疑問文の最後は語尾を上げる、重要な単語は強く読むなど、英語特有のリズムとイントネーションを意識する必要があります。また文の終わりでは自然に声のトーンを落とすことも重要です。
イントネーションを改善するには、ネイティブの音声を真似て何度も練習することが効果的です。英検準二級の2次試験の過去問音声を聞きながら、同時に声に出して読む練習を繰り返してください。
英検準二級の2次試験に落ちる原因(質疑応答編)
イラストの状況説明で内容が薄い
英検準二級の2次試験のイラスト問題で落ちる原因は、状況説明の内容が薄すぎることです。イラストには複数の人物や物が描かれていますが、そのうち1つか2つしか説明できない受験生が多いです。
5コマ全てを説明する必要があるにもかかわらず、途中で諦めてしまうケースもあります。また現在進行形を使うべき場面で現在形を使ってしまい、文法点で減点されることもよくあります。
イラスト問題では登場人物の行動を時系列で説明する力が求められます。誰が何をしているのか、その結果どうなったのかを具体的に述べる練習を積んでおいてください。
質問に対して沈黙してしまう
面接官からの質問に対して沈黙してしまうことは英検準二級の2次試験で落ちる最も深刻な原因です。答えが思いつかなくても、何か言葉を発しないと0点になってしまいます。
特にあなたの意見を聞かれる問題では、正解がないため何を言えばよいか迷う受験生が多いです。しかし沈黙するよりは、簡単な文でもよいので自分の考えを伝える方が得点につながります。
もし質問の意味がわからない場合は、Could you say that againと聞き返すことができます。沈黙だけは絶対に避けて、わからなくても何か答えようとする姿勢を見せることが大切です。
一言で答えてしまい説明不足
質問に対して一言だけで答えてしまい、説明が不足することも英検準二級の2次試験で落ちる原因です。たとえばDo you like readingと聞かれて、YesまたはNoだけで終わってしまうケースがあります。
英検準二級の2次試験では、答えに加えて理由や具体例を述べることが求められます。Yesと答えたら、Because以降で理由を2文程度追加する必要があります。
また自分の経験や考えを交えて説明することで、内容点が上がります。単純な答えだけでなく、なぜそう思うのか、具体的にどういうことかを説明する癖をつけてください。
英検準二級の2次試験に落ちた時の対策3選
音読練習を毎日30分行う
英検準二級の2次試験に落ちた時の最も効果的な対策は、音読練習を毎日30分行うことです。過去問のパッセージを使って、正しい発音とイントネーションを意識しながら声に出して読んでください。
最初は音声を聞きながら真似をして、慣れてきたら自分だけで読む練習をします。スマートフォンで自分の音読を録音して聞き直すと、改善点が見つかりやすくなります。
特に苦手な単語や発音しにくい単語は、何度も繰り返し練習することが重要です。音読は英検準二級の2次試験の基礎となるので、この練習を怠らなければ確実に実力が上がります。
質疑応答の型を暗記する
英検準二級の2次試験に落ちた原因が質疑応答にある場合は、答え方の型を暗記することが効果的です。疑問詞ごとにどう答えるべきか、基本パターンを頭に入れておけば本番で迷いません。
Do you〜で始まる質問にはYes I doまたはNo I do notで答え、その後にBecauseで理由を述べます。What do you think about〜にはI think thatで始めて自分の意見を2文程度で説明します。
これらの型を使えば、どんな質問が来ても最低限の答えは作れます。型を暗記したら、実際に声に出して練習し、スムーズに言えるようになるまで繰り返してください。
模擬面接を最低3回受ける
英検準二級の2次試験で落ちる原因の多くは、実践練習不足によるものです。一人で練習するだけでなく、他の人と実際に面接形式で練習することが重要です。
英語の先生や塾の講師に頼んで、模擬面接をしてもらってください。可能であれば最低3回は本番と同じ形式で練習することをおすすめします。
模擬面接では緊張感のある環境で練習できるため、本番での失敗を減らせます。また他の人からフィードバックをもらうことで、自分では気づかない弱点を発見できます。
英検準二級の2次試験で使える答え方のテンプレート
Do you〜の質問への答え方
Do you〜で始まる質問には、まずYes I doまたはNo I do notで明確に答えます。その後にBecauseで理由を述べて、さらに具体例や詳細を1文追加すると高得点につながります。
たとえばDo you like playing sportsと聞かれたら、Yes I do. Because playing sports is good for my health. I play basketball twice a weekのように答えます。
No I do notと答える場合も同様に、理由と詳細を加えてください。No I do not. Because I am not good at sports. I prefer reading books in my free timeというように説明を加えることが大切です。
Why do you think〜の質問への答え方
Why do you think〜で始まる質問には、I think it is becauseまたはI believe the reason is thatで答え始めます。理由を2つ挙げられると内容が充実して高得点が期待できます。
たとえばWhy do you think English is importantと聞かれたら、I think it is because we can communicate with people from many countries. Also we can get more information from the internetのように答えます。
理由を述べる時は、First〜とSecond〜を使って整理すると聞きやすくなります。ただし時間が限られているので、各理由は1文程度で簡潔にまとめることを意識してください。
What do you〜の質問への答え方
What do you〜で始まる質問には、I think〜やI usually〜で答え始めて、具体的な内容を述べます。抽象的な答えだけでなく、自分の経験や具体例を加えることがポイントです。
たとえばWhat do you usually do on weekendsと聞かれたら、I usually go shopping with my friends. We go to the shopping mall and buy clothes or eat lunchのように詳しく説明します。
What do you think about〜と意見を聞かれた場合は、I think it is goodまたはI think it is difficultなど自分の考えを述べた後、理由を付け加えてください。
よくある質問
英検準二級の2次試験で沈黙したら即不合格ですか
英検準二級の2次試験で一時的に沈黙しても即不合格にはなりません。ただし長時間沈黙すると大きく減点されるため、できるだけ避けるべきです。
答えが思いつかない時は、Let me seeやWell〜などのつなぎ言葉を使って考える時間を作ることができます。また質問の意味がわからない場合は、Pardon? やCould you repeat that?と聞き返すことが許されています。
完全な沈黙を避けて何か言葉を発していれば、少なくとも態度点での減点は最小限に抑えられます。英検準二級の2次試験では不完全な答えでも話そうとする姿勢が評価されるのです。
発音が悪くても英検準二級の2次試験に合格できますか
発音が完璧でなくても英検準二級の2次試験に合格することは可能です。採点では発音の正確さよりも、コミュニケーション能力と内容の充実度が重視されます。
ただし相手に通じないレベルの発音では減点されるため、最低限の発音練習は必要です。特にthの音やrとlの区別、アクセントの位置など基本的な部分は押さえておいてください。
ネイティブのような完璧な発音を目指す必要はありません。相手に伝わる程度の発音で、内容がしっかりしていれば十分合格点に達します。
英検準二級の2次試験で緊張しない方法はありますか
英検準二級の2次試験で緊張を完全になくすことは難しいですが、準備をしっかり行うことで軽減できます。模擬面接を複数回受けて本番の雰囲気に慣れておくことが最も効果的です。
試験当日は早めに会場に到着して、落ち着いて待機することをおすすめします。また深呼吸をして気持ちを整えたり、これまで練習してきたことを思い出したりすることで自信がつきます。
少しの緊張は集中力を高める効果もあるので、完全にリラックスする必要はありません。準備してきたことを信じて、自分らしく話すことを心がけてください。
イラストの状況説明で時間が足りない場合はどうすればよいですか
英検準二級の2次試験のイラスト説明で時間が足りない場合は、全てのコマを均等に説明しようとせず、重要な部分に時間を使ってください。最初と最後のコマは必ず説明することが大切です。
各コマで長々と説明するより、簡潔に要点だけを述べる方が効率的です。1コマあたり2文程度で十分なので、She is doing〜、He looks〜のような基本的な文を使って説明してください。
時間配分の練習も重要です。過去問を使って実際に時間を計りながら練習し、どのくらいのスピードで話せばよいか感覚をつかんでおいてください。
英検準二級の2次試験に落ちたら何回でも受験できますか
英検準二級の2次試験に落ちた場合、1次試験免除制度を使って2次試験だけを再受験できます。この制度は1次試験合格から1年間有効なので、その期間内であれば何度でもチャレンジ可能です。
ただし受験するたびに受験料が必要になるため、できるだけ少ない回数で合格することが望ましいです。1回目に落ちた原因をしっかり分析して、次回に向けて対策を立ててください。
多くの受験生は2回目の受験で合格しているため、落ちた原因を理解して適切な練習を積めば、次こそ合格できる可能性は十分にあります。


