英検準二級プラスは何問正解で合格?実際のギリギリ合格のラインを紹介

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英検準二級プラスは何問正解で合格できるのかギリギリ合格できるラインを具体的に解説します。また英検準二級プラスのギリギリ合格ラインと合格に必要な問題数を実際の生徒のデータをもとにわかりやすく解説します。さらに実際に英検準二級プラスの1次試験、2次試験それぞれリーディング、リスニング、ライティングごとに何問正解で合格になるのかを具体的に解説します。

英検準二級プラスの問題構成

英検準二級プラスの一次試験は筆記試験とリスニングテストで構成されます。筆記試験の時間は85分でリスニングテストは約25分となっています。問題数は英検2級と同じ全31問です。

筆記試験の大問1では短文または会話文の語句空所補充が20問出題されます。大問2では長文の語句空所補充が6問出題されます。大問3では長文の内容一致選択が5問出題されます。

大問4と大問5ではライティング問題が出題されます。要約問題が1問と意見論述問題が1問の合計2問です。リスニングテストは第1部と第2部の2つのパートで構成され合計30問が出題される形式となっています。

一次試験に合格した後は二次試験として面接形式のスピーキングテストが実施されます。面接時間は約7分で面接委員との英語でのやり取りが行われます。問題カードのパッセージと3コマのイラストを使用して音読や質問に答える形式です。

英検準二級プラスの合格点と合格ライン

英検準二級プラスの合格基準はCSEスコアで判定されます。一次試験の合格基準スコアは1402点で二次試験の合格基準スコアは427点です。一次試験と二次試験を合わせた4技能総合の合格基準スコアは1829点となります。

CSEスコアとは各技能に均等にスコアが配分される採点方式です。リーディングリスニングライティングスピーキングの各技能の満点スコアは625点で4技能合計の満点は2500点となっています。

各技能に均等にスコアが配分されるため4技能すべてをバランスよく学習することが重要です。どれか1つの技能が極端に低いと他の技能で高得点を取っても合格が難しくなる可能性があります。

英検準二級プラスの合格基準スコア1829点は満点2500点の約73%に相当します。ただしCSEスコアは統計的手法で算出されるため素点での正答率とは必ずしも一致しません。

英検準二級プラスのレベルと難易度

英検準二級プラスの推奨目安は高校上級程度です。英検2級と準2級の間に位置する級として2025年度から新設されました。準2級合格後から2級合格までの期間は約2年かかるというデータがあり学習者のステップアップを適切にするために導入されました。

英検準二級プラスは身近な社会的な話題について情報や自身の考えを多様な語句を用いながら詳細に伝える力が求められます。具体的には高校2年生から3年生レベルで必要な語彙数は約4000語が目安となっています。

試験時間や問題形式は英検2級と同じです。そのため準2級プラスという名称ではありますが2級の試験を易しくした内容というイメージで捉えると良いです。準2級とは問題数や出題形式が異なる点に注意が必要です。

CEFRレベルではA1からA2の範囲に対応しています。4技能総合スコアが1950点以上2500点以下の場合はCEFRレベルA2の上限として評価されます。1700点以上1949点以下ならA2レベル1550点以上1699点以下ならA1レベルとなります。

英検準二級プラスは何問正解で合格?

英検準二級プラスは何問正解すれば合格できるかという明確な基準は公表されていません。これはCSEスコアが全答案採点後に統計的手法で算出されるため同じ正答数でも受験する回によってスコアが異なるからです。

英検協会の発表によると2級以下の級では各技能で6割程度の正答率があれば合格する可能性が高いとされています。英検準二級プラスも同様に各技能で6割程度の正答を目指すのが良いです。

素点での目安としては一次試験全体で93問中58問程度の正解が合格ラインとなります。リーディングは31問中14問でライティングは32点中18点でリスニングは30問中26問が目安です。

ただしこれはあくまで目安であり実際の合格に必要な正答数は試験の難易度によって変動します。過去問を解いて自己採点する際は各技能でバランスよく得点できているかを確認することが大切です。

英検準二級プラスの生徒別のギリギリ合格パターン

リーディングが苦手な生徒の場合はライティングとリスニングで得点を稼ぐ戦略が有効です。リーディングで5割程度の正答でもライティングで7割リスニングで8割以上取れれば合格できる可能性があります。

ライティングが苦手な生徒の場合はリーディングとリスニングで確実に得点することが重要です。リーディングで6割リスニングで8割以上取ればライティングが5割程度でも合格ラインに届く可能性があります。

リスニングが苦手な生徒の場合はライティングで高得点を目指すことが鍵となります。ライティングで7割以上リーディングで6割以上取れればリスニングが6割程度でも合格できる可能性が出てきます。

全体的に平均的な力の生徒の場合は各技能で6割から7割を目標にすることが確実です。特定の技能に頼らずバランスよく得点することで安定して合格ラインを超えることができます。

英検準二級プラスにギリギリ不合格になった時の対策

英検準二級プラスにギリギリ不合格だった場合は次回の試験に向けて弱点を明確にすることが重要です。成績表に表示されるCSEスコアと英検バンドを確認して各技能のどこが不足していたかを分析します。

特定の技能のスコアが低かった場合はその技能に集中して学習時間を増やします。例えばリーディングが弱い場合は毎日長文読解の問題を解く習慣をつけることが効果的です。

ライティングで点数が伸びなかった場合は模範解答を参考に文章構成や語彙の使い方を学びます。要約問題では元の文章の要点を正確に捉える練習を意見論述問題では自分の意見を論理的に展開する訓練が必要です。

リスニングが苦手な場合は毎日英語の音声を聞く習慣をつけることが大切です。英検の過去問のリスニング音声を繰り返し聞いて問題形式に慣れることも有効な対策となります。

全体的に合格ラインに近かった場合は4技能すべてをバランスよく復習することが重要です。苦手な分野を克服しながら得意な分野も維持することで次回の試験では確実に合格できるようになります。

よくある質問

英検準二級プラスと準2級の違いは何ですか

英検準二級プラスは2級と準2級の間に位置する級です。試験時間と問題数は2級と同じで筆記85分リスニング約25分の合計31問です。準2級とは出題形式や難易度が異なり準2級プラスの方が高度な内容となっています。

英検準二級プラスの合格率はどのくらいですか

英検準二級プラスの合格率は公式には発表されていません。ただし2級と準2級の間に位置する級として設定されているため準2級より難しく2級より易しいレベルとなっています。各技能で6割程度の正答率があれば合格できる可能性が高いです。

英検準二級プラスは大学入試に使えますか

英検準二級プラスは2025年度から新設された級のため大学入試での利用については各大学の入試要項を確認する必要があります。今後多くの大学で英検準二級プラスのCSEスコアが活用される可能性がありますので最新情報をチェックすることをおすすめします。

英検準二級プラスの二次試験の対策はどうすればいいですか

英検準二級プラスの二次試験は面接形式で約7分間実施されます。問題カードを使った音読や質問への回答が求められます。英検協会のウェブサイトにあるバーチャル二次試験で面接の流れを確認し日頃から英語で意見を述べる練習をすることが効果的です。

英検準二級プラスに不合格だった場合次は2級を受けるべきですか

英検準二級プラスに不合格だった場合は成績表のCSEスコアを確認して判断します。合格ラインまであと少しだった場合は再度準二級プラスに挑戦することをおすすめします。合格ラインから大きく離れていた場合は基礎を固めてから再挑戦する方が効率的です。

英検準二級プラスの勉強期間はどのくらい必要ですか

英検準二級プラスの勉強期間は現在の英語力によって異なります。準2級に合格している場合は3ヶ月から6ヶ月程度の学習で合格できる可能性があります。毎日1時間から2時間の学習時間を確保して4技能をバランスよく勉強することが重要です。

英検準二級プラスのライティング対策のコツは何ですか

英検準二級プラスのライティング対策では要約問題と意見論述問題の両方に慣れることが重要です。要約問題では元の文章の主旨を正確に捉えて簡潔にまとめる練習をします。意見論述問題では自分の意見を明確に述べ具体例を挙げて説得力のある文章を書く訓練が効果的です。

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