アートが育む、生きる力と自信。アトリエラフラフが描く自由なアートの世界

アトリエラフラフ

アトリエラフラフは、幼児から高校生までの子どもたちが自由に創作を楽しめる造形・絵画教室です。学校とは違う環境で、自分のペースで作品を作りながら、表現力や創造力を伸ばせるのが特徴。未就学児向けの「ペタペタクラス」、小学生向けの「キッズクラス」、小学生から高校生を対象とした「アートクラス」など、年齢や興味に応じたクラスがあり、それぞれの個性を大切に指導しています。

単に技術を教えるだけでなく、子どもたちの「やってみたい!」という気持ちを引き出しながら、完成までのプロセスをサポート。学校に馴染めない子や不登校の子にとっての安心できる居場所としての役割も果たしています。大人向けのクラス開設も視野に入れ、より多くの人にアートの楽しさを届けていきます。

教室の概要

ーまずは、アトリエラフラフの教室について教えてください。

アトリエラフラフ代表 中島さん(以下敬称略):アトリエラフラフは幼稚園生から高校生までを対象とした造形絵画教室です。現在通ってくれているのは、幼稚園生から小学生、そして中学生が中心ですね。時々大学生も来てくれることもあります。とにかく子どもたちが自由に表現できる場所を作ることを大事にしています。

未就学児向け「ペタペタクラス」

ー未就学児向けの「ペタペタクラス」について詳しく教えてください。

中島さん:ペタペタクラスは、3歳から6歳の未就学児向けのクラスです。月2回のレッスンで工作や絵を描くことを楽しみながら作品作りをしています。「作ることって楽しい!」と感じてもらえるように、完成形を持たせつつも、楽しくを基本に進めています。

ー「遊びメイン」というより「制作メインだけど楽しく」って感じですね。

中島さん:そうですね。子どもたちが自然と「つくる事が楽しい!」と感じられる教室でありたいです。そして今しかできない作品をラフラフ教室で形に残せたらと思っています。

小学生向け「キッズクラス」

ー小学生向けの「キッズクラス」はどんな雰囲気ですか?

中島さん:キッズクラスも月2回で、自由な発想を大切にしています。ですが、「ただ自由に作ろう!」じゃなくて、制作に入るまでのアイデアの構想もしっかり考えてもらっています。そして、完成させるには「どの手順でどう進めば良いのか」完成への道筋も考えてもらうようにしています。

ーなるほど!アイデアも制作もプロセスを大事にしているのですね。

中島さん:そうなんです。アイデアも制作過程も対話を通してプロセスを大事にしながら導くよう声掛けしています。それでもなかなか形にできない時は「こんな表現の仕方もあるよ?」「こうしたら更に面白いんじゃない?」ってアドバイスもしています。

小学生から高校生向け「アートクラス」

ー「アートクラス」はどんな内容ですか?

中島さん:アートクラスは、小学生から高校生までの子たちが対象ですね。キッズクラスやペタペタクラスと違って、ここは生徒自身が「何を作るか」を決めます。「コンクールに出したい」とか「自由に作品を作りたい」とか、それぞれの目標に合わせて進めていく感じです。

ーすごく自由度が高いですね。

中島さん:そうなんです!でも、ただ自由に作るだけじゃなくて、ちゃんと講師がアドバイスもします。例えば「ここをもうちょっとこうしたらいいよ」とか「この色使い面白いね!」って声をかけながらサポートしています。

教室を始めたきっかけ

ーアトリエラフラフを始めたきっかけを教えてください。

中島さん:もともとは東京で教室をしていたのですが、当時小学校受験のために絵を描いてる子どもたちを見て、「もっと自由に描ける場所があったらな」と思っていて。それと、大人になっても絵が好き!作る事が好き!でいて欲しいと感じた事がきっかけですね。

ーなるほど、それがきっかけだったんですね。

中島さん:そうですね。そして想像する事、表現する事の楽しさをたくさん感じ取って欲しいです。そしてそのまま大人になるって、素敵だと思いませんか?

今後の展望

ー今後、もっと強化していきたいことはありますか?

中島さん:「学校には行き辛いけど、ラフラフには来れる」と言ってくれる生徒さんが多くいる事に気づいて…。そんな子ども達にとってもラフラフが居心地の良い空間として機能できたら良いなと思っています。また最近は年配の方から「大人のクラスはないの?」との声も頂いておりまして、色々と検討しております。

ー高齢の方にも絵を楽しんでほしいということでしょうか。

中島さん:そうなんです。特に地元・山口県でワークショップを開いたりして、地域の人たちにももっとアートに触れてもらえたらいいなと思っています。

入会を検討している方へのメッセージ

ー最後に、これから入会を考えている方へメッセージをお願いします。

中島さん:絵を描くのって、結構勇気がいることなんですよね。最近の子どもたちは、「これやっていいの?」「ハサミ使っていい?」って、何でも大人に聞いてからじゃないと動けなくなってる気がします。

ー確かに、慎重な子が増えているかもしれませんね。

中島さん:だからこそ、「人と違ってもいいんだよ」「自分の思ったように作ってみて!」っていうことを伝えたいんです。絵を描くことやものを作ることを「楽しい!」と思ってもらえたら嬉しいですね。

ー素敵ですね!本日は貴重なお話をありがとうございました。

中島さん:こちらこそ、ありがとうございました!