楽しさを大切に、自分のペースでピアノを学べる『おぐまピアノ教室』

3歳から大人まで幅広い年齢層を対象に、楽しくピアノを学べる環境を提供している『おぐまピアノ教室』。厳しい練習ではなく、生徒さん一人ひとりの興味に合わせたレッスンを心がけているという小熊さんに、教室の特徴や今後の展望についてお話を伺いました。

おぐまピアノ教室の基本情報

ーおぐまピアノ教室はどのような方を対象に、どのような指導を行っている教室なのか教えてください。

小熊さん:対象は年齢制限なく、3歳から大人の方まで幅広く受け入れています。専門的というよりは、楽しく初めてピアノに触れる方や、大人になって久しぶりにピアノを弾いてみたいという方を対象にレッスンを行っています。

基本的には皆さん一律30分でレッスンを行っていますが、大人の方や中学生になってくると曲が長くなったりして30分では足りないという場合は、1時間のレッスンにすることもあります。

教室開設の経緯

ーおぐまピアノ教室を始められたのはいつ頃ですか?

小熊さん:まだ1年経っていません。2023年の5月か6月頃からスタートしています。

ーどのようなきっかけや経緯で教室を開こうと思われたのですか?

小熊さん:私自身がずっとピアノを習っていて、自宅にピアノがあったのでそれを活用できたらと思っていました。特別なきっかけというわけではないのですが、以前からピアノ教室に所属して5、6年ほど教えていた経験があり、どうせなら自宅のピアノを使ってレッスンできたらいいなと考え、約1年前に教室を始めることにしました。

おぐまピアノ教室の特徴

ーピアノ教室はたくさんある中で、おぐまピアノ教室の特徴や他の教室との違いを教えてください。

小熊さん:当教室ではレッスン前に練習してこなくても大丈夫です。ピアノが上手くなるには自宅での練習が大事ですが、それがネックになって続かない子もいるので、その辺りを緩くしています。厳しくやらずに、楽しく自分で弾きたい曲や興味のある曲を弾けるようになることに重点を置いているのが特徴です。

曲についてもクラシックばかりでなくても良いですし、簡単な曲でも構いません。生徒さんが自分でしたいように練習してきてもらい、レッスンで一緒に進めていく方針です。

使う教材も生徒さんによって違います。市販の教材を購入していただいて進める形ですが、特定の曲をやりたいという希望があれば、こちらで用意して進めていくこともあります。

楽しいレッスンのための工夫

ー「楽しく」というところが特徴とのことですが、生徒さんが楽しめるようにコミュニケーションで気をつけていることはありますか?

小熊さん:生徒さんの話をしっかり聞くようにしています。おしゃべりな子が多いので時間が取られて大変なこともありますが、どんなことを考えているのか、どんな風に弾きたいのかを会話に取り入れるようにしています。ピアノを弾くだけでなく、どんな性格の子なのかも気にかけています。

ーレッスン中に音楽以外の話で盛り上がることもありますか?

小熊さん:音楽以外の話をする子もいますね。でも、頑張って軌道修正するようにしていて、ある程度話したら「じゃあ、やろう」と切り替えて、また脱線したら戻すという感じで指導しています。

レッスンコースと料金体系

ーコースや料金体系について教えて下さい

小熊さん:基本的なコース分けとしては、未就学児から大人までの幅広い年齢層に対応し、レッスン回数(月2回または月3回)と時間(30分または1時間)で構成しています。料金体系はコースによって異なりますが、どのコースも生徒の希望や状況に応じて柔軟に対応しています。

ピアノ教室に通うかどうか迷っている方には、無料の体験レッスンを提供しています。

今後の展望

ー教室を始められてまだ1年未満とのことですが、今後の展望や取り組みたいことはありますか?

小熊さん:まだ始めたばかりなので、少しずつ生徒さんが増えたらいいなという段階です。ただ直近ではピアノの発表会を開催することを当面の目標にしています。

人数が少ないと寂しい発表会になってしまうので、ある程度人数が揃ったら発表会を開きたいと考えています。やはり、何も特に弾きたい曲がなくだらだら練習するよりも、「この曲が弾けるようになったら本番で演奏できる」という目標があると良いですね。発表会という目標があることで練習にも繋がっていくと思います。

ーピアノの発表会はプレッシャーも大きいですよね。

小熊さん:そうですね。みんなが聞いている中で一人で演奏するのは確かにプレッシャーがあります。でも、そこを経験すると精神的にも強くなると思います。成長するにつれて何らかの発表の場は必ずあるので、小さい頃からそういう経験をしておくことをおすすめします。

また、将来的に学校の音楽会の伴奏を担当する機会もあります。最近は伴奏者をオーディションで選ぶ学校も増えていて、そこで演奏力が問われます。発表会などの経験があるかないかは大きな違いになるでしょう。

これからピアノを始めたい方へのメッセージ

ー最後に、おぐまピアノ教室への入会を検討している方に向けてメッセージをお願いします。

小熊さん:ピアノに興味はあるけれど、「自宅にピアノがないから習えない」と思っている方や、「どんな楽譜を使えばいいのか分からない」と悩んでいる方、ぜひ一度おぐまピアノ教室にお越しください。そういった不安や疑問も、一緒に考えながら解決していくことができます。

またピアノを始める上での障壁として多いのが楽器の問題です。しかし最近は様々な種類の電子ピアノも販売されていますし、ご家庭の状況や予算に合わせた選択肢をご提案することも可能です。楽器店では大きなものが目立ってしまい、初心者の方にとって見つけやすいとは言えない状況もあるので、そういった情報もお伝えできればと思っています。

本格的にピアノを学んで専門的な道に進みたいという方には、より専門性の高い教室をお勧めすることもあるかもしれません。しかし、「楽しくピアノを弾きたい」「趣味として音楽を楽しみたい」という思いがある方には、ぜひおぐまピアノ教室の扉を叩いてほしいと思います。