ウィーン仕込みの音楽教育を日本で!稀代ピアノ教室では、3歳から60代後半までの幅広い生徒が、楽しみながらピアノを学んでいます。幼児期の導入指導ではリズムゲームや指のトレーニングを取り入れ、ご両親とともに練習習慣を身につけるサポートを実施。大人の生徒も多く、仕事と両立しながらピアノを楽しまれています。
特に、稀代さんの幼少期のウィーンでの経験を活かした「音楽を楽しむ」指導法が特徴。また、4か月に1回のホール練習会を実施し、発表会やコンクール以外にも舞台経験を積む機会を提供。これにより、舞台度胸や表現力を高めることができます。受験期にはピアノを辞めてしまう子が増えがちですが、楽譜を読む力を強化することで短時間の練習でも継続可能に。
生徒一人ひとりが主体的に音楽を表現できるような指導方針を徹底し、「楽しくピアノを続けられる環境」を作っています。
教室の概要と指導方針

ーまずは、稀代ピアノ教室の概要について教えてください。
稀代ピアノ教室講師 稀代さん(以下敬称略):稀代ピアノ教室には、3歳から60代後半までの幅広い生徒さんが通ってくださっています。小さなお子さんだと、最初からピアノを演奏するというより、指を動かすトレーニングだったり、リズムゲームを取り入れたりして、音楽に自然と親しめるような形で進めていますね。
また、ご両親には必ずレッスンに同伴してもらっているんです。家庭での練習はとても重要なので、ご両親にも「どのように練習すればいいか」をしっかりお伝えして、習慣化できるようにしています。レッスンごとにレッスンノートにメモしてお渡しもしています。
大人の生徒さんの場合は、もう自分で練習習慣がついている方が多くて、すごく熱意を持ってピアノに取り組んでくださるんですよ。忙しい仕事や学業の合間を縫って練習時間を確保して両立されている方が多い印象ですね。
指導の特徴と他教室との違い
ー稀代ピアノ教室ならではの特徴を教えてください。
稀代さん:私は子どもの頃、オーストリアのウィーンに住んでいて、そこで現地の音楽学校に通っていたんです。昔ながらの日本のピアノ教室は、「この教本が終わったら次の教本」と、かっちり決められている場合が多いんですけど、ウィーンの音楽教育って、もっと自由で楽しいんですよ。私が習っていたハンガリーの先生は、歌ったり踊ったり、時には教室の窓を開けて景色を眺めたりしながら、音楽の楽しさを全身で感じられるような指導をしてくれました。
その影響もあって、私の教室でも「楽しく表現すること」をとても大切にしています。技術的な指導だけではなく、音楽の本質を楽しんでもらいたいなって思ってるんです。
また、発表会だけでなく、4か月に1回くらいのペースで「ホール練習会」も行っています。年に一度だけの発表会だけだと、すごく緊張して身構えてしまいますよね。でも、普段から人前で弾く機会を作ることで、舞台経験を積んで、本番でものびのびと演奏できるようになっていくんです。
教室開設のきっかけ
ー教室を開くことになったきっかけを教えてください。
稀代さん:もともと私はIT企業で総合職として働いていたんです。でも、この仕事を一生続けるイメージが湧かなくて…。そんな時に、職場の人から「ピアノ演奏をお願いできない?」って言われることが何度かあったんですね。それがきっかけで、「やっぱり自分にはピアノしかないな」って思ったんです。
ちょうどその頃、コロナが始まって、オンラインで何かできることはないかなと考えた時に、「オンラインレッスンならできるかも!」と思い立ったんです。試しに始めてみたら、全国から「レッスンを受けたい!」っていう問い合わせをいただいて、本格的にやっていこうと決意しました。それで、コロナが落ち着いた後は対面レッスンを取り入れて、今に至ります。
指導の方針と大切にしていること
ー指導する上で大切にしていることは何ですか?
稀代さん:生徒さん自身が「主体的に音楽を表現する」ことですね。
例えば、新しい曲を演奏する時、私は「ここはこう弾いて!」とは言わないんです。「この曲、どんな雰囲気かな?」とか、「楽しい感じ? それとも悲しい感じ?」って聞いて、生徒さん自身に考えてもらうようにしています。
特に小さい子の場合、「分からない」ってなってしまうことがあるので、演奏で選択肢を提示してあげると、「うーん、ここは悲しい感じかな」って答えてくれるんですよね。
そういう風に、音楽を感じる力を養うことも、大事なことだと思っています。
今後の展望と強化していきたいこと
ー今後、特に力を入れていきたいことはありますか?
稀代さん:そうですね、一番強化したいのは「楽譜を読む力」です。
小学4年生くらいになると、中学受験勉強が本格化して、ピアノを辞めてしまう子が多いです。でも、楽譜を読む力があれば、短時間でも効率的に練習できるので、両立しやすくなるんですよ。
だからこそ、レッスンでも小さいうちから楽譜を読む力をつけて、長くピアノを楽しんでもらえるようにしたいなと願っています。
メッセージ
ー最後に、ピアノを習いたいと考えている方にメッセージをお願いします。
稀代さん:ピアノは、世界共通の言語だと考えています。私自身、海外で育って、ピアノを通じてたくさんの友達ができました。
音楽って、一生の財産になるんですよね。ピアノを習うことで、忍耐力や集中力も身につきますし、何より、人生を豊かにしてくれるものだと思います。
わたしの教室では、3歳から60代後半まで、どんな年代の方でも大歓迎です。ぜひ、一緒にピアノを楽しみましょう!