シャンティライフ|人生に調和と安らぎをもたらすヨーガスタジオ

静かな田園にたたずむ山口県田布施町のヨーガスタジオ「シャンティライフ」。 

日々の喧騒から離れ、心と身体に向き合いながら、自分を大切にする時間を提供しています。 年齢や経験を問わず、穏やかな日常を取り戻すための第一歩を、丁寧にサポートしています。

地域に根ざした、心と身体を整えるヨーガスタジオ

私がシャンティライフを開いたのは、山口県東部にある熊毛郡田布施町という静かな田園地帯です。この地域では高齢の方やお仕事帰りの方が多く、心身を整えることを目的としたヨーガ教室を開いています。

身体を鍛えるというより、自分自身と向き合うことを大切にし、「完全なる自己受容」を目指すヨーガを提供しています。ストレスに悩む方や、心身の不調を感じる方にも気軽に通っていただける空間です。

長年にわたって多くの地域住民に親しまれており、地域にとっての「心の拠り所」としての役割も果たしています。

初心者から10年以上の継続者まで、幅広い年齢層が集う教室

通われている方の多くは30代以上、中心は50〜70代の方々です。中にはヨーガが初めてという方もいれば、10年以上継続して通ってくださっている方もいらっしゃいます。

皆さんが自分のペースで心身と向き合い、無理なく通っていただけるのが特徴です。

ヨーガに不安を感じていた方も、スタジオの穏やかな雰囲気や、丁寧な指導に安心感を覚え、継続的な習慣として取り入れていただいています。

クラスは週6回、目的に応じて選べる豊富なプログラム

リラックスヨーガのクラスは月〜木に週4回、昼と夜に90分のクラスを実施しています。初心者の方も安心して参加できる内容です。

金曜日夜には瞑想的要素が強い「陰ヨーガ」、水曜日夜にはインド伝統の「シヴァナンダヨーガ」、土曜日朝には60分の「朝ヨーガ」を開催しています。

現地スタジオとオンラインでのハイブリッド参加も可能で、現在は半数ほどがオンライン参加です。

また、日曜日には国際資格「全米ヨーガアライアンス」に準拠した指導者養成講座も開催しています。朝9:30から15:00までの5時間コースで、ヨーガを深く学びたい方におすすめです。

理論と実技をバランスよく学べるカリキュラムを用意し、実生活やキャリアにも活かせる内容となっています。

教室設立のきっかけは、自身の心身のバランスの崩れから

もともとは高校の家庭科教員でしたが、自身の心や体のバランスを崩した経験からヨーガに出会いました。

学ぶうちに、単なる体操ではないヨーガの奥深さに魅了され、「私とは何か」「宇宙とは何か」といった壮大な問いに触れながら、探究する道に進みました

インドやスリランカでも伝統的な健康法やヨーガを学び、今ではそれを伝える立場として活動しています。自身の回復体験が、いま多くの生徒さんへの理解と共感につながっていると感じています。

哲学的な深みと、自己受容を促す指導スタイル

ヨーガの中心には「完全なる自己受容」があります。ありのままの自分を受け入れること、それがすべてのスタートです。

否定ではなく肯定へ、自分の体や心に無理のない形で向き合い、呼吸や身体への集中によって緩めていく。筋力の強化や気づきも大切にしつつ、人と比べずに自分のペースで進んでいただくことを大切にしています。

また、体操だけでなく哲学の勉強会も行っています。バガヴァッド・ギーター、ウパニシャッド、サンスクリット語などのテキストを通じて、ヨーガの深い知恵に触れる機会も提供しています。

単なる運動だけにとどまらず、生き方や在り方にまで影響を与える知恵に触れられる時間です。

生徒の変化が何よりの喜び

この15〜16年間で多くの方との出会いがありました。体調の改善、快眠、人間関係の変化、自己肯定感の向上など、生徒さんがシェアしてくださる気づきの数々に、ヨーガの力を実感します。

「ヨーガと出会えてよかった」と言っていただけることが、私の一番のやりがいです。

涙を流される方や、「人生が変わった」と言ってくださる方もいらっしゃいます。そんな瞬間に立ち会えることが、何よりの励みです。

今後は指導者養成にも力を

今後は、指導者養成にさらに力を入れていきたいと考えています。学んでくださった方が伝える側へと成長し、このヨーガの伝統と知恵が広がっていくことを目指しています。

地元で教室を開いたり、家族にヨーガを伝えたり、そうした小さな波が広がっていく未来を思い描いています。

人生そのものがヨーガに──シャンティライフの願い

ヨーガには、どんな人の願いにも応える知恵があると信じています。体や心の悩みから始めても、やがては生き方そのものがヨーガになっていく。

シャンティは「調和」、ライフは「人生」。

皆さんの人生そのものがヨーガに、そして調和と平和に満ちたものになるよう、第一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。

私たちはその一歩に寄り添い、日々の変化をともに喜び合える存在でありたいと願っています。