山梨・小淵沢の澄んだ空気に包まれながら、ギターを通じて“音”と“人”のつながりを育む場所、それが八ヶ岳ギタースクールです。
個人のスタイルに寄り添い、誰もが楽しみながら継続できる「挫折しないレッスン」を追求しています。

教室の概要
レッスンスタイルと対象
私自身が主宰する八ヶ岳ギタースクールは、山梨県北杜市小淵沢に位置する個人レッスンを主体としたギター教室です。
地域の方々や、自然に惹かれて訪れる方々まで、さまざまな背景を持つ生徒さんが在籍しており、現在では小学生からシニア世代まで、約80名の方が通っています。
レッスンのスタイルは極めて柔軟です。決まった回数の月謝制ではなく、生徒さん一人ひとりのスケジュールや目的に合わせて、必要なときにレッスンを受けていただく仕組みにしています。
この教室では、生徒が「続けたい」と思えるような心地よさを大切にしており、あらゆるレベルや目的に対応できるよう、常に指導スタイルをアップデートしています。

多様な学びの形と演奏スタイル
個人レッスンが基本ではありますが、親子でのレッスン、ご夫婦でのレッスンといった、複数人での受講も歓迎しています。
誰かと音を奏でる楽しさを共有できる場であることも、この教室の大きな魅力の一つです。
指導においては、「その人にとって大切な一曲を、楽しみながら弾けるように」という考えを軸にしています。
クラシック、ロック、ポップスなどジャンルは問いません。まずは弾いてみたい曲を選び、それを題材に基礎技術や音楽理論を自然と身につけていくアプローチを採っています。
そのため、モチベーションが維持しやすく、レッスンのたびに「今日も楽しかった!」と感じていただけるよう、心がけています。
また、標高900メートルという自然環境もこの教室ならではの特長です。
鳥のさえずりが聞こえる静かな場所で、バルコニーに設置したデッキチェアに座りながら、レッスンの一環として講師と語り合う時間を持つ生徒さんもいます。
演奏技術だけでなく、「音楽と共にある暮らし」を感じていただけるような空間を提供したいと思っています。

教室の環境と料金体系
レッスン料金は明快で、入会金も不要。必要なのはレッスン料金のみというシンプルな仕組みにしています。
加えて、レッスン時にはオーガニックハーブティーなどもお出ししており、レッスンそのものだけでなく、その時間全体が癒しとなるよう工夫をしています。
教室を始めたきっかけとこれまでの歩み
私は元々、プロのサポートギタリストとしても活動し、専門の音楽学校も卒業していました。
当初は音楽を職業として続けていくために演奏活動を中心に行っていたのですが、教えるという選択肢が生まれたのは、生活を成り立たせるために、自らの音楽経験を活かそうとしたことがきっかけでした。
当初は数名の生徒からスタートしましたが、ありがたいことにほとんどの方が辞めることなく継続してくださり、口コミで輪が広がっていき、結果として、現在のように80名以上の生徒さんが通う教室へと成長しました。
私にとって教室運営で最も大切なのは、納得感のある学びと、安心して笑顔になれる空間づくりです。
生徒さんが何かに疑問を持っていると感じたときには、立ち止まり答えを丁寧に返すようにしています。
技術の習得以上に、音楽がもたらす喜びを体験してもらいたいとも思っています。

挫折しない学び方を、日本中に広めたい
「Fコードでギターを挫折した…」



そう語る人は、これまでに数えきれないほど見てきました。確かにFコードは初心者にとって大きな壁です。
従来のギター指導法では、必ず通る道として教えられてきたその難関を、私はあえて再定義したいと思っています。
ギターの学び方は、本来もっと自由でいいはずです。
Fコードをバレーコードで無理に押さえるのではなく、例えばそこに到達するための段階を丁寧に設計すれば、誰だって演奏の楽しさを知ることができる。
そう考えて私は、独自の指導スタイルを日々模索し続けています。
この取り組みをさらに広げるべく、現在はレッスン本の出版を計画中です。ゆくゆくは全国どこにいても、八ヶ岳ギタースクールのやり方を体感できるようにしていきたいと考えています。
目指しているのは、「挫折させない」学びのスタンダードを、全国のギター学習者に届けることです。
その先にあるのは、音楽を通して笑顔があふれる社会。そしてその第一歩が、ここ小淵沢の小さな教室から始まっているのです。

ご興味を持たれた方へ
もし、これまでにギターやウクレレに挑戦して挫折した経験がある方がいらっしゃれば、ぜひ一度、八ヶ岳ギタースクールに足を運んでみてください。
無料体験レッスンを通じて、音楽に対する見方や学び方がきっと変わるはずです。
初めてギターに触れる方も、久しぶりに音楽と向き合ってみたいという方も、ホームページにあるお問い合わせフォームからお気軽にご連絡いただければと思います。
ここでの学びが、誰かにとっての新しい一歩となり、音楽が人生の豊かさを増す存在になれば、それほど嬉しいことはありません。