家庭料理を学びたい初心者に向けたマンツーマン指導の料理教室「Home Cooking Salon Ajiki」。一般的なグループレッスンとは異なり、一人ひとりに合わせた個別指導を行うことで、料理が全くできない方でも確実にスキルアップできる環境を提供しています。料理の基本を丁寧に学びたい方にぴったりの教室です。
改めて、御社の活動内容について、どういった方を対象にどういった活動をされているのか教えてください。
当教室はマンツーマンまたは最大2人までの少人数制の家庭料理教室です。主に20代から50代の女性が中心ですが、男性の方もいらっしゃいますし、ご夫婦やカップルで参加される方も増えています。
一般的な料理教室ではグループレッスンが主流ですが、その場合、初心者の方は実際に手を動かす機会が少なく、見ているだけで終わってしまうこともあります。当教室では、本当に料理ができない方でも一から学べるように設計されており、確実に調理技術を身につけられるのが特徴です。

この料理教室を立ち上げた背景について教えてください。
私自身、以前は世間でも有名な料理教室で講師をしていました。しかし、そこでは「初心者向け」と謳っていながらも、6人1テーブルで1時間以内に料理を仕上げるという非常に慌ただしいスタイルでした。そのため、料理が全くできない方は何もできずに終わってしまうことも多かったのです。
本当に料理初心者の方が学ぶには、個人レッスンでなければ難しいと感じ、マンツーマン指導に特化した料理教室を開くことを決めました。「料理を一から学びたい人が確実に成長できる場を作りたい」という思いが、教室の立ち上げの原点です。
他の料理教室と比べて、御社の強みはどこにありますか?
最大の特徴は、マンツーマンまたは2人までの少人数制にこだわっている点です。一般的な料理教室では、1回のレッスンで4品ほど作ることが多いですが、数人でのレッスンでは、本当の初心者の方は見ているだけということも少なくありません。当教室では、1人の場合は4品、2人の場合は2品、確実に料理をしていただく形を取っており、実践的に学べます。

また、日常の食卓に登場するような家庭料理を中心に指導しており、毎回異なるメニューを実践することで、自然と料理の幅が広がるよう工夫しています。生徒さんには、調理の流れを一通り体験してもらい、実際に自分で作ることで身につくような指導を心がけています。
指導の際に意識されていることや、生徒さんとの関わり方について教えてください。
マンツーマン指導が基本なので、一人ひとりのレベルに合わせた丁寧な指導を行っています。例えば、包丁やピーラーなどの持ち方や使い方がわからない方にはレクチャーしますし、「炒める」と「焼く」の違い、「揚げる」時の油の温度の見方などの基本もしっかりと教えます。
また、調味料を混ぜる際のスプーンの使い方など、細かい部分も指導します。スプーンの表側ではなく裏側を使うことで、調味料が無駄なく混ざるといった小技もお伝えしています。
生徒さんなりのやり方があっても、「その方法もあるけど、こうすればもっと効率的にできますよ」とアドバイスすることもあります。また、あえて失敗を経験させることで、次回以降、より理解を深めてもらうこともあります。
今後、強化していきたいことや、新たに取り組みたいことはありますか?
現在のところ、新しい取り組みを増やす予定は特にありません。というのも、マンツーマン指導に特化しているため、新たな施策を取り入れることでクオリティが下がってしまう可能性があるからです。
ただし、生徒さんの通い方に関しては柔軟に対応しています。例えば、毎月2回通う方もいれば、2週間で4回の短期集中型を希望される方もいらっしゃいます。また、2か月に1回程度のペースで来られる方にも対応しており、それぞれのライフスタイルに合わせた通い方を提案しています。

最後に、これから料理を学びたい方にメッセージをお願いします。
食べることは一生続くものです。現代では外食や中食が充実していますが、やはり手作りの料理には健康面でもメリットが多いですし、料理ができることは生活の質を向上させる大切なスキルです。
「料理は難しい」と思っている方も、実はちょっとした工夫で簡単に美味しく作ることができます。最初の一歩を踏み出せば、料理の楽しさを実感できるはずです。ぜひ、気軽に料理の世界にチャレンジしてみてください!