「護身術と礼節を重んじる空手道場を作りたい」。そう考えて2024年1月に開校したのが、今井道場 横浜根岸駅前教室です。39歳で空手を始め、10年の修行を経て道場主となった八島さんは、3歳からシニア世代まで幅広い年齢層の指導にあたっています。実践的な護身術から子どもたちの礼儀作法まで、空手道を通じた心と体の育成に取り組む道場の特徴についてお話を伺いました。

サービス概要
ー武道空手今井道場の概要について教えていただけますか?
八島さん:当道場では3歳から上限年齢を設けず、シニアの方まで幅広い年齢層を対象に空手指導を行っています。現在は60代の生徒さんも在籍しています。
道場は少年部と一般部の2つに分かれており、少年部は小学6年生まで、一般部は中学生から大人までが対象です。一般部では通常の空手道の指導に加え、模擬ナイフを使用した護身術の指導も行っており、これが他の空手道場との大きな違いとなっています。
設立の経緯・きっかけ
ー道場設立に至った経緯を教えていただけますか?
八島さん:2024年1月8日に開設した当道場ですが、私自身は本部道場である横浜中区の今井道場で10年間修業してきました。当初は道場開設を目標としていたわけではありませんでしたが、長年の修業の中で多くの方にお世話になり、その恩返しをしたいと考えたことが設立のきっかけです。
私が経験したことを子供から大人まで多くの方に伝え、より豊かな人生を送るきっかけを提供したいと考え、開設を決意しました。
特徴やアピールポイント
ー道場の特徴的な部分について教えてください。
八島さん:当教室の特徴は「礼節」と「護身術」の2つです。特に少年部では、保護者の方が最も求める協調性や礼儀作法を重視しています。礼に始まり礼に終わるという武道の基本精神を大切にしながら、子どもたちの健全な成長をサポートしています。
一般部では、通常の空手道の技術指導に加えて、実践的な護身術の指導を行っています。特に力を入れているのが、模擬ナイフを使用した護身術の指導です。
これは単なる体術の習得だけでなく、危険を回避する方法や、状況に応じた適切な対応を学ぶことができます。例えば、ナイフに対する心構えや、体さばきを使った回避方法、やむを得ない場合の防御技術なども指導しています。
生徒に指導する際に意識していること
ー指導の際に心がけていることはありますか?
八島さん:特に子供たちの指導では、集中力の持続が課題となるため、飽きさせない工夫を心がけています。それぞれの子供のレベルに合わせて個別に声かけを行い、楽しく稽古ができるよう心がけています。
最も重視しているのは安心・安全面です。少年部では必ず2人体制で指導を行い、怪我の防止に努めています。
コースや料金体系について
ー入会を考えている方向けに、料金体系を教えていただけますか?
八島さん:入会金は6,000円、月謝も6,000円と分かりやすい料金体系を採用しています。これは子供から大人まで共通の金額です。稽古は週1回の月曜日に加え、月1回の日曜日に大人と子供の合同稽古を行っています。
時間帯は、平日は18:30から19:30が少年部、19:30から21:00が一般部となっています。また、体験は無料で、3回までという制限も設けていません。ご納得いただけるまで体験していただけます。さらに、入会された方には空手着を無料でプレゼントしています。
今後のビジョン・展望
ー今後の展望について教えてください。
八島さん:当面の目標として、顧客満足度の向上、生徒数増加を目指しており、皆様が安心して通える環境作りに努めてまいります。また、近年の治安情勢を考慮し、女性向けの護身術クラスを週1回程度で定期開催することを計画しています。
記事を読んでいる方に向けたメッセージ
ー最後に、入会を検討されている方へメッセージをお願いします。
八島さん:何か新しいことを始めたい、何かを成し遂げたい、何かに熱中したいと考えている方は多いと思います。私は「全ては思うところから始まる」と考えています。目標達成には、まず一歩を踏み出すことが大切です。
武道の教室は敷居が高いというイメージがあるかもしれませんが、気軽に体験にお越しください。皆様の思いに対するサポートを精一杯させていただきます。