葛飾区で地元出身のピアニストがレッスンを行う磯貝萌子ピアノ教室は、子どもから大人まで幅広い年齢層の生徒を対象に、一人ひとりの目標に合わせた指導を提供しています。
同教室の特色や指導方針、各種コースについて、磯貝さんにお話を伺いました。
地元葛飾区から羽ばたく現役ピアニストによる教室

-教室の概要について教えてください。
磯貝:東京の下町、葛飾区にあるピアノ教室で、お子様から大人の方までを対象にしています。習い事としてピアノを学ぶお子様はもちろん、趣味で楽しみたい大人の方も多く通われています。
最近では自己研鑽のためにプロの方が来られることもあり、幅広い層の方々にご利用いただいています。生徒さんそれぞれがやりたい方向性に合わせてカリキュラムを組み、指導させていただいております。
-教室を始められたきっかけや経緯について教えてください。
磯貝:自宅の練習室がグランドピアノで、10畳ほどの部屋ということもあったので、以前から自宅をレッスン場所にして教室ができないかという夢を持っていました。
大学院を卒業して2年目に、本格的にレッスン仕様に部屋を整え、2019年4月から教室をスタートしました。
地元愛と演奏活動の両立が生む独自の指導スタイル
-他のピアノ教室にはない特徴や、一番のアピールポイントについて教えてください。
磯貝:生徒さんのニーズを汲み取ることはもちろんですが、私は生まれも育ちも葛飾区で、一度も引っ越したことがないほど地元に根付いている講師である点が特徴です。
また、現役でピアニストとして演奏活動をしていることも強みです。同じ地域の他の教室を見ても、地元育ちで演奏活動をしているピアニストの教室は他にありません。
地元との交流を大切にしながらも、演奏活動で日々感じていることを直接生徒さんにお伝えできる教室であることがアピールポイントです。
一人ひとりの目標に合わせたカリキュラム設計
-生徒さんに指導する際に、特に意識していることや方針などがあれば教えてください。
磯貝:まずは、ピアノを通じてどうなりたいかということを初回にお聞きしています。その上で、せっかくピアノを練習するので、弾ける曲を多く増やしてほしいという思いもあります。
指のトレーニングなどの基礎練習と曲の練習、この両方のバランスを大切にしています。生徒さんによって使用する教材も変えるなどの工夫をしています。
例えば、大人の方だと趣味でピアノを楽しみたいという方が多いのですが、指が不安定だと思うように演奏できない問題が出てきます。
そのような基礎的な部分をカバーしつつ、「どんな曲が好きですか」と生徒さんと話し合い、少しでも希望に近づけられるよう指導しています。それぞれの目標から逆算して一つずつ進めるよう心がけています。
お子さんの場合は、継続することの大切さをピアノを通して知ってしてほしいと思っています。毎日30分、難しければ15分でも練習時間を取れるといいですよとお伝えしています。
ある程度の継続することで、音楽の楽しさを感じられるようになることを理解してもらえるよう心がけています。
多様なニーズに応える3つのコース展開
-教室で提供しているコースやプランについてお伺いします。
磯貝:3つのコースを用意しています。まず「スタンダードコース」は月3回から4回(年間40回)のレッスンで、固定の曜日・時間で通いたい方向けです。ピアノを初めて習う方にもお勧めのコースです。
次に、スタンダードコースの「単発コース」があります。大人の方でお仕事などがあり、月1回や月2回なら通えるという方向けに、月1回からご予約いただけるコースです。
そして「ブラッシュアップコース」は、ご自身の演奏をさらに向上させたい方向けで、1回完結でその都度ご予約いただくコースです。より継続的に取り組みたい方のために、8回連続コースと15回連続コースも用意しています。
生徒が気軽に参加できる発表の場を創設
-今後強化していきたい点や取り組みたいことがあれば教えてください。
磯貝:現在は発表会を定期開催しておらず、発表の場を持ちたい方には機会をご紹介しています。
ただ、せっかくレッスンに通っていただいているので、子どもの生徒さん向けの会や大人の生徒さん向けの会など、年齢やコースごとに発表会や勉強会を開催できたらと考えています。みなさんが気軽に参加できる発表の場を作っていきたいです。
-この記事をご覧になる方や教室に入会を検討されている方へのメッセージをお願いします。
磯貝:ピアノというと敷居が高い、取っつきにくいというイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、気負わなくて大丈夫です。
初めての方や昔弾いていて再開したい方など、さまざまな方がいらっしゃると思いますが、「やりたい」「気になる」と思った時が一番の始め時です。
いつでも大歓迎ですので「やってみたいな」と思ったときはぜひご相談ください。