一人ひとりに合わせた個別カスタマイズ指導 ― すべての人が安心して通える札幌のボイストレーニング教室「にじいろ音楽室」

北海道札幌市にある「にじいろ音楽室」は、教科書通りの画一的な指導ではなく、生徒一人ひとりの課題に向き合うボイストレーニング教室です。2016年の開校以来、目に見えない声の仕組みを丁寧に紐解きながら、お子様からご高齢の方まで、幅広い年齢層の方々が安心して通える環境づくりを行っています。今回は同教室の特徴について代表の馬場さんにインタビューしました。

サービス概要

ーにじいろ音楽室ではどのような指導を行っているのでしょうか?

馬場さん:主にボイストレーニングとボーカルレッスンを提供しています。特徴的なのは、生徒さんが自分の思いや考えを自由に語ることもボイストレーニングの一環として取り入れていることです。声を出すことに関する全般的なレッスンを、北海道札幌市の教室で実施しています。また、現在はオンラインでも無料モニターを募集しています。

設立の経緯ときっかけ

ー音楽教室を始められたきっかけを教えていただけますでしょうか?

馬場さん:2016年に教室を開設しました。YouTubeなどで歌い方のレッスンは多く見られますが、基礎となる声の出し方が確立されていないと、思うように歌うことは難しいのが実情です。そこで、低い声から高い声まで楽に発声できるようになることを最初の目標とした、ボイストレーニングの教室を始めることを決意しました。

以前は中学校の教員として勤務していましたが、教職を離れた後にこの教室を開設しました。

特徴とアピールポイント

ー他の教室との違いや特徴的な点を教えていただけますでしょうか?

馬場さん:当教室の最大の特徴は、生徒一人一人に合わせたカスタマイズされたレッスン内容です。教科書やメソッドを一律に使用するのではなく、生徒さんが抱える課題に対して最適なアプローチを考えながら指導を行っています。そのため、レッスンで使用する発声練習の教材やプログラムも生徒さんごとに異なります。

また、LGBTQの方々を含む全ての方々のための音楽室として、安心して自由に声を出せる環境づくりを心がけています。私自身もうつ病の経験などを公開することで、より多くの方々が気軽に通える教室を目指しています。

指導時の工夫と心がけていること

ー生徒さんを指導する際に特に意識されていることはありますか?

馬場さん:声を出す仕組みや声帯は目に見えないため、レッスンには独特の難しさがあります。そのため、生徒さんの知識量や理解度に合わせて、目に見えない部分を分かりやすく言語化することを心がけています。

例えば、バック転の練習に例えると、手の付き方、体勢、柔軟性などを個別に練習しても、すぐにバック転ができるわけではありません。それぞれの要素を鍛えていって、ある時点で全てが統合されていくのです。同じように声の練習も即座の上達を求めるのではなく、継続的な取り組みが重要だと伝えています。

コースと料金体系

ー料金体系について教えていただけますでしょうか?

馬場さん:対面レッスンは45分、オンラインレッスンは25分で実施しています。現在の料金体系は以下の通りですが、近日中に改定を予定しています。

  • 入会金:無料
  • 初回体験レッスン:1,000円
  • 対面レッスン:1回2,800円(45分)
  • 4回チケット:10,000円(2ヶ月間有効)
  • オンラインレッスン:現在モニター募集中

今後のビジョンと展望

ー今後の展望についてお聞かせください。

馬場さん:教室の規模拡大よりも、レッスンの質の向上を重視しています。また自身の知識をさらに深め、より効果的なレッスンを提供できるよう努めています。

特に、目に見えない声の仕組みを扱うボイストレーニングにおいて、生徒さんの課題をより早く解決できるような指導力を身につけていきたいと考えています。

記事を読んでいる方へのメッセージ

ー最後に、ボイストレーニングに興味をお持ちの方へメッセージをお願いします。

馬場さん:

声を出すって 気持ち良い
自分の声って 素晴らしい

世界にたったひとつしかない
《わたし》という
楽器を響かせて

自由に 歌いましょう
自由に 語りましょう

声を出すことは本来とても気持ちの良いものです。にじいろ音楽室では、安心して自由に声を出せる環境で、一人一人に合わせたレッスンを提供しています。ぜひ、ご自身の声の可能性を一緒に探っていきましょう。