「良い弾き方を身につければ、バイオリンは一生の宝物に」ピアチェボーレバイオリン教室

音楽大学卒業後、自身の経験と知識を活かしてバイオリン教室「ピアチェボーレバイオリン教室」を開講した柿沼紗世先生。

クラシックからポップスまで幅広いジャンルに対応し、アレクサンダーテクニックを取り入れた独自の指導法を行なっています。

生徒一人ひとりの夢の実現をサポートする教室の特徴や想いについて、柿沼先生にお話を伺いました。

教室概要

ーまずどういった方を対象にどのようなレッスンをされていますか?

柿沼先生:小さなお子様から大人の方まで、バイオリンを弾いてみたいという方に対してバイオリンを教えています。

現在は大人の生徒さんが若干多い状況ですが、年齢を問わず、バイオリンに興味をお持ちの方々に広く門戸を開いています。

設立の経緯・きっかけ

ー教室を始められたきっかけや背景について教えていただけますか?

柿沼先生:音楽大学を卒業後、自分の技術や知識を活かせる仕事として、自然な流れでバイオリン教室を開講することになりました。

音楽の道を歩んできた者として、自分の経験を活かせる場所を作りたいという想いがありました。

特徴やアピールポイント

ー教室の特徴やアピールポイントについて教えていただけますか?

柿沼先生:最大の特徴は、様々なジャンルに対応できることです。

一般的なバイオリン教室では、教本以外の曲は弾かせない、あるいはクラシック以外は対応しないというところが多いのですが、私自身がポップスから様々なジャンルまで興味を持って勉強してきたため、生徒さんが弾きたいと思う曲に幅広く対応できます。

また、レッスン時間の柔軟な対応も特徴の一つです。

固定の曜日・時間だけでなく、スケジュールが合えば自由に時間を設定でき、急な変更にも90分前までのご連絡があれば対応可能です。

さらに、私自身が必ずしも器用ではなかったことから、バイオリン習得の過程で様々な壁にぶつかり、それを乗り越えてきた経験があります。

そのため、生徒さんがどこでつまずきやすいのか、どのように克服できるのかを、身をもって理解しています。

つまずく前に予防的なアドバイスができ、万が一行き詰まった場合でも、そこから抜け出す方法を提供できると考えています。

加えて、アレクサンダーテクニックという体の使い方を改善する手法も取り入れています。

不必要な力みを取り除き、体の構造を理解した上で演奏することは、上達への近道となります。

私自身もこの技法のレッスンを受けた経験があり、その知識を活かして多角的な指導を行っています。

生徒に指導する際に意識していること

ー生徒さんに接する際に大切にしていることや、意識していることはありますか?

柿沼先生:「来た時より必ず上手にして返す」ということを自分への課題として常に意識しています。

そして、生徒さんや保護者の方は何を求めているか、ということを思い図るように気を配っています。

例えば、親御さんは単にバイオリンを上手くなって欲しいだけじゃなくて、他人の話をよく聞く、コツコツ努力を重ねて目標を達成する歓びだったり、忍耐力を育む事であったり。

そういった願いも含まれているのではないかと思います。

また、生徒さんが最初にバイオリンを習いたいと思った時に描いたイメージや目標に近づけるよう、全力でサポートしています。

時にはそれが高い目標で、完全な実現は難しいかもしれません。

しかし、できる限りその夢に寄り添い、実現に向けて一緒に取り組んでいきたいと考えています。

さらに、バイオリンを弾くことを通じて、生徒さんの自己肯定感が高まることを願っています。

バイオリンが自分自身を表現する手段の一つとなり、音楽を通じて自分らしさを見つけていただければと思います。

演奏機会の提供

柿沼先生:生徒さんの演奏機会として、定期的な発表会を設けています。

また、私が指導している桐生グリューネオーケストラでは、アンサンブルに興味のある生徒さんにエキストラとして参加していただく機会も提供しています。

特に大人の生徒さんは、ソロ演奏には抵抗がある方が多いのですが、アンサンブルという形であれば、より楽しく演奏に参加できます。

こうした目標があることで、日々の練習にも生き生きと取り組んでいただけています。

演奏会後には「楽しかった」「またやりたい」という声をいただくことが多く、それが私にとっても大きな喜びとなっています。

今後のビジョン・展望

ー今後の展望についてお聞かせください。

柿沼先生:より多くの方にバイオリンの魅力を知っていただき、教室を長く続けていきたいと考えています。

生徒さんとともに音楽を楽しみ、互いに成長していける場所であり続けることが私の願いです。

記事を読んでいる方へのメッセージ

ーバイオリンを始めようと考えている方へメッセージをお願いできますでしょうか?

柿沼先生:バイオリンに興味を持たれた方は、ぜひ一歩踏み出して、実際に楽器に触れ、音を奏でてみてください。

良い弾き方を身につければ、バイオリンは一生の宝物となります。

どこにでも持ち運べ、様々なジャンルの方とアンサンブルを通じて交流できる、素晴らしい楽器です。

一人で演奏する楽しさもあれば、大勢で演奏する醍醐味もあります。

それぞれが好きな音楽を、好きなように弾けるようにサポートしていきたいと思います。

バイオリンを通じて、新しい世界が広がることをお約束します。

ご興味を持っていただけましたら、ぜひ一度教室にお越しください。