ピアノを通じて学ぶ表現力と積み重ねの大切さ-ららみピアノ教室

4歳からピアノを始め、現在はピアニストとしても活躍する古川絢瑛さんが指導する音楽教室「ららみピアノ教室」。

子どもからシニア世代まで幅広い年齢層に向けて、ピアノで表現することの喜びを伝える同教室の活動について、古川さんにお話を伺いました。

4歳からシニアまで幅広い世代に対応するピアノ教室

ーどのような方を対象にどういったレッスンをされていますか?

古川さん:4歳頃からシニア世代まで、幅広い年代の方を対象にピアノのレッスンをしています。

母の教室を受け継ぎピアノ教育の道へ

ー教室を始められたきっかけや背景について教えてください。

古川さん:元々母がやっていた教室を受け継いだ形で、私が大学3年生くらいの時に「教えるのも勉強になるから、自分が弾くだけじゃなくて伝えるということもやってみたら」と言われたことがきっかけでした。

私自身は言葉で伝えることが苦手でしたし、ピアノの世界で常識になっていることを伝えるのは難しいと感じたこともありました。

しかし、レッスンする中で色々と勉強をしたり、「こういうことが生徒さんは分からないんだ」と気づいたりと、生徒さんに寄り添ったレッスンを提供したいと考えるようになったんです。

ピアニストとしての経験を活かした指導が強み

ーららみピアノ教室の特徴やアピールポイントはどういったところでしょうか?

古川さん:私自身がピアニストとして表に立つことも多いので、言葉だけではなく見本を見せてあげられる点が強みです。

「やってみて」とか、「遠くから聞こえるように弾いてみて」などと伝えても、抽象的な表現なので伝わらない子もいます。

実際に弾いて見せることで、生徒さん自身が何かを受け取って表現できたり、聴いて心が動くものもあるのではないかなと思います。

多角的なアプローチで一人ひとりに合わせた指導を実践

ーレッスンをされる際に大切にされていることや、特に意識していることは何かありますか?

古川さん:生徒さんにレッスンする上で、自分自身がたくさんの引き出しを持っておかないといけないなと思っています。

教え方も1本だけじゃなくて、いろんな道を持っておかないと、生徒さんによって悩みも違いますし、手の大きさだったり体格も違います。

色々な角度からアプローチできるようにということは、常に意識しています。

人見知りの少女がピアノを通じて見つけた「輝ける場所」

ー先生にとってのピアノの魅力はどういったところですか?

古川さん:私自身は4歳からピアノを始めました。

習い始めたきっかけは母が教室をやっていたからで、ピアノがある生活は私にとって当たり前でした。

小さい頃は、テストで100点取るよりもピアノの発表会で良い演奏をした方が皆に褒められましたし、ご褒美も大きかったのですごく嬉しかったんです。

私は本当に小さい頃は人見知りで全然喋れない子で、お母さんの陰に隠れているような感じだったのですが、ピアノなら自分は話す以上にいろいろ表現できるなと感じました。

私にとってはピアノが輝ける場所だったのです。

国際化を視野に入れた教室の展望

ー今後強化したいことや将来的なビジョンについてお聞かせください。

古川さん:有難いことに今たくさんの生徒さんに来ていただいているので、もっともっとたくさんの方に愛される教室になっていければいいなと思います。

そのためには自分自身が現状維持ではなく、指導に関する本を読んだり講座を受けたりして、まだまだ成長していかなければいけません。

先生というとレッスン内で弾いて見本を見せる時間はなかなか限られているので、人前に立って演奏することも大切です。

実際に生徒さんが私の演奏を見に来てくれて「刺激になった」ということもあるので、人前には立ち続けたいと思っています。

また、私は海外旅行が趣味で、今英語を勉強しているので、将来的には英語対応の教室として+αになるようにしたいです。

最近は外国人の方もたくさん街を歩いているので、英語でレッスンができるようになればいいなと考えています。

多様なニーズに応えるレッスン体制

ー提供されているレッスンについて教えてください。

古川さん:当教室のレッスンは曲の難易度によって分けています。

基本的には週に1回、年間40回通っていただく形なのですが、例えば大人の方ですと出張で難しいとか、中学生・高校生になってくると合唱コンクールの前だけ通いたいという方には、単発レッスンも行っております。

ー生徒さんはお子さんが多いのでしょうか?

古川さん:小学生の生徒さんが一番多いかなと思います。

昔は「ピアノは女の子の習い事」というイメージをお持ちの方も多かったと思いますが、最近はYouTubeやストリートピアノなどで、ピアノが身近になってきているのかなと思います。

それもあってか、「娘が弾いているのを見て私も刺激されてやってみたい」と大人の生徒さんも増えています。

小さなお子さんへの工夫あるレッスン法

ー小さなお子さんの場合、30分のレッスンに集中できないこともあると思いますが、工夫されていることはありますか?

古川さん:基本的に皆さん「ピアノがやりたい」「好き」という気持ちで来てもらっているので、30分続かないという子は現状ほとんどいません。

しかし、3歳4歳のお子さんだとどうしても集中が続かないこともあります。

そういう時は一緒に折り紙をして指を動かしたり、歌を歌ったりと、いろいろ工夫しながらレッスンを行っています。

ピアノを通じて学ぶ表現力と積み重ねの大切さ

ー最後に、入会を考えている方へメッセージをお願いします。

古川さん:私自身が小さい頃からピアノが大好きで、低い音から高い音まで様々な音を出せることで、言葉以外で表現できるものだと考えてきました。

皆さんにもピアノで表現できる喜びを味わっていただきたいと思います。

ピアノという習い事は、他の習い事に比べて自宅練習がより求められます。

こちらも宿題を出しますので、それをきちんとやってきていただくという、レッスン以外での練習がとても大切です。

勉強や他のスポーツなども同じだと思いますが、積み重ねていくことによって大きなものを得るという経験は、すごく勉強になることだと思います。

心を豊かにすることや感性を磨くことはもちろん、何かを積み重ねて大きな結果につなげることは、人生において非常に必要なことです。

ピアノを通していろいろなことを学べると思いますので、ピアノを楽しんでいただける方がもっともっと増えていたら嬉しいです。