数学が苦手な中学生に寄り添う新しいカタチのオンライン塾が話題を集めています。集団授業でありながら、生徒一人一人の名前を何度も呼び、まるで個別指導のような丁寧さが特徴です。顔出しや声出し不要で気軽に参加できる授業スタイルと、独自の教材作りにかける情熱について、主宰するさかぽん先生にお話を伺いました。

サービス概要
ー「さかぽん先生の寺子屋オンライン」はどのような方を対象に、どんな指導を行っているのでしょうか?
さかぽん先生:主に中学生を対象としており、特に数学が苦手な生徒さんに向けて指導を行っています。平均点を目指す生徒から、すでに平均点は超えているけれど80点を目指したい生徒まで、数学に苦手意識を持つ生徒の学力向上をサポートしています。
メインサービスはZoomを使用した集団指導の形式。中でも特徴的なのは、生徒の顔出しや声出しは不要としている点です。授業中のやり取りは、Zoomのリアクションボタンやチャット機能を活用しています。生徒は私だけに見える形で答えを書き込むことができ、それに対して「〇〇さん、正解!いいねー!」というように、できるだけ多く名前を呼びかけながら進めています。
設立の経緯
ーオンライン塾を始められたきっかけを教えていただけますでしょうか?
さかぽん先生:2023年3月にオンライン塾をスタートさせましたが、それ以前から25年以上教育に携わってきました。様々な生徒さんと接する中で、私は数学嫌いを直したいという思いが強くなりました。
従来の教室で教える形では、接する生徒の数にも指導方法にも限界があります。もっと多くの子どもたちに数学の楽しさをしってもらいたいという思いで、全国の生徒さんに向けて、数学の指導に特化したサービスをオンライン形式でスタートさせました。
なお、特徴的な着ぐるみでの授業スタイルは、10年以上前からYouTubeでの活動を通じて確立してきたものです。現在の授業では、導入時と終了時に着ぐるみ姿で生徒さんと接し、授業中は解説に集中できるよう、手元を映す形式を採用しています。
特徴とアピールポイント
ー他のオンライン塾との違いや、特徴的な点を教えていただけますでしょうか?
さかぽん先生:最大の特徴は、生徒とのやり取りの多さです。集団指導でありながら、チャットでの解答やリアクションを通じて、まるで個別指導のような密度の濃いコミュニケーションを実現しています。
生徒の顔出しや声出しが不要で、チャットに入力した解答も私にしか見えないため、子どもたちは間違いを恐れず、積極的に授業に参加できます。また、授業の準備にも力を入れており、市販のテキストは使用せず、すべて手作りの教材を使用しています。1回の授業につき、約3時間の準備時間をかけ、生徒にとって最も分かりやすい教材作りを心がけています。
生徒に指導する際に意識していること
ー指導の際に特に意識されていることはありますか?
さかぽん先生:最も重視しているのは、生徒に「できた!」という成功体験を味わってもらうことです。9問正解して1問間違える程度が理想的だと考えています。そのために、同じような問題を繰り返し解いてもらうなど、正解にたどり着けるような工夫をしています。
また、授業の密度を高く保つことも意識しています。板書を写す時間は設けず、問題を解く→解説を聞く→次の問題を解くというサイクルを途切れさせないようにしています。「授業のアーカイブ動画を繰り返し見ることができる」「授業で使ったプリントもいつでも見たり、プリントアウトしたりできる」というオンライン授業ならではの強みがあるからできる授業形態だと思います。
コースと料金体系について
ー提供されているコースについて教えていただけますでしょうか?
さかぽん先生:現在、「ライブ授業プラン」「アーカイブプラン」「2024年度の全授業動画見放題プラン」の3つを提供しています。
アーカイブプランは今年度の授業動画を視聴できるもので、2024年度の全授業動画見放題プランは昨年度の各学年の授業動画を視聴できるプランです。今後は入試対策講座や理科の授業なども展開していく予定です。
記事を読んでいる方へのメッセージ
ー最後に、さかぽん先生の授業を受けてみたい方へメッセージをお願いします。
さかぽん先生:数学が苦手で、でもなんとかしたいと思っている方、一生懸命頑張っているけどコツがつかめない方は、ぜひ受講してみてください。
必ず分かりやすく、楽しく学べる授業を提供させていただきます。授業の雰囲気を知っていただくため、InstagramやTikTokでショート動画の他に、インスタライブで公開授業も行っております。
まずはそちらをごらんいただき、私の授業を体験してください。「この先生とならがんばれそう!」と感じていただけたら、ぜひご入会いただければと思います。お待ちしております!