私は、静岡県三島市を拠点に、オンラインのみで書道を指導しています。房仙会は、書道を通じて人生を豊かにする場を提供し、全国から多くの生徒が学んでいます。
本記事では、房仙会を立ち上げた背景や指導の特徴、そして今後の展望について詳しくお話しします。
房仙会の指導対象と特徴
房仙会では、オンラインで書道を学ぶことができます。対象は主に20代から90代までと幅広く、最年長の生徒は93歳になります。初心者から上級者まで受け入れており、特に初心者が素直に学ぶことで、より早く上達することができると実感しています。
書道は基礎が非常に重要です。最初に筆の持ち方や姿勢を正しく学ぶことが、上達への近道になります。房仙会では、基本からしっかりと指導し、生徒が正しい形で書道に取り組めるようにサポートしています。
また、すでに他の教室で学んでいた方は、既存の癖が抜けず苦労することがあります。しかし、素直に学ぶ姿勢を持つ生徒は、どんな年齢でも上達が早いと感じます。
房仙会を立ち上げた背景
私は幼少期にリウマチ熱を患い、医師から「二十歳まで生きられない」と言われました。
しかし、小学2年生の頃から始めた書道に、自分の健康面のほか、人のためにも何か還元できることがあるかもしれないという魅力を感じ、自分だけでなく「人に尽くす書道」の可能性を切り開きたいという思いから、その道を歩むことを決意しました。
そして、続ければ続けるほど、呼吸を整え、精神を集中させる書道は、単なる技術の習得ではなく、心身の鍛錬にもつながるものだと実感しています。
書道の専門学校で学んだのち、房仙会を立ち上げました。三島教室でのお稽古が中心でしたが、その後ご縁が広がり、山形・東京・京都・大阪・鳥取など全国5ヶ所にも拠点を置くようになりました。
しかし、教室に集まることが難しくなってしまったのが、コロナ禍。それを機に、オンラインでの指導を本格的にスタートさせ、全国の生徒がさまざまな垣根を越えて学べる今のスタイルが確立されています。
房仙会の指導理念と上達のポイント
房仙会では、「正しく、早く、美しく」をモットーに指導を行っています。生徒一人ひとりが効率的に上達できるよう、それぞれのレベルや特性に合わせた指導を心がけています。
書道を習う上で大切なのは、ただ技術を身につけることだけではありません。書道を通じて、礼儀や集中力、忍耐力を養うことも重要だと考えています。
そのため、房仙会では技術に加えて、書道が持つ精神的な側面も重視しています。
また、房仙会は学ぶ意欲の高い生徒が集まる環境です。多忙な中でも書道に真剣に取り組むほか、自分自身と向き合おうとする姿勢の人もいるので、一般的な学習環境とは異なり、常に高い意識を持って学べる場になっています。
今後の展望
私は、房仙会を「書道界における唯一無二の存在」にすることを目標としています。
日本だけでなく、世界中に房仙会の理念を広めたい。その一環として、3月15日からYouTubeチャンネルをアップデートしました。
筆の持ち方や洗い方など、基礎からしっかり学べる内容になっているので、ぜひ見てください。
さらに、オンライン講座の充実を図り、より多くの方に房仙会の指導を届けられるようにしたいと考えています。海外からの受講生も増えており、国境を越えて書道の魅力を伝えています。
房仙会への参加を検討する方へ
房仙会は敷居が高いと感じる人もいるかもしれませんが、一歩踏み出せば、新しい世界が開けるはずです。
生徒それぞれが真剣に学び、書道を通じて自己成長を遂げています。房仙会に入ることで、書道の技術だけでなく、人生そのものが変わる経験をする方も多いです。
ぜひ、書道を通じて新たな可能性を発見してください。
また、房仙会では個々のペースに合わせた学びを提供しています。仕事や家庭の事情で毎月取り組むのが難しい方でも、自分のペースで学びを深めることができるよう、柔軟なカリキュラムを用意しています。
鳩居堂での展覧会開催
房仙会は年に1度、銀座にあるギャラリー「鳩居堂」で「房仙会書展」を開催しています。今年は4月25日〜27日にかけて行う予定です。
作品ひとつひとつから、生徒それぞれが書道を通じてどのように成長したかを感じてもらえる場になっていると思いますので、ぜひ見に来てください。
最後に
私は、書道に対する情熱と、房仙会の魅力を伝えたいと思っています。また、YouTubeチャンネルや展覧会の詳細も随時更新していくので、今後の情報もぜひチェックしてください。
房仙会に関する最新情報やお問い合わせは、公式サイトやSNSをご覧ください。
これからも房仙会の活動を広げ、より多くの人に書道の素晴らしさを伝えていきたいと思っています。
◆書道教室「房仙会」主宰
房仙会HP http://bousen.com/
房仙ブログ https://ameblo.jp/bousenkai/
房仙会フェイスブックページ
https://www.facebook.com/bousenkai
◆ 福田房仙
Facebookアドレス
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◆食養道学院
Webページ http://shokuyou.com/