ボーカルとギターに特化した専門教室として、未就学児から80代までの幅広い年齢層にレッスンを提供する、ソウルクリエイトミュージック。
業界とのパイプを活かしたプロフェッショナル志向の指導や、独自のLGBTQクラスなど、他にはない特色あるサービスを展開しています。
顧客の自己実現を第一に考えた指導方針で、高い継続率を誇る音楽教室の魅力について、中村さんにお話を伺いました。
サービス概要

ーどういった方を対象にどのようなレッスンをされていますか?
中村さん:弊社はボーカルとボイストレーニング、ギターだけの専業専門の教室でして、対象は未就学児から70代、80代まで幅広くやらせていただいております。
現在、生徒数は1000人ほどで、その9割がボイストレーニングの生徒さんです。
設立の経緯・きっかけ

ー教室を始められたきっかけや背景について教えて頂けますか?
中村さん:私は元々、東京でスタジオミュージシャンとして活動していました。
35歳くらいの時に自分のスキルを使って事業をやりたいと考え、故郷である大阪に帰ってきました。
当時は京都に住んでいたので、まず京都で1店舗目をスタートさせました。
スタジオミュージシャンとしての仕事を続けていく上で、肉体的にも精神的にも限界を感じていて、35歳は一番プレイヤーとして脂が乗り切っていた時期でしたが、これが45歳になって同じパフォーマンスを出せるかという不安がありました。
自分の生き方の見直しも兼ねて、個人事業主として京都からスタートしたのがきっかけです。
特徴やアピールポイント
ー教室の特徴やアピールポイントについて教えてください。
中村さん:大きな特徴が2つあります。
1つ目は業界とのつながりです。
弊社のトップボイストレーナーは、大手アイドル事務所の指導も担当しています。
また、広瀬香美さんの会社「MUSEEndeavor」様と業務提携し、ツアーの際のバックコーラス隊を関西本部として組織させていただいています。
このように、一般的な音楽教室と違ってメジャー業界とのパイプを持っているため、プロフェッショナルを目指す若い生徒さんも多く通っていただいています。
2つ目の特徴は、LGBTQクラスの設置です。
主にM to Fの方々向けに、弊社独自のメソッドで女性らしい発声ができるよう指導するクラスを設けています。
この取り組みは高く評価され、京都企業100選にも選ばれました。
生徒指導の理念

ー生徒さんにレッスンされる際に大切にしていることや意識していることはありますか?
中村さん:「顧客ファースト」を全社に通達しています。
ただし、これは生徒さんにこびるという意味ではなく、生徒さん一人一人の自己実現のために最適なサービス、レッスンを提供することを意味します。
そのために講師全員と毎月ミーティングと研修を行い、常にブラッシュアップを続けています。
関西の他の教室と比べると月謝は高めの設定になっていますが、それに見合う価値のあるサービスを提供できるよう、継続的な改善を行っています。
生徒層とニーズ
ー通われている生徒さんはどういったところを目指していらっしゃるのですか?
中村さん:生徒の約2割が若年層で、プロの音楽家や歌手を目指して通われています。
未就学児や小学生低学年は親御さんの意向で通われる方が多いです。
最大のボリュームゾーンは30代から50代の女性です。
目的は様々で、カラオケが上手くなりたい、趣味として歌を始めたい、人前で歌えるようになりたい、音痴を克服したい、滑舌を良くしたいなど、均等に分かれています。
今後のビジョン・展望

ー今後強化したいとお考えことや、新たに取り組んでみたいことはありますか?
中村さん:現在、関西と東海地域に7教室を展開していますが、西日本への進出を目指しています。
まずは福岡への出店を今年の目標とし、その後、岡山や広島など西日本の主要都市への展開を計画しています。
ボイストレーナーは明確な資格がない業界ですが、だからこそ正しいメソッドと指導法を身につけ、生徒さんの自己実現と上達にフルコミットすることを社是としています。
業界中心に求められているボイストレーニングを提供できているからこそ、オファーをいただけていると考えています。
このメソッドを全ボイストレーナーに周知し、ブラッシュアップし続けることが弊社の最大の強みです。
読者へのメッセージ
ー最後に、教室に興味をお持ちの方にメッセージをお願いできますか?
中村さん:「あなたの体が最高の武器です。あなたの体が最高の楽器です」というのが弊社のマーケティングコンセプトです。
実際に、音痴だと悩んでいた方でも、3ヶ月で90%以上の方に変化が見られ、1年程度で習い始めた時とは別人のレベルまで上達します。
月間の入会率は85%以上、1年間の継続率も90%以上を維持しており、これは生徒の皆様に効果を実感いただいている証だと考えています。