STカレッジは、総合型選抜・推薦型選抜入試を目指す高校生に特化したオンライン塾です。
必要なサポートを必要な分だけ受けられるアラカルト方式や、平日のSNSライブ相談会といった独自のサービスを行う同塾の特徴について、代表の竹下さんにお話を伺いました。
高校教員の経験から生まれたオンライン塾

ー塾の概要について教えてください。
竹下:当塾は完全オンラインで実施しており、高校生の大学受験希望者の中でも、総合型選抜や推薦型選抜を受ける生徒を対象に指導を行っています。
一般的な塾では決まったコマ数や授業形態が設定されていますが、当塾では「必要な分だけのサポート提供」を最大のポリシーとしています。
通常の塾のように毎週授業を受けたい方にも対応していますが、書類添削や模擬面接を1回だけ受けたいという方にも、アラカルト方式でスポットサポートを提供しています。
ー塾を始められたきっかけや経緯について教えてください。
竹下:私自身が元高校教員で、学校現場では総合型選抜に対応しきれていない状況を強く実感しました。
総合型選抜は高校までの様々な実績や経験が評価される入試形態で、とても良い制度なのですが、学校での対応が難しく、外部指導はどうしても高額になることが多い状況です。
魅力的な入試制度をより多くの人に届けられるよう、誰にでも手が届きやすい形でサポートを提供できる塾を作りたいと考えました。
他の塾にはない柔軟な学習スタイルと気軽な相談環境
ー他の塾にはない独自の特徴や、一番のアピールポイントを教えてください。
竹下:大きく2つあります。1つ目は、アラカルト方式で好きな分だけ指導を受けられる点です。他の塾同様の受け方も可能ですし、金銭面で厳しくても専門家にきちんと見てもらいたいという方へのサポートもできます。
2つ目は、平日毎日SNSで質問ライブを実施していることです。このライブは、来場いただければ簡単な質問はその場でお答えします。
他の塾では無料相談会に予約が必要なことが多いですが、気軽にいつでも相談できる環境を整えている点が特徴的です。
大学入学後の成長も見据えた指導方針
ー生徒に指導をする際に、特に意識していることや方針があれば教えてください。
竹下:一番大事にしているのは、総合型選抜を通してしっかりと成長してほしいということです。この入試では、自分自身のどういったところが伸びるのか、どう成長させるべきかを大学に評価される形で伸ばしていくことを意識しています。
特に大学のアドミッションポリシー、つまり「こういう生徒さんが欲しい」という大学の方針と不一致しないように指導することを心がけています。
受験のためだけではなく、きちんと評価される方向で成長できるよう、大学のポリシーに合わせた指導を大切にしています。
柔軟な選択肢で必要なサポートを必要な分だけ
ー塾で提供しているコースやプランについて教えてください。
竹下:アラカルト方式を採用しているため、単発で受けられるものが豊富にあります。例えば、書類添削は1回4,400円からのプランとなっています。小論文の添削や模擬面接なども1コマ単位で受けられます。
これらをまとめたパックプランも用意しています。例えば、英検対策講座と書類作成指導をセットにしたようなパックです。こういったパックを利用すると、単発で受けるよりも費用が下がる仕組みになっています。
早期対策の普及と教育機関との連携
ー今後、塾としてより強化していきたい部分があれば教えてください。
竹下:より多くの生徒さんにサポートを届けていくことを強化したいと考えています。
総合型選抜は対策は後からでもいい、ぎりぎりになって取り組めばいい考えてしまう生徒さんが多いのですが、そうではない現実をきちんと伝えていくことが重要です。
また、他の学校や塾とも連携し、サポートが必要な生徒さんに届く仕組み作りを広めていきたいと考えています。さらに、大学ごとに異なる受験形態に対応できるよう、個別指導の範囲を拡充していく予定です。
魅力的な入試制度で未来を切り拓く
ー最後に、記事をご覧の方や入会を検討されている方に向けたメッセージをお願いします。
竹下:総合型選抜が非常に魅力的な入試制度であることを知っていただきたいと思います。この入試は、将来の目標を考え、自分は大学で何をするのか、どんな人になりたいのかを考えるきっかけになります。
「楽な入試」と誤解せず、しっかり対策をしないと合格は勝ち取れません。ただ、そこで勝ち取った人は大学入学後のスタートダッシュも良くなります。
ぜひ単発サービスなどから気軽に対策を始めていただければ嬉しいです。