Studio Forest Parkは名古屋市名東区藤が丘にある、バランスボールを活用したスタジオです。マタニティケアから産後のサポート、さらには更年期まで、女性のライフステージに合わせたケアを提供しています。
代表の田中さんに、同スタジオの特徴や今後の展望についてお話を伺いました。
バランスボールを中心とした女性のライフステージサポート

ースタジオの概要についてお伺いさせてください。
田中:名古屋市の名東区藤が丘で活動しています。メインターゲットはマタニティから産後3〜5年の女性ですが、その前後も含めて女性のライフスタイルに合わせた体のメンテナンスを提案しています。
現在は10代から80代まで幅広い年齢層の女性を中心にサービスを提供しています。
このスタジオを開設して8年目で、インストラクターとしての活動は14年になります。当初はフリーでレッスンを行っており、その後ご縁があって別の場所で2年間スタジオを運営した後、現在の場所に移りました。
切れ目のないケアを提供する独自のアプローチ
ーマタニティケアや体のメンテナンスを行う他のスタジオにはない特徴や、一番のアピールポイントを教えてください。
田中:私たちはバランスボールを活用するスタジオとして運営しています。
バランスボールがメインのスタジオは珍しく、妊娠中の腰痛ケアから始まり、産後は赤ちゃんを寝かしつける際にも活用できるため、途切れることなくケアを継続できます。小さいサイズのボールは1歳からの赤ちゃんでも使うことができます。
また、スタジオは下階が託児室になっており、保育士が常駐しているので、お母さんが安心してレッスンに参加できます。産後のママが一息つける場所として、子育てのストレス軽減にもつながる環境づくりに力を入れています。
体と心の両面からサポートする指導方針
ー生徒に指導する際に、特に意識していることや方針について教えてください。
田中:体のケアを中心としながらも、心のケアも含めたプログラム提供を意識しています。体が元気になることで、社会復帰や自己実現につながると考えています。
単に体が良くなるだけでなく、自分の能力を活かして社会に貢献するという、女性の人材活性化も視野に入れています。
産後は精神的に折れてしまう方も多いため、皆さんがより輝けるようなサポートを念頭に置いています。お仕事復帰後も通えるよう、ライフスタイルの一部になるような提案を心がけています。
学生や仕事に没頭している若い女性には、生理痛やホルモンバランスの変動、妊活などに関するケアを提供しています。更年期世代には、ホルモンバランスや自律神経のケアを行っています。
高齢の方々には、コミュニティの場としての役割も大切にしながら、運動習慣を身につけていただくサポートをしています。
柔軟な参加スタイルで通いやすさを重視
ー教室で提供しているコースやプランについて教えてください。
田中:回数券制で、通いやすい時間に参加できるスタイルを採用しています。早朝から夜までさまざまな時間帯にクラスを設けており、各自のライフスタイルに合わせて選べます。
オンライン講座も提供しており、エクササイズだけでなく、体について学ぶ講義形式のプログラムも用意しています。
親子クラスや子育ての講座、離乳食や子供の発達についての学びなど、さまざまなプログラムを共通のチケットで利用できる、トータルで体感して学べるスタイルになっています。
オンライン展開と新規ターゲット層の開拓
ー今後より強化していきたい部分や、取り組んでいきたいことがあれば教えてください。
田中:オンラインを通じてより多くの方々にサービスを届けることが今後の課題です。バランスボール自体の普及も同時に進めていきたいと考えています。
現在は女性が主なターゲットですが、今後はパートナーである父親や若い男性にも対象を広げていきたいです。
バランスボールは運動が苦手な方でも取り組みやすいツールです。新しいターゲット層向けに、バランスボールを使ったダンスなど、エンターテインメント性を取り入れたプログラムも開発しています。
運動が苦手な人こそ始めやすいバランスボールエクササイズ
ー最後に、この記事をご覧の方に向けたメッセージをお願いします。
田中:運動が苦手な方こそバランスボールエクササイズはぴったりです。バランスボールというと「バランスを取る」というイメージがありますが、実は手軽に有酸素運動ができるツールです。
初めて体験した方からは「久しぶりに運動した感じがする」「今まで運動が苦手だったけど、これなら続けられそう」という感想をいただくことが多いです。
膝や股関節に痛みがある方でも取り組むことができますので、今まで運動が続かなかった方こそ、ぜひ一度体験してみてください。