考える力を育む新しい教育の形 – ワオ・コーポレーション「ワオ未来塾」が目指す、受験教育を超えた学びとは

従来の受験教育とは違う、哲学・科学・経済・英語・プログラミングを組み合わせた新しい学習サービス「ワオ未来塾」。

全国どこからでも参加できるオンラインライブ授業で、子どもたちの「生きる力」を育てることを目指す、ワオ・コーポレーションの新サービスについて、同社の日高至博さんにお話を伺いました。

教室概要

ー どういった方を対象にどのようなレッスンを提供されているのかを聞かせていただけますか?

日高さん:ワオ未来塾の対象は小学3年生から高校3年生までの学生で、哲学、科学、経済、英語、プログラミングを提供するサービスになります。

考える力と自己肯定感を育む「哲学(思考力)」を軸に、世界を理知的に捉える視点を養う「科学リテラシー」、社会の仕組みを理解する「経済(お金)」を提供します。

さらに、”話せる”を実現する「グローバル英語」と、ゲーム制作を通じてITリテラシーを身につける「クリエイティブ・プログラミング」も学ぶことができます。

従来の受験教育だけでは先の見通せない変化の大きい時代に、子どもたちが自律して生きていける力を育てていこう、というコンセプトで科目を展開しています。

設立の経緯

ー このプログラムを始められたきっかけや背景について教えていただけますでしょうか?

日高さん:弊社ワオ・コーポレーションは、能開センターという集合塾や、個別指導Axisという個別塾を展開しているのですが、そちらは受験対応の学習塾としての色が強いものでした。

しかし、総合型選抜も盛んになっているなかで、従来の5教科だけでは社会の変化に適する柔軟さや、生きる力といったものは伸ばしづらいのでは、という懸念も出てきました。

そこで、弊社創業者の西澤の発案により、受験教育とは少し違う探究学習、アメリカでいうSTEM教育のようなものを取り入れていこうということで始まりました。

特徴とアピールポイント

ー ワオ未来塾の特徴やアピールポイントについて教えていただけますか?

日高さん:ワオ未来塾はオンラインライブ授業となりますので、全国どこからでも、気軽に参加いただけます。

また、録画授業ではないので、先生とのやり取りを楽しみながら、一緒に考えていくという一体感のある授業を提供しています。

次に、「飛び級制」という特徴があります。

4レベルに推奨学年で授業の難易度を分けていますが、これはあくまで推奨であり、習熟度や興味の程度によっては、小学3年生でも高校生レベルの授業を受けることができるというフレキシブルなシステムを採用しています。

生徒は毎月、授業の難易度を選択できます。

さらに、哲学・科学・経済を軸にプログラミングと英語を総合的・網羅的に提供できるという点は、他にない新しいサービスだと自負しています。

指導方針

ー 授業で指導される際に大切にしていらっしゃることや方針について教えていただけますか?

日高さん:短期的な受験教育の枠を超えた教育を目指しているため、単なる知識を問うクイズ的な質問は少なくしています。

代わりに、思考力や「どうしてそう考えたのか」という過程を大事にするような問いを立てるようにしています。

コースと料金体系

ー 実際に提供されているプランについて教えていただけますでしょうか?

日高さん:基本は1科目単位から受講が可能です。

哲学のみ、科学のみといった選択もできますが、2科目から割引が適用され、3科目セットではさらに大幅な割引が適用されるため、よりお得に受講することができます。

今後のビジョンと展望

ー 今後強化していきたい点や、新たに取り組んでみたいとお考えのことはありますでしょうか?

日高さん:将来的には、数学や地政学なども分かりやすく特別授業として展開するなど、子どもたちの学ぶ意欲を持続させられるよう、要所要所で面白い授業を展開していく予定です。

メッセージ

ー 興味を持たれた方へメッセージをお願いできますでしょうか?

日高さん:「考える力」をとても大切にしており、お子さんの「なぜだろう?」という問いを大事にした教育を提供しています。

私たちが期待しているのは、子どもたちが思考力や突き詰める力を身につけることです。

深く考えを持つ子どもたちは、精神的しなやかさと高い自己肯定感を育むことができます。

これは全ての科目における根源的なテーマとして設定されています。

これまでの5科目だけでは物足りないな、でも何を学べばいいかわからないな、という方に向けて知識の授与だけではない、思考の深まる網羅的なテーマ構成となっています。

ぜひ継続して受講していただき、講師たちと知的探究を深めていただければと思います!