横浜を中心に活動する「親子横浜野菜キッチン」は、地元で採れた新鮮な野菜を使った料理教室を展開しています。幼稚園年中から小学生までの子どもたちとその保護者を主な対象に、野菜の美味しさや楽しさを伝える活動を行っています。野菜ソムリエの資格を持つ高崎さんに、教室の特徴や想いについてお話を伺いました。

サービス概要
ー親子横浜野菜キッチンではどのような方を対象に、どんなレッスンを行っているのでしょうか。
高崎さん:主な対象は幼稚園年中(4歳)から小学生です。タイトルにも表現されているように、できるだけファミリー、特に親子で参加できる形式のイベントを多く開催しています。
基本は野菜を使った料理教室を中心に、キッチン設備がない場所ではワークショップや座学など、幅広い形式で展開しています。
設立の経緯
ー親子横浜野菜キッチンの立ち上げの経緯について教えてください。
高崎さん:2010年に野菜ソムリエの資格を取得したことがきっかけです。当初は日本野菜ソムリエ協会が企画する「野菜嫌い克服塾」の登録講師として活動を始めました。野菜ソムリエとして活動する中で、保護者の方から「子どもが野菜を食べない」という相談を多く受けたことが、子ども向けの活動を始めるきっかけとなりました。
その後、横浜市の地産地消を応援するチームに参加したことで、地元の食材を使った子ども向けの活動にシフトしていきました。約10年前に個人事業主として正式に開業し、徐々に声がかかる機会も増えていったという経緯です。
特徴とアピールポイント
ー親子横浜野菜キッチンの強みや特徴について教えてください。
高崎さん:最大の特徴は、野菜を中心とした地元食材の活用です。レッスンでは必ず旬の野菜を使用し、前日に地元で仕入れた新鮮な食材を使用しています。横浜在住の方でも、意外と地元で様々な食材が作られていることを知らない方が多いので、野菜だけでなく、お米や卵なども含めて地元食材を積極的に使用しています。
また、直売所の案内や生産者情報、農業支援に関する食育情報も含めて伝えていくことで、大手の料理教室とは異なる、地域に根ざした食材重視の教室として特徴を出しています。
活動内容と料金体系
ー具体的な活動内容や料金について教えてください。
高崎さん:活動は大きく分けて、親子向けワークショップ、大人向けレッスン、セミナー・講演の3つを展開しています。料金は内容によって異なりますので詳細はホームページをご覧ください。
開催場所は、JAのキッチンスタジオや自治体の料理研修室、商業施設など様々です。告知は主にホームページとInstagramで行い、外部サイトでの募集も行っています。
今後のビジョン
ー今後の展望についてお聞かせください。
高崎さん:現在はファミリー向けの定期開催と不定期開催を中心に活動していますが、コロナ禍で中断していた子ども向けの月謝制スクールの再開を目指しています。新しい会場を見つけて、定期開催の月謝制スクールを展開していきたいと考えています。
参加を検討されている方へのメッセージ
ー最後に、レッスンへの参加を検討されている方へメッセージをお願いします。
高崎さん:小さなお子さんからご年配の方まで、野菜不足を感じている方は多いと思いますが、当教室では、子どもでも作れるシンプルで簡単なメニューを中心に、食材の美味しさを活かした料理を提供しています。料理を教えるというよりも、野菜の美味しさや楽しさ、旬の野菜を取り入れる喜びを感じていただけるよう心がけています。
ハードルを低く設定していますので、気軽に参加していただき、これからの生活に取り入れていただければと思います。ぜひお気軽にご参加下さい。心よりお待ちしております。