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日本史のおすすめの参考書をランキング形式で21個解説します。
共通テスト対策におすすめの日本史の参考書から志望校別に東大志望や京大志望や早稲田志望におすすめの日本史の参考書から大学受験対策の日本史の参考書ルートを解説します。

【この記事の監修者:逆転合格特化塾塾長「竹本明弘」
これまでオンライン予備校「逆転合格特化塾」の塾長として早慶に現役生および浪人生を含めて合計で300人以上の合格者を輩出してきました。その中で共通テストの日本史で9割以上を取った生徒もたくさんおり、実際に指導する中で使ってよかった日本史の参考書およびおすすめの日本史の参考書の使い方を解説したいと思います。
いきなり最終結論!日本史のおすすめの参考書TOP3
結論として、日本史の大学受験対策のおすすめの参考書TOP3を解説します。
日本史の大学受験対策におすすめの参考書ランキング21選
日本史の大学受験対策におすすめの参考書をランキング形式で21個紹介します。
順位 | 参考書名 | レベル | おすすめポイント | 出版社名 |
---|---|---|---|---|
1位 | 元祖日本史の年代暗記法 | 偏差値50レベル | 40年以上愛され続けるロングセラー参考書で語呂合わせによる年代暗記が特徴的な参考書です。音声ダウンロードサービスが利用できる参考書なので移動中のすきま時間も活用でき、年号を確実に定着させられます。 | 旺文社 |
2位 | 日本史一問一答完全版 | 偏差値50レベル | 東進の一問一答シリーズで最も人気が高い参考書であり頻出度が4段階に分類された参考書です。共通テストから難関私大まで対応できる参考書として実戦力を効率的に身につけられます。 | 東進ブックス |
3位 | 金谷の日本史なぜと流れがわかる本 | 初心者向け(偏差値40) | 因果関係と流れを初学者にもわかりやすく解説した講義系参考書で30分単位で読み進められる参考書です。日本史の土台作りに最適な参考書として多くの受験生から支持されています。 | 東進ブックス |
4位 | 時代と流れで覚える日本史用語 | 初心者向け(偏差値40) | 年号と出来事を時代ごとに整理できる問題集型参考書で左ページに時代と出来事が並列された参考書です。どの時代に何が起こったのか一目で把握できる構成の参考書として歴史の流れを視覚的に理解できます。 | 文英堂 |
5位 | 金谷の日本史なぜと流れがわかる本文化史編 | 偏差値50レベル | 文化史に特化した講義系参考書で各時代の文化を体系的に理解できる参考書です。早慶以下の受験生であればこの1冊で文化史対策が完結する参考書として効率的に学習を進められます。 | 東進ブックス |
6位 | 日本史基礎問題精講 | 偏差値60レベル | 入試問題から厳選された40テーマを収録した参考書で2ステップの問題構成が特徴の参考書です。段階的にレベルアップできる参考書として難関大志望者が苦手分野を洗い出すのに最適です。 | 旺文社 |
7位 | 共通テストへの道日本史 | 偏差値50レベル | 共通テストの過去問を年代別にまとめた演習用参考書で問題傾向と対策が詳しく記載された参考書です。共通テストレベルの大学を志望する受験生が苦手な年代を発見できる参考書として活用できます。 | 山川出版社 |
8位 | 日本史史料一問一答 | 偏差値60レベル | 史料問題に特化した一問一答形式の参考書で史料の内容を確実に暗記できる参考書です。資料集と組み合わせて学習することで視覚的にも理解しやすくなる参考書として難関大対策に効果的です。 | 東進ブックス |
9位 | 攻略日本史テーマ・文化史 | 偏差値60レベル | テーマ史と文化史の2部構成になった参考書で22テーマを取り上げた時代横断型の参考書です。赤シートで学習できる参考書なので入試直前の最終チェックにも役立ち早慶以上の難関大志望者に最適です。 | Z会 |
10位 | HISTORIA日本史精選問題集 | 偏差値70レベル | 入試良問をベースにした問題集型参考書で1冊で通史の全範囲を網羅できる参考書です。全問丁寧な解説が書かれた参考書として文化史とテーマ史対策にも対応し細かい知識を習得できます。 | 学研 |
11位 | 実力をつける日本史100題 | 偏差値70レベル | Z会オリジナルの精選100題を収録した参考書で時代別75題とテーマ史20題で構成された参考書です。非常に詳しい解説が特徴の参考書としてMARCHから早慶レベルまで対応し難問以外を確実に得点できます。 | Z会 |
12位 | 攻略日本史近・現代史 | 偏差値70レベル | 近現代史に特化した整理と実戦問題集型参考書で年表で重要事項を確認できる参考書です。難関私大の入試問題を中心に収録した参考書として現代史の細かい知識を習得したい受験生に最適です。 | Z会 |
13位 | 山川詳説日本史図録 | 偏差値50レベル | 日本史学習に必須の資料集型参考書で写真や史料が豊富に掲載された参考書です。視覚的に歴史を理解できる参考書として他の参考書で学習した用語を写真で確認することで記憶に定着しやすくなります。 | 山川出版社 |
14位 | 日本史用語集 | 偏差値70レベル | 山川出版社の用語集で早慶以上の難関大志望者に必須の参考書です。細かい知識や用語の詳細な説明が載った参考書として問題を解いて分からない部分を調べるのに最適で他の受験生と差をつけられます。 | 山川出版社 |
15位 | 詳説日本史 | 初心者向け(偏差値40) | 山川出版社の教科書で日本史学習の基本となる参考書です。国公立大学の出題範囲の基準となる参考書として一問一答や問題集と併用しながら苦手単元を復習することで知識を確実に定着させられます。 | 山川出版社 |
16位 | 日本史探究 実況中継 | 偏差値50レベル | 予備校の実況中継形式で学べる講義系参考書で語りかけるような口調が特徴の参考書です。授業を受けているような感覚で学習を進められる参考書として初学者から中級者まで幅広く通史を理解できます。 | 語学春秋社 |
17位 | 山川 詳説日本史 | 初心者向け(偏差値40) | 山川出版社が出版する定番の日本史教科書で多くの高校で採用されている参考書です。入試問題の出題範囲の基準となる参考書として詳しい記述と豊富な資料で基礎から応用まで学べます。 | 山川出版社 |
18位 | 山川 日本史一問一答 | 偏差値50レベル | 山川出版社が出版する一問一答形式の参考書で教科書に準拠した内容の参考書です。基礎的な用語から難関大レベルまで幅広く収録した参考書として知識の定着を確認しながら効率的に学習できます。 | 山川出版社 |
19位 | 山川 書きこみ教科書 詳説日本史 | 初心者向け(偏差値40) | 山川出版社の教科書に書き込みながら学習できる参考書で重要語句を自分で書き込める参考書です。視覚的にも記憶に残りやすくなる参考書として能動的に学習を進めることで理解を深められます。 | 山川出版社 |
20位 | 30日完成スピードマスター日本史問題集 | 偏差値50レベル | 30日間で日本史の基礎を完成させる問題集型参考書で1日あたりの学習量が明確な参考書です。計画的に学習を進められる参考書として短期間で効率的に基礎固めをしたい場合や夏休みなどの長期休暇に適しています。 | 山川出版社 |
21位 | 30日完成スピードマスター文化史問題集 | 偏差値50レベル | 30日間で文化史を完成させる問題集型参考書で文化史に特化した参考書です。各時代の文化の特徴を効率的に学習できる参考書として苦手な文化史を短期間で攻略でき入試直前の総仕上げにも活用できます。 | 山川出版社 |
▽編集長が実際に使ってよかった日本史の参考書はこちら

日本史の共通テスト対策におすすめの参考書3選
日本史の共通テスト対策におすすめの参考書を3つ紹介します。
共通テストへの道日本史
共通テストへの道日本史は山川出版社が発行する共通テスト対策に特化した演習型の参考書です。
この参考書は共通テストの過去問や予想問題を年代別や分野別に系統立ててまとめており出題傾向を把握しながら効率よく対策を進めることができます。
各問題には詳しい解説が付いておりなぜその答えになるのかという背景まで理解することができます。 共通テストの特徴である資料問題や史料問題そして複数の時代を横断する問題にも対応しているためこの1冊で共通テスト特有の問題形式に慣れることができます。
日本史一問一答完全版

日本史一問一答完全版は東進ブックスから発行されており共通テストから難関私立大学まで幅広いレベルに対応できる参考書です。最大の特徴は用語の頻出度が4段階に分類されている点で自分の志望校のレベルに合わせて効率的に学習を進めることができます。共通テストレベルであれば頻出度の高い星3つと星4つの用語を確実に覚えることで高得点が狙えます。
問題文は単なる用語の羅列ではなく因果関係や流れがわかるように工夫されているため暗記だけでなく理解を深めながら学習を進めることができます。またグループ化された関連問題により周辺知識も同時に習得できる構成になっています。
赤シートが付属しているため通学時間などの隙間時間を活用した学習にも最適です。
早慶以下の大学を志望する受験生は星2以上の用語を確実に覚えることが合格への近道となります。早慶以上の難関大学を志望する受験生は星1の用語まで完璧に覚える必要があります。金谷の日本史なぜと流れがわかる本でタテの因果関係を理解しながら使うことで記憶への定着率が格段に向上します。
元祖日本史の年代暗記法

元祖日本史の年代暗記法は旺文社から発行されている語呂合わせに特化した参考書です。
日本史の学習において年代を正確に覚えることは非常に重要ですが膨大な数の年号を丸暗記するのは困難です。
この参考書ではリズム感のある語呂合わせを使うことで自然と年代が頭に入ってくるように工夫されています。 音声ダウンロードサービスも利用できるため耳からも記憶を定着させることができます。通学中や家事をしながらでも学習できる点が大きな魅力です
またただ語呂合わせを覚えるだけでなくその出来事の歴史的意義や背景についても簡潔に解説されているため丸暗記ではなく理解を伴った学習ができます。 日本史の論述でも共通テスト対策でも基礎力となるのは年号を軸にタテの流れをしっかりと把握できていることです。
元祖日本史年代暗記法をフル活用して年号を覚えていくことで偏差値が一気に上昇します。時間が取れる人は1日30分以上元祖日本史年代暗記法に使えると良いです。
日本史の独学におすすめの参考書4選
日本史の独学におすすめの参考書を4つ紹介します。
金谷の日本史なぜと流れがわかる本

金谷の日本史なぜと流れがわかる本は東進ブックスから発行されている講義系参考書で初学者にも非常にわかりやすい内容となっています。
この参考書の最大の特徴は因果関係と歴史の流れを重視している点です。ただ用語を暗記するのではなくなぜその出来事が起こったのかその出来事がどのような影響を及ぼしたのかという点を丁寧に解説しています。
語り口調で書かれているため読み物としても楽しく読み進めることができます。細かい知識は後回しにしてまず歴史の大きな流れを理解することに重点を置いているため初学者でも挫折することなく学習を続けることができます。
原始古代史中世近世史近現代史文化史の全4巻で構成されており段階的に日本史の全体像を把握することができます。
日本史の偏差値を一気に上げるための土台作りとして最も適した参考書です。教科書よりも読みやすく書かれており予備校の授業を受けているような感覚で学習を進めることができます。各章の終わりには理解度を確認できるチェック問題も付いているため知識の定着を図ることができます。
時代と流れで覚える日本史用語
時代と流れで覚える日本史用語は文英堂から発行されており年号と出来事を時代ごとに整理できる参考書です。歴史を学ぶ上で時代の流れを把握することは非常に重要ですがこの参考書では年表形式で重要事項が整理されているため視覚的に歴史の流れを理解することができます。
各時代の政治経済社会文化の動きが一目でわかるように工夫されています。 カラーで見やすく編集されており重要な出来事や人物が強調されているため初学者でも何が重要なのかがすぐにわかります。
また時代ごとの特徴やポイントも簡潔にまとめられているため効率よく学習を進めることができます。教科書や講義系参考書と併用することで学習効果が格段に高まります。
年号を軸にタテの流れを理解することができるため日本史の基礎固めに最適な一冊です。
特に因果関係を意識しながら学習を進めることで単なる暗記ではなく理解を伴った学習ができます。問題集としても活用できるため金谷の日本史なぜと流れがわかる本と組み合わせて使うことで効果的に学習を進めることができます。

日本史探究実況中継
日本史探究実況中継は語学春秋社から発行されている予備校の授業を再現した講義系参考書です。
教科書に準拠した構成になっており日常学習から共通テストや国公立私立大学の入試対策まで幅広く対応しています。 この参考書の大きな特徴は史料がすべて全訳とルビ付きで掲載されている点です。
史料問題が苦手な受験生でも自然と史料の読解力が身につく構成になっています。
別冊には授業ノートと日本史年表が付属しており重要語句を赤シートで隠しながら学習することができます。
さらに日本史年表トークという音声データを語学春秋社のホームページから無料でダウンロードできるため耳からも歴史の流れを理解することができます。
予備校の実況中継形式で学べる講義系参考書として授業を受けているような感覚で学習を進められます。初学者から中級者まで幅広く通史を理解できる参考書として多くの受験生から支持されています。
日本史用語集
早慶以上の難関大学を志望する受験生にとっては必須の参考書となります。
教科書に登場する用語だけでなく難関大学で出題される細かい知識や専門的な用語まで網羅的に収録されています。各用語には詳細な説明が付いておりその用語の意味や歴史的意義を深く理解することができます。
この用語集は単なる辞書としての機能だけでなく各用語が主要な教科書のどこに掲載されているかも示されているため教科書との併用が容易です。また用語の出題頻度も示されているためどの用語を優先的に覚えるべきかの指標にもなります。
早稲田大学や慶應義塾大学の入試では教科書には載っていないような細かい知識が問われることがあります。
早慶以上の大学を志望する受験生は用語集を活用して徹底的に復習していくことが重要です。
用語集の活用は志望校が早慶以下の人にとっては余計な知識も入ってきやすいためあまり推奨しませんが早慶以上の受験生には全部覚えても良いと言って良いほど非常に効果的です。
日本史の論述対策におすすめの参考書3選
日本史の論述対策におすすめの参考書を3つ紹介します。
みるみる論述力がつく日本史
みるみる論述力がつく日本史は難関大学の論述問題に特化した定番参考書です。
東京大学や京都大学をはじめとする最難関大学の論述問題に対応できる力を養成することを目的としています。過去の入試問題を詳細に分析し、頻出テーマや論述のポイントを体系的にまとめています。
この参考書では単に模範解答を示すだけでなく、どのような視点で問題を捉え、どのように論理を展開していくべきかという論述の作法を丁寧に指導しています。
特に求められる文字数で得点を取る能力をもっと高めたいと感じている人におすすめの論述対策の参考書です。
考える日本史論述
考える日本史論述は河合出版から発行されており、論述問題の解法を基礎から段階的に学べる参考書です。論述問題を初めて学習する受験生でも無理なく取り組めるように、短い字数の問題から徐々に長い論述へとステップアップしていく構成になっています。ただ知識を羅列するのではなく、歴史的な因果関係を論理的に説明する力を養成することを重視しています。
各問題には思考のプロセスを示すヒントや、よくある誤答例とその改善方法が掲載されており、自分の答案を客観的に見直すことができます。また、論述を書く際の時間配分や答案構成の方法についても具体的にアドバイスされているため、実際の入試で即座に活用できる実践的なスキルが身につきます。
段階式日本史論述のトレーニング
段階式日本史論述のトレーニングはZ会から発行されており、基礎から応用まで段階的に論述力を鍛えることができる問題集です。
各問題には詳しい解説が付いており、どの知識をどのように組み立てて論述すれば高得点が取れるのかが明確にわかります。模範解答だけでなく、別解や加点ポイントについても丁寧に説明されています。
この問題集の特徴は添削例が豊富に掲載されている点です。実際の受験生の答案を例に、どこが良くてどこを改善すべきかが具体的に示されているため、自分の答案を自己添削する力も養うことができます。
国公立大学の二次試験で論述問題が出題される受験生にとって非常に効果的な問題集です。
東大や京大や早稲田レベルの日本史のおすすめの参考書3選
最難関大学を志望する受験生におすすめの日本史の参考書を紹介します。
HISTORIA日本史精選問題集
HISTORIA日本史精選問題集は学研から発行されており入試の良問をベースにした問題集で1冊で通史の全範囲を網羅できます。難関大学の入試問題の中から特に良質な問題を厳選して収録しているため効率的に実力を養成することができます。
時代別に問題が配列されており系統立てて学習を進めることができます。 問題のレベルは標準から難関レベルまで幅広く段階的に難易度が上がっていく構成になっています。
解説では単に正解を示すだけでなくその問題で問われている歴史的背景や関連事項についても詳しく説明されているため一つの問題から多くの知識を吸収することができます。早慶やMARCHを目指す受験生におすすめです。
早慶以上の大学を志望する受験生はHISTORIAを通して難易度の高い問題を解く回数を増やして間違えた分野年代を資料集用語集講義本を活用して徹底的に復習していくことが重要です。
細かい知識にこだわりすぎても偏差値の伸び悩みにも繋がりやすいため効率的に学習を進めることが合格への近道となります。
実力をつける日本史100題
実力をつける日本史100題はZ会が発行する精選された100題の良問で構成されている問題集です。
MARCHレベルから早慶レベルまで対応しており難関私立大学を目指す受験生に最適な一冊となっています。Z会オリジナルの問題に加えて実際の入試問題から厳選された良問が収録されており実戦的な演習を積むことができます。
この問題集は単なる知識の確認ではなく複数の知識を組み合わせて解答する思考力を養成することに重点を置いています。詳しい解説ではなぜその選択肢が正解なのか他の選択肢がなぜ誤りなのかまで丁寧に説明されているため深い理解につながります。
100題という適度な問題数で効率よく実力を伸ばすことができます。
早慶以上の大学を志望する受験生は実力をつける日本史100題を通して難易度の高い問題を解く回数を増やして間違えた分野年代を資料集用語集講義本を活用して徹底的に復習していくことが重要です。
攻略日本史近現代史
攻略日本史近現代史はZ会から発行されており近現代史に特化した参考書です。
近現代史は明治時代以降の複雑な政治経済外交の動きを理解する必要があり多くの受験生が苦手とする分野です。この参考書では近現代史の流れを丁寧に解説しており複雑な因果関係も理解しながら学習を進めることができます。
問題演習も充実しており近現代史の頻出テーマを効率的に学習することができます。
解説では単に正解を示すだけでなく歴史的背景や関連事項についても詳しく説明されているため一つの問題から多くの知識を吸収することができます。赤シートを使って繰り返し学習することで記憶への定着を図ることができます。
6ヶ月目以降は早慶以上の大学を志望する受験生は攻略日本史近現代史を通して近現代史の対策を徹底的に行うことが重要です。特に現代の日本史は細かい知識が問われることが多いため資料集用語集講義本を活用して徹底的に復習していくことで確実に実力が向上します。
日本史の初心者におすすめの参考書4選
日本史の初心者におすすめの参考書を4つ紹介します。
山川日本史一問一答
山川日本史一問一答は山川出版社の教科書に完全準拠した一問一答形式の問題集です。教科書の記述内容に忠実に作られているため学校の定期テスト対策から大学入試まで幅広く活用することができます。
基礎から難関大学レベルまでの用語が収録されており段階的にレベルアップできる構成になっています。
この参考書は山川の教科書を使用している受験生にとって特に相性が良く教科書で学んだ内容をすぐに一問一答で確認することができます。用語の意味や背景も簡潔に解説されているためただ用語を暗記するだけでなく理解を深めながら学習を進めることができます。コンパクトなサイズで持ち運びにも便利です。
教科書に準拠した内容の参考書として基礎的な用語から難関大レベルまで幅広く収録しています。知識の定着を確認しながら効率的に学習できる参考書です。
山川の教科書を使っている受験生にとっては最も相性の良い一問一答として定期テストから入試まで活用できます。
山川書きこみ教科書詳説日本史
山川書きこみ教科書詳説日本史は山川出版社の教科書を書き込み式に改良した参考書です。重要語句が空欄になっており自分で書き込みながら学習を進めることができるため能動的に知識を吸収することができます。ただ読むだけでなく実際に手を動かすことで記憶への定着率が格段に向上します。
この参考書は教科書と同じ構成になっているため学校の授業と並行して使用することもできます。また書き込んだ内容を赤シートで隠すこともできるため繰り返し学習することが可能です。
定期テスト対策から大学入試まで幅広く活用でき日本史の基礎をしっかりと固めることができる一冊です。 重要語句を自分で書き込める参考書として視覚的にも記憶に残りやすくなります。
教科書を読むだけでは知識が定着しにくいと感じる受験生に特におすすめです。書き込むことで自分だけのオリジナルの参考書を作ることができます。
30日完成スピードマスター日本史問題集
30日完成スピードマスター日本史問題集は山川出版社が発行する短期集中型の問題集です。
30日間で日本史の基礎を完成させることを目標としており1日1テーマずつ計画的に進めることができる構成になっています。各テーマの前半2ページには重要事項が表形式でわかりやすく整理されており後半2ページには演習問題が配置されています。 この問題集は特に基礎固めに最適で教科書レベルの知識を確実に定着させることができます。
共通テストまで時間がない受験生や一度学習した内容を復習したい受験生にとって非常に効率的な参考書です。解答は別冊になっているため答え合わせもスムーズに行えます。
1日あたりの学習量が明確な参考書として計画的に学習を進められます。短期間で効率的に基礎固めをしたい場合や夏休みなどの長期休暇に適しています。
日本史の文化史のおすすめの参考書
日本史の文化史のおすすめの参考書を解説します。
30日完成スピードマスター文化史問題集
30日完成スピードマスター文化史問題集は山川出版社が発行する短期集中型の文化史問題集です。
30日間で文化史を完成させることを目標としており入試直前の総仕上げにも最適です。各テーマは見開き2ページで完結しており左ページに重要事項の整理右ページに演習問題という構成になっています。
問題は文章の穴埋め形式で作られており文化史に必要な知識を過不足なく学習することができます。解答は別冊になっているため答え合わせもスムーズに行えます。時間がない受験生や一度学習した文化史を総復習したい受験生にとって非常に効率的な問題集です。
文化史に特化した参考書として各時代の文化の特徴を効率的に学習できます。苦手な文化史を短期間で攻略でき入試直前の総仕上げにも活用できる参考書です。
金谷の日本史なぜと流れがわかる本文化史編
金谷の日本史なぜと流れがわかる本文化史編は東進ブックスから発行されている文化史に特化した講義系参考書です。文化史は政治史や経済史とは異なり作品名や作者名様式などを覚える必要があり苦手とする受験生が多い分野です。
この参考書では各時代の文化の特徴や背景を丁寧に解説しており単なる暗記ではなく理解を伴った学習ができます。 文化史の内容を時代の流れに沿って整理しているため政治や経済の動きと関連づけながら文化を理解することができます。またイラストや図版も豊富に掲載されており視覚的にも文化史を把握することができます。
早慶以下の大学を志望する受験生であればこの1冊で文化史対策を完結させることができます。
難関大志望の受験生も早慶以下の受験生も文化史対策として金谷の文化史を使って該当する範囲を覚えていくことが重要です。
文化史は他の受験生が対策不足になりやすい分野で差がつきやすいため時間をかけて取り組む価値があります。
攻略日本史テーマ文化史
攻略日本史テーマ文化史はZ会から発行されておりテーマ史と文化史の2部構成になっています。
文化史だけでなくテーマ史も収録されているため通常の通史学習では理解しにくい横断的なテーマについても学ぶことができます。赤シートで重要語句を隠しながら学習できるため効率的に知識を定着させることができます。
この参考書は早慶以上の難関大学を志望する受験生に最適です。難関大学では教科書レベルを超える細かい文化史の知識が問われることがあるためこの参考書でしっかりと対策をすることが重要です。
問題演習も充実しておりインプットとアウトプットを同時に行うことができます。 5ヶ月目以降は早慶以上の難関大志望の受験生は攻略日本史テーマ文化史を活用して文化史対策を徹底的に行うことが重要です。
間違えた部分は金谷の日本史なぜと流れがわかる本で確認していくことで確実に実力が向上します。文化史を得点源にしたい受験生におすすめの一冊です。
日本史のレベル別の大学受験対策におすすめの参考書ルート
日本史のおすすめの参考書ルートを志望校別に解説します。
日本史の共通テスト対策におすすめの参考書ルート
日本史の共通テスト対策におすすめの参考書ルートの第一段階はきめる共通テスト歴史総合と日本史探究を使った通史の理解です。
この参考書は共通テスト対策に特化しており過去30年以上のセンター試験と共通テストを分析して作られています。
第二段階は共通テスト日本史B一問一答完全版を使った知識の定着です。 穴埋め形式ではなく正誤判定式の一問一答なので共通テストに強い知識をつけることができます。
第三段階は共通テスト新課程攻略問題集を使った資料問題と史料問題への対応です。 第四段階はZ会共通テスト実戦模試や駿台実戦問題集などの予想問題集を使った実戦演習です。
最後に2025年度共通テスト過去問研究歴史総合と日本史探究を使って本番形式に慣れます。
日本史の東大対策におすすめの参考書ルート
結論から述べると東大日本史は全問論述形式で教科書レベルの知識を使って歴史の流れと因果関係を説明する力が求められます。 東大日本史の出題形式は大問4題で古代1題と中世1題と近世1題と近現代1題の構成です。 第一段階は金谷の日本史なぜと流れがわかる本と詳説日本史ガイドブックを使った通史の理解です。
金谷の日本史なぜと流れがわかる本は流れや因果関係が問われる東大受験に適しています。 第二段階は共通テスト日本史B一問一答完全版と日本史用語集を使った知識の定着です。 東大日本史では私大で求められるような細かい知識は必要ありませんが教科書レベルの知識は完璧にします。
第三段階は読んで深める日本史実力強化書と日本史論述のトレーニングを使った論述対策です。 第四段階は東大日本史25カ年を使った過去問演習です。 冬休み以降は時間を意識した演習も行い本番同様の4題セットの問題を活用しながら時間配分を考えておきます。
日本史の早稲田大学対策におすすめの参考書ルート
結論から述べると早稲田大学の日本史は私大で最難関ですが適切な参考書と学習戦略で対応することができます。
日本史の早稲田大学対策におすすめの参考書ルートの第一段階は山川出版の詳説日本史と石川晶康日本史B講義の実況中継を使った通史の理解です。
早稲田大学の日本史はほとんど教科書から出題されますが教科書の端や欄外からもよく出題されます。
日本史の早稲田大学対策におすすめの参考書ルートの第二段階は東進日本史一問一答完全版を使った用語の暗記です。 早稲田大学を志望する人は星1のマークの語句まで暗記する必要があります。
第三段階は日本史史料問題一問一答と山川詳説日本史図録を使った史料問題と文化史の対策です。 第四段階は実力をつける日本史100題と日本史B標準問題精講を使った問題演習です。 第五段階は早稲田大学入試対策用日本史問題集を使った大学別対策です。
日本史の大学受験対策におすすめの参考書ルート
日本史の参考書ルートにおいて基礎は年号と人物の2つを軸に日本史全体を覚える土台作りが最重要です。
金谷の日本史なぜと流れがわかる本で30分で読める範囲の大枠を掴みつつ時代と流れで覚えるで年号とタテの流れと因果関係を意識して覚えて最後に一問一答を使って用語を星2と星3を確実に覚えていきます。 3ヶ月目は年号と人物に特に注意しながらタテの流れを重点的に覚えていきます。
3ヶ月目のメインテーマは年号を一気に覚えていくことです。 日本史の論述でも共通テスト対策でも基礎力となるのは年号を軸にタテの流れをしっかりと把握できていることだからこそ元祖日本史年代暗記法をフル活用して年号を覚えていきます。
4ヶ月目は志望校に応じて難関大志望は基礎問題精講を解きながら間違えた部分を復習し共通テストレベルの大学を志望する人は共通テストへの道日本史を解きます。 時間配分は1日45分講義本である金谷を読み30分問題集を解き30分1問1答である東進を使い30分文化史である金谷の文化史を学び15分復習します。 早慶以下の大学受験においては元祖日本史の年代暗記法と星2以上の暗記がかなり重要です。
5ヶ月目は難関大志望は特に文化史と史料問題対策は差がつきやすいのでこのタイミングで重点的に取り組みます。 時間配分は1日30分講義本である金谷を読み30分1問1答である東進を使い30分日本史史料一問一答を進め攻略日本史テーマと文化史の文化史をやりつつ金谷の文化史で確認します。早慶志望以上は星1もしっかりと覚えて用語暗記の量も増やしていきます。
この次に解く参考書はHISTORIAと攻略日本史の近現代史およびテーマと文化史がおすすめです。 早慶以下の受験生は日本史の共通テストの過去問およびセンター試験の過去問とその志望校の日本史の過去問を解いて講義本と一問一答と年代暗記法での復習を中心に取り組んでいきます。
日本史の大学受験対策におすすめの参考書の使い方
結論から述べると日本史の参考書の使い方は通史理解と用語暗記と問題演習の3つのステップを意識することが重要です。
通史理解の段階では金谷の日本史なぜと流れがわかる本や石川晶康日本史B講義の実況中継を使います。
1日30分で読める範囲を決めてその範囲の大枠を掴むことを意識し読むだけでなく必ずノートにまとめることが重要です。
用語暗記の段階では東進日本史一問一答完全版や山川日本史用語集を使います。 共通テストレベルであれば星2以上をMARCHレベルであれば星1以上を早慶レベルであれば全ての星を覚えます。 使い方のコツは1回目は全体を通して覚え2回目以降は間違えた問題にチェックをつけて重点的に復習します。
問題演習の段階では志望校のレベルに合わせて共通テストへの道日本史や基礎問題精講や実力をつける日本史100題を使います。
史料問題対策には日本史史料一問一答を使い文化史対策には金谷の日本史文化史編や攻略日本史テーマと文化史を使います。 過去問演習では赤本や青本を使い志望校の出題傾向を分析し頻出分野を重点的に復習します。
参考書は1冊を完璧にすることが重要で複数の参考書に手を出すよりも1冊を繰り返し使うことで知識が定着します。
また定期的に復習することが重要でエビングハウスの忘却曲線によると人は学習した内容を1日後には67%忘れるため1週間後と1ヶ月後に復習することで記憶を定着させることができます。
日本史の大学受験対策におすすめの参考書の選び方
結論から述べると日本史の参考書選びは自分の現在のレベルと志望校のレベルを確認した上で自分に合った日本史の参考書を選ぶことが重要です。
参考書には通史理解用と用語暗記用と問題演習用と史料対策用と文化史対策用の5つの種類があります。
日本史の学習が全くの初心者であれば金谷の日本史なぜと流れがわかる本やきめる共通テスト歴史総合と日本史探究から始めます。
共通テストのみで日本史を使う場合はきめる共通テスト歴史総合と日本史探究や共通テストへの道日本史がおすすめです。
MARCHレベルを志望する場合は金谷の日本史なぜと流れがわかる本と東進日本史一問一答完全版の星2以上と基礎問題精講が適しています。
早慶レベルを志望する場合は石川晶康日本史B講義の実況中継と東進日本史一問一答完全版と実力をつける日本史100題が適しています。
東大レベルを志望する場合は日本史論述のトレーニングと東大日本史25カ年が適しています。
参考書を選ぶ際は新しいものを選び特に共通テストは2025年度から新課程に対応した出題形式になっているため新課程対応の参考書を選ぶことが重要です。 また参考書は1冊を完璧にすることが重要で複数の参考書に手を出すよりも1冊を繰り返し使うことで知識が定着します。
書店で実際に手に取って中身を確認し読みやすいと感じた参考書を選ぶのが最後は一番おすすめです。
参考書のレビューを参考にすることも有効ですがレビューは個人の感想であるため鵜呑みにせず自分で判断することが重要です。
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