全国の国公立大学の英検利用は何級・何点が必要か解説!対象学部から注意点も紹介【大学受験】

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全国の国公立大学の英検利用は何級・何点が必要なのか具体的に解説します。また実際に全国の国公立大学で英検利用ができる学部からそれぞれの英検利用で合格するための注意点も紹介します。さらに実際に全国の国公立大学志望の受験生や保護者向けに英検利用の優遇措置やおすすめの受験戦略についても合わせて解説します。

全国の国公立大学の入試で英検利用できる大学一覧

結論から述べると全国の国公立大学では2025年度入試において約60校以上で英検利用が可能です。

全国の国公立大学における英検利用は年々拡大しており、茨城大学や千葉大学をはじめとする関東圏の国公立大学から九州地方の佐賀大学や宮崎大学まで幅広く英検利用が認められています。

特に工学部や国際系の学部では英検利用を積極的に導入しており、全国の国公立大学で英検2級以上を保有していることで受験において優遇措置を受けることができます。東北地方では秋田大学や国際教養大学が英検利用を導入しており、北陸地方では富山大学、金沢大学、福井大学が一般選抜で英検を活用できる制度を設けています。

近畿地方では大阪教育大学が加点制度を採用しており、中国地方や四国地方の国公立大学でも英検利用が広がっています。全国の国公立大学における英検利用は今後さらに拡大することが予想されるため、受験を検討している高校生は早めに英検の取得を目指すことが重要です。

全国の国公立大学の入試で英検利用するには何級が必要か

結論として全国の国公立大学の入試で英検利用をするには最低でも英検2級以上が必要です。

全国の国公立大学における英検利用の基準は大学や学部によって異なりますが、多くの大学で英検2級をボーダーラインとして設定しています。英検2級は高校卒業程度のレベルとされており、大学入試で求められる基礎的な英語力を証明することができます。

一部の全国の国公立大学では英検準1級以上を求めるケースもあり、特に難関大学や国際系の学部では準1級以上の保有が推奨されています。また英検の級だけでなくCSEスコアを基準にする全国の国公立大学も増えており、英検2級合格者であっても1950点以上のCSEスコアが必要になる場合があります。

全国の国公立大学では英検3級以下を入試で利用できる大学はほとんどなく、受験で英検利用を考えている場合は必ず2級以上の取得を目指す必要があります。

全国の国公立大学の入試で英検利用するためのCSEスコア

結論として全国の国公立大学の入試で英検利用をする場合、英検2級では1950点から2300点程度のCSEスコアが求められます。

全国の国公立大学における英検利用ではCSEスコアを基準にする大学が増えており、単に英検の級に合格しているだけでは優遇措置を受けられないケースがあります。英検2級の合格基準スコアは1次試験と2次試験を合わせて1980点ですが、全国の国公立大学によっては2150点以上や2300点以上を求める場合もあります。

例えば金沢大学では1950点以上で得点換算が可能であり、佐賀大学では2050点から2149点で共通テスト英語の70%換算、2150点から2249点で80%換算、2250点以上で90%換算となっています。また千葉大学では1950点以上で10点加点、2180点以上で20点加点される制度を設けています。

全国の国公立大学で英検利用を最大限活用するためには、英検2級合格後もさらに高いCSEスコアを目指して学習を続けることが重要です。

全国の国公立大学の入試で英検利用するための取得期限と有効期限

結論として全国の国公立大学の入試で英検利用をする場合、取得してから2年以内のスコアが有効期限となる大学が多いです。

全国の国公立大学における英検の有効期限は大学によって異なりますが、一般的には2年以内に取得した英検のスコアを有効とする大学が大半を占めています。これは高校1年生で取得した英検が高校3年生の受験時には使えなくなる可能性があることを意味しています。

そのため全国の国公立大学の入試で英検利用を考えている場合は、高校2年生以降に英検を受験することが推奨されます。一部の全国の国公立大学では有効期限を設けていない場合もありますが、多くの大学では直近の英語力を測るために期限を設定しています。

出願時期から逆算して英検の受験計画を立てることが重要であり、総合型選抜では6月から7月までに取得し8月の出願に間に合わせる必要があります。一般選抜の場合は出願日の5週間前までに受験することが理想的です。全国の国公立大学ごとに有効期限が異なるため、必ず志望大学の募集要項を確認することが大切です。

全国の国公立大学の入試で英検利用するメリット

結論として全国の国公立大学の入試で英検利用をすることで共通テストや個別試験における英語の負担を大きく軽減できます。

全国の国公立大学における英検利用の最大のメリットは、英語試験が満点換算される制度や加点される制度を活用できることです。例えば宮崎大学工学部では英検2級以上の保有者は英語試験が免除され満点扱いとなります。このような制度を利用することで、受験当日に英語以外の科目に集中して取り組むことができます。

また全国の国公立大学の入試で英検利用をすることで、共通テストの英語の点数と英検の換算点を比較してより高い方を採用できる大学もあります。金沢大学や佐賀大学ではこのような制度を導入しており、英語で失敗するリスクを最小限に抑えることができます。

さらに全国の国公立大学の総合型選抜や学校推薦型選抜では英検が出願資格となっている場合が多く、英検を保有していることで受験機会が広がります。英検利用は受験戦略を立てる上で非常に有効な手段であり、早期に取得することで大学受験を有利に進めることができます。

全国の国公立大学の入試で英検準1級は使えるか

結論として全国の国公立大学の入試で英検準1級は非常に有利に使えます。

全国の国公立大学における英検準1級の扱いは英検2級よりもはるかに優遇されており、多くの大学で満点換算や高い加点を受けることができます。英検準1級の合格基準スコアは2304点であり、これは大学受験における高度な英語力を証明することができます。

例えば大阪教育大学では英検準1級以上で共通テストに30点の加点が受けられ、英検2級の15点加点と比較して2倍の優遇を受けることができます。また多くの全国の国公立大学では英検準1級を保有していることで英語試験が満点扱いとなり、受験における大きなアドバンテージとなります。

全国の国公立大学の難関校や国際系の学部では英検準1級以上を推奨している場合が多く、準1級を取得していることで他の受験生と差をつけることができます。英検準1級の取得は難易度が高いですが、全国の国公立大学の入試で英検利用を最大限活用したい場合は準1級を目指すことが非常に有効です。

全国の国公立大学の入試で英検2級は使えるか

結論として全国の国公立大学の入試で英検2級は十分に使えます。

全国の国公立大学における英検2級の利用は広く認められており、約200校程度の大学で英語試験免除や加点の優遇措置を受けることができます。英検2級は高校卒業程度のレベルとされており、大学入試で求められる基本的な英語力を満たしていることを証明できます。

茨城大学工学部では英検2級のCSEスコア1950点以上で個別学力検査において100点満点中90点のみなし得点が得られます。また千葉大学では英検2級保有者は個別学力検査の外国語試験で1950点以上で10点加点、2180点以上で20点加点される制度があります。

東京海洋大学では海洋生命科学部と海洋資源環境学部の出願要件として英検準2級以上が必要とされており、英検2級を保有していれば問題なく出願することができます。全国の国公立大学の入試で英検利用を考えている場合、英検2級は最低限取得しておくべき級であり、多くの大学で優遇措置を受けることが可能です。

全国の国公立大学の入試の英検利用に関するよくある質問

質問1:全国の国公立大学で英検S-CBTは使えますか

はい、全国の国公立大学の入試では英検S-CBTも従来型の英検と同様に利用できます。英検S-CBTはコンピュータで受験する形式であり、4技能すべてを1日で受験できるメリットがあります。全国の国公立大学では英検S-CBTのCSEスコアも従来型と同じ基準で評価されるため安心して受験することができます。

質問2:英検2級に不合格でも全国の国公立大学で使えますか

はい、全国の国公立大学の多くではCSEスコアを基準にしているため、英検2級に不合格でも一定のスコアがあれば利用できます。例えば金沢大学では1950点以上のCSEスコアがあれば英検利用が可能であり、合否よりもスコアが重視されます。ただし大学によっては合格が条件となる場合もあるため、必ず募集要項を確認する必要があります。

質問3:全国の国公立大学の理系学部でも英検は使えますか

はい、全国の国公立大学の理系学部でも英検利用は可能です。茨城大学工学部や宮崎大学工学部では英検2級以上で英語試験の免除や満点換算が認められています。理系だから英検が使えないということはなく、むしろ英語以外の科目に集中できるメリットがあります。

質問4:全国の国公立大学で英検はいつまでに取得すればよいですか

全国の国公立大学の一般選抜で英検利用をする場合、高校3年生の11月までに取得することが理想的です。総合型選抜や学校推薦型選抜では6月から7月までに取得し、8月の出願に間に合わせる必要があります。有効期限が2年以内の大学が多いため、高校2年生以降に受験することをおすすめします。

質問5:全国の国公立大学で英検とTOEICどちらが有利ですか

全国の国公立大学では英検の方が利用できる大学が多く、入試における汎用性が高いです。英検は1963年から続く歴史ある試験であり、全国の国公立大学における認知度も高いです。また英検は過去問や参考書が豊富にあるため対策がしやすく、大学受験には英検の取得をおすすめします。

質問6:全国の国公立大学の英検利用で準2級では不十分ですか

全国の国公立大学の多くでは英検2級以上を基準としており、準2級では優遇を受けられない場合が多いです。東京海洋大学など一部の大学では準2級以上を出願要件としていますが、より多くの全国の国公立大学で英検利用をするためには2級以上の取得が必要です。

質問7:全国の国公立大学で英検の有効期限がない大学はありますか

一部の全国の国公立大学では英検の有効期限を設けていない場合もありますが、多くの大学では2年以内という期限があります。東京海洋大学では英検資格の取得時期は問われないとされていますが、志望する全国の国公立大学の募集要項で必ず確認することが重要です。

全国の国公立大学の英検利用できる学部学科の一覧表

大学名学部名入試形式英検利用の優遇措置
茨城大学工学部一般選抜CSEスコア1950点以上で個別試験90点換算、2300点以上で100点換算
千葉大学国際教養学部一般選抜CSEスコア1950点以上で10点加点、2180点以上で20点加点、個別試験満点者は試験免除
千葉大学文学部一般選抜CSEスコアに応じて個別試験に加点
千葉大学法政経学部一般選抜CSEスコアに応じて個別試験に加点
東京海洋大学海洋生命科学部一般選抜英検準2級以上が出願要件
東京海洋大学海洋資源環境学部一般選抜英検準2級以上が出願要件
金沢大学全学部一般選抜前期CSEスコア1950点以上で共通テスト英語との高得点を採用
大阪教育大学教育学部英語教育コース学校推薦型選抜、一般選抜前期準1級以上で共通テストに30点加算、2級で15点加算
佐賀大学全学部一般選抜前期、後期CSEスコア2050-2149点で共通テスト70%換算、2150-2249点で80%換算、2250点以上で90%換算
宮崎大学工学部一般選抜英検2級以上で英語試験免除、満点扱い
兵庫県立大学国際商経学部一般選抜前期グローバルビジネスコース2級で240点換算、準1級で320点換算、1級で400点換算
富山大学全学部一般選抜CSEスコアに応じて共通テスト英語を得点換算
福井大学全学部一般選抜英検スコアに応じて優遇措置
秋田大学全学部一般選抜英検利用による優遇措置あり
国際教養大学国際教養学部一般選抜英検スコアに応じた優遇措置
宮城大学全学部一般選抜英検利用による優遇措置あり
長野大学全学部一般選抜英検スコアに応じた優遇措置
東京都立大学都市環境学部一般選抜英検スコアが配点の一部に含まれる
東京都立大学システムデザイン学部一般選抜英検スコアが配点の一部に含まれる
東京都立大学健康福祉学部一般選抜英検スコアが配点の一部に含まれる
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