共通テスト利用の英検利用は何級・何点が必要か解説!対象学部から注意点も紹介【大学受験】

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共通テスト利用の英検利用は何級・何点が必要なのか具体的に解説します。また実際に共通テスト利用で英検利用ができる学部からそれぞれの英検利用で合格するための注意点も紹介します。さらに実際に共通テスト利用志望の受験生や保護者向けに英検利用の優遇措置やおすすめの受験戦略についても合わせて解説します。

共通テスト利用の入試で英検利用できる大学一覧

結論から述べると共通テスト利用の入試で英検利用できる大学は全国に200校以上存在します。

国公立大学では佐賀大学や金沢大学、兵庫県立大学などが共通テスト利用の入試で英検利用を認めています。私立大学では立教大学や上智大学、東洋大学、成城大学などの有名大学が共通テスト利用の入試において英検利用を積極的に導入しています。

共通テスト利用の入試で英検利用する場合、共通テストの英語の得点を英検のスコアに応じて換算したり、加点したりする優遇措置が受けられます。また大学によっては英検のスコアが基準を満たしていれば共通テストの英語を満点として扱う制度を導入しているところもあります。

共通テスト利用の入試で英検利用を考えている受験生は必ず志望大学の最新の募集要項を確認して英検利用の条件や期限を把握しておくことが重要です。大学によって英検利用の条件は大きく異なるため事前の情報収集が合格への鍵となります。

共通テスト利用の入試で英検利用するには何級?何点が必要?

共通テスト利用の入試で英検利用するために必要な級やスコアは大学によって大きく異なります。

多くの大学では英検2級以上のスコアがあれば共通テスト利用の入試で英検利用が可能となります。英検2級の合格基準は1次試験で1520点以上、2次試験で460点以上の合計1980点以上です。ただし大学によっては合格だけでなく一定のCSEスコアを求めるケースもあります。

例えば立教大学の共通テスト利用入試では英検CSEスコア2300点以上で共通テストの英語を85%相当として換算し、2400点以上で95%相当、2450点以上で100%相当として扱います。これは英検準1級レベルの高いスコアが求められることを意味しています。

一方で佐賀大学では英検CSEスコア2050点以上で共通テストの英語を70%換算、2150点以上で80%換算、2250点以上で90%換算としています。英検2級合格者であれば1980点以上のスコアを持っているため佐賀大学では英検2級でも共通テスト利用の入試で英検利用の恩恵を受けられます。

上智大学の共通テスト利用方式ではCEFRレベルB2以上が求められ、これは英検準1級相当のレベルとなります。このように難関大学では英検準1級以上のスコアが共通テスト利用の入試で英検利用するための条件となることが多いです。

共通テスト利用の入試で英検利用を目指す受験生は志望大学が求める英検の級やCSEスコアを早めに確認し計画的に英検対策を進めることが大切です。

共通テスト利用の入試で英検利用するための取得期限・有効期限

共通テスト利用の入試で英検利用する場合、英検の取得期限や有効期限について正しく理解しておく必要があります。

多くの大学では英検の有効期限を出願日から過去2年以内と定めています。つまり高校1年生の時に英検2級を取得しても大学受験の共通テスト利用の入試で英検利用できない可能性があるということです。そのため英検は高校2年生以降に取得することをおすすめします。

立教大学では2026年度入試の場合、2024年1月以降に受験した英検のスコアが有効とされています。従来型の英検については2次試験を2024年1月以降に受験したものが共通テスト利用の入試で英検利用の対象となります。英検S-CBTや英検S-interviewについても同様の期限が設定されています。

一部の大学では有効期限を設けていないところもありますが、多くの大学が2年以内という期限を採用しているため共通テスト利用の入試で英検利用を考えている受験生は高校2年生から英検の取得を目指すのが安全です。

また総合型選抜や学校推薦型選抜で共通テスト利用の入試における英検利用を考えている場合は出願時期が早いため高校3年生の6月から7月までには英検を取得しておく必要があります。一般選抜の場合は高校3年生の11月頃までに英検を取得すれば出願に間に合うケースが多いです。

共通テスト利用の入試で英検利用するメリット

共通テスト利用の入試で英検利用することには多くのメリットがあります。

最大のメリットは共通テストの英語で失敗しても英検のスコアによって最低点が保証されることです。例えば東洋大学では英検CSEスコア2150点以上で共通テスト利用の入試において英語を90点満点として扱います。当日の共通テストで85点しか取れなくても英検のスコアにより90点として評価されるため安心して受験できます。

また英検は年に複数回受験できるため共通テストのような一発勝負ではなく何度もチャレンジできる点も大きなメリットです。共通テスト利用の入試で英検利用する制度を活用すれば自分のベストスコアを使って受験できるため有利に戦えます。

さらに共通テスト利用の入試で英検利用が認められている大学では英検のスコアが一定基準を満たしていれば共通テストの英語の受験が任意となるケースもあります。成城大学の共通テスト利用選抜B方式では英検の成績を提出すれば共通テストの英語を受験しなくても良く他の科目の勉強に集中できます。

英検は大学受験だけでなく将来的に留学や就職活動でも活用できる資格です。共通テスト利用の入試で英検利用することで受験対策と実用的な英語力の向上を同時に実現できるという点も見逃せません。

共通テスト利用の入試で英検準一級は使える?

結論として共通テスト利用の入試で英検準一級は非常に有利に使えます。

英検準一級のCSEスコアは1次試験と2次試験の合計で2304点以上となります。多くの大学では共通テスト利用の入試で英検準一級のスコアがあれば共通テストの英語を満点または高得点として換算してくれます。

立教大学の共通テスト利用入試では英検CSEスコア2450点以上で共通テストの英語を100%として換算します。英検準一級に合格していれば2304点以上のスコアを持っているため立教大学の共通テスト利用の入試で英検利用において非常に有利な立場に立てます。

京都産業大学では共通テスト利用入試において英検準一級合格以上で英語科目の得点を満点とみなす制度を採用しています。このように難関大学や人気大学では英検準一級が共通テスト利用の入試で英検利用における最高レベルの優遇を受けられる基準となっているケースが多いです。

英検準一級は大学中級程度のレベルとされており決して簡単ではありませんが共通テスト利用の入試で英検利用を最大限に活用したい受験生には英検準一級の取得を強くおすすめします。高校2年生から計画的に対策を始めれば合格は十分可能です。

共通テスト利用の入試で英検2級は使える?

共通テスト利用の入試で英検2級は十分に使えます。

英検2級の合格基準はCSEスコア1980点以上です。多くの大学では共通テスト利用の入試で英検2級のスコアがあれば優遇措置を受けられます。ただし大学によって英検2級でどの程度の優遇が受けられるかは大きく異なります。

佐賀大学では英検CSEスコア2050点以上で共通テストの英語を70%換算としています。英検2級に合格していれば1980点以上のスコアを持っているためこの基準をクリアできます。さらに2150点以上で80%換算、2250点以上で90%換算となるため英検2級でハイスコアを取得すれば共通テスト利用の入試で大きなアドバンテージを得られます。

東洋大学の共通テスト利用入試では英検CSEスコア1980点以上で160点換算、2150点以上で180点換算となります。英検2級合格者であれば最低でも160点が保証されるため共通テスト利用の入試で英検利用の恩恵を確実に受けられます。

ただし立教大学のように英検準一級レベルの高いスコアを求める大学もあるため英検2級だけでは十分な優遇を受けられないケースもあります。志望大学の共通テスト利用の入試における英検利用の基準を必ず確認しましょう。

英検2級は高校卒業レベルの英語力を示す資格であり多くの大学で共通テスト利用の入試における英検利用の最低ラインとして認められています。受験生はまず英検2級の取得を目指し余裕があれば準一級にチャレンジすると良いでしょう。

共通テスト利用の英検利用に必要な英検のCSEスコア

共通テスト利用の入試で英検利用する際に必要なCSEスコアは大学によって異なります。

英検CSEスコアとは各級共通の尺度で英語力を測定するための指標です。英検2級の場合、1次試験のリーディング、リスニング、ライティングの各技能が650点満点で合計1950点満点、2次試験のスピーキングが650点満点となり4技能合計で2600点満点となっています。

多くの大学では英検CSEスコア1950点から2000点程度を共通テスト利用の入試における英検利用の最低ラインとしています。例えば佐賀大学では2050点以上、兵庫県立大学国際商経学部では英検2級合格が基準となっています。

共通テスト利用の入試で英検利用において高い優遇を受けるためには英検CSEスコア2150点以上が一つの目安となります。このスコアは英検2級でハイスコアを取得するか準一級に挑戦することで達成可能です。東洋大学では2150点以上で共通テストの英語を90%相当として扱います。

さらに上位の大学では英検CSEスコア2300点以上や2400点以上を求めるケースもあります。立教大学では2300点以上で85%換算、2400点以上で95%換算、2450点以上で100%換算となります。これらのスコアは英検準一級の合格レベルに相当します。

共通テスト利用の入試で英検利用を最大限に活用するためには志望大学が求めるCSEスコアを確認し目標を明確にして計画的に英検対策を進めることが重要です。

共通テスト利用の入試の英検利用に関するよくある質問

共通テスト利用の入試で英検S-CBTも使えますか?

はい、共通テスト利用の入試で英検S-CBTも従来型の英検と同様に使えます。立教大学をはじめ多くの大学が英検S-CBTのスコアを共通テスト利用の入試における英検利用の対象として認めています。英検S-CBTは毎週のように実施されており自分のベストな状態で受験できるため共通テスト利用の入試で英検利用を考えている受験生にとって便利な選択肢です。

英検は何回受験しても良いですか?共通テスト利用の入試ではどのスコアを使えますか?

英検は年に何度でも受験可能です。共通テスト利用の入試で英検利用する場合、有効期限内に取得した複数のスコアの中から最も高いものを使うことができます。複数回チャレンジして自分のベストスコアで共通テスト利用の入試に臨めることが英検利用の大きなメリットです。

英検2級に不合格でも共通テスト利用の入試で英検利用できますか?

はい、英検2級に不合格でも一定のCSEスコアがあれば共通テスト利用の入試で英検利用できる大学があります。多くの大学では合格不合格ではなくCSEスコアを基準に判定するため英検2級を受験してCSEスコア1950点以上を取得していれば共通テスト利用の入試における英検利用の対象となるケースが多いです。

共通テスト利用の入試で英検利用する場合、共通テストの英語も受験する必要がありますか?

大学によって異なります。成城大学のように英検のスコアを提出すれば共通テストの英語の受験が任意となる大学もあれば、両方のスコアを比較して高い方を採用する大学もあります。また英検のスコアに応じて加点する大学では共通テストの英語も必ず受験する必要があります。志望大学の募集要項で確認しましょう。

英検の有効期限が切れた場合、共通テスト利用の入試で英検利用できなくなりますか?

はい、多くの大学では出願日から過去2年以内に取得した英検のスコアのみを共通テスト利用の入試における英検利用の対象としています。高校1年生の時に取得した英検のスコアが有効期限切れとなる可能性があるため高校2年生以降に英検を取得することをおすすめします。ただし一部の大学では有効期限を設けていないケースもあるため必ず志望大学の募集要項を確認してください。

英検とTOEICやTEAPなどの他の英語資格試験はどちらが共通テスト利用の入試で有利ですか?

共通テスト利用の入試で英検利用できる大学数は他の英語資格試験と比べて最も多いため英検の取得をおすすめします。英検は歴史が長く多くの大学が共通テスト利用の入試における英検利用の制度を整備しています。また参考書や過去問が豊富で対策しやすい点も英検の大きなメリットです。

共通テスト利用の入試で英検利用する場合、出願時に何を提出する必要がありますか?

共通テスト利用の入試で英検利用する場合、英検の合格証明書またはCSEスコアが記載された成績証明書のコピーを出願時に提出する必要があります。大学によっては原本の提出を求めるケースもあるため必ず募集要項で確認してください。また提出期限も大学ごとに異なるため早めに準備を進めることが重要です。

共通テスト利用の英検利用できる学部学科の一覧表

大学名学部名入試形式英検利用の優遇措置
佐賀大学全学部共通テスト利用(前期・後期)CSE2050点以上で共通テスト英語70%換算、2150点以上で80%換算、2250点以上で90%換算
金沢大学全学部共通テスト利用(前期)CSE1950点以上で得点換算制度利用可能
兵庫県立大学国際商経学部共通テスト利用(前期)英検2級で240点、準1級で320点、1級で400点に換算
立教大学全学部共通テスト利用入試CSE2300点以上で85%換算、2400点以上で95%換算、2450点以上で100%換算
上智大学全学部共通テスト利用方式CEFRレベルB2以上でみなし得点として利用可能
東洋大学全学部共通テスト利用CSE1980点以上で160点換算、2150点以上で180点換算、2320点以上で200点換算
成城大学経済学部・文芸学部・社会イノベーション学部共通テスト利用選抜B方式・N方式獲得スコアに応じて70%から100%の4段階で点数換算
京都産業大学全学部共通テスト利用入試英検準1級合格以上で英語科目を満点とみなす
西南学院大学全学部共通テスト利用CSE1950点以上で出願資格、準1級以上でさらに加算
専修大学全学部共通テスト利用CSE1980点以上で80点換算、2150点以上で90点換算、2304点以上で100点換算
日本大学文理学部・経済学部・商学部・国際関係学部A個別方式英検2級以上受験でスコアに応じて外国語の点数に換算
駒澤大学全学部共通テスト利用CSE1950点以上で75点とみなし、当日の得点と高い方を採用
学習院大学国際社会科学部共通テスト利用英検2級以上の合格かつCSEスコアに応じて得点換算
明治大学全学部共通テスト利用CSE1980点以上で80点、2088点以上で90点、準1級合格で100点
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