上智大学の英検利用は何級・何点が必要か解説!対象学部から注意点も紹介【大学受験】

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上智大学の英検利用は何級・何点が必要なのか具体的に解説します。また実際に上智大学で英検利用ができる学部からそれぞれの英検利用で合格するための注意点も紹介します。さらに実際に上智大学志望の受験生や保護者向けに英検利用の優遇措置やおすすめの受験戦略についても合わせて解説します。

上智大学の入試で英検利用できる学部

上智大学の一般選抜では英検利用が可能な学部が数多く存在します。

結論として上智大学では国際教養学部と理工学部の一部を除くほぼ全ての学部学科で英検利用ができます。

文学部や外国語学部はもちろんのこと、総合人間科学部、法学部、経済学部、総合グローバル学部、神学部、理工学部など幅広い学部で英検を活用できる制度が整っています。

上智大学は私立大学の中でも特に英検利用の制度が充実していることで知られており、文系学部だけでなく理工学部でも英検利用が認められている点が大きな特徴です。

ただし学部学科試験と共通テスト併用方式および共通テスト利用方式において英検が使える仕組みとなっています。

上智大学で英検利用できる主な学部

上智大学で英検利用が可能な学部には神学部、文学部、総合人間科学部、法学部、経済学部、外国語学部、総合グローバル学部、理工学部が含まれます。

これらの学部では学部学科試験と共通テスト併用方式または共通テスト利用方式で英検のスコアを利用することができます。

文学部では哲学科、史学科、国文学科、英文学科、ドイツ文学科、フランス文学科、新聞学科の全学科で英検利用が可能です。

外国語学部では英語学科、ドイツ語学科、フランス語学科、イスパニア語学科、ロシア語学科、ポルトガル語学科の全学科で英検が使えます。

理工学部においても物質生命理工学科、機能創造理工学科、情報理工学科の全学科で英検利用制度が導入されています。

上智大学で英検利用できない学部

上智大学の一般選抜において英検利用ができない学部は限定的です。

国際教養学部と理工学部の英語コース、SPSFなど一部のプログラムでは英検利用ができない仕組みとなっています。

これらの学部やプログラムでは英語力の測定方法が異なるため、英検以外の試験形式が採用されています。

上智大学の入試で英検利用するには何級?何点が必要?

上智大学の入試で英検利用をするには入試方式によって必要な級やスコアが異なります。

結論として学部学科試験と共通テスト併用方式では英検準2級以上のCEFRレベルA2から利用可能で、共通テスト利用方式では英検準1級以上のCEFRレベルB2から利用できます。

具体的には学部学科試験と共通テスト併用方式ではCEFRレベルA2で5点、B1で10点、B2で20点、C1以上で30点の加点が共通テストの外国語得点に対して行われます。

共通テスト利用方式ではCEFRレベルB2で180点、C1以上で200点のみなし得点として利用することが可能です。

ただし加点後の得点は共通テストの外国語の満点である200点を上限とする点に注意が必要です。

上智大学の英検利用で有利になる級

上智大学の入試で最も有利になる英検の級は準1級以上です。

英検準1級はCEFRレベルB2に相当し、学部学科試験と共通テスト併用方式で20点の加点、共通テスト利用方式で180点のみなし得点を獲得できます。

英検1級を取得している場合はCEFRレベルC1以上となり、学部学科試験と共通テスト併用方式で30点の加点、共通テスト利用方式で200点満点のみなし得点となります。

英検2級でもCEFRレベルB1として10点の加点が得られるため、上智大学の受験を考える場合は最低でも英検2級の取得を目指すべきです。

ただし上智大学では英検の級だけでなくCSEスコアが重要視されるため、合格不合格にかかわらずできるだけ高いスコアを獲得することが大切です。

上智大学の入試で英検利用するための取得期限・有効期限

上智大学の入試で英検を利用するためには取得時期に関する条件があります。

結論として上智大学では英検の有効期限を2年以内と定めており、出願時から遡って2年以内に取得した英検スコアのみが利用可能です。

つまり高校3年生の1月に出願する場合は高校2年生の1月以降に取得した英検スコアが有効となります。

高校1年生の時に取得した英検スコアは多くの場合有効期限を過ぎてしまうため、高校2年生以降に英検を受験することをおすすめします。

ただし大学や入試方式によって有効期限が異なる場合もあるため、必ず最新の入試要項で確認することが重要です。

上智大学の英検利用に間に合う受験時期

上智大学の一般選抜で英検利用をするためには計画的な受験が必要です。

一般選抜の出願は例年1月上旬から中旬に行われるため、高校3年生の11月実施の英検第3回試験までに目標スコアを獲得する必要があります。

推薦入試で英検利用を考える場合は高校3年生の6月から7月に実施される英検第1回試験までに取得しておくことが望ましいです。

英検S-CBTは毎週のように実施されているため、従来型の英検と併用することで受験機会を増やすことができます。

高校2年生のうちから英検対策を始めておけば、高校3年生での受験勉強と並行して効率的に英検スコアを獲得することが可能です。

上智大学の入試で英検利用するメリット

上智大学の入試で英検を利用することには複数のメリットがあります。

結論として上智大学では英検利用によって共通テストの英語で高得点を保証されたり、加点を受けることで合格可能性を高めることができます。

特に共通テスト利用方式で英検準1級以上を持っている場合、共通テストの英語が180点以上保証されるため、当日の試験で緊張してミスをしても安心です。

上智大学の共通テスト利用方式の合格ボーダーは88%程度であるため、英検CSEスコア2300点を取得していれば英語だけは合格レベルを保証されます。

学部学科試験と共通テスト併用方式でも20点の加点は非常に大きく、他の受験生との差別化を図ることができます。

英検利用で受験戦略の幅が広がる

上智大学で英検を利用することで受験戦略の選択肢が増えます。

英検を事前に取得しておくことで、受験当日は他の科目に集中することができ、英語の負担を軽減できます。

また英検のスコアによって最低点が保証されるため、本番で思うように点数が取れなかった場合のリスクヘッジにもなります。

複数の入試方式で英検利用ができるため、自分の得意科目や学習状況に合わせて最適な受験方式を選択することが可能です。

英検は上智大学以外の多くの私立大学でも利用できるため、併願校対策としても非常に有効な資格となっています。

上智大学の入試で英検準一級は使える?

上智大学の入試で英検準1級は非常に有効に活用できます。

結論として英検準1級はCEFRレベルB2に相当し、上智大学の全ての英検利用可能な入試方式で使用することができます。

学部学科試験と共通テスト併用方式では英検準1級で20点の加点を受けることができ、これは200点満点の10%に相当する大きなアドバンテージです。

共通テスト利用方式では英検準1級のスコアが180点のみなし得点として扱われ、共通テストの英語で180点以上取れなかった場合でも180点として計算されます。

ただし英検準1級に合格していてもCSEスコアが2300点未満の場合はCEFRレベルB1として扱われるため注意が必要です。

英検準1級取得の目安

英検準1級を取得するためには大学中級レベルの英語力が必要とされています。

英検準1級の合格基準スコアは1次試験で1792点以上、2次試験で512点以上となっており、総合で2304点以上が必要です。

上智大学で最大限の優遇を受けるためには英検準1級に合格し、かつCSEスコアで2300点以上を獲得することが理想的です。

英検準1級のレベルは高校卒業程度よりも上であるため、計画的な学習が必要となります。

高校2年生から対策を始めれば、高校3年生の間に英検準1級合格を目指すことは十分可能です。

上智大学の入試で英検2級は使える?

上智大学の入試で英検2級も活用することができます。

結論として英検2級はCEFRレベルB1に相当し、学部学科試験と共通テスト併用方式で10点の加点を受けることができます。

ただし共通テスト利用方式ではCEFRレベルB2以上が必要なため、英検2級では利用できない点に注意が必要です。

英検2級の10点加点は決して小さくない数字であり、合否を分ける重要なポイントとなる可能性があります。

上智大学を受験する多くの受験生が英検2級以上を保有しているため、英検2級は最低限のラインと考えるべきです。

英検2級で差をつけるには

上智大学の受験で英検2級を使う場合は高いCSEスコアを獲得することが重要です。

英検2級でもCSEスコアが2300点以上あればCEFRレベルB2として認定され、20点の加点や共通テスト利用方式での180点換算が可能となります。

しかし上智大学の基準では英検2級のCSEスコアは最大2299点までしか認められないため、実質的にB2レベルを獲得するには英検準1級の受験が必要です。

英検2級に合格した後は英検準1級の取得を目指すことで、上智大学での優遇措置を最大限に活用することができます。

英検2級は高校卒業レベルの英語力を示す資格であり、上智大学受験の基礎として必ず取得しておくべき級です。

上智大学の英検利用に必要な英検のCSEスコア

上智大学の英検利用ではCSEスコアが非常に重要な役割を果たします。

結論として上智大学ではCEFRレベルに応じてCSEスコアが換算され、A2レベルは1950点以上、B1レベルは2300点未満、B2レベルは2300点以上となります。

学部学科試験と共通テスト併用方式でCEFRレベルA2は5点、B1は10点、B2は20点、C1以上は30点の加点となります。

共通テスト利用方式でCEFRレベルB2は180点、C1以上は200点のみなし得点として扱われます。

英検の級に合格しているだけでなく、CSEスコアが基準を満たしているかどうかが上智大学での優遇措置を受けるための条件となっています。

目標とすべきCSEスコア

上智大学で最大限の優遇を受けるためにはCSEスコア2300点以上を目指すべきです。

CSEスコア2300点はCEFRレベルB2の基準となり、学部学科試験と共通テスト併用方式で20点加点、共通テスト利用方式で180点換算となります。

英検準1級の合格基準スコアが2304点であることを考えると、英検準1級に合格することでこの基準をクリアできます。

さらに上を目指す場合はCSEスコア2600点以上を獲得することでCEFRレベルC1となり、より高い優遇を受けることができます。

ただし英検1級レベルのCSEスコア2600点を目指すよりも、英検準1級で2300点を確実に取り、他の科目の勉強に時間を使う方が効率的な受験戦略といえます。

上智大学の入試の英検利用に関するよくある質問

英検S-CBTでも上智大学の入試に使えますか?

英検S-CBTでも上智大学の入試に利用することができます。

上智大学では従来型の英検とS-CBTを同等に扱っており、どちらで取得したスコアでも問題なく利用可能です。

英検S-CBTは毎週実施されているため、従来型の英検よりも受験機会が多く、自分のスケジュールに合わせて受験できるメリットがあります。

また英検S-CBTは1日で4技能全ての試験が完結するため、短期間でスコアを取得したい受験生に適しています。

ただし英検S-CBTでもCSEスコアの基準は従来型と同じであるため、高いスコアを獲得するための対策は必要です。

上智大学の推薦入試でも英検は使えますか?

上智大学の推薦入試でも英検を活用することができます。

公募制推薦入試では多くの学部学科で英検2級A以上またはそれに相当する資格が出願要件として設定されています。

総合グローバル学部の推薦入試では全体の学習成績の状況が4.0で英検2級A以上、または学習成績の状況が4.3で英検2級以上が出願条件となっています。

カトリック高等学校対象特別入試でも同様に英検資格が出願要件に含まれています。

推薦入試で英検を利用する場合は一般選抜よりも早い時期に英検を取得しておく必要があるため、高校2年生や3年生の早い段階で対策を始めることが重要です。

英検の1次試験と2次試験が異なる実施回でも使えますか?

上智大学では英検の1次試験と2次試験が異なる実施回でも利用することができます。

これは英検2次試験が不合格で再度受検した場合に限り、1次試験と2次試験の実施回が異なる場合でも利用可能とされています。

この場合2次試験の実施回が有効期間内であれば問題なく利用できます。

ただし通常は1次試験と2次試験は同じ実施回で受験し、4技能全てのスコアを一度に取得することが推奨されます。

複数回受験した際の各技能スコアの組み合わせはできないため、1回の受験で目標スコアを獲得することが理想的です。

上智大学で英検以外の外部検定も使えますか?

上智大学ではTEAPやTOEFL、IELTSなど英検以外の外部検定試験も利用することができます。

特にTEAPは上智大学が推奨している外部試験であり、TEAP利用方式という専用の入試方式も設けられています。

ドイツ語やフランス語の外部検定試験も利用可能で、大学入学共通テストの外国語科目と同一言語であれば提出できます。

ただし文学部英文学科と外国語学部英語学科では選択言語が英語のみとなるため、ドイツ語やフランス語の外部検定は利用できません。

各外部検定試験にはそれぞれCEFRレベルに応じた換算基準が設けられているため、自分に最適な試験を選択することが重要です。

英検のスコアはどのように提出しますか?

上智大学に英検のスコアを提出する際は公式の成績証明書が必要となります。

出願時には英検の合格証明書またはCSEスコア証明書を大学指定の方法で提出する必要があります。

証明書は英検協会から取り寄せることができ、郵送での提出が一般的です。

Web出願システムで出願を行う際に証明書の提出方法や期限が指定されるため、必ず入試要項を確認してください。

証明書の発行には時間がかかる場合があるため、余裕を持って準備することが大切です。

英検の有効期限が切れる前に再受験すべきですか?

上智大学の有効期限内に収まるように計画的に受験することが重要です。

高校1年生の時に取得した英検スコアは高校3年生の出願時には有効期限切れとなる可能性が高いため、高校2年生以降に再受験することをおすすめします。

ただし既に高いスコアを持っている場合は同じ級を再受験するよりも、上の級に挑戦する方が効率的です。

英検2級を持っている場合は英検準1級、英検準1級を持っている場合は英検1級を目指すことで、より高い優遇措置を受けることができます。

有効期限と自分の英語力を考慮して、最適な受験タイミングを計画してください。

上智大学の英検利用で一番お得な入試方式は何ですか?

上智大学で英検を最も効果的に活用できるのは学部学科試験と共通テスト併用方式です。

この方式では英検のスコアに応じて共通テストの外国語得点に加点されるため、他の受験生と差をつけることができます。

特に英検準1級以上を持っている場合は20点以上の加点が得られ、これは合否を大きく左右する要素となります。

ただし共通テスト利用方式でも英検準1級以上があれば180点保証されるため、共通テストで高得点を取る自信がない場合はこちらも有効です。

自分の得意科目や学習状況に応じて、最も合格可能性が高い入試方式を選択することが重要です。

上智大学の英検利用できる学部学科の一覧表

大学名学部名入試形式英検利用の優遇措置
上智大学神学部全学科学部学科試験・共通テスト併用方式CEFRレベルに応じて共通テスト外国語に5-30点加点
上智大学神学部全学科共通テスト利用方式CEFRレベルB2以上で180-200点のみなし得点
上智大学文学部全学科学部学科試験・共通テスト併用方式CEFRレベルに応じて共通テスト外国語に5-30点加点
上智大学文学部全学科共通テスト利用方式CEFRレベルB2以上で180-200点のみなし得点
上智大学総合人間科学部全学科学部学科試験・共通テスト併用方式CEFRレベルに応じて共通テスト外国語に5-30点加点
上智大学総合人間科学部全学科共通テスト利用方式CEFRレベルB2以上で180-200点のみなし得点
上智大学法学部全学科学部学科試験・共通テスト併用方式CEFRレベルに応じて共通テスト外国語に5-30点加点
上智大学法学部全学科共通テスト利用方式CEFRレベルB2以上で180-200点のみなし得点
上智大学経済学部全学科学部学科試験・共通テスト併用方式CEFRレベルに応じて共通テスト外国語に5-30点加点
上智大学経済学部全学科共通テスト利用方式CEFRレベルB2以上で180-200点のみなし得点
上智大学外国語学部全学科学部学科試験・共通テスト併用方式CEFRレベルに応じて共通テスト外国語に5-30点加点
上智大学外国語学部全学科共通テスト利用方式CEFRレベルB2以上で180-200点のみなし得点
上智大学総合グローバル学部全学科学部学科試験・共通テスト併用方式CEFRレベルに応じて共通テスト外国語に5-30点加点
上智大学総合グローバル学部全学科共通テスト利用方式CEFRレベルB2以上で180-200点のみなし得点
上智大学理工学部全学科学部学科試験・共通テスト併用方式CEFRレベルに応じて共通テスト外国語に5-30点加点
上智大学理工学部全学科共通テスト利用方式CEFRレベルB2以上で180-200点のみなし得点
上智大学各学部公募制推薦入試英検2級A以上が出願要件
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