筑波大学の偏差値ランキングと序列を学部ごとに徹底解説!

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筑波大学の偏差値をランキング形式で学部ごとに紹介します。また筑波大学の学部ごとの序列から各大学の特徴や偏差値や難易度についてそれぞれ具体的に解説します。筑波大学を志望校として考えている人はぜひ参考にしてみてください。

筑波大学の学部ごとの難易度と偏差値の序列

筑波大学の偏差値は62から69の範囲となっており、国立大学の中でも難易度が高い大学です。

筑波大学は学部ではなく学群と学類という独自の教育組織を採用しており、全部で9つの学群があります。偏差値で見ると医学群の医学類が最も高く69となっており、筑波大学の中で最難関です。次いで人間学群の心理学類や社会学群の社会学類が偏差値67から69と高く、これらは筑波大学の中でも人気が高い学類となっています。

文系では社会国際学群が偏差値65から66、人文文化学群が偏差値65から66と同程度の難易度です。理系では情報学群が偏差値66、理工学群が偏差値65から66となっており、文理ともに高い水準を保っています。

最も偏差値が低いのは体育専門学群の偏差値63ですが、これでも十分に難易度が高く、筑波大学全体として高いレベルを維持していることがわかります。

筑波大学の文系学群の偏差値比較

筑波大学の文系学群では社会国際学群と人文文化学群の偏差値がほぼ同じ水準です。

社会国際学群は偏差値65から66で共通テスト得点率が84%と高く、社会学類と国際総合学類の2つの学類がありますが両学類とも難易度は同程度です。人文文化学群も偏差値65から66となっており、人文学類、比較文化学類、日本語日本文化学類の3つの学類で構成されています。

人間学群は偏差値65から67とやや高めで、特に心理学類は偏差値67から69と筑波大学の中でもトップクラスの難易度です。教育学類や障害科学類も偏差値66から68と高い水準にあります。

文系の中で最も合格しやすいのは総合選抜文系ですが、それでも偏差値64から65は必要となるため、筑波大学の文系学群は全体的に高い難易度であることがわかります。

筑波大学の理系学群の偏差値比較

筑波大学の理系学群では情報学群が偏差値66と最も高くなっています。

情報学群は情報科学類、情報メディア創成学類、知識情報図書館学類の3つの学類があり、いずれも偏差値63から64と高い水準です。理工学群は偏差値65から66となっており、数学類、物理学類、化学類、応用理工学類、工学システム学類、社会工学類の6つの学類で構成されています。

生命環境学群は偏差値63から65とやや低めで、生物学類、生物資源学類、地球学類の3つの学類があります。医学群は医学類が偏差値69と最難関ですが、看護学類は偏差値62、医療科学類は偏差値62から63と学類によって難易度に差があります。

理系では総合選抜理系という入試方式もあり、偏差値64から65となっています。

筑波大学の理系の学部ごとの難易度と偏差値の序列

筑波大学の理系学群の中では医学群の医学類が偏差値69で最も難易度が高いです。

医学類は共通テスト得点率も88%と非常に高く、筑波大学全体の中でも最難関の学類となっています。次いで情報学群が偏差値66、理工学群が偏差値65から66と高い難易度です。情報学群は近年の情報技術の発展により人気が高まっており、入試倍率も高い傾向にあります。

理工学群は学類によって偏差値に若干の差があり、工学システム学類が偏差値64から66とやや高めです。生命環境学群は偏差値63から65と理系学群の中では比較的入りやすい学群となっています。

医学群の中でも看護学類や医療科学類は偏差値62から63と医学類に比べて大幅に低く、同じ学群内でも難易度に大きな差があることが特徴です。

筑波大学の入りやすい学部

筑波大学の中で比較的入りやすいのは体育専門学群と医学群の看護学類です。

体育専門学群は偏差値63で筑波大学の中では最も偏差値が低い学群となっています。ただし体育やスポーツに特化した専門学群であるため、実技試験も課されることに注意が必要です。体育専門学群は保健体育教員やスポーツコーチを目指す学生に人気があります。

医学群の看護学類は偏差値62で、医学類の偏差値69と比べると大幅に低くなっています。医療科学類も偏差値62から63と比較的入りやすい学類です。同じ医学群でも学類によって難易度が大きく異なるため、医療系を志望する受験生は自分の学力に合わせて学類を選択することができます。

生命環境学群も偏差値63から65と筑波大学の中では比較的合格しやすい学群となっており、理系志望で筑波大学を目指す受験生におすすめです。

筑波大学の学費と費用

筑波大学の学費は国立大学の標準額である年間81万7800円です。

内訳は入学料が28万2000円、授業料が年間53万5800円となっています。授業料は春学期と秋学期の2回に分けて支払うため、1回あたり26万7900円を口座振替で納付します。2年次以降は入学料がないため授業料のみの53万5800円となり、4年間の学費総額は242万5200円です。

筑波大学では経済的理由により納付が困難な学生や、家計支持者が死亡した学生などを対象に授業料の全額免除または一部免除の制度があります。また日本学生支援機構の給付型奨学金の対象となる学生は授業料の減免も受けることができます。

私立大学の学費が4年間で520万円から800万円程度かかることを考えると、筑波大学の学費は非常に安く、経済的な負担を抑えて質の高い教育を受けることができる大学です。

筑波大学はどこにある

筑波大学のメインキャンパスは茨城県つくば市天王台1丁目1番1号にあります。

筑波キャンパスは日本最大の研究学園都市である筑波研究学園都市の中にあり、その広さは東京ドーム約55個分にも及びます。大学の単一キャンパスとしては国内第2位の広さを誇り、広大な敷地の中で学生たちは充実した大学生活を送ることができます。

アクセスはつくばエクスプレスのつくば駅から関東鉄道バスで約12分から17分、筑波大学中央または筑波大学で下車します。JR常磐線の土浦駅からもバスで35分から40分でアクセス可能です。筑波大学には東京キャンパス文京校舎もあり、東京都文京区大塚三丁目29番1号に位置しています。

筑波キャンパスは自然豊かな環境の中にあり、勉強や研究に集中できる環境が整っています。

筑波大学の偏差値やレベルに近い大学

筑波大学と同じレベルの国立大学には横浜国立大学、神戸大学、広島大学があります。

これらの大学は筑波大学と共にTOCKYと呼ばれる大学群を形成しており、旧帝大に次ぐ難関国立大学として知られています。横浜国立大学は偏差値55から75、神戸大学は偏差値58から78となっており、筑波大学の偏差値62から69と同程度の難易度です。

神戸大学は文系学部が非常に強く、経営学部や経済学部は全国トップクラスの実力を持っています。一方で筑波大学は理系の研究力に定評があり、文系が強い神戸大学と理系が強い筑波大学という違いがあります。横浜国立大学も筑波大学と同様に高い研究力を持つ総合大学です。

私立大学では早稲田大学や慶應義塾大学を併願する受験生が多く、MARCHを併願校として受験するケースも一般的です。筑波大学は国立大学の中でも高い人気を誇る難関大学です。

筑波大学の学部ごとの偏差値ランキング

順位大学名学部名(学群名)偏差値
1筑波大学医学群58~70
2筑波大学社会・国際学群66~67
3筑波大学人間学群66~69
4筑波大学情報学群63~64
5筑波大学人文・文化学群64~68
6筑波大学理工学群62~66
7筑波大学芸術専門学群60~64
8筑波大学生命環境学群62~67
9筑波大学体育専門学群61

筑波大学の学部学科ごとの偏差値ランキング

順位大学名学部学科名(学群・学類名)偏差値
1筑波大学医学群 医学類70
2筑波大学人間学群 心理学類69
3筑波大学人間学群 教育学類66~69
4筑波大学人文・文化学群 人文学類64~68
5筑波大学社会・国際学群 社会学類67
6筑波大学社会・国際学群 国際総合学類66
7筑波大学人間学群 障害科学類66
8筑波大学総合選抜 総合選抜文系66
9筑波大学総合選抜 総合選抜理系Ⅰ63~65
10筑波大学人文・文化学群 比較文化学類64
11筑波大学人文・文化学群 日本語・日本文化学類64
12筑波大学情報学群 情報科学類63~64
13筑波大学情報学群 情報メディア創成学類64
14筑波大学情報学群 知識情報・図書館学類63
15筑波大学理工学群 社会工学類62~66
16筑波大学理工学群 数学類63
17筑波大学理工学群 物理学類62
18筑波大学理工学群 化学類63
19筑波大学理工学群 応用理工学類63
20筑波大学理工学群 工学システム学類63
21筑波大学芸術専門学群 芸術専門学群60~64
22筑波大学生命環境学群 生物学類63
23筑波大学生命環境学群 生物資源学類62
24筑波大学生命環境学群 地球学類62
25筑波大学体育専門学群 体育専門学群61
26筑波大学総合選抜 総合選抜理系Ⅱ62
27筑波大学総合選抜 総合選抜理系Ⅲ61
28筑波大学医学群 医療科学類60
29筑波大学医学群 看護学類58
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