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浪人、辛いですよね。予備校や宅浪、医学部浪人など浪人には様々な種類があります。浪人が辛いといっても、理由は勉強だけでなく孤独・費用・人間関係の問題など多岐に渡ります。
今回は一浪の後、東大に合格した私が浪人時の辛さ、時期によって違う悩みとその対処法も紹介します。
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勉強が友達!?浪人生は色々な理由で辛い!
浪人は辛いとよく言われますが、原因は複数あると思います。それぞれの浪人生活が辛い原因について紹介していきます。
浪人で一年にかかる費用は?
予備校に通う場合、通年の講座で最低でも60~100万円程かかります。それに追加して夏季講座で50万円、直前講習で2,30万円、オプションで添削や個別指導などあり少なくとも100万、多い人は3,400万円かけている友達もいました。
あまり予備校に費用をかけられなかったので、この金額を見た時には親へのプレッシャーで非常に焦り辛い現実でした。
受験費用(2~3万/受験校)や参考書代、模擬試験受験費用などもあるので、お金の負担を親にかけているという状況がプレッシャーにもなります。その上一年勉強しても合格するかどうかは不確実な訳ですから、相当辛い状況だと思います。
浪人生は孤独な時に辛いと感じやすい
予備校での浪人でも自宅浪人でも、浪人生は毎日何時間も一人で勉強しなければいけません。そんな浪人生には孤独が付き物です。私は浪人し始めの頃、気付いたら親以外と話していない日もあり、それが何日も続くのは本当に辛いです。
私は一人の時間も楽しめる人間で、人と話さなくても大丈夫かとも思いましたが、浪人生の孤独を舐めていました。日々勉強に追い詰められた上での孤独は本当に辛いの一言では表せません。
浪人生活は受験勉強の成績以外の人間関係が辛いことも
浪人生活の辛さが人間関係から生まれるケースを紹介します。
親と浪人生、人間関係の悩みが意外と辛い
浪人中は、親も受験生も不安定になります。進路が定まらない状況で、ストレスが溜まった親と受験生が衝突してしまうことも多くあります。勉強したいのに喧嘩に時間を使ったり、親との関係が悪くなるのは受験生にとって相当なストレスです。
ただの人間関係での辛さだけでなく勉強に集中したいのに人間関係に振り回されるという点でも辛いですよね。
また、予備校代や参考書代、受験費用を負担してくれる親への申し訳なさから相当なプレッシャーも感じるはずです。大学に行くことができず、自分の将来のために余分な負担をかけているので、絶対に合格したいという焦りも感じ辛いです。
現役合格した友達と浪人生の関係も辛さに
現役合格した友達は、勉強をしなければならない浪人生に気を遣ったり、大学進学の為地元を離れるので疎遠になったりします。数ヶ月前まで高校で毎日会っていた仲の良い友達も、みんな大学生として新生活を楽しみ、新しい友達を作って派手に遊んでいるでしょう。
そういう現実をSNSで見てしまった時は、自分の立場との差に辛い思いが込み上げてくるでしょう。このように浪人生は、友達や社会から置いていかれた気持ちになったり、社会から隔絶された存在に感じて辛いのです。
余談ですが、私は浪人中美容院で「学生さんですか?」という質問に毎回「いえ、浪人生なんです。」と答えて微妙な雰囲気になっていました笑
どこ志望なんですか?と聞かれて、東大志望です。という度に驚かれるんですが、自分としては志望してるだけで受かってないのに「すごい!!」という反応をされるのが結構苦痛な辛い会話でした。
やはり浪人生は社会から外れてしまっているんだなあとひしひしと感じた1年だったと思います。
【予備校か、宅浪か。】浪人生はタイプ別に辛い?特に医学部浪人は地獄?
浪人をしている人は、予備校に通うか自宅で勉強する宅浪かに大きく分けられます。私は予備校で浪人していましたが、前期は割ときちんと出席したものの、後期からは予備校に登校拒否して(笑)半宅浪となっていたので、両方の気持ちが分かります!
また、医学部志望の浪人生の友達もいて、その中は多浪していた人もいたので、浪人界隈の辛い話を沢山知っています。ここでは特に辛いと言われる医学部浪人も含め、浪人生のタイプ別の辛さについて解説していきます。
予備校は辛い?駿台・河合・Z会など塾・予備校での浪人の辛さ
大手塾では、先生が一方的に講義をする形です。授業についていけなくなったり、予習復習が追いつかなくなったり、自分のしたい勉強ができなくなったりすることもあり辛いです。
実際私が後期から授業に行かなくなったのはこの理由で、朝から夕方まで毎日先生のペースで進む授業が苦痛で辛い思いをしたのを覚えています。
得意な教科も苦手な教科も周りと同じように進むので、個人的には予備校の授業だけ満足してしまうと成績も伸び悩むと思います。
また、予備校にはクラスがあります。毎日の授業で顔を合わせてたり、お昼休憩などで話すと仲良くなることもあると思いますが、中には人間関係のトラブルに発展したり勉強したいのに友達と話す方が楽しくてつい勉強が疎かになってしまったりすると辛いのです。
正直宅浪は辛いことがたくさん、宅浪・自宅浪人の辛さ
宅浪・自宅浪人はなんといっても孤独が辛いと思います。カフェや図書館などに行かず家でずっと勉強していると、段々気分も沈んできて、毎日同じことの繰り返しで嫌気がさすでしょう。
私は後期になり予備校に行かなくなってから、予備校近くのカフェで朝から晩まで勉強していました。
カフェからしたら大迷惑な客ですが、比較的空いていたそのカフェに入り浸り、周りが少し話している中であまり孤独を感じず受験勉強を続けられたのは良かったなあと思います。しかし、孤独が和らいだと言えども浪人生の受験勉強において独学はいかがなのでしょうか。
自宅浪人は辛いデメリットよりメリットの方が大きい
こちらの記事は独学の大学受験のメリットとデメリットについて紹介された記事です。浪人生が独学で大学受験に挑む際にも参考になる記事ですので確認してみてください。自宅浪人は一見辛いですが、やり方次第では予備校に通う受験生、浪人生よりもモチベーションも高く、効率的に勉強することは十分可能です。
大学受験をする人の中には塾に経済的に通えなかったり、近くに塾がなかったり、学校の勉強で十分だと思っている方がいたりと、独学(自宅浪人)で挑む人も多いでしょう。
そんな方たちが気になることを今回は自宅浪人の辛さよりもでかい独学のメリット・デメリットを紹介します。
医学部浪人は辛い、多浪は修行?
中でも医学部浪人は本当に辛いと聞きます。医学部浪人では何年も浪人する、いわゆる多浪の人も多いのです。そういった人は何年も勉強し続けていますので辛さは想像できないものです。
浪人生の一年、いつが一番辛い時期?浪人生の時期別の辛さについて解説!
それでは一体、浪人生はいつが一番辛い時期なのでしょうか。一年を通して勉強や孤独など辛いことはありますが、時期によって特に辛いということもあります。ここでは浪人を経験した私が時期による辛さを具体的に解説します。
3月、高校の友達に置いていかれる時は辛い。浪人生は五月病も要注意!?
3月は高校を卒業し、4月からの新生活に向けてウキウキする時期だと思います。しかし、浪人生は違います。友達が遊んだり大学生活に向けて準備をしている中、浪人生は不合格の日から予備校探しや勉強などを頑張らなければならず、これまで仲が良かった友達と自分の対比は辛いですよね。
また、3,4月頑張りすぎたことで予備校や宅浪のサイクルにも少し慣れてきた5月は、五月病になってしまうこともあります。5月病は自分の気持ちはやらないとと思っているのに、どうしても体が勉強に向き合わないのでこの時期は後々後悔してしまうという点で非常に辛いです。
ゴールデンウィークで少し気が緩みやはり勉強などしたくない、まだ受験まで何ヶ月もあるからすこしぐらい遊んでも大丈夫だと考え、そのまま夏期講習もサボってしまい、秋に取り返しがつかなくなり浪人に失敗した人を私は何人も見ました。適度な息抜きも大事ですが、五月病にも注意が必要です。
夏、大学の友達は遊んでいる中ずっと浪人生は夏期講習の現実
浪人生の夏は7月くらいから始まります。予備校ではこの時期から夏期講習が開始します。毎日何コマも授業を受け、前後は自習室で勉強する毎日です。夏期講習は現役生も参加するので、優秀な現役性を目の当たりにして自信をなくして辛くなってしまうこともあります。
また、彼らの制服姿は浪人生には眩しすぎるのです(笑) 。振り返ると笑っていますが、正直浪人生活時に遊んでいる友達を見るのはめちゃくちゃ辛いです。その上SNSを開いて現役で合格した友達が花火やBBQ、サークルや学校行事など楽しそうに遊んでいる姿を見るのは精神的にくる辛さがあります。
秋と直前期の追い込みで迫り来る現役生。浪人生は追い抜かされる時に焦ると辛い
夏期講習が終わると浪人生はまた通年授業が開始します。現役生は夏に部活を引退しそこから受験勉強を開始するので、部活に注いでいた分の努力を受験勉強に向けます。
これまで春や夏は、浪人生も現役生の頃の貯金があるので成績が取れることはあっても、秋以降は現役生が猛スピードで追い上げてきます。せっかくこれまで勉強時間では圧倒的に勝っているのに模試の成績表などで成績が抜かされる現実を見ると非常に辛いです。
少しづつ成績を上げてきた浪人生を簡単に抜かして、どんどん成績を伸ばしていくのです。よって重要なのは、春や夏に合格判定が良くても気を抜かずに頑張り続けること、現役生に追い抜かされても根気よく勉強を続けることです。
浪人生の親ができることと子供が親を説得する方法を元浪人生が徹底解説!浪人で辛い時の対処法とは?タイプ別対処法も紹介!
ここまで、タイプによる浪人の辛さや時期による辛さを解説してきました。ここからはその浪人生活中の辛い時の対処法について紹介します。
浪人時、孤独に耐えられず辛い時の対処法
正直、浪人には孤独が付き物です。勉強はほとんどが孤独なので、逆に孤独を感じているとしたらそれはあなたがきちんと勉強している証拠でもあります。それに関しては自信を持って欲しいです。
ですが孤独で辛い時の対処法として、高校の時の友達とご飯に行ったり高校の先生と話をしたりするのは良かったと思います。ご飯だと時間もあまりかからず、大学生の友達には大学の話を聞いて大学生活を想像できますし、高校の先生はきっと受験勉強を励ましてくれるはずです!
成績が思うように上がらず辛い時の浪人生におすすめの対処法
一人で勉強していると、勉強しているのに成績が上がらない時期もあると思います。志望校に受かりたいのに成績が足りないと、焦りますよね。そして成績が上がる最善の方法がわかるほど、受験合格までの道筋が見えていない時、本当に自分の力ではどうしようもなく焦って辛いと思います。
実際、間違った勉強法や努力を続けてもあまり意味がなく時間の無駄になってしまい志望校合格に辿り着かないということもあります。成績が上がらない時、自分の勉強方法に不安があるときは志望校の先輩や信用できるメンターに相談出来ると安心です。
志望校の先輩に相談するのは特に浪人生に効果的
実際私にも、予備校とは別に毎週面談をして軌道を修正してくれる東大の先輩がいました。その先輩には日々の勉強や模試の振り返り、一年を通した見通しなどを立ててもらいその人なしでは絶対に合格できなかったと思います。知り合いに志望校の先輩がいれば、頼んでみるのも良いと思います。
志望校の先輩に相談することができるようになってから浪人生活を辛いと感じる機会はかなり減りました。
スタディチェーンというオンラインのコーチング塾では必ず志望校の先輩が相談に乗ってくれるので、特に今浪人が辛い、勉強法がわからないという悩んでいる方は一度オンラインの無料受験相談にいってみることをおすすめします。
とは言いましたが、勉強の成果が成績に反映されるのは大体3ヶ月後というので、今不安でも勉強をはし続けなくてはいけません。今は我慢の時期だと信じて頑張ることも大切です。
浪人が辛い・・浪人時のモチベーションアップ、気持ちの保ち方、気をつけるべき事について
浪人が辛い時に知っておくべきことを紹介します。
辛い時には休むのも重要。浪人は一日サボっても成績は落ちません!!
真面目に勉強して辛い浪人生は、きっと努力を続けていると思います。一日勉強をやめて、映画を見たり出かけてみたりしてもそのせいで成績が急に下がることはないです。逆にリフレッシュして頑張れるならば休憩を入れるのもおすすめです。しかしそのままサボるのが習慣化されないように注意は必要だと思います。
辛い時のために自分に合った自己啓発本・格言などを持っておく
この浪人生活の辛い時への対処法は合う人と合わない人がいると思いますが、自己啓発本や格言の中にはやる気が上がるものもあるでしょう。辛い時に何か思い出せるものがあると、踏ん張り時に頑張れるのではないでしょうか。
特に浪人生は何度も辛いタイミングがあると思うので、こちらの記事で自分に合った名言を探してみてください!
こちらの記事は受験勉強でやる気が出ない、モチベーションを上げたい辛い時に読んで欲しい名言集です。大学受験、受験勉強の名言としてアニメ、短い文、英語、ディズニー、四字熟語、歌詞、偉人からの名言をまとめています。ぜひ参考にして、受験勉強頑張ってください!
浪人生が辛い時に気をつけるべきこと
浪人生は時間が沢山あるので、間違った勉強法を長時間続けてしまう危険があります。また現役生ほど伸び代があるわけでもないので、間違った勉強法を続けていて、気付いたら時間がなくなってしまい志望校を諦めざるを得ないことにもなります。成績が上がらない時が一番辛いのが浪人生活です。
もし成績が上がらなかったり、自分でもこの勉強法でいいのかと疑問に思った時は立ち止まって考え直すことが重要です。またその際、志望校に受かった先輩の意見を取り入れるて見通しを立てるのは効果的だと思います。
辛い浪人生活は人生の糧になります。
ここまで浪人の辛い事を沢山紹介して来ましたが、私は浪人して良かったと思っています。喉元過ぎればとは言いますが、辛い中で自分と向き合う経験は必ず自分の糧になると思います。
浪人生は現役生には無い辛い経験をしている
浪人生は現役生が想像も出来ない辛い経験をしています。親や先生、友達からのプレッシャー、社会から置いていかれたという焦り、日々の勉強への飽きに1年間耐える経験は辛いですが貴重です。また、そのような状況で自分と向き合うことはこの先の人生にも必ず役立つはずです。
浪人生活を辛いと感じている人におすすめのオンライン塾
先ほども紹介しましたが浪人生活でずっと辛いことが続き、予備校に通っていたもののそこからほとんど自宅浪人の形で受験勉強を進めましたが、辛い期間を脱却して成績が伸びるきっかけとなったのは、志望校の先輩に相談できるようになったからです。
とはいえ、志望校の先輩が私は高校の先輩にいたものの、地方の高校出身の方などは基本的には辛い時にいつでも相談できる先輩というのはなかなかいないと思います。今回は浪人生活が辛い時にいつでも必ず志望校の先輩に相談できる塾としてオンラインの大学受験コーチング塾のスタディチェーンを紹介します。
スタディチェーンではいつでも無料受験相談をしているのでいま浪人が辛いであったり、浪人生だけど基礎固めからやるのか応用をやるのかなど受験勉強の勉強計画の相談がしたいという人はぜひ無料受験相談で気軽に相談してみてください!