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指定校推薦に落ちることはあるのでしょうか?
結論として、指定校推薦に落ちるケースはあります。
指定校推薦で落ちる可能性や確率があるのかどうかや指定校推薦に落ちる理由、指定校推薦の面接、小論文で落ちるのか?落ちる確率などを解説します。
【この記事の監修者:スタディチェーン編集部】
指定校推薦やAOおよび総合型選抜など一般受験以外の受験形式においても早慶を始めとした難関大への合格実績を数多く輩出してきたスタディチェーンブログの編集部が指定校推薦に落ちることがあるのかを各大学の指定校推薦の合格率などの調査や合格者へのインタビューをもとにした情報を提供します。
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指定校推薦で落ちることにはそうそうならない
結論として、指定校推薦に落ちる可能性は校内選考に通った場合は、1000人いて1人いるかいないかという確率です。つまり0.1%程度です。
ただし、校内選考に落ちる可能性は十分に存在します。
指定校推薦はほぼ校内選考で落ちる
指定校推薦は大学側が優秀な高校を選定して、選ばれた高校の生徒しか受けることができません。
さらに、その高校の中でも選抜が行われ候補者の中からその大学に行くのが相応しい人間が選ばれます。
こういったプロセスの中で何度も生徒は色々な審査や関門を通過しなければなりません。具体的には、校内選考、高校入試、中学入試、評定、資格などなどです。
ただし、指定校推薦においてその高校の中で選ばれた後に大学側から不合格の通知が来る、つまり指定校推薦に落ちることはありません。
指定校推薦に落ちることがあるとしても、その本人の合格が取り消されるのではなく、来年度のその高校の指定校推薦枠がなくなります。
しかしながら、指定校推薦枠を校内で勝ち取ることといきたい大学の指定校推薦枠を持っている高校に入学することは非常に難しいですよね。
さらに、実際のところ校内選考や高校入試における不合格者もかなりいますよね。それが指定校推薦においては落ちると同等の意味で使われることはよくあります。
そのため、指定校推薦は試験がないから落ちることはほとんどないとよく言われますが、校内選考で落選した場合には指定校推薦には不合格になった、落ちたとも言い換えられるのです。
英検の取得が指定校推薦に落ちる理由になることも
指定校推薦やAO入試、推薦入試などにおいてここ2、3年で英検を出願条件に入れる大学が急激に増えてきました。受験生の人は評定だけではなく、英検も指定校推薦の条件にあるかどうかしっかりと確認しておきましょう。
指定校推薦は出願時期が非常に早いので、後で気付いたとしてもどうしようもならずに落ちるケースはよくあります。
もし「英検を1ヶ月程度でサクッと取りたい!でもどうやって勉強したら一回で英検に合格できるのかわからない」という人には英検コーチという英検の勉強計画を立ててくれて、勉強法の指導や進捗管理をしてくれる英検対策のオンライン塾がおすすめです。
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指定校推薦に関するアドバイスもしてくれるようになっています。
指定校推薦の倍率と落ちるケース
指定校推薦の実際の倍率と落ちる人がいるのかどうか解説します。
指定校推薦の倍率
結論として、指定校推薦の倍率は、ほとんど1倍です。先程も紹介したように指定校推薦はよほどのことがない限り落ちることはありません。
そのため、全国各地にある大学のほとんどの指定校推薦の倍率は1倍といっても過言ではありません。
しかし、校内に他に同じ志望校の指定校推薦を狙っている人がいる可能性があるので、指定校推薦を受けられる権利を得るために、校内の評定や成績を上げることは必須です。
指定校推薦に落ちる可能性はできるところから1つ1つ潰していくことが大切です。
また、以下から各大学の指定校推薦の倍率については確認することができるため、ぜひ参考にしてみてください。
データをそれぞれ見てもわかるように、指定校推薦の受け入れの多い早稲田大学や福岡大学や芝浦工業大学などを見ても指定校推薦の合格率は99%を超えているため、これらの大学においては基本的に指定校推薦に落ちる可能性はほぼ0に近いです。
指定校推薦は私立医学部などには例外もある
指定校推薦の倍率はほぼ1倍というお話をしてきましたが、例えば聖マリアンナ医科大学などの指定校推薦においては倍率が2.9倍という倍率が非常に高い大学も存在します。(引用:聖マリアンナ医科大学入試データ)
他にも私立医学部の指定校推薦などであれば指定校推薦であるのに倍率がかなり高いという事例も存在します。こういった形式の指定校推薦については一般的な推薦試験として全力で対策を講じていく必要があります。
だからこそ、指定校推薦の倍率などは気にせずに大学受験合格まで全力で駆け抜けてみてください。
指定校推薦でも落ちる理由の例
指定校推薦で大学に合格した後に高校側からもしくは大学から合格取り消しの通知がくる可能性は一概には否定できません。いくら指定校推薦であっても、大学に落ちる人も毎年数名ですが、存在します。
具体的には、指定校推薦に落ちる理由としては、以下の3つがが挙げられます。
- ①犯罪行為を犯した場合
- ②入学手続きを行わなかった場合
- ③高校を留年した場合
指定校推薦に落ちる可能性の一番高い犯罪行為を犯した場合についての犯罪行為は、窃盗や強盗など学校外部で犯罪をした場合はもちろん、学校内の生徒指導レベルのものでも場合によっては指定校推薦に落ちる可能性はあるので、十分注意するようにしてください。
つまり、指定校推薦は所属している高校から停学レベルの扱いなどを受けない限りは指定校推薦に落ちることはないと考えて良いでしょう。指定校推薦に落ちる確率は基本的には1%未満です。
犯罪行為を犯した場合にはほぼ100%指定校推薦には落ちる
もちろん犯罪行為を犯した場合は、場合によっては退学処分となり高校卒業資格を失う可能性もあるので、指定校推薦の合格取り消し、つまり指定校推薦に落ちる可能性は十分に考えられます。
さらには、高校側の判断によっては合格取り消しとなる場合もあるでしょう。
その場合には、恐らく来年度からの指定校推薦枠が無くなります。そのため、後輩にも迷惑がかかってしまうということを頭に入れて指定校推薦に合格した後も気を緩めずに誠実に学校生活を送るようにしましょう。
入学手続きを行わなかった場合にも落ちる
指定校推薦は他のAO入試や一般入試とも同じように大学入試です。そのため、もちろん入学手続きを行わなかった場合は大学に入学する意思がないと見なされるために指定校推薦の合格は取り消しとなります。
つまり、指定校推薦に落ちるということです。
しっかりといつまでに入学手続きを行うべきなのかカレンダーなどに書き込んでおいて、入学手続きを忘れないようにしましょう。
指定校推薦は高校を留年した場合には必ず落ちる
日本の大学入試を受ける条件は、高校を卒業することです。そのため、高校を留年して高校を卒業できない場合や不祥事や問題を起こして高校を卒業できない場合には日本の大学入試をその年に受けることはできません。
そのため、その年に卒業できない時点で指定校推薦は落ちることが確定します。
また、指定校推薦は高校の評定がメインに判断されるので、一度高校を卒業できなかった場合また再度、指定校推薦を獲得することは難しいと考えられます。
以上の3つの場合にもし1つでも当てはまった場合、指定校推薦には落ちる可能性があると考えた方がよいです。もし今の学校生活において指定校推薦に落ちる可能性がある態度や行為をやっている場合には注意が必要です。
指定校推薦の校内選考に落ちる人の特徴
指定校推薦の校内選考に落ちる人の特徴を解説します。
学校の定期テストで赤点を取る人は指定校推薦に落ちる
学校の定期試験、定期テストで赤点を取っている人は指定校推薦に落ちる可能性はかなり高いです。
当たり前のことではありますが、早慶や医学部などの指定校推薦を取りたいのであれば、評定は最低でも四以上は必要になります。
そのため、少しの赤点はもしかするとカバーできる可能性もあるかもしれませんが、基本的には赤点をとると指定校推薦には落ちるということを頭に入れておいてください。
とはいえ学校の定期テストで赤点を取らないように受験勉強と並行するのも大変ですよね、こちらの記事では定期テストと受験勉強についてどう両立するべきなのか、どう向き合うべきなのか紹介しているのでぜひご覧ください。
学校の先生に対する印象が悪いと指定校推薦に落ちるかも?
高校の先生との人間関係も指定校推薦に受かるか落ちるかを考える上で非常に大切になってくると思います。
いつも先生に対して反抗的な態度を取っていたり、常に消極的に学校生活に臨んでいたりすると指定校推薦に落ちる可能性は十分に考えられます。
指定校推薦を意識し始めた時からでも遅くないので、もしいままで高校の先生に対して失礼な態度を取ってきた人は改めるようにしましょう。
「成績が良いから大丈夫だろう」と高をくくっていたりすると意外と指定校推薦の枠が得られないということは可能性としてありえます。しっかりと先生を尊敬して謙虚に接することが重要です。
部活動や課外活動などに消極的だった人
指定校推薦の選考の際に、もし評定の差が全くなかった場合には、基本的にはこれまでやってきた活動がメインに評価されます。
そのため、部活動や課外活動などで優秀な結果を収めていたり、課外活動で地域や世界に貢献していたりなどの結果があれば、より良いでしょう。
指定校推薦に落ちる理由が部活動や課外活動をしていたかどうかは評定が揃っていてからの話にはなりますが、しっかりとできることはやっておくことが大切です。
指定校推薦の校内選考についてより詳しく受かる方法や落ちる場合の基準などについて詳しく知りたいという方はこちらの記事を参考にしてみてください。
注意すべき指定校推薦で大学に落ちる時は評定
指定校推薦に落ちる理由として、よくあげられるのは、学校の先生がその大学に必要な学校の評定を間違えていたという場合です。指定校推薦で大学に合格するために必要な評定はその年によって変更される場合があります。
だからこそ、稀にですが、学校の先生のチェックミス、更新のミスによって指定校推薦に必要な評定が取れていたと思っても取れていない場合があります。
そのため、指定校推薦に落ちないためにも学校の先生に前もって指定校推薦を取る宣言をしておきましょう。そうすると学校の先生も詳細が書かれている書類の申請を行ってくれるのでそこで初めて今年度の必要な評定がわかるようになります。
指定校推薦の小論文や面接の結果が理由に落ちる?
結論から述べると、指定校推薦の小論文や面接の結果が理由として落ちるという可能性は、私立医学部や私立理系の一部の大学を除いて無いです。
その理由として、これまで指定校推薦試験の受験者と合格者の数はほとんど大差ないからです。
多くの大学においては指定校推薦の受験者と合格者の数は全く同じです。
しかしながら、指定校推薦の試験自体が受験できなかったという場合においては話は別になります。
そういった特別な場合のみ指定校推薦に落ちる確率もしくは可能性が生まれます。
そのため、受験生の方は指定校推薦試験までは体調管理に気をつけて万全の状態で試験を受けられるように頑張ってください。応援しています。
ちなみに小論文の勉強の仕方については以下で解説をしているので、気になる方はご覧になってみてください!
指定校推薦自体を受けられないケース
指定校推薦に落ちるかどうか気にする以前に、受けられない場合があるので注意してください。大きく分けて3パターンあるので、早めに確認して指定校推薦に受けられなかったということがないようにしましょう。
① そもそも、指定校推薦の受験枠がない
高校によって、どの大学のどの学部の指定校推薦の受験枠があるか否かが全く異なります。なので、志望している大学の指定校推薦の受験枠がそもそもあるのかを担任の先生または、指定校推薦の担当の先生に聞いてみてください。
もし指定校推薦の枠がなければ受かるor落ちるの話ではなくなります。
人によっては志望する高校に指定校推薦があるかどうか先輩やネット検索をした後に、したたかに狙っている中学生の方もいるぐらいです。
それくらい指定校推薦の受験枠は貴重なものとなり大学受験に有利に働くという認識を持っておくと良いでしょう。
② 指定校推薦の基準に達しなくて、受験できない
指定校推薦には、各自の高校定められてる基準に達して初めて受験できる権利を得られるものもあります。①で先生に受験枠があるか尋ねた時に基準も聞いておくようにしましょう。
学校によって指定校推薦の基準はバラバラですが、主に定期テストの結果や学校行事などの校内活動への貢献度、内申点などが関係してきます。
もし高校に入学したばかりの人は指定校推薦の枠を獲得できるチャンスがあるので、高校1年生からコツコツと積み上げると指定校推薦の受験枠をいただけることがあります。もし考えている方がいたら早めに動くことを推奨します。
③受験可能人数以上の指定校推薦の受験者がいると落ちるハードルが低くなる
①、②ともに満たしていて指定校推薦は通常通り受けられる状態だったとしても、他にも校内で同じ志望校を目指している人がいたとします。指定校推薦の志望者数が指定校推薦の利用可能人数がより多い場合、志望者野中から、受験できる人を決めなくてはなりません。
その場合、指定校推薦の学内選考すなわち、競争が起きるわけです。そうなると指定校推薦に落ちる可能性は格段と高くなります。
先ほど述べた定期テストや内申点の優劣で決められることが多いので、日々の学習は怠らないようにしましょう!
また気を付けることとしてはむやみに誰がどこの指定校推薦を受けようとしているのか必要以上に調査をせず、気にしないことが重要です。
指定校推薦の受験生同士で仲が険悪になってしまったり、学校生活に影響が出てしまったりすると受験自体に影響が出てしまうことがあるため注意が必要です。
指定校推薦に落ちた場合にやるべきこと
指定校推薦の受験枠を獲得できなかった場合も含めて、指定校推薦で落ちた時にすべきことをまとめました。
指定校推薦に落ちると分かってからは切り替えのスピードがとても大切です。
まずはモチベーションの立て直し
指定校推薦に落ちると決まったことが分かった時、あなたは立ち直るまでかなりの時間がかかるほど落胆するでしょう。そして、受験が終わった後にその時間を悔やむ自分がいるかもしれません。
だからこそ、指定校推薦に落ちてもできる限りすぐに立ち直れるようにすることが受験生にとっては最も大切なことです。
指定校推薦に落ちた場合、特に校内選考に落ちることが決まった場合には、一度身の回りのものを全て整理してから勉強に望むことをお勧めします。
なぜなら、ずっと指定校推薦を勝ち取るために精一杯努力してきたために周りのことがあまり見えてない自分になってしまっているからです。
だからこそ、自分の部屋でも自分のカバンでもなんでもしっかりと綺麗に整理した上で気持ちをしっかりと整理した上で受験勉強に望むようにしましょう。モチベーションが初めは上がらなくても徐々には上がっていくものです。
冷静に出願方法を模索する
指定校推薦に落ちると決まるとあとは一般だけかとなる受験生が非常に多いですが、選択肢は一般試験以外にもAO入試や推薦入試や共通テスト利用入試など様々な種類が存在します。
自分にとって有利でありかつ合格確率の高い入試方法を選ぶことが非常に大切です。
だからこそ、冷静に色々な入試方法を調べる時間をしっかりと取りましょう。
指定校推薦に落ちた後も常に冷静に受験勉強でも総合型選抜の対策でも今目の前にあるできることを1つずつ頑張ってください。
指定校推薦の受験校を変える
指定校推薦に落ちた場合、他の大学の推定校推薦枠が余ってるということも多くあります。
その中から自分の行きたい大学を検討して受験することも良いでしょう。指定校推薦で対策してきたことを思いっきり活用しましょう。
指定校推薦から一般受験に切り替える
指定校推薦に落ちて、どうしても行きたい大学がある場合、一般受験に切り替えて受験する手段があります。一般的に指定校推薦に落ちてから一般受験の受験日まで半年ほどあります。そのため、一般受験で志望校にもう一度受験するということは珍しくありません。
事実、受験回数が増えるということで指定校推薦と一般受験の両立をしている学生もいます。
一般受験も受験するつもりで指定校推薦を受験すると、指定校推薦に落ちた時のリカバリーがすぐにできます。
逆に指定校推薦に意識を全集中させて、指定校推薦に落ちるとなった時順調に立ち直った人は見た事がありません。
指定校推薦に落ちてしまったとしても気落ちをせずに、もともと指定校推薦の枠は存在していなかったと考えるのが良いでしょう。
指定校推薦自体を受けられるチャンスがあるだけでも十分に幸せなことなので、もし落ちたとしても気にせず、また次のチャレンジに向けて気持ちを切り替えることが非常に大事です。
【結論】指定校推薦に落ちることはあるのか?
結論として、指定校推薦の校内選考を突破して、指定校推薦を大学に出願した時点で大学に落ちることはほとんどありません。99%の確率で合格します。
そのため、指定校推薦を考えている方はまずは指定校推薦の校内選考を確実に突破することを目標にしましょう。校内選考はその大学への出願手続きが完了するまでが校内選考です。
だからこそ、指定校推薦を獲得できるまでは、生活態度やテストの成績などもしっかりと良い状態をキープすることが大切です。
また、指定校推薦に合格した後のおすすめの過ごし方や各大学の指定校推薦の特徴などについては是非こちらを参考にしてみてください。
指定校推薦には落ちる可能性が低いということから、合格した後のことをしっかりと考えることができます。だからこそ、下記を参考にしながら色々なことに目を向けてみてください。
指定校推薦は落ちると思って受験すること
指定校推薦は落ちると思いながら必死に対策をした上で受験することが何よりも大切です。気を緩めて後悔する学生を増やしたくはありません。
というのも、スタディチェーンには受験勉強コンサルタントに早慶上智や明治、立教など上位大学に指定校推薦で合格した方も在籍しています。
その方々が口を揃えて言うことが指定校推薦を受ける時には、絶対に受かるとわかっていても、落ちるかもしれないという焦りがそれなりにあったから対策は必死に行ったということです。
その結果として、大学に入学した後も指定校推薦組の方が一般試験組よりも成績が良いというデータに結びついているのかもしれません。
だからこそ、指定校推薦の試験はなめてかかるものではありません。そういった態度でいれば、もしかすると足をすくわれるかもしれません。だからこそ、指定校推薦試験には落ちるかもしれない、だから本気で頑張るという意識で臨むようにしましょう。
まとめ
「指定校推薦に落ちてたまるか!」このスタンスで受験に臨むことが必要です。
だからこそ、落ちるのかなあと不安になるのではなく、強気で是非全力で頑張ってください。
以下に指定校推薦の校内選考を勝ち取るためのおすすめの定期テスト対策の記事を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。