高学歴はどこから?目指している大学が高学歴か文系理系別に徹底解説!

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高学歴と世間一般で使われる事がありますが、どこからが高学歴なのでしょうか?今回は地域、国立・私立、医学部、文系理系別など様々な観点から見て高学歴はどこからなのか徹底解説します!最後には高学歴のメリット陥りやすい点、高学歴でないリスクも合わせて紹介します!

高学歴の定義とは?どこからが高学歴?

そもそも高学歴とはなんなのでしょうか。高学歴は「高度な学問を取得していること」を指します。一昔前は、大学を卒業していることが高学歴であるとされていました。

しかし近年は大学全入時代となり、大学に入学することが当たり前になっています。なので、ただ大学を卒業しただけで高学歴であるということはなくなりました。となると気になるのが「高学歴はどこからなのか」ということでしょう。

今回の記事の初めに、

  • 世間一般の高学歴の定義どこからが高学歴
  • 関東や関西における高学歴はどこからか
  • 就活においては高学歴はどこから

をご紹介します。

世間一般の高学歴の定義およびどこからが高学歴か

世間一般の高学歴の定義やどこからになるかは人によって異なりますが、「有名大学」や「聞いたことがある大学」を卒業していると高学歴と見られやすいです。

特に国公立大学は知名度が高いことが多く、偏差値に関係なく学歴が高いと思われがち。また、国公立だけでなく有名な私立大学も高学歴とみなされることが多いようです。

もちろん印象だけでなく、その大学の偏差値でも高学歴かどうかを判断されます。ある程度の学歴があると思われるのがどこからかというと、偏差値が50以上あたりの可能性が高いです。大学を偏差値で分けると以下のようになります。

  • Sランク:偏差値70以上
  • Aランク:偏差値65〜70程度
  • Bランク:偏差値60〜65程度
  • Cランク:偏差値55〜65程度
  • Dランク:偏差値50〜60程度
  • Eランク:偏差値50前後
  • Fランク:偏差値50以下

どこからが高学歴かという質問への答えとしては、偏差値で言うと55以上、Cランク以上の大学が高学歴と扱われやすくなります。

各地域による高学歴の定義

高学歴がどこからなのかは、実際の偏差値だけでなくイメージで見られることが多いです。なので、地域によっては大学の知名度に差があり、「高学歴がどこからか」という質問に対して返ってくる大学が異なることもあります。

関東における高学歴はどこから?

関東において知名度が高い大学は、主に東大や京大などの名門国公立大学、そして早慶上智、MARCHなどがあります。関東にある地方国公立大学の知名度も高いです。

高学歴はどこからかというと、知名度にも関連して、関東では国公立大学なら横浜国立大学、東京都立大学、千葉大学、筑波大学あたりから、私立大学ならMARCH以上からが高学歴と見られるようです。場合によっては日東駒専なども高学歴の中に入ることもあります。

関西における高学歴はどこから?

関西における高学歴はどこからかというと、関西にある地方国立大学や私立大学が高学歴として扱われやすいです。例えば国公立大学なら神戸大学、大阪公立大学、京都府立大学、和歌山大学、滋賀大学などから、私立大学なら関関同立以上が高学歴扱いになります。

加えて、最近では中堅私立大学群である産近甲龍も高学歴とされることがあります。

就活における高学歴の定義

就活における高学歴の定義がどこからなのかは、就職を希望する企業によって異なります。

例えば、関東の企業であれば関東で有名な大学が高学歴とされます。一方で関西の企業であれば、関東ではあまり知名度のない大学でも、関西で有名な大学であれば高学歴として扱われることがあります。これは地方でも同様です。

一般的な企業ではMARCHや関関同立以上が高学歴とされます。しかし、例えば地方の企業であればその地方にある国公立を出ているだけで高学歴として見られるかもしれません。

高学歴しか就職できない大企業を知りたい方は、【就活の教科書】高学歴しか就職できない大企業一覧 もぜひチェックしてみてくださいね。

高学歴はどこから?学歴のランク付け

具体的に高学歴とされる大学はどこからなのでしょうか?

先程の偏差値のランクで言うと、Cランク以上が高学歴とされます。Cランクには主にMARCHや関関同立など上位の私立大学が当てはまります。その他のランクに属する大学としては以下のようになります。

ただしどこからが高学歴かは今回は偏差値での比較においてのみなので、地方や就職の観点では変わるケースも多いにあります。

  • Sランク:東京一工
  • Aランク:地方旧帝大・早慶
  • Bランク:準旧帝国大学
  • Cランク:上位私立大学・中堅国公立大学
  • Dランク:中堅私立・地方国公立大学
  • Eランク:下位私立大学
  • Fランク:上記以外の大学

各ランクに属する大学について解説します。

Sランク:東京一工(高学歴)

東京一工は、東京大学、京都大学、一橋大学、東京工業大学の略称です。これらの大学はどの学部も偏差値が70前後あり、確実に高学歴であると言えます。どこからが高学歴という質問に東京一工からという人はほとんどいないでしょう。

Aランク:地方旧帝大・早慶(高学歴)

地方旧帝大学は、北海道大学、東北大学、名古屋大学、大阪大学、九州大学の5つの大学を指します。そして早慶は早稲田大学と慶應大学のことです。

これらの大学も十分に偏差値が高く、「高学歴はどこから?」と聞かれても自信を持って高学歴であると言えるでしょう。早稲田大学と慶應大学は日本の私立大学のトップであるため、Sランクの大学と並んで高学歴と言われることもあります。

Bランク:準旧帝国大学(高学歴)

準旧帝国大学は、旧帝国大学と同じような扱いを受けている大学です。具体的には、横浜国立大学、筑波大学、神戸大学、大阪公立大学、東京外国語大学、お茶の水大学などが当てはまります。

このランクなら、基本的に高学歴として扱われます。しかし、地域によっては高学歴な大学であると知られていないこともあります。なので、高学歴がどこからかと聞かれた場合はこれらの大学がボーダーになることもあります。

例えば、神戸大学や大阪公立大学は、関東ではCランクのMARCHよりも下であると思われるかもしれません。反対に横浜国立大学や筑波大学は、関西では低く見られる可能性もあります。

Cランク:上位私立大学・中堅国公立大学(高学歴)

上位私立大学はMARCHと関関同立が当てはまります。MARCHは明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学の頭文字を取った略称であり、関関同立は関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学の略です。

中堅国立大学としては広島大学、千葉大学、岡山大学、金沢大学などが当てはまります。地方国立大学のなかでも偏差値が高く、その地域の中では最難関とされていることもあります。

このランクまでが、世間一般的に「高学歴はどこから」という質問に対して、高学歴であるとみなされる範囲でしょう。ただし、MARCHは関東、関関同立は関西の大学群のため、他の地域に行くと高学歴ではないと思われるかもしれません。

MARCHと関関同立の差や就職面や偏差値などの比較を徹底解説!

Dランク:中堅私立・地方国公立大学(中学歴)

中堅私立や地方国公立は、高学歴と言われることもありますが偏差値的に見ると中学歴あたりに属します。いわゆる普通の大学です。

中堅私立としては関東は日東駒専、関西では産近甲龍が当てはまります。日東駒専は日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学の略称、産近甲龍は京都産業大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学の略です。

地方国立大学には山口大学、島根大学、鳥取大学、愛媛大学、山梨大学などがあります。

中堅私立は上位私立大学の滑り止めに使われることも多く、偏差値で見てもそこまで低いわけではありません。最近では人気の高い大学も増えており、中学歴だからといって入りやすいとは言えないでしょう。

ですが、確実に高学歴として扱われるわけではないので、これらの大学は高学歴には入りません。

【2024年】日東駒専の偏差値ランキングと序列を学部学科ごとに徹底解説!

甲南大学に関しての記事はこちらになります。
【甲南大学は恥ずかしい?】偏差値・レベル・ランク・難易度を解説

Eランク:下位私立大学(中の下)

下位私立大学は、成成明学獨國武、大東亜帝国、摂神追桃

成成明学獨國武は成城大学、成蹊大学、明治学院大学、獨協大学、國學院大學、武蔵大学の略で、大東亜帝国は大東文化大学、東海大学、亜細亜大学、帝京大学、国士舘大学の略です。摂神追桃は関西にある摂南大学、神戸学院大学、追手門学院大学、桃山学院大学の略称になります。

偏差値は50前後、50を下回っているものもあり、高学歴はどこからかと聞かれても答えにはなりません。ただし、学部や分野によっては名の知られている大学もあります。

成成明学や日東駒専などの大学群について詳しく知りたい方はぜひこちらの記事を参考にしてみてください。

大学群の一覧を徹底解説!私立から国立の大学群や偏差値ランキングも紹介! 成成明学と日東駒専との差や就職面などの比較を徹底解説! 成成明学獨國武と日東駒専との差や就職面などの比較を解説!

Fランク:上記以外の大学(下の上)

定員割れによって偏差値がわからない大学を大学をFランクとしました。このランクの大学が高学歴と扱われることはありません。

理系の大学・学部はどこからが高学歴?

ここからは理系と文系に分けて、高学歴はどこからなのかを見ていきましょう。

まずは理系からです。理系でも基本的に、高学歴とされるのはCランク以上の大学です。しかし理系の学部がなかったり、反対に理系の学部中心の大学があったりして、ランクに少し変化が生じます。

高学歴な理系の国立大学はどこから?

理系で高学歴とされる国立大学はどこからになるのでしょうか。以下の国立大学で理系であれば、高学歴と言われます。

  • 東京大学
  • 京都大学
  • 東京工業大学
  • 大阪大学
  • 北海道大学
  • 東北大学
  • 名古屋大学
  • 九州大学

要は国立大学の理系での高学歴がどこからかについては、東京一工や旧帝大学の理系であれば確実に高学歴です。

他にも理系の場合は、準旧帝国大学である、横浜国立大学、筑波大学、神戸大学、大阪公立大学、お茶の水大学などが当てはまります。ただ文系ではなく理系であれば、中堅地方国立大学である金沢大学、岡山大学、広島大学、千葉大学、埼玉大学なども当てはまるでしょう。

さらに、理系であれば工業大学も高学歴としてみなされます。名古屋工業大学や京都工芸繊維大学、九州工業大学などは、理系特有の高学歴な大学と言えます。

高学歴な理系の私立大学はどこから?

それでは、私立大学の理系の場合はどこからが高学歴になるのでしょうか。

理系で確実高学歴とされる私立大学は、早慶上理と言われる早稲田大学、慶應大学、上智大学、東京理科大学です。この4つの大学は理系だけなく、日本の私立大学の中でもトップクラスと言えるでしょう。他にもMARCHや関関同立も高学歴といえます。

それだけでなく、理系が強い私立大学として工学院大学や北里大学も入るでしょう。

文系の大学・学部はどこからが高学歴?

文系の大学で高学歴がどこからか考える場合、先述した大学のランク通りの順で高学歴と判断されることが多いです。理系学部ほど学部に偏りもなく、どの大学にも満遍なく文系学部が存在するためです。

高学歴な文系の国立大学はどこから?

高学歴な国立大学の文系としては、まず東京大学、京都大学、北海道大学、東北大学、名古屋大学、大阪大学、九州大学の旧帝大学が当てはまります。これらの大学はやはり、文系であれ理系であれ「高学歴はどこからなのか」という質問に対して、堂々と高学歴であると答えられま。

他にも横浜国立大学、筑波大学、神戸大学、東京外国語大学、お茶の水大学など、旧帝国大学と同じような扱いを受けている準旧帝国大学も高学歴です。広島大学、千葉大学、岡山大学、金沢大学などの中堅大学も当てはまります。

ただし、地方の大学になると、地域によっては高学歴な大学であると思われないこともあるので気をつけてください。

高学歴な文系の私立大学はどこから?

高学歴な文系の私立大学がどこからかと言われると、まず早稲田大学と慶應大学、そしてMARCHや関関同立が当てはまります。

これらの私立大学には文系学部がたくさんあるので、同じ大学でも学部によって偏差値に差があるところもあります。ですが、世間では出身大学で学歴が判断されるので、学部による違いはあまり関係がないと言えるでしょう。

医学部はどこからが高学歴?

数多くある学部の中でも、最も賢いと言われているのが医学部です。医学部にいくだけでも十分に頭が良いと言われますが、実は医学部の中でも大学にランクがあります。どこからなら高学歴という扱いになるのでしょうか?

ここでは、医学部はどこからが高学歴になるのか、そして医学部を要する大学のランクについて解説します。

医学部と他の学部は高学歴の定義が違う?

実は、医学部と他の学部では、高学歴がどこからなのかという定義が異なります。この違いは、医学部の大学ごとのランクづけが原因で生じます。

医学部医学科を卒業すると、医師国家試験受験資格を得ることができます。国家試験に受かれば、どこの大学を卒業しようとも医師になれるため、学歴は関係ないようにも思えるかもしれません。

しかし、医学部の中にも学歴やランクがあり、高学歴と呼ばれる大学が存在します。大学のランクは医学部と他の大学では内容が異なり、普通の大学だとランクが低くても、医学部の中ではランクが高いことがあります。

医学部の偏差値でのランクづけは、国公立の場合、普通の大学と似ていて旧帝国大学が一番上にきます。

ただし、その後につづくのが旧制医科大学と呼ばれる元医科大学だった大学で、次に旧制医学専門学校と呼ばれる元々医療専門学校だった大学です。そして最後に、新設医大と言われる最近になって新しく医学部が作られた大学が並びます。

どこからが高学歴かと言われると難しいですが、旧帝国大学とそれ以外の大学には確実に差があるようです。

医学部の中でも高学歴はどこから?

私立の場合は、私立御三家と呼ばれる3大学がトップにいて、そのあとに私立の旧制医学専門学校、そして新設医大が続きます。こちらもどこからが高学歴かと問われれば、やはり私立御三家とそれ以外に分けられるとのことです。

要は、医学部が設立された年代が古いほどランクが上になるのです。これは、歴史が古い大学ほど医療業界や研究においての貢献度が高いからと言われています。

このランクは在学中だけでなく、医師になった後にも影響します。歴史がある大学を出ている方が、希望の病院に就職しやすくなったり、就職後に役職を得やすくなったりします。

さらに、ランクが上の大学の方が、附属病院など関連する病院が多く、学びの幅が広くなっています。研究でも十分な実績があるため、優秀な医者が集まることが多く、結果としてより良い研究環境になりやすいとのこと。

医学部の偏差値は年数に比例しない

なので医者を目指す受験生の中にも、ランクの高い大学に行きたいと思う人が多いようです。なので、ランクが上の医学部に志願者が集中して、結果的に偏差値が高くなったりします。

とはいえ、ランクが低くても偏差値が高い大学もあります。首都圏や交通アクセスの良いところに位置する大学は、立地を理由にした志願者が集まるため偏差値が上がります。ランクが低いからといって合格しやすいとは言えないので注意しましょう。

医学部のランク付け!医学部の中でどこからが高学歴

国公立と私立を合わせたランクを高い順に並べると、以下のようになります。

  • ・旧帝国大学(国公立)
  • ・旧制医科大学(国公立)
  • ・私立御三家(私立)
  • ・旧制医学専門学校(国公立)    
  • ・旧制医学専門学校(私立)    
  • ・新設医大(国公立)
  • ・新設医大(私立)

通常の大学のランクと少し異なるのがわかるでしょう。どこからが高学歴にあたるのかは、厳密な線分けはできませんが、私立御三家以上であれば確実に高学歴と言えるようです。

もし医学部を志望するのであれば、通常の大学のランクづけではなく医学部のランクで判断するようにしてください。

旧帝国大学は確実に高学歴

旧帝国大学は、東京大学、京都大学、九州大学、東北大学、北海道大学、大阪大学、名古屋大学を指します。旧帝大はまず確実に高学歴と言って良いでしょう。

医学部の中ではこの7つの大学が一番上のランクにあたります。また医学部以外の学部でも偏差値では世間一般に高学歴と言われる早慶よりも高い学部がほとんどです。

旧帝国大学は明治から昭和にかけて作られた大学です。大学としての歴史が長いため、医学業界への貢献も高いと考えられています。

医学部ごとの偏差値で見ても、東京大学、京都大学、大阪大学がトップ5に入っているため、偏差値も高いと言えるでしょう。

旧帝国大学であれば、医学部の派閥に詳しくない人からしても確実に高学歴として扱ってもらえます。

旧制医科大学

旧制医科大学は千葉大学、新潟大学、金沢大学、岡山大学、長崎大学、熊本大学、京都府立医科大学の7大学です。医学部以外の学部だと中堅地方国公立に当たる大学ですが、医学部だと上から2番目のランクになります。

旧制医科大学は大正時代にできた大学であり、旧帝国大学に次ぐ歴史を持っています。なので、中堅の地方国立大学であっても医学部界隈では高いランクに属しています。

私立御三家

私立御三家は慶應義塾大学、東京慈恵会医科大学、日本医科大学です。3大学とも大正時代に作られた大学であり、長い歴史を持っています。

偏差値は非常に高く、旧帝国大学と同じぐらいの難易度です。東京大学や京都大学の滑り止めとしても使われていますが、医学部の中ではトップクラスの高学歴大学であるとも言えます。

どこからが高学歴なのかという質問に対しても、私立御三家であれば胸を張って高学歴であると答えられるでしょう。

旧制医学専門学校(国公立)

旧制医学専門学校は、弘前大学、群馬大学、東京医科歯科大学、信州大学、岐阜大学、三重大学、神戸大学、鳥取大学、広島大学、山口大学、徳島大学、鹿児島大学、札幌医科大学、福島県立医科大学、横浜市立大学、名古屋市立大学、大阪市立大学、奈良県立医科大学、和歌山県立医科大学が当てはまります。

戦前に専門学校としてでき、戦後に大学に変わった大学を指します。

東京医科歯科大学は東京大学、京都大学、大阪大学に並ぶトップクラスの偏差値です。首都圏に位置するため、旧制医学専門学校であってもかなりの難関大学になっているのです。

旧制医学専門学校(私立)

私立の旧制医学専門学校には岩手医科大学、順天堂大学、昭和大学、東京医科大学、東京女子医科大学、東邦大学、日本大学、大阪医科大学、関西医科大学、久留米大学があります。国立と同様に、戦後に大学として誕生しました。

順天堂大学は御三家に並ぶとも劣らない偏差値であり、この中では特に高学歴と呼ぶに相応しいです。これは学費を下げたことが原因であり、他の私立大学医学部よりも学費が安いとあって受験者が増えて偏差値が上昇しました。

他にも、昭和大学や東邦大学も学費を下げたため、偏差値が上がってきています。

新設医大(国公立)

新設医大として、旭川医科大学、秋田大学、山形大学、筑波大学、富山大学、福井大学、山梨大学、浜松医科大学、滋賀医科大学、島根大学、香川大学、愛媛大学、高知大学、佐賀大学、大分大学、宮崎大学、琉球大学が挙げられます。

1970年代以降に医学部が創設された大学であり、医学部としての歴史は浅いです。しかし、近年実績を積んでいる大学も多く、昔よりも医学業界での影響力は強くなってきています。

偏差値で見ても、筑波大学は旧制医科大学の中堅地方国立大学よりも高くなっています。新設医大も高学歴といって問題ないでしょう。

新設医大(私立)

私立の新設医大は北里大学、杏林大学、帝京大学、東海大学、聖マリアンナ医科大学、埼玉医科大学、自治医科大学、独協医科大学、金沢医科大学、愛知医科大学、藤田保健衛生大学、近畿大学、兵庫医科大学、川崎医科大学、福岡大学、産業医科大学です。こちらも国公立と同じく、1970年代以降に医学部が作られました。

偏差値は他の大学と比べて低いですが、それでも医学部とだけあって他の学部よりは高い傾向にあります。私立の場合は、医学部の中では偏差値の問題上高学歴と呼べないという人も一定数おり、どこからが高学歴かは偏差値などの客観的指標ではなく医者の方のプライドに依存している部分もあります。

高学歴のメリットとは?3選を紹介!

高学歴がどこからかを知ることができたら、次に気になるのは高学歴であるメリットでしょう。

高学歴のメリットはたくさんありますが、特筆すべきものは以下の3つになります。

  • 就活における学歴フィルターを突破できる
  • 高学歴と家族・親戚・友達に胸を張れる
  • 高学歴により初対面の人に信用を得やすい

主なメリットは、就活に関するものと周りとの人間関係に関するものに分けることができます。どのようなメリットがあるのか確認してみましょう。

高学歴かどうかは就活における学歴フィルターの突破に優位

高学歴であれば就活における「学歴フィルター」を突破することができます。

学歴フィルターは、高学歴の人とそうでない人を区別するフィルターのことで、就活の一次選考でよく用いられます。つまり、高学歴であれば一次選考に通過できる可能性が高いということです。

では、高学歴という点において就活フィルターはどこから働くのでしょうか?中には、東大や京大、早慶しか受け付けていないという企業もありますが、一般的にMARCHや関関同立以上であれば一次選考に通過できるとも言われています。

高学歴を持っているだけで大手企業の一次選考に通る確率が上がります。なので高学歴は就活において非常に有利に働くと言えるでしょう。

高学歴と家族・親戚・友達に胸を張れる

高学歴であると、それだけで周りに胸を張れます。自慢は良くありませんが、自慢をしなくても周りが勝手に持ち上げてくれたり褒めてくれたりするでしょう。高学歴だから優秀とみなされ、丁重に扱ってもらえることもあります。

いずれにせよ、周りからの扱いが変わり、自分への自信にもつながります。

高学歴により初対面の人に信用を得やすい

高学歴であると、就活だけでなく様々な場面で良い効果を発揮します。なぜなら、有名大学を出ているだけで信頼してくれる人が一定数いるからです。

なので、初対面の人に対しても、第一印象で「この人は頭が良い」「信頼できる」といった良いイメージを持ってもらえることが多いです。

仕事をする上では、それだけで商談がうまく行ったり関係性が良くなることもあるでしょう。

高学歴がよく陥る注意点とは?3選を紹介!

どこからが高学歴で、今の自分が高学歴だからといって良いことばかりではありません。高学歴だからこそ注意をしなければならないこともあります。

  • 高学歴に甘んじて努力をしない
  • 過剰に自慢をしてしまう
  • プライドが高くなる

いずれも、高学歴であること自体が原因ではありません。高学歴であることを理由にした自分の振る舞いが原因になります。

そもそも高学歴の大学がどこからというのに確実な線引きはありません。自分の大学が高学歴だと驕り高ぶって、周りに不快感を与えるような振る舞いをするのは避けるようにしましょう。

高学歴に甘んじて努力をしない

高学歴であると、それだけで自分が周りより優れているように感じます。就活も通りやすいですし、努力をしなくてもうまくいくと思うこともあるでしょう。

しかし、高学歴だからといって全てがうまくいくわけでも成功が約束されているわけでもありません。学歴以外の武器を持っていなければ、仕事の時などいざというときに困ってしまうこともあります。

高学歴に甘んじて努力をしないのは自分のためにもなりません。学歴だけでなく、他にも何か誇れるものを身につけるように心がけましょう。

高学歴を過剰に自慢をしてしまう

先述したように、高学歴であると第一印象が良くなることが多いです。しかしその後の印象は、本来の人柄や実力によって左右されます。

高学歴を過剰に自慢してしまうと、せっかく得た信用がなくなってしまいます。傲慢であるとみなされ、周りから人が離れていってしまうこともあるでしょう。

人間関係をうまく保つためにも、高学歴を自慢しすぎないように心がけるようにしてください。

高学歴によってプライドが高くなる

「自分は高学歴である」という意識が強いと、プライドが高くなってしまうかもしれません。

もちろん、生きていく上である程度のプライドは必要です。しかしプライドが高すぎると周りを見下してしまい、他人とのコミュニケーションに影響が出ます。そのまま社会人になると、人との関わりが下手なせいで「学歴は良いのに仕事はできない」という人になってしまいます。

そのような残念なことにならないためにも、プライドだけでなく、謙虚さを忘れないようにしましょう。

高学歴でないリスクとは?3選を紹介!

高学歴だと何もかもうまくいく、というわけではありませんが、高学歴ではない場合に生じるリスクというものがあります。

  • 就活で不利になる
  • 自分に自信を持てない
  • 学歴コンプレックスを持ってしまう

学歴が低いと、就活で不利になったり賃金の面で損をしてしまいます。さらに精神面でも、自己肯定感がさがったり学歴コンプレックスに繋がることもあります。

就活における学歴フィルターに引っかからない可能性がある

人生において、学歴が最も効果を見せるのは就活の時です。この場合には、高学歴がどこからかは志望する企業によって基準が大きく変わります。

就活には「学歴フィルター」というものが存在し、高学歴でない人は一次選考でふるい落とされることが多いからです。この「学歴フィルター」は大手企業によく見られます。学歴フィルターがどこから働くのかは明らかにされていませんが、高学歴でないと就職したい企業の一次選考に通らない可能性が出てきます。

さらに、学歴が低いと良い企業に受かる確率が下がるため、生涯賃金も低くなる傾向にあります。高学歴であればその分生涯賃金が高くなるので、金銭面においても高学歴の方が有利であると言えるでしょう。

高学歴でない自分に自信を持つきっかけを失ってしまう

学歴が高かったり、偏差値の高い大学に合格したりすると、それだけでも自分に自信を持てるようになります。反対に高学歴でないと自信を失ってしまうかもしれません。

上記で説明したように、就活では露骨に学歴で判断されます。学歴が理由で選考に落とされ続けると、精神的にも悪い影響が出るでしょう。

人の価値は学歴だけではありません。なので高学歴ではないからと言って自分を低く見たりするのは間違っています。

ですが、高学歴でないことによって自信を失ってしまうことがあるのも事実です。

高学歴でないと学歴コンプレックスを持ってしまう

高学歴でないと、自分の学歴をコンプレックスに感じてしまうかもしれません。

現代社会では学歴だけで能力を判断されることも多く、学歴がないと能力が低いとみなされることがあります。高学歴はすごい、と周りがもてはやすのもあり、余計に自分の学歴が気になってしまいます。

学歴コンプレックスを保っている人は、自分が勉強をしなかったことに対する後悔を感じることもあります。「学生のときもう少し勉強を頑張れば良かったのではないか」ということを考えてしまう人もいるでしょう。

いずれの感情も精神的には良くありません。学歴コンプレックスのせいで、自分には能力がない、もう少し頑張るべきだった、と落ち込んでしまったりします。

参考:公立と私立の違いをカテゴリ別で解説!おすすめの人についても確認しよう

参考:【旧帝大生が解説】旧帝大生って化け物?才能は必要?共通点をご紹介

まとめ

高学歴の大学がどこからというのは、明確な基準があるわけではないので断言することはできません。しかし偏差値や世間一般的なイメージを元にすると、MARCHや関関同立などの中堅私立大学以上の大学が高学歴と見られることが多いです。

ただし、記事内で紹介したように地域や理系・文系、医学部など見る視点によって、高学歴とみなされる大学は変化します。高学歴の大学に進学をしたいなら、自分が進む地域や分野で高学歴とされる大学を目指すことをお勧めします。

高学歴であることにはメリットもありますがデメリットもあります。ただし、高学歴でないことに対するリスクもあるので、高学歴な大学を目指しておいて損はないでしょう。

高学歴になるためには、難関大学へ合格をしなければいけません。受験勉強をするうえで塾に通うという方法もありますが、独学で勉強したいという人もいるでしょう。しかし、独学で勉強するには限界があります。

もし、志望校が決まっているのなら、志望校に合格をした人にアドバイスを受けるのが一番です。なぜなら、どのように勉強をしたら良いのかという勉強計画だけでなく、その大学に合格するための戦略についても教えてもらえるからです。

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今回の高学歴はどこからという記事でもいろいろな大学群を紹介しましたが、他にも大学群はさまざまにあり、以下の記事にはそれぞれの学部ごとの偏差値ごとにも比較しているので、自分の志望校が成成明学や関東上流江戸桜に含まれている方はぜひチェックしてみてください。

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