志道会 空手教室|一人ひとりの成長を支える、心の道場

志道会 空手教室では、幼児から大人まで年齢を問わず空手を学べる環境を整えています。礼儀や挨拶、人前での自信など、技術だけでなく人間的な成長も重視。地域に根ざした道場として、空手を通じた「生きる力」を育てる指導に取り組んでいます。

空手を通して、人として成長する道場に

ーまず、志道会ではどのような方を対象に、どのような指導をされていますか?

山浦:基本的に、幼児から大人まで年齢制限なく受け入れています。武道としての空手は、人によって始める理由が本当にさまざまです。たとえば、礼儀や挨拶を学ばせたい、強くなってほしい、護身術を身につけてほしいといった理由で入会される方が多いです。

ー体験から始められる方も多いとお聞きしました。

山浦:そうですね。最初から入会を希望される方もいますが、多くは一度体験されてから決められます。体験の際には、道場の方針や空手の楽しさ、目指す姿勢を丁寧に伝えています。その中で、親御さんとも話し合いながら、納得のいく形で入会していただいています。

自分の空手人生が、今の道場につながった

ー山浦様ご自身が、道場を開かれたきっかけについて教えてください。

山浦:私はもともと東京で不動産業をしていたんですが、コロナ禍で仕事に大きな影響を受けたんです。その時、自分が6歳から続けてきた空手が支えになっていたことを改めて実感し、空手を通じて子どもたちと関わる仕事がしたいと思いました。

そこから東京の空手道場で3年間、会社員として指導や経営を学び、地元の長野県上田市に戻って独立しました。まだスタートして2年目ですが、地域に根ざした道場を作っていきたいと思っています。

「まずは楽しく」から始める指導方針

ー志道会ならではの指導の強みはどんなところにありますか?

山浦:どの道場も共通して言えることかもしれませんが、うちは「預けてくれれば、なんとかします」というスタンスでやっています。子どもによっては、やんちゃだったり、引っ込み思案だったりしますが、空手を通じて礼儀が身についたり、大きな声で挨拶できるようになったり、発表ができるようになったりと、確実に成長が見られるんです。

まずは「楽しい」と感じてもらうことが重要で、その中で厳しさとのバランスを取りながら、やるべき時は集中して取り組むよう指導しています。子どもにとって継続したくなる教室であることが大切だと考えています。

無理のないペースで空手に親しむ3つのコース

ー現在提供されているコースについて教えてください。

山浦:コースは3つあります。週1回、週2回、そしてフリーコースです。初心者が多いため、まずは週1回から始めて空手に慣れてもらう形が一般的です。将来的には週2回、フリーとステップアップしていけるようにしています。

費用やご家庭の事情もありますので、無理なく続けていける環境を整えています。また、今後は大会を目指す選手育成にも力を入れていきたいと考えていますが、出場には一定のレベルが必要ですし、せっかく出場するなら勝たせてあげたい。そこに向けて、個々に合わせた育成を進めています。

地域に空手を根付かせ、仲間との出会いを広げたい

ー今後、道場として強化していきたい取り組みがあれば教えてください。

山浦:上田市は、長野県内でも空手道場が少ない地域です。だからこそ、まずは空手という武道をこの地域にもっと定着させたいというのが目標です。そのためには会員さんを増やすことが重要だと考えています。

新しい会員さんの獲得にはチラシよりも、やはり紹介や人づてが一番効果的だと感じていて、信頼関係の中で広げていけたらと思っています。また、友達と一緒に通える環境づくりも重視しています。仲間と一緒に取り組むことで、空手がもっと楽しくなると考えています。

初めての方へ、まずは見に来てください

ー最後に、この記事をご覧になる保護者の方、生徒さんに向けてメッセージをお願いします。

山浦:空手と聞くと「怖い」「痛そう」というイメージがあるかもしれませんが、うちは伝統空手、いわゆる寸止め空手ですので、当てることは基本的にありません。怪我の心配も少なく、楽しく学べる内容になっています。

まずはぜひ、体験に来てみてください。見学も大歓迎ですし、保護者の方もずっと見ていていただいて構いません。弟と一緒に指導しているので、小さい子にも大きな子にも、しっかり目を配れる体制でやっています。

どんな年齢の方でも、必ず楽しんでいただける自信があります。まずは気軽に、雰囲気を見に来てください!