小学生から80代まで、幅広い年齢層の生徒が通う「さわの Guitar Lab.」。
2017年の開校以来、ギターを中心とした多彩な楽器レッスンを提供し、独自の教育方針で生徒一人ひとりの音楽の夢を支え続けています。
コロナ禍以前からオンラインレッスンを導入するなど、先進的な取り組みも特徴です。今回は、代表の澤野氏に、教室の特徴や指導方針、そして音楽教育に対する想いを伺いました。
多彩な楽器レッスンと柔軟な指導体制
ー どのような方を対象に、どんな指導を行っているのでしょうか。
澤野氏:当教室では年齢を問わず、小学1年生から80代後半の方まで幅広い層の生徒さんにレッスンを提供しています。受講いただける科目はクラシックギター、エレキギター、アコースティックギター、ベース、ウクレレ、ドラム、ボーカル、クラリネットの8つで、それぞれのプロミュージシャンが1人1人指導しています
レッスンは完全マンツーマンだけでなく、3人までのグループレッスンも対応可能です。
また、対面レッスンだけでなく、オンラインレッスンも提供しており、特にギターやボーカルなどの楽器については、オンラインでも十分な指導ができます。
独立開業までの経緯と教室の特徴
ー 開業の経緯について教えていただけますでしょうか。
澤野氏:2017年5月の開業前は、大手音楽教室チェーンに5年ほど勤務しており、そこでは営業や教室運営、発表会のマネジメントなどを担当していました。
その経験を活かしながら、自分なりの教育方針や運営方法を実現したいと考え、独立を決意しました。
自立的な学習を促す指導方針
ー 生徒さんとの関わりで特に意識されていることはありますか。
澤野氏:私たちが最も大切にしているのは、生徒さん自身の「学ぶ力」を育むことです。音楽教室の講師は地図のような存在。道を示すことはできますが、実際に歩を進めるのは生徒さん自身です。長年の指導経験から、講師に依存しすぎてしまうと、かえって上達が遅くなる傾向があることに気づきました。
例えば、レッスンで「今日は何をやりますか?」と受け身の姿勢で来られる方と、「これを練習してきたので見ていただけますか」と自ら課題を持ってこられる方では、明らかに上達のスピードが違います。私たちは後者のような自発的な学習姿勢を育てることを心がけています。
柔軟なカリキュラムと設備環境
ー レッスン内容や設備について教えていただけますか。
澤野氏:基本的なカリキュラムは、以前勤務していた音楽教室のものを活用していますが、生徒さんの目的や要望に応じて柔軟にカスタマイズしています。例えば、結婚式での演奏のために特定の曲だけを練習したいという方にも対応しています。
また、教室にはレンタル用の楽器を用意しているため、手ぶらでの受講も可能です。営業時間は朝10時から夜10時までと幅広く、仕事帰りの方でもスーツ姿のままレッスンを受けていただけます。レッスンがない時間帯は、1時間500円で練習室としても開放しています。
これからの展望とビジョン
ー 今後の展望についてお聞かせください。
澤野氏:将来的には、より柔軟で効果的な学習支援の仕組みを作りたいと考えています。例えば、通常のレッスンだけでなく、生徒さんが疑問に思ったときにいつでも質問できる「質問し放題サービス」や、演奏動画を送っていただき、それに対してアドバイスを返すような仕組みを検討しています。
これは独学とレッスンの中間的な位置づけとなり、より効果的な学習をサポートできると考えています。
入会を検討されている方へ
ー 最後に、入会を検討されている方へメッセージをお願いします。
澤野氏:現代社会では、サブスクリプションコンテンツや映画、音楽など、受動的な楽しみが身近にあふれています。しかし、楽器演奏のように、長い時間をかけて一つのことを学び、習得していく過程には、人生を豊かにする大きな価値があると考えています。
音楽を通じて得られる様々な経験は、きっと皆さんの人生の支えになるはずです。保育士として子どもたちと一緒に演奏を楽しみたい方、アウトドアでギターを演奏したい方など、目的は人それぞれ。心に潤いをもたらす音楽との出会いを、私たちと一緒に見つけてみませんか。
夜10時までの営業やオンラインレッスンなど、お仕事で忙しい方でも通いやすい環境を整えていますので、ぜひ一度見学にいらしてください。