「ビジネス英語は実践が全て」60年の歴史を持つCanning & Associatesが提供する、即戦力を育てるグローバル人材育成プログラム

1965年にイギリスで創業したCanning & Associatesは、ビジネスパーソンのためのグローバル・コミュニケーション・スキルトレーニングを提供しています。

一般的な英語力の向上ではなく、プレゼンテーションやミーティング、商談など、実際のビジネスシーンで必要とされる実践的なスキルの習得に特化したプログラムが特徴です。

ネイティブかつビジネス経験豊富な講師陣による徹底した指導と、19の具体的なビジネススキルの習得を通じて、グローバルビジネスで即戦力となる人材を育成している「Canning & Associates」。

今回は、同社が提供するグローバル・コミュニケーション・スキルトレーニングの詳細について伺いました。

ビジネス特化型の実践的英語トレーニング

ーグローバル・コミュニケーション・スキルトレーニングについて詳しく教えていただけますでしょうか?

武内:当社のグローバル・コミュニケーション・スキルトレーニングは、一般的な英語力向上ではなく、グローバルビジネスの現場で必要とされる実践的なスキル習得に特化したプログラムです。

具体的には、「ためらいなく話す」「積極的に質問する」「適宜要約する」といった、ビジネスシーンで求められる19の具体的なスキルを独自に定義し、それらを体系的に育成していきます。

トレーニングコンテンツとしては、プレゼンテーションスキル、説得スキル、ミーティングスキルなどを用意しており、お客様の業務状況に合わせてカスタマイズしています。また、完全オーダーメイドでのコンテンツ開発を行っている点も特徴です。

2つのコース展開

ー提供しているコースについてお伺いできますでしょうか。

武内:コース構成としては、企業のニーズに合わせてカスタマイズする「テーラーメイドコース」と、どなたでも受講可能な「公開講座」の2種類をご用意しています。テーラーメイドコースはさらに、グループトレーニングとマンツーマントレーニングから選択いただけます。

基本的にはBtoB向けのサービスで、主に人事部門の育成担当者や外資系企業の事業部のHRBPの方からのお問い合わせをいただいておりますが、最近では個人のお客様からのお問い合わせも増加傾向にあります。

一流トレーナーによる実践的な指導が最大の強み

ー御社の一番のアピールポイントや強みについて教えていただけますでしょうか?

武内:最大の強みは、トレーナーの質の高さです。一般的な英会話講師ではなく、グローバルビジネスの現場経験を持つ欧米圏の講師陣が指導を行います。

例えば、アメリカ人とのビジネスシーンを想定した場合、その文化特有のタフさを演出しながらロールプレイを行うなど、極めて実践的な指導が可能です。一般的な英会話レッスンとは一線を画す、ビジネス直結型のトレーニングを提供しています。

また、お客様の業務内容や課題に合わせて柔軟にカスタマイズできることも大きな特徴です。初級者向けには自己紹介や基本的なプレゼンテーション、ミーティングスキルを組み合わせたプログラムを、上級者向けにはネゴシエーションや相手を説得して動かすための高度なスキルを含めたプログラムを提供します。

異文化理解を重視したアプローチ

田邊:もう一つの強みが、クロスカルチャートレーニングの充実です。日本人は特殊な文化を持っており、それを客観的に理解することが重要です。スキルを学ぶだけでなく、なぜフランス人がディベートに長けているのか、なぜ日本人が「飲みニケーション」を重視するのかなど、各国の文化的背景まで深く掘り下げて解説します。

日本人の真面目さは世界から高く評価されている一方で、それが過度に出ることで積極性に欠ける印象を与えてしまうこともあります。当社のトレーニングでは、日本人の強みと弱みを客観的に理解し、グローバルビジネスで活かせるよう支援していきます。

これらの要素を各種スキルトレーニングに組み込み、例えばクロスカルチャーミーティングでは、高コンテキスト文化である日本人が、低コンテキスト文化の相手とコミュニケーションを取る際のポイントなど、実践的なアドバイスを提供しています。

コース内容と料金体系

ー御社の料金体系について詳しく教えていただけますでしょうか?

田邊:テーラーメイドコースでは、お客様のニーズに応じて様々な期間設定が可能です。例えばグループトレーニングであれば、2日間の短期集中コースなどを提供しています。マンツーマンの場合は、週1回2時間のセッションを3ヶ月間(計12回)というのが一般的なパターンです。

マンツーマンの場合、2つの方法でトレーニングを進めています。1つ目は、スキル体系に沿った進め方です。例えば、1-4回目はミーティングスキル、5-8回目はプレゼンテーションスキル、9-12回目は説得スキルというように、体系的に学んでいきます。

2つ目は、より実践的なアプローチです。週に何度も海外とのやり取りがある方向けに、実際の業務で困っていることをトレーナーと相談しながら進めていきます。例えば、次週の重要な会議の準備や、プレゼンテーションの練習など、現場で即活用できるスキルの習得に重点を置きます。

公開講座については、2日間コースが125,000円、1日コースが75,000円となっています。(いずれも税抜き)。テーラーメイドコースの料金は、企業様のご要望やトレーニング内容によって異なりますので、お問い合わせいただければ詳細をご案内させていただきます。

グローバルビジネスで活躍できる日本人の育成を目指して

ー今後の展望や取り組みについて教えていただけますでしょうか?

武内:私自身、1年間の海外経験を通じて、英語力があっても自信が持てない、あるいは日本人特有の礼儀正しさが裏目に出て主張できないといった課題を痛感しました。TOEICなどの英語力指標で一定のスコアを持っていても、実践の場で十分に力を発揮できないケースが多々あります。そういった日本人ビジネスパーソンの機会損失を減らしていくお手伝いをしていきたいと考えています。

田邊:今後は、異文化理解とスキルトレーニングをより効果的に組み合わせ、日本人の思考の幅を広げていきたいと考えています。自分たちが特殊な文化を持っていることを客観的に理解し、その上で外部への対応力を身につけることで、グローバルビジネスでの成功につながると考えています。

日本人の強みと弱みを理解した上で、それらを適切に活用できる人材の育成を目指していきます。

即戦力となる実践的な英語力を身につけたい方へ

ーサービスの利用を検討されている方に向けて、最後にメッセージをお願いいたします。

武内:当社のトレーニングでは、単なる英語力向上ではなく、実践で活きるスキルの習得に重点を置いています。ビジネスの現場で即座に英語力の向上が求められている方にとって、必ず力になれると確信しています。

田邊:異文化理解とビジネススキルは切り離せないものです。日本人の真面目さや誠実さは、世界でも高く評価されている一方で、時にそれが過度に出ることで機会損失につながることもあります。当社では、このような文化的な特徴を踏まえた上で、グローバルビジネスで成功するためのスキルを体系的に学んでいただけます。

グローバルビジネスでの成功を目指す方は、ぜひ一度お問い合わせください。