「受験勉強は辛くて退屈なもの」そんな固定観念を覆す塾が、国分寺・国立エリアで注目を集めています。GoTo早慶MARCH塾は、早慶(早稲田、慶應)、MARCH(明治、青山、立教、中央、法政)を目指す小中高生のための集団指導塾と個別指導塾。経験豊富な講師陣による少人数制指導と徹底した定期テスト対策で、わずか1年半で生徒数100名。
その秘訣は「楽しく学べる環境」にあるといいます。
85.2%【2024年1学期】の生徒が内申を上げ、中3にいたっては90.4%の生徒が内申を上げるなど、驚異の成績アップを実現しているこの塾。創設者の後藤氏に、独自の指導方針や今後の展望についてお話を伺いました。
早慶MARCHを目指すための指導
ー まず簡単にどういった方を対象にしている塾なのかあるいは、どういった指導を行っている塾なのか、についてお聞かせ頂けますでしょうか?
後藤:当塾は小中高生、特に早慶(早稲田大学、慶應義塾大学)、MARCH(明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)付属を目指す子どもたちのための塾です。集団指導と個別指導の両方を行っており、集団指導は少人数制で10名以内の定員を設けています。基本的には対面での指導を重視していますが、オンライン指導も行っています。
集団指導では、中学3年生の場合、能力別に3つのクラスに分けています。応用クラスは早慶レベルの付属校と都立国立高校あるいはMARCHレベルの大学付属と都立国分寺高校を目指し、基礎クラスは地元の人気校を目指しています。入塾テストをしていませんのでどんな子でも入ることができ、伸ばす自信があります。
個別指導では、生徒の弱点を効率的に克服できるため、短期間で大きな成績アップを実現できることが特徴です。他塾をメインで通いながら苦手科目だけ当塾で学ぶ生徒も多くいます。
また、楽しく学べる授業づくりを心がけており、これが私たちの一番の特徴だと考えています。生徒たちが笑顔で帰る姿が多いのが当塾の自慢です。
塾を始めた経緯と想い
ー なぜ後藤さんはこの塾を始めようと思ったのでしょうか?この塾を始めた経緯やきっかけについてお聞かせ頂けますでしょうか?
後藤:塾を始めた理由は主に3点あります。1つ目は、私の長年の願望を実現するためです。以前、27年ほど大手塾に勤めていましたが、そこでは全ての生徒を伸ばし、合格させることが難しいと感じていました。
500人規模の講師がいる環境では、私が直接担当できない生徒もいましたし、どうしてもこぼれてしまう生徒がいました。全ての生徒に対して授業をしたり、声をかけたりしたいという思いが常にありました。そこで、独立して自分の塾を立ち上げることを決意しました。
2つ目のきっかけは、地域貢献です。私の知り合いのお父様から「後藤さん、ぜひともこの国分寺・国立エリアで塾を立ち上げてほしい」という強い要望がありました。
この地域でニーズがあると感じ、これは早急に立ち上げなければと思い、急ピッチで準備を進めました。そして去年の5月に無事開校することができました。商店街の方々にもたくさんご協力いただいたことに感謝しています。
3つ目のきっかけは、子どもたちに自信をもたせたいという願いです。私自身が高1の定期テストで453人中453位の最下位をとり、そこから這い上がり早稲田大学にまで合格できたこと(その後早稲田大学を中退し明治大学政治経済学部を卒業)。それが自信となり今があるので、地元の子どもたちに成功体験を積み、自信をもたせたいと願うばかりです。
開校当初の苦労
-どのような苦労がありましたか?
後藤:開校当初は苦労しました。最初の2ヶ月ほどは生徒が数名で、各クラス1人か2人という状態で、正直不安もありました。経営的にもこのまま続けていけるのか心配でした。しかし、私は楽観的な性格で「絶対にやれる」という気持ちを持ち続け、常に先のことを考え成功をイメージしながら、やれることは全てやってきました。
その分野の一流の専門家にたくさん助言をいただきました。
その結果、少しずつですが塾は盛り上がってきたのです。開校から2ヶ月後の7月、8月には30名ほどの生徒が集まり、現在では約100名の生徒が在籍しています。
この間、問い合わせに来てくれた子が入塾しなかったりと苦労もありましたが、広告宣伝にものすごく力を入れ、駅のポスター、バスの広告、市の広報誌への掲載、新聞の折り込みチラシ、模試会場でのチラシ配布など、あらゆる手段を使って認知度を上げる努力をし続けてきました。
特に最初の半年は、ほぼ毎日チラシ配りをしていましたね。自分の実感としては、認知されているつもりでも全然受講につながっていないという状況が続きましたが、約半年経った頃から口コミで生徒が増え始め、今では友達の紹介で入塾する生徒が大半になりました。
この経験を通じて、生徒一人一人に向き合い、丁寧な指導を行うことの大切さを改めて実感しました。保護者様との対話の大切さを感じています。そして、その想いを実現できる場所として、この塾を運営しています。
経験豊富な講師陣と充実した定期テスト対策
ー他塾との違いや強みについて教えてください。
後藤:当塾の強みは3つあります。1つ目は講師陣の指導力です。学生アルバイトは一切おらず、最年少でも指導歴13年の30代講師、中心となるのは指導歴30年程度の40〜50代のベテラン講師です。強みは1回の授業で生徒の長所と課題を的確に見い出し、保護者様に授業当日に共有できるところです。また、本人の性格を理解しつつ、ゴールの入試から逆算した助言ができるのが強みです。
2つ目は徹底した定期テスト対策です。一般的な塾より1週間早く、テスト3週間前から対策を始めます。生徒たちの進捗を管理し、モチベーションを高める工夫をしています。ワークの解いたページ数を記録するなど見える化に努めています。その結果、今回の1学期の内申では85.2%【2024年1学期】の生徒が成績を上げ、中学3年生に至っては90.4%の生徒が内申を上げることができました。
3つ目は楽しい授業です。生徒たちが楽しく学べるよう工夫しており、授業後には笑顔で帰る生徒が多いです。必ず送り出しをして声をかけています。自習室も365日あけていますのでいつでも勉強したり質問ができます。これが私たちの一番の強みだと考えています。
個別指導の効果と生徒一人ひとりへの丁寧な対応
ー生徒さんへの指導で特に意識していることはありますか?
後藤:生徒一人ひとりの様子に気を配り、必ず声をかけるようにしています。授業中でも、間違えた答えに対してももフォローしたり、がんばった子をしっかり褒めるなど、前向きな雰囲気作りを心がけています。授業後も個別に声をかけ、元気のない子を絶対に見逃さず「どうした?」と話しかけるなど、コミュニケーションを大切にしています。
保護者の方からは、先生と話すと「前向きになれる」「安心できる」「元気になる」といった声をよくいただきます。生徒のよかった点は積極的に保護者の方にも共有し、「頑張って成績が10点上がりました」「努力して定期テストで30点上がりました」などと報告しています。
集団指導と個別指導の特徴
ー提供しているコースやプランについて教えてください。
後藤:対象学年は、幼児(年中~)・小学生・中学生・高校生です。りんご塾に加盟しており、算数オリンピックを目指すためのコースは年中から小3までになります。
小学生は、受験クラスが小4から始まります。四谷大塚準拠塾ですので四谷大塚のカリキュラムで進め早慶MARCHレベルを目指します。今春も御三家や早慶に合格をしています。受験をしないG(公立)クラスは小5からスタートし高校受験で早慶MARCHや都立トップ校を目指します。
中学生は、定期テスト対策に力を入れており、定期テスト前は進度をとめて定期テスト対策に専念します。塾長の後藤は開成、早実の特別コースを長年担当していたこともあり早慶MARCHに拘ります。ただ実際には都立を第一志望とする生徒も多くいます。
高校生は、個別指導を中心に、医学部や東大に25年連続して合格させているイチロー先生などが直接担当します。都立国立高校や都立国分寺高校の専門コースがあり、これらの高校の生徒が通っています。
コースは集団指導と個別指導の2つのコースがあります。集団指導は、定員10名の少人数指導です。きめ細かく1回の授業で個々の生徒の様子をみています。また、競争できる環境を大切にし確認テストを行い、できた子を賞賛したり、できていない子は再テストなどを行っています。
個別指導では、集団指導との併用生や他塾をメインで通いながら苦手科目だけ当塾で学ぶ生徒も多いです。個別指導は生徒の弱点を効率的に克服できるため、短期間で大きな成績アップを実現できることが特徴です。
さらに、オンライン授業や家庭教師も行っています。
その他、土曜日には小学生は四谷大塚の週テスト、中学生は過去問演習、日曜日には日曜特訓を行い、合格に向けて、全力でサポートできるシステムを整えています。
今後の展望:専門性の高い塾の展開と地域密着型の成長
ー 今後御社の塾で、こういった点をより強化していきたいあるいは、取り組んでいきたいことがあればお聞かせ願います。
後藤:今後の展望としては、主に専門性の向上と店舗拡大を考えています。現在2店舗ある教室を、将来的には10店舗程度にまで増やしていきたいと考えています。各地域に根ざした専門性の高い塾を展開していくことを目指しています。
具体的には、早慶MARCH専門のみならず特定の学校の受験に特化した塾を作っていきたいと考えています。例えば、私は以前、東京学芸大学附属高校の受験対策を専門的に行っていた経験があります。このような特定の学校に特化した塾を各地域で展開していければと思っています。
イメージとしては、「学芸大附属対策ならGoTo」というように、特定の学校の受験指導で高い評価を得られるような専門性の高い塾を作っていきたいです。これにより、地域のニーズに合わせた、より効果的な指導を提供できると考えています。
また、現在力を入れている定期テスト対策や個別指導のさらなる充実も図っていきます。特に、生徒一人ひとりの特性や目標に合わせたカリキュラムの開発、オリジナルテキスト作成そして楽しく学べる授業づくりにも引き続き注力していきたいと思います。
これらの取り組みを通じて、GoTo早慶MARCH塾が地域に根ざした信頼できる教育機関として成長し、より多くの生徒たちの夢の実現をサポートできればと思っています。
「志望校全員合格」「定期テストで全員UP」を目標に掲げ、なにより勉強を通じて、苦労しながら努力を重ねて続けて成功し、それを「自信」に繋げてあげたいです。生徒の人生において、影響を与えられたら最高です。
悩める受験生へのメッセージ
ー最後に、塾への入塾を考えている方へメッセージをお願いします。
後藤:成績が伸び悩んでいたり、現在通っている塾で成果が出ていない方も多いと思います。しかし、環境やアプローチを少し変えるだけで、今までできなかったことができるようになることがあります。
どんな形でも構いませんので、ぜひご相談ください。私たちがお手伝いできることがあると思います。他塾でうまくいかず、GoToに来てから復活した生徒がたくさんいます。再生してみせます。ぜひ頼ってください。
楽しく勉強したい方、勉強を通じて自信をつけたい方、前向きになって生きていきたい方、ぜひGoTo早慶MARCH塾にいらしてください。一緒に目標に向かって頑張りませんか