「英語学習の挫折経験者に寄り添う」Kensho先生が語る独自の英会話教室の魅力-Aloha English英会話-

英語学習に挫折した経験を持つ人々に寄り添い、新たな可能性を開く英会話教室。経営者や外資系企業勤務者、看護師など、特定のターゲット層に焦点を当てたユニークなアプローチで注目を集めています。今回は、その教室を運営するKensho先生にインタビューを行い、教室の特徴や今後のビジョンについて詳しくお話を伺いました。

英語学習の挫折経験者に寄り添うユニークな教室

ーどういった方を対象にどういった指導をされているのか、概要についてお聞かせいただけますか?

Kensho:私たちがターゲットにしている方々は、主に3つのカテゴリーに分かれます。1つ目は会社経営者の方々、2つ目は外資系企業で働いている、または転職を考えている方々、そして3つ目が看護師の方々です。特に、度英会話に挫折してしまった人たちをメインのターゲットとしています。

ーなぜそういったターゲットに絞られているのでしょうか?

Kensho:私たち講師陣は、これらの層の方々を指導するのが得意で、しっかりと結果を出しやすいという背景があります。また、これらの方々は英語力向上によって年収アップなど、目に見える成果が得られやすいんです。看護師に関しては、オーストラリアの看護留学の学校と提携していることも理由の一つです。

教室設立の経緯と独自のアプローチ

ーKensho先生が、この教室を始められた経緯やきっかけについて教えていただけますか?

Kensho:私自身、留学経験があり、英語が話せるようになりました。その過程で、外国人の方々から「日本人はとても頭が良くて文法も知識もあるのに、なぜ話せないんだ」という声をよく聞きました。そこで、この状況を変えていけば面白いんじゃないかと考え、スクールを立ち上げたんです。

ー他の教室にはない特徴や、一番のアピールポイントを教えてください!

Kensho:私たちの特徴は、先生が生徒一人ひとりにしっかりと寄り添い、学習を伴走してくれることです。また、小規模な運営をしているため、少数精鋭の講師陣で対応しています。生徒の方々からは、「同じ先生に教わり続けられる」「担任の先生が1人付くので安心感がある」といった声をいただいています。オンラインでありながら、手軽さと安心感を両立できているのが強みですね。

目標設定と個別サポートへのこだわり

ー受講されている方に指導する際、特に意識されている点はありますか?

Kensho:目標をしっかりと見据えて進めていくことを非常に重視しています。単純な目標だと6か月ほどで挫折してしまう方が多いのですが、きちんとした目標設定をすることで継続する方が増えます。そのため、最初のカウンセリングでは目標設定にかなりこだわっています。

ー目標設定が難しい方もいらっしゃると思いますが、そういった方々にはどのようにサポートされていますか?

Kensho:確かに言語化が難しい方もいらっしゃいますね。そういった場合は、過去に遡って子供の頃や中学高校時代の経験を聞いていくようにしています。そうすることで、多くの方が自分の思いを話してくださるんです。

ー具体的にどういった目標を立てられることが多いのでしょうか?

Kensho:8割くらいの方は、しっかりとした目標を持ってこられます。残りの2割の方に関しては、目標が決まるまで一緒に検討したり、まずは英語力を向上させてから具体的な目標を考えていくなど、柔軟に対応しています。

多彩なプランと幅広い年齢層へのアプローチ

ー提供されているコースやプランについて、その概要をお聞かせいただけますか?

Kensho:主に一般コースを提供しており、そこで日常会話やビジネス会話ができるようになることを目指しています。ある程度レベルが上がった方には、IELTS(アイエルツ)やTOEIC(トーイック)などのテスト対策、リスニングに特化した学習なども提供しています。

ー年齢層はどのような傾向がありますか?

Kensho:私たちが設定しているターゲット層は34歳前後ですが、実際には20代前半から40代前半まで幅広い年齢層の方々に来ていただいています。看護師の方は若い方が多く、ワーキングホリデーを目指す31歳までの方が多いですね。それ以外のカテゴリーでは34歳から40代前半の方が中心です。

オーストラリアの看護師留学サポート:ユニークな取り組み

ー看護師のオーストラリア留学支援について、詳しくお聞かせいただけますか?

Kensho:看護師の方々は高い意識を持って仕事に臨んでいますが、日本の医療現場では想像と現実のギャップや過酷な労働環境に直面することも少なくありません。一方、オーストラリアでは看護師のワークライフバランスが非常に整っています。

現在、オーストラリアでは看護師が不足しており、世界中から看護師を求めています。日本人看護師は高いスキルを持っているため、非常に歓迎されています。日本の看護師免許を持ち、2年間の実務経験があれば、オーストラリアの資格に書き換えることができます。私たちはこの書き換えのサポートも行っています。

ーなかなか珍しい取り組みですね。きっかけは何だったのでしょうか?

Kensho:ご縁があったんです。オーストラリアの留学スクールが看護師向けのサービスを始める際に、スタートアップの段階から関わらせていただいたのがきっかけです。

AIを活用した個別最適化への挑戦

ー今後のビジョンや、強化していきたい点についてお聞かせいただけますか?

Kensho:私たちのビジョンは、英語が話せないことで自身のスキルを十分に活かせていない日本人の方々が、英語を話せるようになることで世界に貢献できるようサポートすることです。具体的な取り組みとしては、AIを活用して学習サポートの個別最適化を進めています。

例えば、英語の読解やリスニングが苦手な方に対して、AIを使って即座に最適な問題を作成したり、ライティングの添削を行ったりしています。生徒一人ひとりのレポートを常に把握しているので、その人に合ったパーソナルなカリキュラムをすぐに組むことができるんです。

英語学習に挫折した方々へのメッセージ

ー最後に、入会を考えている方々へメッセージをいただけますか?

Kensho:私たちは、これから英会話を始めようという初心者の方々よりも、何度も挫折してしまったけれども、どうしても英語を諦められない方々に来ていただきたいと思っています。英語ができることで人生が変わる可能性を感じているけれど、何度も挫折してしまった…そんな方々にぜひ来ていただきたいですね。きっと、新たな可能性を見出せると信じています。