司法書士試験の独学経験を活かし、完全オンラインの個別指導を展開する福島司法書士予備校。従来の予備校とは一線を画す、週1回60分の濃密な個別指導により、受験生一人ひとりに寄り添った指導を実現しています。2023年には2名の合格者を輩出し、着実に実績を重ねる同校の特徴と魅力に迫ります。
オンラインの特性を活かした、新しい司法書士試験対策のカタチ
ー御校ではどのような方を対象に、どのような指導をされているのでしょうか?
福島:当校では、司法書士試験の受験生を対象に、オンラインを活用した個別指導を提供しています。週60分の指導を月額制で実施しており、一人ひとりの進捗状況や理解度に合わせた柔軟な指導を心がけています。完全未経験の方から、すでに学習を始めている方まで、どのレベルからでも対応可能な体制を整えています。
ー教室を始められたきっかけについて教えてください!
福島:現在、多くの司法書士予備校が一斉指導型のオンライン授業を提供していますが、個別に質問できる機会や、個人別カリキュラムを提供するサービスが存在しないことに課題を感じていました。私自身、独学で試験に挑戦した経験があり、その過程で感じた困難や発見したノウハウを活かして、より効率的に合格を目指せる環境を作りたいと考えたのが始まりです。
「分からない」を「分かる」に変える、きめ細やかな個別指導
ー他の教室にない特徴やアピールポイントを教えてください!
福島:当校の最大の特徴は、週60分の個別指導時間で分からないところをしっかりと質問できる点です。司法書士試験は大学受験と異なり、周りに詳しい人がほとんどいません。そのため、学習中に疑問点が生じても、相談できる相手を見つけることが困難なのが現状です。
毎週の指導では、約半分の時間を前週の課題確認に充て、残りの時間で具体的な質問対応や今後のスケジュール調整を行っています。例えば、過去問題への取り組み方について、単に解答を確認するだけでなく、なぜその解答に至ったのか、どこで理解が不足していたのかを丁寧に分析します。その上で、個々の理解度や学習スタイルに合わせた効果的な学習方法を提案しています。
また、司法書士として実務に就く人がほとんどで、このような家庭教師型の指導を行う機会は非常に限られています。そのため、同様のサービスを提供している機関はほとんど存在しないのが現状です。
幅広い年齢層が挑戦する、社会人のための資格試験対策
ー受講されている方の年齢層はどのような感じですか?
福島:主に20代後半から30代前後を中心に、50代、60代の方まで幅広い年齢層の方が受講されています。これは一般的な司法書士試験受験者の年齢層とほぼ同じ傾向です。社会人の方が多いため、仕事との両立や限られた時間での効率的な学習方法についても、一人ひとりの状況に応じたアドバイスを心がけています。
週1回の定期的な指導で実現する、継続的な学習支援
ー指導する際に特に意識されているポイントはありますか?
福島:受験生が最も不安に感じるのは、自分の勉強方向が正しいのかどうかという点です。そのため、具体的な目標設定と週単位での進捗確認を重視しています。週1回の定期的な面談により、学習の方向性を常に確認しながら、必要に応じて軌道修正を行うことができます。
特に社会人の資格試験では、予備校などでもコミュニケーションの機会が限られがちです。しかし、当校では毎週の指導の中で、「今週はどうでしたか?」「来週はここまで進めましょう」といった具体的なやり取りを行うことで、モチベーションの維持にも繋がっています。実際、資格試験では脱落者が多い傾向にありますが、当校ではほとんどの受講生が継続して学習に取り組んでいます。
更なる進化を目指して
ー今後、より強化していきたいポイントや取り組みについて教えてください!
福島:主に二つの方向性で強化を考えています。一つは、YouTube動画などのコンテンツ制作の充実です。対面指導とオンデマンドコンテンツを組み合わせることで、より効果的な学習環境を提供したいと考えています。
もう一つは、合格実績の更なる向上です。今年(2024年11月現在)は2名の合格者を輩出できましたが、これは難関資格の予備校としては十分な実績だと考えています。来年度は更なる実績を目指して、指導内容の改善と充実を図っていきたいと考えています。
本気で司法書士を目指す方へ
ー最後に、入会を考えている方へメッセージをお願いします!
福島:現在、YouTubeやクチコミを通じて約15名の生徒さんを指導していますが、個別指導という特性上、受け入れ可能な人数には限りがあります。そのため、「誰よりも合格したい」という強い意志を持った方に来ていただきたいと考えています。
単に「試しに始めてみたい」という方よりも、本気で試験に向き合える方を募集しています。もちろん、まったくの未経験からのスタートでも構いません。大切なのは、司法書士試験合格への強い意志です。その想いがある方であれば、全力でサポートさせていただきます。