世界史に特化した専門塾「ゆげ塾」が描く、生徒が講師を選ぶ塾の形

世界史に特化した専門塾として、独自の教育メソッドを展開する「ゆげ塾」。

東大の入試問題を最速で解くことでも知られる同塾の特徴や、ユニークな教育方針について、ゆげひろのぶ先生にお話を伺いました。

世界史に特化した専門性の高い学習環境

ー まずは塾の概要について教えてください。

ゆげ先生:当塾は大学受験における世界史、および新課程の歴史総合に特化した専門塾として運営しています。

世界史および歴史総合に特化した指導を行っており、特に国立大学や早慶などの上位校への進学を目指す生徒を主なターゲットとしています。

ー この塾を始められた経緯について教えていただけますか?

ゆげ先生:設備も含めて世界史に特化した塾が欲しい他の予備校の世界史講師としては実現できない環境を作りたいという思いがありました。

例えば、年号並び替えのカードを使うためにかなり大きめのホワイトボードを設置したり、パソコンを使って地図上でカードを配置できるように、50インチ以上のモニターを5枚ほど備えたりする等、専門的な設備を完備しています。

圧倒的な専門性と独自の教育アプローチ

ー 他の塾にはない特徴について教えてください。

ゆげ先生:まず、世界史に特化した塾自体が非常に少ないというのが大きな特徴です。

当塾の専門性の高さから、福岡や沖縄、島根など遠方から飛行機で通塾している生徒もいます。

現在は全テキストをHPで無料公開し授業をyoutubeにUPしていますが、それでもまだ遠方からお越し頂いています。

また、共テ・早慶・東大の入試では大手予備校よりも早く、一番で解答速報を出しています。

例えば、共テのX(旧Twitter)では200リツイート以上25万ビューあるので、ほとんどの世界史受験生に見ていただいていると考えています。

入試期間中である2月のHPの訪問者は、ユニークで一日に2000人以上もいます。

自由な学習環境と柔軟な受講システム

ー 生徒様を指導する際に特に意識していることはありますか?

ゆげ先生:当塾では、生徒の自主性を重視した自由な雰囲気づくりを心がけています。

実際に通塾される生徒さんは高い目標意識を持った方々ばかりですので、よほどのことがない限り叱責することはありません

実際、叱る必要のない生徒たちが集まっており、自由で且つ協調性のある楽しい雰囲気で学習が進められています

ー 塾のコースやプランについて教えてください。

ゆげ先生:基本的に都度払い制を採用しており、予約制で1日単位での受講が可能です。

土曜日に池袋の教室で受講可能で、事前予約の上、当日支払いという形式です。

これは恐らく業界でも珍しい形態だと思いますが、いつでも辞められる仕組みになっているため、おそらく世界で一番退塾率が高い塾かもしれません。

僕は日本で一番早く入試問題を解く学力を持っていますが、これはその日々の退塾自由のプレッシャーによるものだと思います。

YouTubeを活用した新しい学習スタイル

ゆげ先生:通史も入試問題解説も講義の半分以上はyoutubeで無料公開しており、チャンネル登録者数は1万500名を超えています。

月額6000円の全動画見放題のメンバーシップ生は、全世界に130名以上いらっしゃいます。(2024年12月時点)

当塾に在籍してなくてもHPの無料全公開テキストとyoutubeだけで合格を果たす方も多く、よく感謝の連絡を頂きます。

今後の展望と新カリキュラムへの対応

ー 今後、強化していきたい点はありますか?

ゆげ先生:歴史総合という新しいカリキュラムへの対応が業界全体の課題となっています。

現在、業界では「誰も出来ない歴総授業」と言われていますが、自身としては本当に日史・世史を融合した授業を行っているつもりです。

歴総は全て、youtubeで無料公開していますので、審査を頂ければ幸いです。

受験生へのメッセージ

ー 最後に、入塾を考えている生徒さんへメッセージをお願いします。

ゆげ先生:塾選びは慎重に行うことが大切です。

受験生の時間は限られているからこそ、自分に合った学習環境を見つけることが大切となります。

当塾は完全都度払い制で、いつでも辞めることができる柔軟なシステムを採用していますので、ご自身に合った学習環境かどうかをしっかりと見極めていただければと思います。