ニューヨークでのプロミュージシャン経験を活かし、アメリカンスタイルの楽しく学べるギター教室を運営するJOYMUギタースクール。
YouTubeチャンネルは6.5万人以上の登録者を抱え、オンラインレッスンから対面レッスンまで、多様な学習スタイルを提供しています。
代表の栗田光浩さんに、教室の特徴や指導方針についてお話を伺いました。
教室概要

ー どういった方を対象にどのようなレッスンをされていますか?
栗田さん:「ギターで人生を楽しもう」をコンセプトに、主に大人の方向けのレッスンを提供しています。
20代から60代後半まで、幅広い年齢層の生徒さんが通われています。
設立の経緯・きっかけ
ー ご自身がこの教室を始められたきっかけや背景について教えていただけますか?
栗田さん:ニューヨークでプロミュージシャンとして活動し、日本でNHK番組出演やツアー活動など、両国の音楽業界を経験してきました。
アメリカでは「とりあえず楽しもう」という姿勢が基本で、私自身もその教え方で学んだ際に非常に分かりやすく、楽しく感じました。
日本の一般的な学習方法は、まず教科書があり、理論を学んでから実践という順序が多いのですが、アメリカではまず楽器に触れて楽しみ、その過程で必要な技術を学んでいくというアプローチです。
この方法を取り入れたところ、生徒さんの中で楽しみながら上達される方が増え、現在に至っています。
特徴・アピールポイント

ー 先生のスクールの特徴やアピールポイントについて教えていただけますか?
栗田さん:レッスンは大きく分けて3段階のシステムを用意しています。
まず、YouTubeで400~500本のレッスン動画を無料公開しており、アコースティックギターやエレキギターの基礎から応用まで学べます。
次に、有料の会員制オンラインレッスンがあります。
これは解説動画、模範演奏、質問コーナー、練習用ドラムトラック、バッキングトラックなど、体系的に学べるコンテンツを提供しています。
さらに、個人レッスンとして、Zoomによるオンラインレッスンと、自由が丘のスタジオでの対面レッスンを実施しています。
また、半年に1回、イギリス系パブでジャムセッション形式の発表会を開催し、生徲さんが練習の成果を発表する機会を設けています。
生徒に指導する際に意識していること
ー オンラインのレッスンとマンツーマンのレッスンで、大切にされていることを教えてください。
栗田さん:生徒さんによってレベルや手の大きさ、目標が異なりますので、まずはカウンセリングで何を目指したいのかをお聞きします。
弾き語りをしたい方、文化祭で演奏したい方、ライブハウスで演奏したい方など、それぞれの目標に合わせて最適なプログラムを組み立てています。
今後のビジョン・展望

ー 今後、スクールとして強化したいことや、新たに取り組んでみたいことはありますか?
栗田さん:会員制オンラインレッスンのコンテンツをさらに充実させ、時間に縛られず学べる環境を強化しています。
毎月新しいレッスンをアップロードし、限定配信も行っています。
また、オンラインコンテンツと対面レッスンを組み合わせた効率的な学習方法も推進しています。
Zoomレッスン後は録画をプレゼントし、復習や予習に活用していただくことで、より確実な上達を目指しています。
記事を読んでいる方へのメッセージ
ー 最後に、教室に興味を持たれた方へメッセージをお願いできますでしょうか?
栗田さん:ギターは実は簡単な楽器です。
挫折する理由は様々ですが、その壁を越えられれば必ず続けられます。
ポイントごとに簡単な方法を見つけ、1曲ずつ弾けるようになれば楽しさが分かってきます。
とにかく楽しむことを考えて、長く続けていただければ、必ず上手くなります。
難しく考えず、まずは楽しむことから始めてみてください。